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2019
02.05

AT&Tは全く良くならないけど我慢する。

Category: 【T】AT&T
2019年2月5日
ゆきだるまです。

通信大手AT&Tは1月30日に発表した決算が悪く、株価は再び30ドルを下回っています。

売上高は479億9千万ドルで、予想の485億ドルに届かず。

AT&Tが力を入れようとしているメディア事業が低迷しています。衛星放送ディレクTVが40万3千任の契約者数減、ストリーミングサービスのディレクTVナウが26万7千人減となっています。

メディア業界では、ネットフリックスがオリジナルコンテンツ制作に力を入れるため1月15日に13~18%の値上げを発表したところ株価は急騰。値引き期間が終了して契約解除が続くディレクTVナウとは異なり、顧客を惹きつける期待感の高さを見せられた感じです。続いてHulu(フールー)は1月23日に料金値下げで対抗。さらにアマゾンプライムが好調であることや、今年中にはウオルトディズニーが参戦してくることで動画配信はますます競争が激化していく模様です。

一方で本業の通信の方も、月額払いの携帯電話契約数はAT&Tが13万4千件の増に対し、VZベライゾンが65万3千件の増、TモバイルUSが102万件の増とライバルに差をつけられています。

この1年間の通信3社の株価を比較しても、AT&Tは深く潜行しています。
20190205 通信3社比較

一方で嬉しいニュースとしては、配当が今期から配当額が0.1ドル増額となり、連続増配当年数が35年目になりました。

【AT&Tの配当実績】
T配当額推移 

執筆時点の株価が29.67ドルなので、年間配当額2.04ドル/株価=配当率6.88%!

今期の調整後の1株利益が0.86ドル>短期の1株配当が0.51ドル、配当余力は十分ありです。来期のEPS予想は0.88ドルなので現在の実績をキープできれば配当はまだまだ健在です。

ただ今の業績では当面株価の上昇はなしでしょうね。タイムワーナー社を850億ドルで買収していても、契約ベースで目に見える実績につながっていません。それでもAT&Tは総売上が業界首位であるため、事業戦略がきちんとハマれば挽回の余地は十分にあるという希望的観測をもっています。

当面は配当減額の心配もなさそうなので、今は高い配当をもらいながら浮上するときを気長に待つ戦略でいこうと思っています。

それでは☆彡
 
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2018
10.25

AT&Tが決算不調で株価が8%超下落~それでもまだ悲観せず

Category: 【T】AT&T
2018年10月25日
ゆきだるまです。

10月24日、米通信大手AT&Tの決算が発表になりました。結果は悪かったです。株価は8%近く下落しました。

【AT&T株価】
T20181024-02.png  

衛星テレビ事業が伸びませんでした。契約者数は35万9千人減少、ネットフリックスやHuluに顧客が流れ前年同期(25万1千人減)から減少幅が拡大、アナリスト予想の24万5千人減を下回りました。

ストリーミングサービス「ディレクナウ」の契約者数は4万9千任の純増に留まり、昨年の29万6千人増を大きく下回りました。

無線通信の月次契約者数が23万2千人減少、予想の8万9千人増加を大きく下回りました。タブレットの契約者数が42万人減少となったことが響いています。

一方で月額払いの携帯電話契約数は6万9千人純増で、アナリスト予想の2万2千人純減を上回りました。

買収したターナーやHBOを含むワーナーメディアの売上高は82億ドルでした。EPSへの寄与率は5セントでした。

売上高は457億4千万ドル、前年同期の398億4千万ドル、アナリスト予想の456億5千万ドルを上回りました。

純利益は47億ドル、1株利益は0.65ドル、調整後の1株利益は0.90ドルでアナリスト予想値0.94ドルを下回りました。

【売上高と営業キャッシュフローの推移】 金額:百万ドル
T決算3Q18‐01  
売上はしっかりと上がっておりキャッシュフローも良好です。営業キャッシュフローマージンは一般的に15%とあれば良好と呼ばれる水準を大きく上回っています。通信事業の強みである現金収入がきちんと上がっている証拠です。

【1株利益と配当性向】
T決算3Q18‐02 
1株利益EPSが今回は期待値に届きませんでしたが、配当余力を残しており引き続き増配当の余地は残しています。

AT&Tの決算発表の前日はライバルのベライゾンの決算発表がありました。ベライゾンは新型iPhoneの売れ行きが良く、無線事業が伸びたため良好な決算を上げておりAT&Tとは対照的に株価は上昇中です。

(ベライゾン株価)
VZ20181024-01.png 

今回、AT&Tの決算が投資家に嫌気されたのはメディア事業の低迷でしょう。タイムワーナーを買収しておきながら衛星テレビの加入者がネットフリックスやHuluに流れたというのは非常に残念です。 M&A直後は直ぐに効果は出ませんが、タイムワーナー合併による広告事業の進展と加入者増に期待したいところです。

