2018
02.16

ダウ年始水準回復!ダウの犬は谷を這い上がれたか?

Category: 観測
ゆきだるまです。

ダウ平均株価が昨日2月14日(米国時)に年始の水準に戻りました。現在もダウ平均は上昇中です。
ダウ20180215 

ダウの犬
米国の有名な投資法に「ダウの犬」戦略というのがあります。ダウ30銘柄を配当率の高い順に並べて上位10銘柄に均等金額を投資するというものです。これにより1年間の成績はダウ平均を上回るパフォーマンスを得られることが多いことで知られています。

犬 

配当率が高いということは割安感が高いということでもあり、株価の安い「負け犬」という意味からダウの犬と命名されていますが、経営基盤が確かなダウ銘柄であればこそのバリュー作戦です。昨年であればボーイング、キャタピラーに投資した人は大きな利益を手にすることが出来ています。

今年のダウの犬と現在の成績
ダウの犬20180215  
今年の顔ぶれは以上のとおり。銘柄選定と順位は昨年末の数値を採用するのが一般的です。配当率は概ね3%を超えています。このメンバーで本年末にはダウ平均を超える可能性が高いということになります。

特に本年は最近の株価一斉下落で1月中に積み上がった含み益を全部振り落としてしまったわけですから、これらダウの犬たちは谷から這い上がってこれたのでしょうか?

ダウ平均が昨日年始水準を回復しましたが、ダウの犬全体の年始来リターンはー5.04%で大きく後れをとっています。

変動率が高かったもの上位5位とダウ平均の年始来のリターンを比べてみます。
ダウ犬20180214

ITネットワーク大手のシスコ(CSCO)はいったんはゼロ水準まで戻したものの10%近い上昇を見せています。本日の決算も良好でここから更に4%近い上昇を見せています。

【シスコ株価】
CSCO20180215.png 

エクソン・モービル(XOM)シェブロン(CVX)の石油メジャーは、期末決算が不調で株価を下げ、更に原油安も加わり他よりも大きく下げる状況となっています。共に配当利回りが4%水準にあり投資妙味があると云えます。

【原油価格】
原油先物021802015 

日用品大手のプロクター&ギャンブル(PG)は1月23日に発表した決算が不調。米税制改革関連で本国への資金還流(リパトリ)費用の計上や化粧品大手コティへの美容ブランド一部売却が重しとなり68%の減益となりました。特殊要因を除けば純益は予想値を上回っていたため今後の復調が期待できそうです。

【P&G株価】
PG20180215.png 

最後にゼネラル・エレクトリック(GE)ですが、配当金の半減と株価暴落1兆円超の赤字決算3兆円超の年金不足電力不振GE分社化・解体疑惑ダウ銘柄除外の懸念・・・悪材料の百貨店状態で株価回復の見込みは全くたたず・・・配当率が寂しく上昇中です。かつてGEホルダーだっただけに頑張って欲しい・・・

【GE株価】
GE20180215.png 

ダウの犬は、最近の一斉下落の谷から這い出し切れてはいませんが、昨年も出足は遅かったものの年末には18.1%のリターンを出しています。2018年も始まったばかりですので、これからの健闘に期待するところです。

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2018
02.07

市場下落による被害状況の確認とお買い得品の物色

Category: 観測
ゆきだるまです。

NYダウは7営業日で9%近く下落しましたが買い戻しも入り始めました。ここで下げ止まるとすると12月初旬頃に戻った感じですね。

【ダウ指数:日本時7日3時30分頃】
ダウ指数20180206  

ゆきだるまの持ち株は含み益が全部なくなり赤字に転落しました。丁度決算期と重なっての一斉下落でしたので、決算が悪くないのに全体に引きずられて売られているものはないか各銘柄点検を兼ねて現時点の考察をしていきます。

(今後も相場は急変する可能性があるのであくまでも現時点での評価です)

