2018
07.23

ドル安転換を強要~トランプ大統領は世界のジャイアンか?

Category: 観測
ゆきだるまです。

トランプ大統領がツイッターで「米国に輸入される中国製品すべてに追加関税を課す用意がある」と述べたほか「中国と欧州連合(EU)が通貨安を誘導している。ドル上昇と利上げで米国の競争力が損なわれている」と非難したことから貿易戦争の次は通貨戦争かと業界を震撼させています。

トランプツイート7月20日

トランプ大統領にはドラえもんに出てくるジャイアンを彷彿とさせるものがあります。「おいのび太」「おいスネ夫」と力まかせにやりたい放題。みんなジャイアンに従うのは実際にパンチが飛んでくるから。

トランプとジャイアン 

そもそもドルが高くなったのは、大規模減税で世界中のドル資産を米国に還流させたからではないのか。自国の経済政策として利上げをしようとしているからではないのか。

貿易操作で自国産業を保護して、さらに通貨安で売り上げを強化してという離れ業をパワハラ外交で押し切ろうとしています。

通貨騒動の余波は原油相場や新興国経済を混乱させていきそうです。

トランプ大統領のツイートを受けてドル売り・円買いが始まっている様子。ドル買いのリスクが高まると安定資産といわれる円買いにスイッチされる傾向にあり、この週末で1ドルが113円から111円台に戻ってきました。

【ドル円相場】
ドル円相場20170723 

このところ円安傾向でドル資産を買うのにためらいがあったところですが、円高に戻ってきたのなら今週はドルへの両替を進めておこうかなと考えている次第。

今週も熱くなりそうですが頑張っていきましょう!

それでは☆彡
 
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2018
07.22

株主への富の還元方法は配当金が一番良いと考えている理由

Category: 配当
ゆきだるまです。

株式会社は、株主が出資をして、その資金で事業を行い、収益が株主に還元されます。

収益還元の方法は様々で、代表的なのは配当金という形で収益が株主に配分されます。

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ただし配当には税金が掛かるため、収益で自社株買いをして1株当りの利益を高めてもらう方が価値があると考える人もいます。さらには新興企業の場合などは中途半端な株主還元は行わず収益を事業に再投資してもらった方が良いといったケースもあります。

日本の場合ですと、株主優待という呼び名で品物や自社製品の割引券の様な形で還元を受ける場合もあります。

識者の見解も様々で投資家のウオーレン・バフェット氏は「税金がもったいないので配当金よりは自社株買いの方が望ましい」としていますし、研究者のジェレミー・シーゲル博士は「Show me the Money:金を見せろ」という有名なフレーズを用いて現金の存在が企業の信用力を示すと述べています。

さらに理論的に考えるならば配当金の形で企業収益を外部に振り出すということは、大きな意味で企業資産を削りとる行為、いわゆるタコが自分の足を食べる「タコ足」だとして否定的に捉える向きもあります。

正解はありませんが、ゆきだるまとしては、株主還元は配当金の形で受けるのが一番良いと考えています。税金を取られても、タコ足になっても配当金を出してもらうのが良いと考えています。

その理由は、投資先の企業を信用しきってはいないからです。

つまり経営の悪化や倒産が考えられるから、お金はあるときに貰っておこうというシンプルな発想を持っています。

その根底には、自分も仕事で相手企業が倒産したことがあって債権回収に多大な苦労をした経験があるからです。結局は破産事件となって残余財産が破産配当金という形で債権額に応じて戻されました。

最終的には額面の20%くらい配当されて破産手続は終了。一般的に破産配当金は5%も戻されれば良い方だと云われています。

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ナニワ金融道ではありませんが、法的整理に入る前に取れるものは取れるうちに取るというのが債権回収の基本になります。

投資も同じです。

企業側に収益を預けた形にしていて大丈夫ですか?

