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2021
02.14

高配当株投資の意味

Category: 雑感
 2021年2月14日
ゆきだるまです。

高配当株で人気のあったJTが減配を発表し株価が急落しました。配当文化で名高い米国においてもエクソン・モービルやAT&Tが増配を停止しました。SNS界隈では高配当株投資家の悲鳴がそこここで聞こえてきます。

かくいう自分もかつては高配当銘柄を愛好し、ポートフォリオ全体の配当率が4%だったこともあります。

株価暴落の場面でも優良企業の高配当株は強いといわれてきました。しかしながらコロナ禍において現金が稼げなくなった企業は次々と配当維持を断念しました。当然、株価も下落しWパンチ状態となっています。

ダウ30銘柄の趨勢を振り返ってみても永遠にトップレベルにいられる企業などなく、人間と同じように時の流れの中で地位は変容していくものだと思っています。優良な高配当企業は定年間際の重役のようにもみえます。

だからコロナ禍の中で持っていた高配当の個別株(エクソン、シェル、AT&T、フィリップモリス、アルトリア)は処分しました。まだコカ・コーラとジョンソン&ジョンソンは保有していますが、これも来年にはNISA満期のタイミングでインデックスファンドに買い換えをしようと思っています。

かくしてポートフォリオ全体の配当率はかつての4%から1.6%まで下がりました。

資産を増やすという視点でみれば、配当に期待するよりも優秀な米国のインデックスに投資する方がローリスク・ハイリターンですからね。

さて、高配当株に見切りをつけた私ですが、新規にVYM(高配当株ETF)には投資をしています。

VYMはざっくりいうとS&P500の配当率平均(1.6%程度)よりも高い銘柄を集めた約400銘柄で構成されています。ファンドとしての分配金は3%とそれほど高くはありません。配当金の多寡でいえばHDVが4%、SPYDが5%くらいあるので、こちらを選考した方が良いともいえます。

なぜVYMを選んだのか?

分配金が目的ではなく(もちろん余禄としてはありがたい)、株価の安いバリュー株として今後の株価成長への期待からです。ハイテク企業のような割高な株価ではなく、地の底から上がってくるような安定感のある株価の成長です。

有名なダウの犬戦法と同じ発想です。

ダウの犬的な発想ではHDVやSPYDでも同じなわけですが、これらは銘柄数が少なく企業構成も偏っているのでリスキーです。特に高配当株は単に割安なものからデフォルト寸前のものまで玉石混交なので、銘柄の多さと構成のバランスの良さは必須でしょう。

今はハイテク隆盛ですが、いずれ景気循環でバリュー株が上がってくるときに備えてVYMに資金を投入しておくのが吉かと思っています。

(過去記事)
VYM(高配当株ETF)を買ってみた

それでは☆彡
 
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2021
02.08

投資生活五年目の今の心境

Category: 雑感
2021年2月8日
ゆきだるまです。

この2月で投資を始めて五年目を迎えます。今日は一つの通過点としてこの五年間の心境の変化などを書き留めてみようと思います。

まず変わったのが金銭感覚。お金に働いてもらうようになってから日常の無駄遣いが改まりました。余分なお金があれば投資に回しています。塵も積もればのとおり、毎月わずかでも追加投資を重ねてきた効果は大きいです。一日あたりの資産額も多ければ十万円単位で動くようになりました。もう一桁上がると心境はさらに変わってくるでしょう。

銘柄選びでは個別株を見切りました。長期投資を目指す中で第一線で頑張り続けられる企業などないことを実感したからです。GEしかりエクソン・モービルしかり、世の中の変化に伴って企業も新陳代謝しています。その点でトレンドに合わせて銘柄の入れ替えを自動で行ってくれるインデックスファンドは非常に優秀です。自分は専業のトレーダーではないのでほったらかしが出来るのは何よりもありがたく感じています。