ジョンソン&ジョンソン(下落率▼11.1%)
アマゾンらのヘルスケア事業参入による下落から一気に加速がついて落ちました。JNJが200日線を割り込むのは非常に珍しいです。先の決算も全く問題がなかっただけに、この半年くらいの中ではお買い得感がある価格帯まで落ちています。

(参考)【赤字決算】ジョンソン&ジョンソン急落するも将来見通しOK
JNJ株価20180206  

エクソン・モービル(下落率▼12.4%)
ここ連日のダウ下落の中でもトップクラスで下げています。これも決算と連動してつるべ落としのように下がりました。エクソンも今後の業績見通しは悪くなく、今の水準だと配当率が4%近くまで上がっているので、これもお買い得感がある水準にきていると思います。

(参考)ダウ再下落!足を引っ張るエクソン・モービルの決算

XOM株価20180206 

ウエルズ・ファーゴ(下落率▼13.8%)
これもドカン・ドカンと落ちました。これは11月末の減税確定以来急増した分が全部なくなった感じだとみていますので、お買い得感があるかどうかはよくわかりません。先の決算は悪くなかったです。

(参考)【決算】ウエルズ・ファーゴ、本年有望金融株の癒えない傷跡

WFC株価20180206 

AT&T(下落率▼7.6%)
好決算で一旦上がった株価が一斉の売りに引きずられる形で下落しています。先の決算は良好で現水準だと配当率が5.5%なのでお買い得感はあると思います。

(参考)【決算】AT&T急上昇!5G化に忍び寄る中国の影
T株価20180206 

コカ・コーラ(下落率▼8.3%)
決算(2月16日)が未だなのでコメントは避けますが、200日線を下回っているので最近ではお買い得水準まで落ちたと考えられます。50日線がサポートラインになっていたので、今度の決算が良好ならここまでは戻す可能性がありそうです。
KO株価20180206

感想
以上が現時点での保有銘柄に対する相場観ですが、私見ではこれまで上昇相場と云われて過剰に買われてきた分が一気に履きだされている感じがしています。今回の下落のトリガーとなった利上げも観測レベルの話ですし、間もなく平常運行に戻っていくとみています。

市場の一斉下落に期待するのは、パニックの中で本来価値以上に売られているものを見つけやすいということでしょう。ただし「落ちてくるナイフは掴むな」という格言のとおり、相場は未だ安定しているわけでもないので、自分の保有株価や保有量も見ながら、少し静観していようと思っています。

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2018
01.31

ダウ一斉下落!調整局面到来か?ヘルスケア業界に異変!?

Category: 観測
ゆきだるまです。

先週からずっと日経平均が落ち込み始めていましたが、いよいよ米国市場でも下落が始まりました。

ダウ工業平均株価は13米国時で400ドル近く下落(前日比▼1.5%)

【ダウ株価指数】
ダウ指数20180130 

アジアやヨーロッパなど世界的な株安傾向や、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めの動きから米長期金利が上昇傾向にあるなど、投資家のリスク回避行動として利益の出ている銘柄を中心に売り方が始まっている模様です。

投資家心理を反映した指標と云われるVIX指数(恐怖指数)が上昇しており市場の不安感は高まりを示しています。

【VIX 恐怖指数】
 VIX指数20180130 

VIX指数はS&P500を対象にオプション取引のボラティリティを元に算出されるもので、通常は株価の暴落によって急増する傾向にありますが、今年に入ってからは株価とVIXが同時に上昇するという不思議な現象が起きていました。これは年初の1ケ月でダウ指数でみた時に7%近いハイペースな上昇に市場心理の不安が募ったとみることができそうです。

ダウ構成銘柄はほぼ全銘柄で下落(30日14米国時あたり)
ダウ銘柄下落率20180130 
なかでもファイザーとユナイテッドヘルスのヘルスケア企業が大きく下落しています。