タイムワーナー買収をめぐっては地裁判決が出て6月14日に手続きが完了しています。司法省はメディアの独占による有料テレビ料金の値上げが消費者の負担増につながるとして上訴しており、12月6日に連邦控訴裁判所(高裁)で口頭弁論があります。今回決算のようにユーザーが分散している状況では訴えは意味を成さない感じですね。係争は少なからず足かせになっているはずなので早く終結してほしいと思います。

AT&Tはタイムワーナー買収効果、つまりメディア事業の改善が見えてこないと株価が上がるのは難しいかもしれません。ただキャッシュはしっかり稼げていますし、無線事業で負けているとはいってもまだまだベライゾンには引けをとっていません。

【AT&Tとベライゾンの売上比較】 単位:百万ドル
T決算3Q18‐03 
AT&T株に何を求めるか、株価ねらいならば今回の決算は失望売りですが、配当ねらいであればキャッシュフローが健在なので問題なしです。見切をつけるにしても、結論はまだ先で良いと考えています。

それでは☆彡
 
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2018
10.11

市場暴落の中でそよ風が吹くAT&Tは本当の負け犬だと思った

Category: 【T】AT&T
2018年10月11日
ゆきだるまです。

ここ数日来、金利上昇懸念から市場全体で売り圧力が高いですね。利益が乗ったハイテク株はガンガン下げてます。ブログを書いている日本時間03時時点でダウが460ドル下がり、ナスダックは前日下落比2%超です。

【主要3指数リターン比較、年初来】
主要3指数20181010

アマゾンは8月30日に株価が2000ドル超え、9月4日に株価が2050.50ドル、時価総額1兆ドルに達しました。そこを頂点に株価は下落。1800ドルを割りました。

【アマゾン株価、3ケ月】
amzn20181010.png 

こういう値動きを目の当たりにすると自分にはグロース株投資の才覚がないことを実感します。ベテラン投資家は素早く利確・損切りを行って次の機会に備えるところですが、仮に自分がアマゾンを持っていたらガチホして凍死家まっしぐらですね。

さて、こんな嵐の中でも我がポートフォリオの中で穏やかな銘柄があります。

AT&T

米通信大手で往年の最強企業でありましたが、現在は成長競争からドロップアウトし、低株価・高配当路線をまい進しています。

最近ではタイム・ワーナー社買収成立がニュースになりましたが、逆に株価は低迷。買収効果の是非、次世代通信規格5Gへの切り替え、同業他社とのタタキ合いなど業績が読みづらい状況にあります。

ポートフォリオをみてもマイナス10%超の赤字リターンが続いているのでチャートを見るのも嫌になっていたのですが、一昨日、株価が垂直降下してるではないですか。

【AT&T株価】日付は日本時間
T20181009.png

何だろうと思って調べてみたら

ただの配当落ちでした…

【株価データ:yahoo finance】 日付は米国時T20181009-2.png 

10月8日終値34.11ドル→0.5ドルの中間配当確定
   修正終値33.61ドル(中間配当分の減額)

10月9日初値33.69ドル(前日比+0.08ドル)
10月9日終値33.50ドル(前日比ー0.11ドル)

翌日も動きがない。配当落ち分だけ株価が減少したまま。効率的市場仮設すぎるw

世間の暴落とは無関係なごとき振る舞い。

落ちるとこまで落ちた感じがある。

何といってもPER6.5、配当率6.0%は伊達ではない。

文句なしの負け犬銘柄。

こうなったらあとは上がるしかない。

頼んだよ!

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2018
08.08

AT&Tから夏の配当金~雪だるまが転がる姿を夢に見る

Category: 【T】AT&T
雪だるまです。

AT&Tから中間配当がありました。

配当金というと3月とか3の倍数月が多いのですが、AT&Tはひと月ずれて8月に出ます。貴重な8月の配当金、冷たいモノでも買いなよという誘惑にも耐えて雪だるまを転がします。

AT&T(旧アメリカン・テレフォン・テレグラム社)はグラハム・ベルが1885年に創立したベル電話会社が前身、かつて史上最強企業の地位に君臨していたこともありましたが、余りにも巨大になり過ぎて創立100年目の1984年に親会社(マ(母)ベル)と7つの地方会社(ベビー(子)ベル)に分社を余儀なくされたことがありました。

(過去記事)AT&Tのこれまでの再編経緯をまとめてみた

2005年に子ベルの一つSBCが親元のAT&Tを買収して今に至っています。その際にSBCは伝統的なAT&Tの社名と一文字ティッカーTを名乗ることにし、この時に旧AT&T社は一度消滅しています。なお、子ベルの一つが現在のベライゾンになっていますので、AT&Tもベライゾンも元は同じ釜の飯だったということになります。