自社株買いで1株利益を高めてもらっても、赤字経営になれば結局は収益を食いつぶされる羽目になります。

そんなのは弱小企業の話だろ、と云われるかもしれませんが、世界に冠たるゼネラル・エレクトリックでさえ収益が悪化して配当金を半減させざるを得ない状況に陥っています。超がつくくらいの大企業であっても油断はできません。自分もGEの株を買っていたので、投資の世界でも取りっぱぐれに遭遇してしまいました。

私が配当金を重視するのは、こうした経験があるからなのです。

配当金に税金が掛かる?
社会コストだと思えば良いじゃないですか。

タコが自分の足を食べる?
まだ足があるだけ良いじゃないないですか。

お金はあるうちに回収する。

基本です。

それでは☆彡
 
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2018
07.21

50歳を過ぎて英検2級合格!ようやく英語の勉強法が分かった

Category: 自分のこと
ゆきだるまです。

英検ネタは時々書いてきましたが、今度は英検2級に合格しました。

なぜ50歳を過ぎて今さら英検なのか?

理由は3つです。

1 中学生の息子のライバルそして目標になる
2 米国株の情報収集に役立つ
3 リタイア後に英語圏での生活を選択肢にもつ

元々は昨年末に中学2年生の息子に対して、当時英検無級だったゆきだるまは父親の威信を賭けて準2級で勝負に挑んだ。準2級は高校中級程度なので中学生の息子には少し高めの目標だったところ、父親が参戦してきたことで負けん気を相当刺激した。その結果、この春に両者W合格を果たした。次の2級は高校卒業程度で語彙力が相当要求されるため息子は暫く受検を控える。そして父親だけ単独で2級にステップアップをして今度はライバルから目標になることを企む。

(過去記事)
中2の息子から売られた喧嘩を無謀にも買って出る
英検合格!米国株投資にも役立つ学び直しの英語
米国株と学び直しの英語~今度は英検2級に挑戦!

勉強の成果として米国株の情報を原語で読み込みをすることが大分できるようになりました。そして新たな勉強理由に英語圏での生活を加えました。この辺のことを少しお話ししようと思います。

ゆきだるまの今の仕事は超国内的で英語力が要求される場面は殆どありません。このまま英語ができなくても困らない一生かもしれません。ただこれから少子高齢化で活力が低下していく日本にしがみついていていいのかという危機感はあります。皆さんが米国株投資を選択された理由でもあると思います。日本のマーケットに期待が持てないから世界で一番経済力の強い米国に投資をする。その延長戦上には生活そのものもあるのではないかと考えるのです。自分のリタイア後もそうですが、特に子供には英語をしっかり身に付けさせて人生の選択肢を広げておきたいと考えています。

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さて、英検2級(高卒程度、TOEIC527点相当)の感想ですが、準備期間も1ヶ月未満だったので正直云うときつかったです。英語を普段の道具とされている方からすれば取るに足りない話ではありますが、英語と疎遠の環境に長くいた身としては学び直しに相当のエネルギーが必要でした。

受検勉強を通じて気づきや学びがありましたので、自分の記録として、また幾ばくかでも皆さまのご参考になるものがあればという気持ちで合格までの道のりを綴っていきたいと思います。

まず成果を先にお示しすると総合点としては86%取得できたのでまずまずかなと思います。

英検2次成績

試験科目は「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能、学校指定の検定試験だけあって、学び直しの英語としては良いモノサシになる試験でした。

私の学生の頃、今から30~40年前の勉強法は「読み」が中心で、文法と英文解釈を重視する「文法訳読方式」で学びました。これは古典研究や資料解釈には良い方法ですが、今日的な会話を重視した英語には不向きな学習を強いられてきました。

そのため「読み」は直ぐに勘を取り戻せたものの、「書く」「聞く」「話す」はこれまでやってこなかった訓練を相当やらないと太刀打ちできないと悟りました。

学校での勉強は知識の習得です。会話の様な実践的な英語が出来ないのは「知っていること」を「使えること」にするための訓練を行っていないからです。今回の勉強で痛感したのは当にそこです。

例えば野球の場合、学校の勉強はテレビで野球を観て内容が理解できるレベルだとします。英会話は実際の相手と試合ができるレベル。相当の隔たりがあると思います。試合に出るためには投げる、捕る、打つ、走るといった基礎力が最低備わっていないとダメですよね。

そこで今回徹底的にやったのが次の2冊

英語教材 

瞬間英作文
音読パッケージ

どちらも中学レベルの英語で基礎力を鍛えるのには最適と云われる教材です。

瞬間英作文は、一通りの基本文法をベースに簡単な文章が瞬間的に英作文ができるようになるまでひたすら繰り返して、日本語を英語に置換する回路をつくり上げることを目的としています。