リターンは配当か株価か、いわゆるインカムゲイン派かキャピタルゲイン派かという区分については明らかに価値観が変わりました。はじめは高配当株を志向していましたが株価が上がらなければ資産はいつまで経っても増えません。配当率が7%で株価が上がらない銘柄よりも無配当で株価が7%で増えていく銘柄の方が断然良いわけです。配当は税金が無駄ですし、大体において配当が高い企業には将来性が感じられません。

税金や手数料は極力払いたくない、これは誰もが思うところです。自分は一般NISAを使っていますが、これを賢く使う意味でも株価の成長は重要です。一般NISAは設定期間が5年と短いですが金額の設定枠がつみたてNISAに較べて格段に大きく、しかもロールオーバーの際は当初設定枠をはみだして繰り越せるので資産を最大化することを考えた方が得です。

最後に大事なのは、相場には居続けること。この五年間でもコロナ禍をはじめ幾つかの大きな株価下落の場面に遭遇しました。それでも狼狽売りをせずに持ち続けたことである程度の資産を形成できました。ダウもS&P500もNASDAQも最高値を更新し続けています。米国株投資は投資のタイミングを計るのではなく、お金があれば、今、投資するのが最良の投資法なのだと思っています。

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2021
01.30

投資成果まとめ(2021年1月)~月末に吹く嵐

Category: 運用状況
 2021年1月30日
ゆきだるまです。
 
2021年1月末の投資成果をとりまとめました。

【ゆきだるまファンドのポートフォリオ】
           
  現在の総リターン:36.5%(前月36.3%、運用期間4年12か月)  

【全資産の騰落率推移・S&P500に全額投資した場合との比較】
   
これまで投資成果はエクセルでまとめていたのですが、PCを新調した際にOfficeのアカウントが引き継げなかったので、GoogleDriveに付属していたスプレッドシートなるエクセルもどきでグラフを作成しました。

Officeは何時からPCに紐づくようになったのか。数万円も出して正規版を買っていたので腹立たしいことこのうえなしです。

まあ、投資記録を付けるくらいならグーグルのSシートで十分ですね。

さて、年が明けてNISAが新たにスタートしました。昨年は投資を控えていたため、この一か月で一気に70万円分くらい買い付けを行いました。2016年枠のNISAで持っていた銘柄から買い替えた分がほとんどで、新規の現金投入は定例の月額5万円だけです。

この一か月で買ったのは、
VT(全世界株式ETF)48枚
VTI(全米株式ETF) 4枚
QQQ(NASDAQ100ETF)3枚
VYM(高配当株ETF)6枚

1月はMAXで5%くらい上がったものの月末にかけて一気に落ちました。たびたび書いていますが株式市場はアフターコロナを夢見るバブルといったところ。そこに大統領選というオカズもありました。さすがに食べ過ぎれば吐き出す輩も出始めるというもの。

個別株を止めてインデックスに切り替えてからは暴落が怖くなくなりました。大舟にのった安心感とでもいうのでしょうか。

とにかく不安定な世の中は現金が一番。だからフルインベストメントというリスキーな行為は慎んで待機現金を少し増やしておくのが吉かと。為替変動のある外国債券よりも日本円のお守り効果は抜群です。

今年のNISA枠はあと50万円ほど。株は長く持つほどリターンが安定するので早く買い付けを済ましてしまいたい。

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2021
01.10

VT世界投資とVTI全米投資を両立させる考え方

Category: 投資哲学
2021年1月10日
ゆきだるまです。

ポートフォリオのコアをVTのような世界投資で固めるか、VTIやS&P500のような全米投資で固めるか、悩まれている方は多いと思います。

それというのも株式投資の大家ジェレミー・シーゲル博士は世界投資を推奨していますし、実業家のウオーレン・バフェット氏は一般の人はS&P500(≒VTI)を持つよう勧めているからです。

