2017
09.26

【展望】米通信業界の近況ウオッチ

Category: 【T】AT&T
皆さんこんにちは 雪だるまです。

米通信業界はいつも話題豊富ですね。私はAT&T社株を保有していますが、競合他社の動向が気になりますので最近の状況を適当に綴ってみます。

1 スプリントとTモバイルの合併話し

スプリントは週末にグワっと上がった株価がまた急落しています。
S株価20170925 

これは沈んでいたTモバイルUSとの合併案が再浮上してきて一瞬株価が上がりましたが、スプリントへのプレミアム(上乗せ価格)なしとの報道が出ると急落しました。

米国通信業界はベライゾンとAT&Tがダントツの2強で、TモバイルUSとスプリントが大きく間をあけて続くでしのぎを削っています。これがTモバイルとUSスプリントが合併すると、かなり良い感じで3強目が誕生することになります。
加入者数時価総額
ベライゾン1億4574万人1980憶ドル
AT&T1億3486万人2350憶ドル
スプリント+TモバイルUS1億3002万人920億ドル
*加入者数は2016年末の数値

投資家サイドとしては不毛な価格競争が沈静化するのではないかと期待をしていますし、規制当局からすると競争原理を常に働かせておくべく現状が望ましいとしているようです。2014年に同じ統合話しが出たものの、価格面での折り合いと当局の承認の見込みがたたずに断念しています。今回はソフトバンクが譲歩して合併後の主導権はTモバイルがとる方向で調整に入った模様で、早ければ10月中旬に一定の見通しがでるようです。最終的には当局承認が下りるか否かが焦点となりますが、2011年にAT&T社がTモバイルUSを買収しようとして反対された経緯もあるので、予断は許されません。

2 新型 iPhone登場

9月22日にiPhone8が発売になりました。全面ガラス張り、ワイヤレス充電など新機能が満載ですが、売れ行きがイマイチでアップル社の株価は急落しています。
AAPL株価20170925 

通信各社とも売り込みに必死で、AT&Tは2台買うと1台はタダとしてみたり、スプリントは旧型機と無料交換をするなどのサービスを実施しています。

スプリントはベライゾンに身ぐるみをはがされないよう呼びかけているのが笑えます。
S-twitter.png 
11月3日は続くiPhone Xが10周年記念モデルとして発売になります。この10年間はアップルがスマホ市場をけん引してきましたが、ハード、普及率ともに一定レベルに到達した成熟市場に変貌しています。これから先は従来の延長線上にない全く新しいシステムに移行しない限りは爆発的な伸びは期待できないかもしれません。

3 これからの展望

当面は5G(第5世代通信サービス)が新しい技術の扉を開けるものとして期待されています。5G時代の到来でインターネットと生活の結合がますます強くなり、超高速通信の技術によってビックデータの活用、IoT(モノのインターネット)、自動運転、VR(ヴァーチャルリアリティ)、遠隔操作等々が実用レベルで可能となります。

2020年導入の目標に向けて、通信各社は5Gのインフラ投資に余念がありません。ベライゾン・AT&Tは今年中に試験運用を開始したいとしています。Tモバイルとスプリントが手を組むのも5G化の波に乗るための体力強化でもあります。また高速通信時代にふさわしい映像コンテンツの配信がサービスの価値を向上させるため、AT&Tのタイムワーナー社買収など各社とも映像メディア産業の取り込みに躍起になっています。

通信業界は消費者に身近なところで技術革新を続けているので、これからも話題には事欠かないことでしょう。個人的にはAT&T社株を保有していますので、これからもAT&T目線で通信業界をウオッチし続けていこうと思います。

それでは
 
ランキングサイトへ移動
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
▲ひと押しいただけるとポイントが上がるので大変励みになります!

スポンサーサイト
Comment:0
2017
09.10

【衝動買い】AT&T増し増しで!!