【ファイザー株価】
PFF株価20180130 

【ユナイテッド・ヘルス株価】
UNH株価20180130 

これは、30日朝にアマゾン、バークシャー・ハザウエイ、JPモルガン・チェースが従業員向けのヘルスケアサービスを手掛ける新会社を共同で設立すると発表、競争激化の懸念からヘルスケア関連銘柄が軒並み下落をしています。

米国では医療費関連の高騰が大きな社会問題となっており新会社は「簡素で、透明性の高いヘルスケアを手頃な価格で提供する」と発表、3社合計で100万人を超える従業員を抱えており市場規模としても小さくはありません。

アマゾンは多角的に各業界に進出しており、今回のヘルスケア業界進出に業界では激震が走っている様子です。しかもークシャー・ハザウエイ、JPモルガンとの共同会社設立という、ベゾス&バフェット&ダイモンの三巨頭による新たなパートナーシップは要注目ですね。

さて、話を市場の見通しに戻しますと、このところ米国市場は好調さに一段と拍車がかかった感じがありましたので、調整局面が来るのは誰もが予想していたところだと思います。

今回の調整が重いのか、軽いのかは、まだ誰にも分かりません。ただ、これまで市場が積み上げてきた利幅は大きく、利益確定の売りが連鎖的に行われると下落は加速していくことも予想されます。

嵐が来たら耐風姿勢をしっかりとって、不用意に動き回らない方が良さそうです。少し様子見をしようと思います。

嵐の予感 

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2018
01.10

ダウ2万5千ドル突破、そろそろ暴落にも備える時か?

Category: 観測
ゆきだるまです。

新春に入ってダウ30が2万5千ドル、ナスダックが7千ドルを突破、次はS&P500の3千ドル超えか?という期待が市場を覆っています。

【S&P500平均株価推移】
SP500推移20170109  

2017年は大した調整局面もなくS&P500は一直線に駆け上がっていきました。結果論になりますが、昨年は日々増進する株価に対して、逆張りの機会を待ち望んでいた投資家は残念な思いをした一年でした。

今年はというと、昨年末にトランプ政権が大型減税を成立させたことから、企業利益がいっそう高まることが期待されて株式市場には投資資金の流入が続いています。メリルリンチは法人税が35%から21%に引き下げられたことを受けて、2018年のS&P500指数の1株利益(EPS)の予想を139ドルから153ドル(+10.1%)に引き上げました。

一方で、景気の過熱感を懸念する声も多く、実態経済の規模と比較した株価の割高感も目立ってきています。世界市場における株式時価総額は過去最高の86兆円5300億ドル(約9800兆円)と世界のGDPの78兆ドル(17年推計値)を超えて、その差は広がり続けています。

【世界のGDPと世界株の時価総額】
世界GDPと世界株の時価総額(20180109日経新聞記事引用) 
出典:日経新聞社

市場全体の時価総額をGDPで割るという投資尺度はウオーレン・バフェット氏が重用しており、100%を超えると株価は割高とされています。2008年のリーマンショックや2015年の中国人民元ショックの時に同指標が100%を超えたことで有名です。

また、株式相場のカリスマで、いつも強気なジェレミー・シーゲル教授も、今の市場は明らかに天井に近く、2018年に調整局面を迎えることを示唆しています。

2018年に市場は暴落するか!?

ゆきだるまは、2018年は大暴落とまではいかないものの、オーバーヒートした市場を冷却するための小中暴落くらいは有り得るのではないかと思っています。一部アナリストの予想では下落率はー10%~25%程度とも云われています。

投資という不確実な行為に対しては、常に健全な猜疑心をもって物事を眺めていた方が良く、心の準備は必要だと考えています。

暴落対策としていつも夢に描くのは、天井で売り抜けて大底で買い戻す、そして資産は加速度的に上昇する・・・こんなことが出来るのは稀代の投資家ウオーレン・バフェットとチャーリー・マンガーの怪物コンビくらいのもので、一般の投資家には到底マネの出来る代物ではありません。

大体、昨年だっていつも調整局面が来る来ると云われながら結局は来なかったわけです。

凡人投資家ゆきだるまとしては、どうするか?

