2017
09.09

【北朝鮮有事】身がまえよ、されど株は手放すな!

Category: 投資哲学
ゆきだるまです。

北朝鮮は9月9日(日本時間本日)に建国記念日を迎えます。今日がXデーと噂されるのは、過去に5回の核実験を実行した経緯があり、核と並んで開発に注力する大陸間弾道弾(ICBM)発射など、兆発による実力誇示をする可能性が大きいからです。

北朝鮮は、既に広島型原子爆弾の10倍以上の威力をもつ核弾頭を持ち、米国本土に到達するミサイルの開発を終えているとの噂もあります。8月10日に4発のミサイル(火星12)をグアム沖30~40キロメートルの公海に着弾させる計画を発表。金正恩委員長は「米国の出方を見守る」としてきましたが、9日建国記念日に実行すれば、米国に屈しない姿勢が高まり金正恩氏の一層の権威づけが図られます。

トランプ米大統領は7日「できれば軍事力を使いたくない。北朝鮮にも悲しい日になるだろう。」と軍事行動をほのめかし、北朝鮮に警告をしました。

かつての米ソ冷戦を思わせる応酬に国際社会も緊張が高まり、市場もリスクオフの姿勢が強まっています。安全資産である円が買われ、恐怖指数(VIX)も上昇中です。

【ドル円相場】
チャート画像

【VIX恐怖指数】
VIX株価20170908 

有事の際は利益確保のための「売り」が進みますが、持ち株を手放すべきではありません。緊張が緩和すれば市場は回復しますし、不幸にして有事に突入した場合、株は更に大きく売られますが、その後は物資調達や復興などにより企業収益が上がるからです。何よりも事後にインフレとなった場合に株が有力資産となります。そのため過去の経験から、有事の際こそ株は「買い」だと云われています。

もちろん自分や企業が無事であることが前提ではあります。

日本は北朝鮮と米国に地勢的に挟まれていますし、米軍基地もありますので有事に至らないことを願うばかりです。

それでは
 
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2017
07.15

やはり全世界への投資も重要だと考える理由

Category: 投資哲学
ゆきだるまです。

現在の世界経済はアメリカ一強で、かつてのBRICsをはじめとする新興国投資等はすっかり影を潜めています。

昨年末から米国外の先進国や新興国の株式リターンは好調でS&P500指数を上回る成績を上げています。これは必ずしも新興国等が世界経済を牽引しているわけではなく、これまで株価が割安で置かれていたため米国に呼応して新興国経済も活性化して大きなリターンに結びついているためです。従って現在的には全世界に投資すればこうした米国外のリターンも享受することが出来ます。

一方で、将来については、米国経済の優位性は当面続くものの、先進国特有の少子高齢人口減少の波は米国にも訪れるため、いずれは中国・インド等の新興国に経済の中心は移行していくとみられています。

こうしたカントリーチェンジの状況にあって米国一極型の投資は危ういことは否めません。幸いにして米国はグローバル展開している企業が多く、そのブランドを維持したまま資本と経営が新興国勢に代わっていくということはあり得ますが、AT&Tやベライゾンといった通信業、金融業のウエルズ・ファーゴなど国内専業もあるので、S&P500など米国系インデックスは成長が鈍化する日が訪れることが予想されます。

一方で、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスなどの全世界を対象にしたインデックスは国・地域別の時価総額方式を採用しており、今後の国力の変化に伴ってインデックス構成も変化していくことになります。つまり全世界系インデックスに投資する妙味は、ファンドが自動で国力による構成を補正してくれるという便利さにあります。もちろんいつの時代でも世界規模で国・地域別の強弱が平準化されてしまうので大きなリターンは得られませんが、世界経済が発展していく限りにおいては恒久的な安定資産になり得ると考えます。

以上から米国株投資を続ける傍らで全世界系インデックスへの投資も併用していく考えであり、この前VT(ワールド・トータルストック)で得た分配金は「三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(対象MSCI ACWI(除く日本))」 に再投資しました。額的には1420円と非常に半端な少額ではありますが、こういうとき100円投信は便利ですね。

それでは

 
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2017
07.12

適度な投機(ギャンブル)は健康に良い?

Category: 投資哲学
ゆきだるまです。

アメリカのカリスマ・ファンドマネージャー「ジム・クレイマー」氏は私の投資感に大きな影響を与えてくれた一人です。著書「株式投資大作戦」(2006年・日本経済新聞社)は株式相場の最前線で得たノウハウを最大限伝えてくれる指南書として何度も繰り返し読みました。
ジム・クレイマー

師の教えは、失敗しない株式投資として「バイ・アンド・ホームワーク(買った銘柄の研究)」と「分散投資」の徹底をまず掲げています。次に大きな儲けを得るためには「投機」の要素を分散投資の一部に組み込むことを推奨しています。

ここでいう「投機」とは「フェンスオーバーのホームランのような大きな儲けとなって帰ってくることを狙った、計算された賭け」を云っており、失敗しない投資から成功する投資にステップアップするために「投機」は必須と主張されています。

