2018
01.14

【決算】ウエルズ・ファーゴ、本年有望金融株の癒えない傷跡

ゆきだるまです。

米銀大手のウエルズ・ファーゴ(WFC)2017年第4四半期決算の発表が12日にありました。

WFCpic 20180113

営業収益前年同期の5%増254億5千万ドル、純利益前年同期の17.7%増57.4億ドルに増加しました。

1株利益(EPS)はアナリスト予想の1.06ドルを上回り1.16ドルとなりました。これは政府の税制改革により繰延税金負債の計上が不要となったこと等により、33億5千万ドルを利益に転じたことが寄与しました。年間EPSは計4.07ドル、年間配当額は計1.56ドルなので、配当性向は38.2%となり、十分な配当余力があることから本年も増配当が期待できます。

一方で顧客に無断で架空口座を作るなどの不正事件に対して、訴訟関連費用として引き続き32.5億ドルが見積もられています。

功罪入り乱れて、株価は前日比0.7%程度下落しました。

【WFC株価】
WFC株価20180112 

ウエルズ・ファーゴは、非常に堅牢な経営で知られ、かのウオーレン・バフェット氏が同社株は永久保有するとまで言わせしめた銀行です。

バフェット氏は企業の良し悪しを見分ける際に、業績以上に組織体制も大いに評価をしています。長期投資にあたっては、トップによって経営が左右されるようでは困るので、誰が経営者になっても安定した利益が出る企業が理想です。ウエルズ・ファーゴ社はコカ・コーラ社とともにバフェット氏のお眼鏡にかなった企業でした。

しかしながら、一昨年9月に行員が顧客に無断で架空の口座を作成していた事実が発覚し、その後も住宅ローンの手数料を不正徴収なども相次いで明るみに出るなど、信用の屋台骨が揺らぎまくっています。

当時の執行部と不正加担者は大粛清が行われましたが、損害保証のための訴訟は継続中であり、今回の大型減税成立で金融機関が一斉に上げ相場に入った中にあっても、どことなく暗い傷を負った感じがしています。

今のところバフェット氏は静観をしている様子なので安心はしています。

ウエルズ・ファーゴの株価も大型減税の恩恵を受けて12月から上昇中です。ポートフォリオもマイナスまで落ち込んでいた時期もありましたが、今は7%近いプラスのリターンに転じています。

飛翔  
現時点のPER(株価収益率)は15.5倍、まだまだ割安の水準にありますので、今のうちに買っておいた方が良い銘柄の一つだと思います。

それでは
 
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2017
12.10

大統領ツイート「ウエルズ・ファーゴの不正には厳格処分を」

ゆきだるまです。

トランプ大統領はツイッターで放言することで有名ですが、持ち株のウエルズ・ファーゴについて、こんなツイートが流れてきました。

トランプツイート:ウエルズ・ファーゴ

「ウエルズ・ファーゴ銀行が顧客らに行った悪行について、誤った報道に対して、制裁金や罰を落とすことはない。追求するし、むしろ実質的に増加させる。規制は削減するが、不正行為が発覚した時は罰則を厳しくする」

???

情報を集めてみると、「米消費者金融保護局(CFPB)が、ウエルズ・ファーゴが住宅ローン手数料の不正取得問題について、数千万ドルの罰金を科すかどうか再検討している」との報道記事にトランプ大統領が反発したものらしいです。

CFPBはオバマ政権時代に創設した組織で、現政権は組織改革に乗り出したが「消費者保護が後退する」との批判も強かったため、トランプ大統領はあえて金融機関に厳しい姿勢を見せたかったのだろうとの見方が強いようです。

それにしても、世界で最も影響力のある国のトップが思いつきでツイート(呟き)しまくるのって不思議ですね。様々な問題発言を繰り返してきても、米国の行政や経済が滞っていないのは、つまるところ


この人の発言には影響力がない


ということ。株価も動いていなかったですし・・・


逆に、影響力があり過ぎる人と云えばこの人

プーチン

「テロリストは便所に隠れていても絶対に息の根を止めてやる」とか、
「人を殺したことがありますか?」との取材に「素手で、という意味か?」と返すとか、
元KGB職員(英国で云えば007)は、おそろしあ…


何事も中庸が一番ですね。

安倍晋三

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2017
12.07

ウエルズ・ファーゴ 株価上昇と配当のWボーナス!