音読パッケージは、英語のリスニング力を高めるための教材です。英会話が出来ない最大の理由はちゃんと聞けていないことにあるのだと実感しました。リスニングというのは一度限りで消えてしまう音を捉えて頭の中で瞬間的に意味に置き換える作業です。英語の文法回路が自分の中に出来上がっていないとこれが出来ないのです。なので瞬間英作文の能力がまず必要になるのです。

よく英語をシャワーのように浴びて会話が出来るようになるという学習本を本屋などで目にしますが、頭の中に英語の文法回路が備わっていない人がいくらやっても時間の無駄です。単なる雑音として右の耳から左の耳に抜けていくだけです。

正直いうと瞬間英作文はかなり完璧になりましたが、音読パッケージは2級の勉強から取り入れたので未だ不完全燃焼です。そのためスコアも英作文は満点でしたが、リスニングと会話(面接)は今一つという結果でした。

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今回の受検の最大の成果は英語上達のための勉強法が分かったこと。投資でも同じですが自分に合った「~法」を早く自分のものにすることが成功の秘訣だと思います。英作文とリスニングの練度を上げ、更に語彙力を増強していくことで英会話が自由自在になるという手ごたえをつかみました。今は野球の試合に出るためのキャッチボールとバッティング練習が出来るようになりかけたという段階です。あとは練習を繰り返してグランドに立てる日が来るのを待つだけです。

次は英検準1級(大学中級程度、TOEIC713点相当)に挑戦しようと思っています。語彙数を2級の4千語程度から準1級の8千語程度にアップさせないといけないので、かなり努力しないと無理そうです。そのため半年近く準備して年明けの試験に挑もうと計画しています。

ちなみに英語が使えるというレベルは語彙数1万5千と云われていますので道のりはまだまだ遠いですが、勉強の仕方が分かったので後はひたすら訓練をしていくだけです。

また経過は報告したいと思います。

それでは☆彡
 
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2018
07.20

フィリップモリス決算で再落~高配当戦略を再考する機会とする

ゆきだるまです。

7月18日閉場後にフィリップ・モリスが第2四半期決算を発表、一時は77ドル割れまで落ち込んだ。

PM20180719.png 

健康促進という世界的潮流の中でタバコ産業は危機に立たされている。起死回生に社運を賭けた加熱式タバコ「IQOS(アイコス)」だったが売れ行きが芳しくない。フィリップ・モリス社は調整後の1株利益の通期見通しを5.02ドル~5.12ドルに引き下げた。

現在フィリップモリスは80.38ドル、配当額が4.56ドルなので、配当利回りは5.67%となっている。この水準は買いなのだろうか?

フィリップ・モリスはかつて購入を検討した銘柄でもあり、今日は業績分析ではなく、高配当株としてどの水準で買うかということを考えてみたい。

フィリップ・モリスは年初から株価が23.0%下落した。税金を考慮しなければちょうど丸4年分の配当利益が吹き飛んだ形だ。

なんだかんだいっても最終的には株価が下がっていては仕方がない。株価の下落分を配当で補てんして投資生活を終わるのであれば最初から買わなければ良かったことになる。

そうすると高配当株の場合は株価が落ち切った割安の時以外に買うのは、その分の下落のリスクに晒されているということ。要は高配当株を買うには真のバリュー株投資に徹しなければならない。

その一つの指標にPER(株価収益率)がある。

PER=株価/1株利益

簡単な方程式で、株価の期待値といってもいい。逆数をとれば年間の利益率となる。

シーゲル博士が導いた伝統的な平均値は14.45。その逆数は6.8%であり、株式が年間7%の期待利回りを持つ所以ともなっている。

業績成長が著しいグロース株にこのモノサシを当てるのはナンセンスだが、業績が安定した高配当株には最適な指標といわれている。

今回のガイダンスで1株利益の下限値は5.02ドルという数値が示されたのでこれを活用してみると、52週の株価変動が76.21~121.16ドルであったのでPERとの関係を表に整理すると次のようになる。

株価PER配当率
株価最高値121.16ドル24.13.8%
現在株価80.38ドル16.05.7%
株価最安値76.21ドル15.26.0%
平均PER72.54ドル14.56.3%

