FC2ブログ
2018
08.14

さらばウエルズ・ファーゴ!~バフェット銘柄からの卒業

ゆきだるまです。

銀行株ウエルズ・ファーゴを売却しました。

【WFC売買の状況】
WFC20180813.png

売買経歴

2017年4月18日 買い 52.21ドル
2017年7月03日 買い 55.40ドル(保有株価53.80ドル)
2018年8月13日 売り 57.70ドル

株価による利益 7.25%、配当による利益 3.58%、計 10.83%

ウエルズ・ファーゴに関する過去のブログ

もともとウエルズ・ファーゴを取得した理由は2つでした。

・バフェット銘柄
・個別株投資でのセクター分散としての銀行株の取得

一方で、売った理由は、新たな銘柄買付け用の資金確保のための売却です。損切りと云うわけではなかったので、ウエルズ・ファーゴに白羽の矢を当てた理由は次のようになります。

・インデックス投資に軸足の転換(個別株の種類を減らす)
・資金的にちょうど良い額
・配当利回りが低い
・NISAで運用していて利益がでていた(非課税制度のメリットが生かせる)
・バフェット銘柄という不安

今回、考えてみたいのはウエルズ・ファーゴが「バフェット銘柄」だったから処分をしたということです。普通は「バフェット銘柄ならずっと持っていれば良いではないか」と云われそうです。確かにバフェット氏はウエルズ・ファーゴを永久保有銘柄だと宣言をしてガチホを続けています。大がかりな不祥事が発生しても当行の再生を信じて応援さえしています。

では、なぜバフェット銘柄がだめなのか?

当然ながらバフェット氏が売買の主導権を握っているからです。バフェット氏は長期投資家としてのイメージが強いですが、実は結構ひんぱんに売買をしています。IBMの売却やアップルの買付けが最近では話題になりましたが、我々一般投資家が売買を知るのは全て事後。投資家は売買を誰かに相談したりはしません。

従って、IBMホルダーはバフェット氏が売り抜けて株価が下がってからその事実を知り、バフェット銘柄となったアップルを新規に買おうとする者はバフェット氏が買って割高になったものを買う羽目になるのです。

バフェット氏は保守銘柄を選好しているイメージがありますが、最近ではアップルへの投資はもとよりアマゾンやグーグルへの投資にも興味を示すなど、短期で値幅がとれる銘柄も視野に入ってきているように思えます。年齢のせいなのか、それとも毎年20%を超すリターンを出し続けるためには、もはやウエルズ・ファーゴやコカ・コーラは眠たい銘柄になってきているかもしれません。

そう考えると永久保有の言葉もどこまで信じて良いのか。仮に今バフェット氏がウエルズ・ファーゴを処分して株価が下がると自分のポジションでは赤字転落してしまうという不安がつきまといます。

つまるところ投資は自己責任という言葉の裏を返せば、売らない自由も売る自由もあるわけなので、今回は神(バフェット氏)頼み的な姿勢を見直す機会になりました。

NISA枠がもったいない、バフェット銘柄だから長期投資、この2つの殻を今回破ったのは非常に画期的なことだったと考えています。

それでは☆彡
 
▼ひと押しいただけると大変励みになります!(ブログランキング参加中)
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
米国株ブログ村に移動します。

★Twitterも良ければフォローしてみてください★

Comment:0
2018
07.15

ウエルズ・ファーゴ決算~失った信用は取り戻せていないのか?

ウエルズ・ファーゴ株主のゆきだるまです。

7月13日に米銀大手のウエルズ・ファーゴの第2四半期の決算がありました。

結果はダメでした。

EPSが0.98ドル、予想1.12ドルと前年同期1.08ドルのいずれも下回りました。
売上高が215億5千万ドル、予想216億4千万ドルと前年同期222億3千万ドルのいずれも下回りました。

【主要財務情報】
 WFC2018第2四半期財務情報 

平均融資残高が前期比69億ドル減少で約2年ぶりの低水準。商業融資と消費者融資の双方が落ち込みました。住宅ローン手数料は5年前の3分の1に減少して7億7千万ドルという低水準な業績でした。

【住宅ローン手数料推移】
WFC住宅ローン手数料推移 

さらに報道では、顧客への不正行為などが業績悪化につながっているのではないかとの不安が広がったとの見方を示しています。

株価は前日比で1.2%下落しました。

【ウエルズ・ファーゴ株価】
WFC20180713.png 

不正行為の余波はまだ収束していないようですね。

ウエルズ・ファーゴは全米3分の1の世帯と取引するリテール銀行の最大手です。支店数・ATM数はナンバーワン。町中どこでも見かけるゆうちょ銀行みたいな存在で、米国市民にとっては非常に身近な銀行です。

そのウエルズ・ファーゴが大がかりな不正をやらかした。信用第一の銀行が架空の口座を顧客に無断で開設。その数たるや約200万。事件発覚で処分された行員数は5300人だったというから組織的なモラルが欠如したことは明らかでしょう。

2016年9月に事件が発覚してから2年弱、その後の調査でも次々と不正が明るみに出て、国に対しては綱紀粛正と制裁金10億ドルで今年の四月に一応は決着をみた形になっていたはず。

