2018
03.07

ダウ30~S&P500~全米(VTI)~全世界(VT)~比較いろいろ

Category: 未分類
ゆきだるまです。

米国株投資の基本にインデックス投資があります。非常に大雑把に分類するとメジャーどころはダウ30、S&P500、全米(VTI)、全世界(VT)の4つに分類できると思います。

ゆきだるまもこの4つのインデックスはETF、投資信託といった形で全部を保有していますが、この4つには共通点と差異があって、どう違うの?全部持っている意味があるの?という疑問に常々かられるところです。そこで、

今日は4つのインデックスを比較してみて傾向を把握したいと思います。

まず4つのインデックの大まかな特徴と比較です。

ダウ30S&P500全米(VTI)全世界(VT)
銘柄数(概数)3050036008000
米国割合100%100%100%52%
指数の選定基準DJ社の選考全米の大型株全米の全株式全世界大型株式
指数の構成株価平均時価総額時価総額時価総額

包含関係

 ダウ30<S&P500<全米VTI、ダウ30<S&P500<全世界VT

ダウ30は全てのインデックスに含まれています。S&P500は全米株式のうち大型株で構成され全米時価総額の約8割を占めています。ダウ30のみが株価平均方式であり、他は時価総額方式を採用しています。

ダウ30はダウ・ジョーン社が独自に選考した30銘柄で構成されており、S&P500など時価総額ベースの上位30社との比較でみると
アマゾン、フェイスブック、バークシャー・ハサウエイ、アルファベット、ウエルズ・ファーゴ、AT&T、シティグループ、コムキャスト、アッヴィー、ペプシコ、フィリップモリス の12社が含まれていません。

時価総額30位から外れた銘柄
ウオルト・ディズニー、メルク、ウオルマート、3M、IBM、ゼネラル・エレクトリック、マクドナルド、キャタピラー、トラベラーズ、ユナイテッド・テクノロジーズ、アメリカン・エクスプレス、ナイキ の12社がダウ30には含まれています。

セクター別割合
ダウ30S&P500全米(VTI)
金融17.01%14.6%20.5%
情報技術19.16%23.2%20.0%
資本財・サービス24.4%10.2%13.3%
ヘルスケア12.42%14.5%13.2%
生活必需品5.93%11.9%12.4%
一般消費財・サービス13.87%11.9%9.1%
エネルギー5.24%6.1%5.7%
公益事業-3.1%3.2%
素材1.93%3.0%2.6%

全米VTIと比較して、ダウは資本財・サービスが高め生活必需品が低めS&P500は金融が低め情報技術が高めといった傾向があります。

リターンの比較
【1年】
4指数比較(1年)
【5年】
4指数比較(5年)
【10年】
4指数比較(10年)

ここ1年の傾向ではトランプ施策に乗っかった形で内需系に強いダウが抜きんでており、割安感のあった新興国への投資も進んだことから全世界VTも好調でした。S&P500とVTIは同じような動きを示しておりS&P500の方が僅差でリターンが高かった感じです。

5~10年の中長期でみると全米VTIと大型株S&P500のリターンが高水準で推移しており、VTIの方がS&P500より若干リターンが高めな感じです。全世界VTは全米株式が約半分であり中長期でみると好調な米国に引っ張って行ってもらってきた感じです。

まとめ

4インデックを比べてみた感想・概観ですが、過去の実績からどれか一本を選べと云われれば全米VTIが分散度・リターンの観点から優れていたと思います。S&P500とは僅差ですが中小企業株式のリターンも取り込めている点でVTIの方に若干の軍配が上がるところです。

ダウ30はインデックスと呼ぶには銘柄数が少なく、かつ選考基準が独特過ぎる感じです。いわゆるFANGと呼ばれるテクノロジー系のグロース株を取り込んでおらず、3Mやゼネラル・エレクトリック、キャタピラーなどの工業系を含むなど景気循環や政策動向にも左右されますが、リターンではS&P500や全米VTIと遜色のない動きを示しており侮り難いものがあります。

ダウ30は個人的には全世界を代表するアクティブファンドだと思っており、ニュースの世界ではアメリカを代表する指数でもあることからその存在感は非常に大きいものがあります。

全世界VTはこれまでアメリカ最強の中でリターンが際立ってきませんでしたが、これから中国・インドをはじめとする新興国の隆盛にあわせて光ってくるため、とりあえずポートフォリオには加えておきたいところです。米国が半分を占め他のインデックスと被る部分が大きいため新興国(VWO)や米国外の先進国(VEA)等の地域別のインデックスを別に取り込んでも良いかもしれません。

以上、主観でとりまとめをしてみましたが、私のように4つ全部を保有してその差をみてみるのも良いと思いますし、各人の志向性で選択あるいは比率を変えられてみてもよいかなと思います。共通していえることは、これら米国株式のインデックスは確実にリターンを上げてきたということであり、これからも引き続き成長に期待できるということです。

それでは
 
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