その割合は「株式投資に対する興味を失わないためには、ポートフォリオの一部分、例えば一、二銘柄もしくは数パーセントは賭けの部分がなくてはならない。」「投機銘柄の損失可能性を考えると、定年後の蓄えのために運用をしている人の場合には、全体の五分の一以上を投機に回すことはおすすめしない。つまり、あなたの兵器庫の一部だけを賭けに回すのだ。」「投機ばかりのポートフォリオはベーコンとチーズだけのダイエット食のようなもので身を滅ぼしかねない。しかし適度の投機は、常に健康でいるために栄養たっぷりの食事をほどほどに摂取するのと同じだ」としています。

師の考えをまとめると、投資目的・財力・年齢に応じて割合は変わるものの、手堅い分散投資8割+ホームラン銘柄2割を最低基準に考えることになります。

さて、私にとってのホームラン銘柄は何か。現在の資金力と過去のトレード実績から日本企業の割安株になると考えています。当時損切りしなければ高利益を出していたものが結構あります。米国株は手数料負けしてしまうのでバツですね。

現在はNISA枠で長期投資の骨格づくりを進めており8月までに完成する予定です。9月以降の投資計画は未定ですが、ホームラン銘柄の試行も含めて思案していきます。

それでは

 
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2017
06.28

マルサの女・コップの水の話

Category: 投資哲学
ゆきだるまです。

昨日、倹約の話をしたのでもう一話。
伊丹十三監督「マルサの女」(1987年)に出てくる有名なコップの話を思い出したので紹介します。

(以下引用)

あんた今、ポタポタ落ちてくる水の下に
コップを置いて水ためているとするわね。
あんたのどが渇いたからといって、半分しかないのに飲んじゃうだろ。
これ最低だね
 
なみなみいっぱいになるのを待って、それでも飲んじゃだめだよ。
いっぱいになって、溢れて、ふちから垂れてくるやつ。
これを舐めてがまんするの。

(引用終了)

若い頃はこの心境が全く理解できませんでしたが、今ようやく理解できるようになりました。長期配当再投資とはこのコップの水そのものだからです。

ポタポタ落ちてくる水を配当金とすると、年3%の配当金は日0.008%のカウントで、1万円を投資すれば1日0.8円のリターンということです。

水の量を増やしたかったらまず投資額を増やすことです。そのためには家計を切り詰めて投資に回すしかありません。配当金はもちろんコップの中に貯めておきます。そうして時間がたつにつれて落ちてくる水の量は、ほんの僅かずつだけど増えくる。それが複利効果というご褒美です。

長期配当再投資のイメージは雪だるまに例えられますが、このコップの水も例えとしては秀逸ですね。

投資の世界では、時間だけが万人に共通して与えられた武器ですので、これを上手く使える者が成功するのです。

それでは

 
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2017
06.27

長期投資で得たお金は無駄遣いしない

Category: 投資哲学
ゆきだるまです。

昔「宝くじが当たったらどうしよう」と考え出すと夜も眠れなくなることがありました。
学生の頃、パチンコに生活費をつぎ込み、勝てば散財して結局は大赤字でした。
株もデイトレードなど瞬間的に利益を出すと同じ様に散財して終わってしまうでしょう。

苦労をせずに大金を手にするとロクな使い方をしないことは目に見えています。

今年から真面目に長期投資に取り組む様になって、お金に対する感覚が大分変わりました。配当は全て再投資に回し、小遣いも極力投資に回すなど、投資を始めてから無駄遣いが減りました。私の投資雪だるまは毎日せっせと転がして育てていますが、本当に少しずつしか大きくなっていかないので、10年後、20年後にある程度のお金が貯まっても大事に育てた雪だるまで無駄遣いする気にはならないでしょう。

アメリカにロナルド・リードさんという方がいらっしゃいました。2014年に92歳でお亡くなりになるのですが、死後8000万ドル(9億円)相当の株券を保有していることが判明して世間を騒然とさせました。生前は非常に慎ましやかで、むしろ極貧ともいえるような暮らしぶりだったそうです。
リードさんが投資をはじめたのが37歳頃で、ガソリン・スタンド店員、百貨店の用務員をしながら僅かな収入や配当金を投資に回し、実に50年以上かけて莫大な富を築きあげてきたことになります。

リードさんの生き方として
・典型的な長期配当再投資家であった。
・投資で得た利益で贅沢をしなかった。
・誰も株を買っていることを知らなかった。
ということが事実として挙げられます。

つまりリードさんにとって投資は趣味だったといえます。
長期投資の行く末の一つのあり方を示しています。

私も投資で得た利益で贅沢をするつもりは今のところありません。
これから老後を迎えるにあたって、お金に困窮しているがために意に沿わない仕事や不自由な生活を強いられることがないよう、人生の選択肢や自由という安心材料を得ておきたいという考えです。小遣いで投資している意味も其処にあり、自分自身のために投資をしているのです。

お金が全てではないですが、全てにお金は必要ですので、持っているのに越したことはありません。リードさんのように投資利益に手をつけずに一生を終えるかもしれませんが、それもまた人生ですね。


ちなみにリードさんが55年間保有していた銘柄は95で、その上位10が以下のようになっています。55年間の自己資金は毎月5万円の投資で合計3千万円程度、これが約30倍になった計算です。長期投資の一つの好例として参考にさせていただきます。

倹約家でWSJ好きな彼の投資スタイルは“超長期投資”|「ガソリンスタンド店員がコツコツと築き上げた9.6億円の資産」の2枚目の画像
それでは

 
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