基本は今の投資スタイルを淡々と続けていこうと思っています。元々が長期投資志向であり、バリュー、高配当、ワールドインデックスといった暴落に比較的強いポートフォリオの形成を目指しているからです。

投資資金も毎月追加型なので、暴落しても買い増しを続けていけば回復は早かろうとも楽観しています。ただ昨年よりは少しだけ現金保有率は高めておいて、下落時に買い増しを多くできるようにしておこうとは思います。そのために効率的な買い増しができるように投資品数も王道銘柄に厳選しています。

天井で売り抜けてというのは全く無理だと思っていますし、売却手数料だけ払って空振りに終わるだけっぽいので全く考えていません。

暴落を予測した良品


1 予防編


ヘルスケアと生活必需品はいつの時代でも着実なリターンを出しています。ETFではVHTとVDC個別株ではジョンソン&ジョンソンやコカ・コーラなどが強いので、多めに備蓄しておくことのが吉です。リーマンショックの時も下げが少なかったという実績があります。

株価暴落に強い銘柄

2 復旧編

高配当(現利回り5.6%)の米国優先株式ETF(PFF)が強い買いだと思っています。ETF価額は下がっても分配金は減らないと考えるからです。優先株は普通株よりも配当が優先されるべきものであり、大口投資家の債務引受的な訳アリ株でもあるからです。普段は眠たいくらいに安定しているので暴落時にこそ買っておきたい銘柄であります。

【PFF価額推移】
        ▼リーマンショック
    PFF株価推移20171211

【PFF分配金推移】
PFF分配金推移2008-2017年(年額)



過ぎたるは及ばざるが如しで、暴落に対してある程度の心づもりはしても、過度に心配するのは止めようと思っています。追加の投資資金があるうちは相場から離れず、明るい未来を信じて買い増しを続けていくつもりです。

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2017
12.09

雇用統計良好、市場の好調感は続く見通し

Category: 観測
ゆきだるまです。

毎月第1金曜日は米労働省による雇用統計の発表日です。失業率の増減が景気感を図るバロメーターとなり、この統計結果に株式市場がダイレクトに反応するので、米国株投資家にとって毎月の雇用統計と四半期決算の発表は要注目イベントですね。

さて12月8日に、前月11月の雇用統計が発表になりました。非農業部門の雇用者数が前月から22万8千人増加、市場予測19万5千人を上回るなど良好な結果でした。米国市場動向を示すS&P500指数が上昇中です。

【S&P500指数】
SP500指数20171208

株式相場を左右する政府系イベントとして、最近では政策金利、大型減税の動向から目が離せません

政策金利については、FRB(米連邦準備理事会)は今回の就業者増から米労働市場は完全雇用に近づいたとみて、来週12~13日で開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)で本年3回目の追加利上げが見込まれます。次回FOMCでは来年の景気見通しと政策金利シナリオも発表となり市場関係者の注目を集めています。

一方で労働市場の状況は、雇用状況の改善は続くものの失業率は4.1%と前月横ばいで停滞。平均時給は前月比0.2%増で予想を0.1%下回ったほか、過去2カ月間の実績も下方修正されるなど、インフレは抑制傾向を示しています。イエレン議長も労働市場改善と物価上昇低迷のアンバランスを「ミステリー」と評しており、利上げシナリオは下方修正される可能性が高くなっています。

大型減税については、連邦法人税率を35%から20%に引き下げることについて、12月7日に米上下両院は22日までの短期つなぎ予算を可決し、米議会は延長戦の中で法案の大詰め協議に入ることになりました。一時は減税実現が危ぶまれた時期もありましたが、今や法案は両院可決済みであり、実施時期等の相違点について両院で一本化法案が可決すれば、早期には2018年1月から施行となります。

現在のところ、株式市場的には利上げや減税などの政府系イベントによってブレーキをかける要素が見当たらないため、好調感は当面続く見通しとなりそうです。

それでは

 
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