これらの関係を長期スケールで見てみると

【長期株価推移との関係】
PM長期傾向

フィリップ・モリスの場合、52週下限値の72.21ドルは過去5年程度の下値抵抗線にもなっており、この辺りが株価割れをしない一つの目安となっている。真のバリューを追及するならココまで待ちたいところ。平均PERとなる72.54ドルより下がれば喜んで買う水準。もちろん収益力がきちんとあって減配しないことが前提だ。

自分もAT&Tをはじめ中途半端な価格で高配当株を買って散々な目にあっているので、高配当株は真に割安な時しか買わないことを徹底しようと考えている。そして良い買い物がないときはインデックスを淡々と買い増していこうと考えている。

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2018
07.19

グーグルに制裁金5700億円、独占禁止という壁について考える

Category: 情報
ゆきだるまです。

欧州連合(EU)はグーグル社が競争法に違反するとして、43億ユーロ(約5700億円)の制裁金を科し、アンドロイド端末での検索エンジンやアプリの搭載方法を変更するよう命じました。

Google

アンドロイドOSを搭載したスマホは今や全世界で86%を独占しています。EUが問題視したのはグーグル社の検索ソフトと閲覧ソフトを必ず入れることをグーグルプレイ搭載の条件にし、他社参入を排除しているとすること。

グーグルを使って検索する”ググる”は今やインターネット検索の代名詞となりました。少し昔話を交えると歴史的にはYahooの方が早かったのを記憶しています。

1995年のウインドウズ95、インターネット接続、ヤフー検索の三点セットがITブームの発火点になった感があります。1998年から参入したグーグルは後発感があり、ヤフーがポータルサイトとして人気だったのに比べて、検索窓しかないグーグルのページは正直見劣りするものでした。

ヤフーが便利なのに対し、グーグルの良さは何だと聞かれるとユーザー目線では「頭の良さ」と「気前の良さ」かなと肌感覚でとらえています。どちらも無料サービスを提供してくれているのですが、グーグルのお得感は半端ない感じです。

まず肝になる検索エンジンはグーグルの方が優秀です。調べたいものが出てくる率の高さではググると云われる所以です。

そして度肝を抜かれたのがグーグルアースとストリートビュー。一般的に地図情報は未だに有料コンテンツ領域にありますが、これを航空写真や町中撮影を徹底的に駆使して地球レベルでの様々な風景を2D・3Dグラフィック化して無料で提供してきたこと。「どこでもドアかよ」感がとにかく素晴らしすぎます。

グーグル翻訳も非常に優秀で世界的なマルチリンガル環境を提供してくれています。日本に馴染みのない言語は上手く翻訳できないのは人間も機械も一緒なのですが、例えば旧ソ連諸国の言語でウクライナ語を翻訳したいときは、まずロシア語に翻訳をかけて、そこから更に英語に翻訳をかけてと親和性の高いメジャー言語に置き換えていくとスムーズに訳せることを発見した時は鳥肌がたったものでした。

グーグルはユーチューブも取り込みました。ユーチューブなしでの生活も今や考えられない次元まで浸透してきています。

日々の生活ではグーグルさんには本当にお世話になりっぱなしです。

話が大分脱線しました。今や全くグーグル万歳なわけですが、彼らが破格のサービスを気前よく提供してくる理由はユーザーの取り込みです。膨大な数のユーザーとそのデータ、これがグーグル社の財産であり、企業としての売上高の約86%は広告収入という形で収益に結びつけています。

EUの今回の制裁内容を聞いて直感的には解せないものを感じました。ようはグーグルが長年にわたってエネルギーを注ぎ込んで築きあげたプラットフォームについて、独り占めは良くないから他社にも気前よく振る舞ってやれというもの。公的機関によるフリーライド強要に他ならないからです。

ただ、ベンチャーの参入と育成が今後のイノベーション促進に欠かせないのだとすると、独占禁止を楯にとって市場開放を迫るのも公的機関の役割としてはやむを得ないとも思った次第。これだけ大きくなったグーグル社に社会貢献を求めたと捉えた方が前向きかもしれません。

今回の制裁金5700億円も非常に巨額ではありますが、グーグル親会社アルファベットの2017年の売上高1109億ドル(12兆5300億円)を考えると、わずか16日分の売り上げに過ぎないのですから。

それでは☆彡
 
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