Category: 【T】AT&T
ゆきだるまです。

うーん、昨夜AT&Tを35.58ドルで買い増してしまいました。
本当はPFF(米国優先株式ETF)を買うはずだったのに・・・
T指値20170908 

それも11株という半端な数・・・

11株でNISAの残り枠がピッタリ使い切りだったんですよね。
 398.40ドル(NISA残枠)÷35.58(T株価)ー5.4ドル(手数料)=11株 余り1.62ドル

時価ベースでの配当率がPFF(米国優先株式ETF)を超えてたんですよね。
 AT&Tの配当率5.51% > PFFの分配率5.16%(経費率除く)

保有平均株価ベースでの配当利回りが5%超えたんですよね。
 新配当利回り5.06% > 従来の配当利回り4.96%

だから今回もAT&Tを買い増ししました。

年初から買付けを始めて安値、安値のたびに拾ってきた変遷です。
T2017年株購入推移 

AT&T社の株って、このところ36ドル~42ドルで行ったり来たりしている感じです。元々が成長に乏しい高配当株なので、安値圏に入ったらガツンと買っておきたい。リーマンショックにも耐えて増配当を続けている配当貴族様なので、これからも減配のおそれがなければ安値歓迎です!

今年のNISA枠120万円分はこれで使い切ってしまったので、次の戦略を考えていきます。

それでは

追伸:Twitterでブログ更新のお知らせ始めました!
 
ランキングサイトへ移動
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
▲ひと押しいただけるとポイントが上がるので大変励みになります!

Comment:0
2017
08.24

【割安】AT&Tの配当率が既に5%オーバー

Category: 【T】AT&T
ゆきだるまです。

米通信界のツートップAT&Tの配当率が5%を超えています。
 現在の配当率=配当額1.96ドル/株価37.98ドル=5.16%

T株価20170822

AT&T社は7月末の短期決算結果が良かったため一度は200日移動平均値まで値を戻したものの、再び軟調となり50日線近辺まで下がってきています。7月を境に短期平均が長期平均を下回るデッドクロスを形成しています。

AT&T社は米通信界でベライゾン・コミュニケーションズと2強であり、TモバイルUSスプリントがこれに続きます。昨今の状況はAT&T社がIoT(モノのインターネット)利用者を増やす他、ディレクTV見放題の抱き合わせプランで顧客増を獲得。ベライゾンは無制限通信プランを導入したことで利用者増につなげました。Tモバイルは安定した利用者を確保し、スプリントだけが顧客離れが進むなど一人負け状態となっています。

2020年を目途に第5世代通信サービス(5G)の時代が到来します。5G時代の到来でインターネットと生活の結びつきがますます強くなり、IoT(インターネット オブ シングス:モノのインターネット)、自動運転、VR(ヴァーチャルリアリティ:仮想現実)、遠隔操作、等々を実用レベルで可能にし、生活の利便性が格段に向上すると云われています。

通信各社とも5G化への対応は必須インフラ整備とともに5Gにふさわしいサービスの充実が求められます。

AT&TはディレクTVやタイム・ワーナー社の買収、ベライゾンはAOLや米ヤフーの買収など両社メディアコンテンツの充実を図っています。TモバイルUSとスプリントは両社の統合はもとよりCATV大手のチャーターコミュニケーションズなどメディアも抱き込んだ形での統合を果たし米通信界3強目になるべく昨今の合併話が進んでいます。

通信業界はインフラとコンテンツに多額の投資が必要となるため当面の収益は厳しいものになります。それでもAT&Tは多額のキャッシュインがあるので現在の配当は維持されるとみています。(参考:AT&Tから配当金、TWX社買収後も配当は大丈夫か?)

以上から、しばらくは価格上昇が見込める銘柄ではありませんが、現在の株価と配当は非常に魅力的なレベルにあると考えています。

それでは。
 
ランキングサイトへ移動
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
▲ひと押しいただけるとポイントが上がるので大変励みになります!

Comment:0
2017
08.07

AT&Tから配当金、TWX社買収後も配当は大丈夫か?