ゆきだるまです。

12月1日、米上院は法人税の税率を現行の35%から20%に引き下げること等を柱にした税制改革法案を可決しました。これを受けて金融株が一斉に上昇、米銀大手のウエルズ・ファーゴも一段高みに上がりました。

【ウエルズ・ファーゴ株価推移】
WFC株価20171206

また、 ウェルズ・ファーゴ社のティム・スローンCEO(最高経営責任者)は12月5日に、年明け発表の第4四半期決算では法人向け融資が改善する可能性が高いとの見通しを投資家向けのプレゼンテーションで述べました。

先の第3四半期決算は、法人向け融資が不調で、融資残高が前期比で50億ドル以上落ち込んでいたので朗報です。ただし、今年全般の法人向け融資の環境が予想より不調だとの認識も示しており、第4四半期の住宅ローン事業は、主に季節要因で鈍化しているとのこと。次の決算はまだ判断がつきかねる感じで株価は反応していません。

また、12月5日には本年第4回目の中間配当を受領しました。
 7.02ドル(20株分、税引後)
 配当利回り 2.6%(保有株価53.80ドル)

【ウエルズ・ファーゴ配当額推移(10年)】
WFC配当額推移~2017
ウエルズ・ファーゴは7年連続増配当を行っていますが、ここ3年は極めて微増・横ばいです。今年は中間配当ベースで1セントしか上がっておらず、増配停止の雰囲気すら感じられます。リーマンショック後の急上昇の勢いは何処行った?という感じですね。

先の決算で訴訟関連費用を含めて1株利益は1.04ドル、中間配当額0.39ドル(配当性向37.5%)で増配の余地は十分です。金融株は石油系のように純益を割り込んでの配当、いわゆるタコ配などはしないと思いますが、それにしても配当額が低過ぎな感じです。

リーマンショックの時には大きく減配したりもしますので、配当を期待しての金融株は全く当てになりません。ただ今回の税制改革や利上げなど、個々の業績とは無関係に政府系イベントに株価が沸いたりもしますので、1つは持っていても良い株種かなとも思います。

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2017
10.23

【銘柄構成】一つは持っておきたい金融株

こんにちは、ゆきだるまです。

米株式市場が好調ですね。10月19日に米上院が来年度予算案(10月始期)を決定し、現政権が目指す税制改革の実現可能性が高まったと見て金融株に買いが入っています。

米国内銀行のウエルズ・ファーゴは、今月13日の前期決算発表で急落したものの再上昇に転じました。
WFC株価20171022 

金融業界は個々の業績による変動はありますが、総体的に政策や市場動向の影響を受けやすいセクターです。単純な話として景気が良ければ金融機関の利潤も増加し、不景気の場合でも政策的に景気高揚策が取られるので金融機関もその恩恵を受けることになります。

この様に社会的役割から収益機会に恵まれており、その意味で金融株は美味しい銘柄だと思っています。ポートフォリオを組む際に一つは加えておきたいところです。

時折り大きく下落することがありますので、その時が「買い」だと考えています。

それでは

 
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2017
10.14

【決算】ウエルズ・ファーゴが落下

こんにちは、ゆきだるまです。

ダウ30、ナスダックが最高値を更新する中で、ウエルズ・ファーゴが急落しました。
WFC株価20171013 
13日、第3四半期の決算が発表となり純利益が18.6%減収入が4期連続で市場予測を下回りました。2007~2009年の金融危機以前から続く住宅ローンの訴訟関連費用10億ドルの計上、モーゲージ事業の低迷が決算に大きく影響しています。

売上高は219憶ドルで前年同期から2%減、市場予測224憶ドルを下回りました。純利益も46億ドルに減少、1ドル利益は1.04ドル(訴訟関連費用0.20ドル含む)で前年同期1.03ドルを若干上回りました。

モーゲージバンキング部門が37%減収、コミュニティバンキング事業の純利益は前年同期比31%減の22億ドルでした。

シュルースベリー最高財務責任者(CFO)は、2019年末までに支出を40億ドル圧縮し、削減分の半分を事業に再投資する計画だとし、配当及び自社株買いの株主還元費用は40億ドルを計上し、前期の34億ドルより増加させたと述べています。

金融機関は純利益の見通しを超えて株主還元はしないはずですので、長期保有をするうえで今回の決算は特段の問題にはならないと考えています。むしろ一日で3%も株価が下落したので買い場ではないでしょうか。

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