現在のAT&T社ですが、連続34年目の増配当企業というのは1984年の分社化当初からのカウントです。旧AT&T時代の増配当歴のデータは持っていませんが、旧社時代から通算すると100年を超える配当スーパーキングになっているのかもしれません。

通信は事業として強いですよね。鉄道と同じで誰もが使うし日銭が入る。日本でも電電公社や国鉄が完全民営化できたのもこのためです。

AT&Tもベライゾンも配当を惜しみなく出せるのは社会インフラとして現金を吸い上げるシステムが出来上がっているからです。昨日も通信業界再編の記事を書きましたが、Tモバイルとスプリントが合併してもAT&Tが築いた収益基盤は簡単にはくつがえらないと考えています。

(昨日記事)通信業界再編~Tモバイルとスプリントの合併前進に沸く市場

さて、AT&Tといえば高配当、昨今では株価が激落していますので、高配当化がますます進んでいます。名目配当率は6.2%、自分の保有分では税引後の実質配当率がちょうど5%といったところです。

現在の市場株価はFAANGに代表されるハイテク銘柄がけん引しており、株価の上がらない高配当株は見向きもされなくなっていますが、実質5%の配当率は非常に魅力的です。

高配当株ホルダーの楽しみの一つは配当再投資で雪だるまを転がしたらどうなるか夢想してみること。たびたび取り上げている話題ですが、今回も暇つぶしにAT&Tの雪だるまを転がしてみたいと思います。

今後、20年間、株価が変動せず、実質配当率5%を維持した場合の試算です。配当金は全て再投資して同じ株を買い続けます。

【AT&Tの配当金を20年間再投資した場合】
ATTの20年試算 
20年でも複利の効果が体感できます。12年目で実質配当率が9%、米国市場平均株価の増加率(名目値)と同じになります。この辺からAT&Tが威力を発揮してくるところです。

これは、もちろんこれから先も減配されないと仮定した場合です。

さらに言えば、これから株価が上がれば増株数も実質配当率も落ちますが、元株に対する実質株価はターボエンジンが掛かった爆益状態となります。株価が下がれば増株数が増えて実質配当率も上がるので、どちらに転んでもオイシイ結果となります。

こうしたことから、来るべき大だるまへの成長を夢に見ながら今日も配当金の小だるまをせっせと転がしていくばかりです。

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2018
08.07

通信業界再編~Tモバイルとスプリントの合併前進に沸く市場

Category: 【T】AT&T
ゆきだるまです。

米通信業界再編に向けてTモバイルUSとスプリントの合併の見通しが前進したとして両者の株価が爆上げしています。

【TモバイルUS株価】
TMUS20180807.png 
【スプリント株価】
S20180806.png 

米司法省が通信業界内の競争を確実なものとするため、ベライゾン、AT&Tの2強に加えて次世代高速通信「5G」のプロバイダーが3社必要になるとの見解を示しました。これは現在進行中のTモバイルUSとスプリントの合併を後押しするものと市場は受け止めたようです。

現在のところ通信業界のシェアはベライゾンとAT&Tが7割を握っており、3位のTモバイル16%、4位のスプリント12%と大きく水を開けてきました。そこで出てきたのがTモバイルとスプリントの合併話。これにより3強化することで、価格競争からの脱出や今後の5G化投資の効率化など業界全体の収益改善が期待されています。

合併話は何度か頓挫してきました。2つの壁があったからです。

1つ目は合併後の主導権争い。時価総額でTモバイルが559億ドル、スプリントが251億ドルの力関係の中でスプリントを率いるソフトバンクCEOの孫さんが経営権にこだわった。それは今年の4月29日に孫さんが譲る形で決着したところです。

2つ目が独占禁止に対する当局の規制。巨大企業間の合併は消費者サービスの低下につながるとして幾たびか介入してきました。2011年にはAT&TとTモバイルの合併を却下し、2014年にはTモバイルとスプリントの合併構想にも難色を示した。当時は通信業界は価格競争をさせるため4社分立のままが良いという見方があったようです。

今回に対する市場関係者の見立てでは、次の競争ステージは5G化で、今のままだとベライゾン、AT&Tの2強が独占するだろうとの見方がある。Tモバイルとスプリントの合併が不可欠だという認識が両者と規制当局の思惑としてぴたりとハマった感じだということです。

ゆきだるまはAT&T株主の立場として、両者合併による業界全体の収益力向上に賛成します。通信業界はすでに飽和状態にあり、その中で5G化の設備投資と回収をきちんと進めていく。そこには各社協調と役割分担によるパイの分け合いがあって良いと考えています。

安定した収益と高い配当、これこそが社会インフラである通信株への期待だからです。

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