Category: 【T】AT&T
ゆきだるまです。

AT&T社から中間配当がでました。
 配当額 17.64ドル(40株分)
 利回り 4.4%(対保有株価、税引後)

T社の魅力は何といっても配当の高さです。NISAで運用しているので米国内課税分10%のみが控除されて税引後でも4.4%あります。前期決算も1株利益(EPS)が調整後で0.79ドル(前同期0.72ドル)で実配当額0.49ドルを十分カバーできています。

さて、T社がタイムワーナー(TWX)社を買収した後も、この高配当が維持できるのでしょうか? 株主としては大変気になるところです。懸念は2つあって、1つ目は買収額854億ドル(株価107.5ドル相当)を支払った後のT社に配当支払能力が残っているか? 2つ目はTWX社の業績でT社並みの配当が払えるか? です。

TWX社買収計画発表の2016年10月に株価80ドル近辺から100ドル近辺まで上昇してきました。
チャート画像

1つ目の買収額について、報道では半分を現金、半分をT社株で支払うとしています。現金分は借り入れとなると考えられますが年間160億ドルのフリーキャッシュで利払いは可能だと思います。
次に増株分ですが、
 増株数:854億ドル✕1/2÷想定株価40ドル=10億6750万株(現行61憶8900万株)
 配当増:10億6750万株✕1.96ドル/株・年=20億9230万ドル(現行121憶3044憶ドル)
増株で約17%程度の希釈化及び配当増となりますが、T社は年間160億ドルのフリーキャッシュフローがあるので大丈夫ではないかと思います。

2つ目のTWX社の業績ですが、TWX社の買収株価を107.5ドルと見積もっており、これをT社の配当率4.9%(株価40ドルの場合)に当てはめる
 TWX株の新配当額 :107.5ドル/株✕4.9%=5.27ドル
 現TWX株の1株利益:4.96ドル<新配当額5.27ドル・・・OUT!
 配当不足額:0.31ドル✕(現行7億9200万株+増分10億6750万株)=5億7645万ドル
これもT社側のキャッシュで呑み込んでもらうことになるでしょう。

大分おおざっぱな試算で恐縮ですが、T社の強みは高い現金収入です。この現金力が維持できればTWX社買収後も5%近い配当は維持されるとみています。米通信界は過当競争を繰り返しており、M&Aも体力のあるうちに進めて競争優位に立っていって欲しいと思います。

それでは
 
ランキングサイトへ移動
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
▲ひと押しいただけるとポイントが上がるので大変励みになります!

Comment:0
2017
07.27

AT&T決算(2/4期) 減収増益なるも株価急騰

Category: 【T】AT&T
ゆきだるまです。

米国時間7月25日16:30にAT&T社の第2四半期決算が発表になり、株価が急騰しました。
T株価20170726 

純利益は39億ドルで前年同期の34億ドルから15%増加
1株利益(EPS)は0.63ドル(前年同期0.55)特殊要因を除いたEPSが0.79ドルで予想0.73ドルを超えました。
売上高は398億ドルで予想と一致しますが、前年同期405億ドルは下回りました。

ビデオと電話を統合する新たな無線サービス(無制限プランとテレビのストリーミング「ディレクTVナウ」)を追加料金10ドル/月での提供を6月から開始したところ顧客の新規獲得と既存顧客の解約防止につながった様子です。米国内の電話契約数は25万6千人減少の予想のところ8万9千人減少にと留まりました。

タイムワーナー社の買収(854億ドル)が年内に完了する見通しであることを示しました。

同社株は3月中旬から下降線をたどっていましたが、今回の決算は久し振りにプラスに転じるイベントとなりました。熾烈な競争を繰り広げる米通信業界ですが、短期的な業績に相場が揺れ動くので、市場はまだ成行を見守っている感じですね。AT&T社はメディアと通信の融合を強く打ち出していますが、今のところこの戦略は成功しているようです。

AT&T 社株は他銘柄に較べて保有ポジションが大きいため、当面の間は他社株の買い増しを進める予定ですが、株価と配当が非常に魅力的な状況なので悩ましくしています。

それでは


 
ランキングサイトへ移動
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
▲ひと押しいただけるとポイントが上がるので大変励みになります!

Comment:0
back-to-top