シーゲル博士は世界経済の中心は将来的に先進国から新興国にシフトしていくという思想であり、そのために世界全体に網を張っておいた方が良いとしています。

一方のバフェット氏は株式投資は将来とも米国一強であり、ダウは10万ドルを突破すると豪語しています。

VT(全世界)の資産割合のうち半分は米国(VTI)が入っていて、残りの半分が日本や欧州のその他先進国(VEA)、そして新興国(VWO)という構成。

VTのリターンは米国(VTI)がけん引してその他が足を引っ張って行っている感じです。

【世界投資リターンの地域比較(5年間)】


リターン重視派の人ならばVTI一択になろうかと思います。

ゆきだるまはといえば、シーゲル博士流にVT・世界投資派です。

ただしポートフォリオではVTIもVTと等量もっています。

世界投資派界隈ではVTの代わりにVTI(全米)、VEA(その他先進国)、VWO(新興国)に分けて持つ方もいますが、地域はダブらせないのが基本です。

すなわちVTとVTIの共存は地域が重複するのでナンセンス、それを敢えてやっています。

なぜか?

基本は世界投資派ですが、今の米国のリターンを逃すのはもったいないからです。

正直、今時点でリターンが劣後する米国以外への投資は魅力的ではありません。

ただ将来は新興国にシフトするかもしれない、その保険の意味でVTは素晴らしいファンドです。

なぜならこのファンド一本で地域配分をリバランスしてくれるからです。

仮に米国の価値がゼロになればVTから自動的に米国がなくなることになります。

この自動リバランス機能は個人が地域ファンドを手動でリバランスする手間とコストを考えれば大変優秀です。

危機管理的にも米国一国投資より世界分散の方が保険効果が優れています。

ただし今時点ではVTのリターンは不満足なので、米国が稼げる間はVTIに頑張ってもらいたいわけです。

いつか米国経済が没落していけばVTにその兆候が現れるはずなので、その時が米国(VTI)を捨てて完全な世界投資(VT)にスイッチングする時かなと思っています。その時まではVTとVTIの両立でいきます。

VTがロケットだとするとVTIはブースターみたいなものですね。

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2021
01.09

嗚呼、スイッチングのもどかしさよ

Category: 雑感
2021年1月9日
ゆきだるまです。

今年の年始はポートフォリオの銘柄整理からスタートしました。

ちょうど一般NISAが満期を迎えましたが、非課税扱いで五年間がんばってくれた銘柄たちも今では大分見劣りがします。

例えばS&P500の投資信託も当時はブラックロック一本しかなく、信託報酬も0.6%という今ではあり得ないものを大事に持ち続けてきました。

そこでこれらファンドをいったん売却し、ETFの形で買いなおして新しいNISA枠に組み込んだわけです。いわゆるスイッチングというやつですね。

スイッチングした銘柄
・S&P500投資信託. → VTI(全米株式ETF)
・世界経済インデックスファンド → VT(全世界株式ETF)
・ひふみプラス → QQQ(NASDAQ100ETF)

このスイッチングには証券口座間の移動というおまけつきでした。

ここで面倒になるのが銘柄売買に伴うタイムラグと諸経費の問題です。

タイムラグでいうと投資信託の売却はとにかく時間が掛かります。売りの注文を入れて約定するのは翌日。さらに資金移動が出来るまでトータルで一週間かかります。特に約定のタイムラグは一番の不確定要素です。年始は価額変動が激しかったのでS&P500投信の売却は注文時から2%近く下落していました。

次に買いの方ですが、円からドル資産を買うための両替手間に一日を要しますし、為替等の経費も発生します。

ここまで来る間に株価や為替が変動しているので、スイッチングを等価で行うことは難しいです。証券会社に資金拘束をされたまま目の前で相場が変動していくのは放置プレイ以外の何ものでもありません。

それでも長期投資を標ぼうするなら信託報酬は安いに越したことはありませんし、非課税口座で運用するメリットを考えればスイッチングはやむなしです。立替用の現金を用意して売りと買いを同時並行で進めればタイムロスの問題は緩和されますしね。

まあ、この一週間でポートフォリオがちゃんと収まったので気分はすっきりです。

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