融資事業が伸びていないのは、利用者側の信頼回復が進んでいないということでしょう。

今後の信頼回復はどうなのかというと、遠い異国の銀行のこと故、ニュース以上の肌情報は感じようがありません。ここで頼みの綱は希代の投資家ウオーレン・バフェット氏。

「buffett warren」の画像検索結果

ウエルズ・ファーゴといえば堅牢な経営基盤をもつ企業としてバフェット氏の寵愛を受けています。バークシャ・ハザウエイ社保有株式の第1位をアップルにゆずったもののウエルズ・ファーゴは依然として第2位の折り紙つきです。あれだけの不祥事があってもバフェット氏は投げ売ったりはせずにガチホを続け、再建に向けてエールさえ送っています。

【バフェットポートフォリオ2018年3月末】
BRKポートフォリオ201803 


今期決算は悪かったもののウエルズ・ファーゴの業績はROEが11.5%であり10%超の高水準を維持し続けています。また株価はPER13.7の割安水準、配当余力は38.7%(配当利回り2.8%)と体力は十分です。市場動向は減税、利上げと銀行株には追い風が吹いているので、楽観して保有を続けていきます。

それでは☆彡
 
▼ひと押しいただけると大変励みになります!(ブログランキング参加中)
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
米国株ブログ村に移動します。

★Twitterも良ければフォローしてみてください★

Comment:0
2018
06.07

バフェットがウエルズ・ファーゴ171万株を売却!見限ったか?

WFC株主のゆきだるまです。

6月、3の倍数月の始めには米銀行ウエルズ・ファーゴからの配当金が届きます。1株配当0.39ドル株価に対する配当利回りは現在2.8%程度で標準よりは高めです。

6日のNY相場は米中貿易摩擦が緩和されたことを受けて一斉に株価が上昇。先週末の雇用統計発表から景気高揚感の再燃も受けてウエルズ・ファーゴは前日比で2%近く上げています。

【ウエルズ・ファーゴ株価】
WFC20180606.png 
さてウエルズ・ファーゴといえば希代の投資家ウオーレン・バフェット氏をして永久保有と云わせしめたサラブレッド銘柄。2016年秋に発覚した顧客の架空口座開設事件を受け、株価が大いに低迷しても、バフェット氏は組織更生を見守るとの力強い意志表明もありました。

バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウエイ社の保有株はバフェット・ポートフォリオとも呼ばれ投資家の注目を集めています。バフェット氏は簡単には株を売らない主義と云われていますが、見込みのなくなった株は容赦なく切り捨てられます。

先月15日に米証券取引委員会(SEC)に提出された3月末時点の保有有価証券報告書IBM株がいよいよゼロになったことが明らかになりました。ハイテク系は苦手とされるバフェット氏が始めて手をだした銘柄なだけに、バフェット氏が手放したことに対して大きく失望した投資家も非常に多いと思います。

先の報告書の中では

ウエルズ・ファーゴも171万株を売却

したというニュースが伝わってきました。最近のアップル株の買い増しで保有銘柄1位の座を奪われたことは記憶に新しいところですが、バークシャー社のウエルズ・ファーゴの保有率は14.54%から12.66%に下がりました。

バフェット氏はウエルズ・ファーゴを見限ったのか?

ウォーレン・バフェットは株主に話しかけています。
Image source: The Motley Fool.

真相は金融機関に対する出資規制。非金融会社が銀行株を10%以上保有すると商取引上の制限を受けることになるからです。最近ではウエルズ・ファーゴは積極的な自社株買いを行っていて発行株式数を大きく減らしたことから、逆にバークシャー社の保有割合が10%を超えてしまったようです。分母が減ったので分子たる自社持ち分も売却して帳尻を合わせたとのこと。

実際にバークシャー社のウエルズ・ファーゴ株の保有数は現在4億5823万株で、171万株(0.3%程度)の売却は微々たる調整の範囲でした。我々一般投資家からすると百万株単位の売却と聞くとビビりますが、スケールが違うことを思い知りました。

ということで、ウエルズ・ファーゴについては引き続きバフェット氏のご加護があるということで安心してホールドを続けられます。リアルな情報が得にくい異国の地にあって、投資界のトップに立つ人の見識は何物にも代えがたい判断材料ですが、過信は禁物ですので、日々のホームワークは怠らないようにしています。

それでは☆彡
 
▼ひと押しいただけると大変励みになります!(ブログランキング参加中)
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
米国株ブログ村に移動します。

★Twitterも良ければフォローしてみてください★

Comment:0
2018
04.14

【決算】ウエルズ・ファァーゴォォーなぜ落ちる?金融総崩れ!

WFCホルダーのゆきだるまです。

第1四半期決算発表のシーズンが到来しました。

昨夜は持ち株のウエルズファーゴ(WFC)のほか、JPモルガン・チェース、シティバンクグループなど金融大手の決算発表がありました。いずれも純利益が前年同期を上回る堅調な業績で一時株価が上昇したものの、米ミシガン大学が発表した4月の消費者景況感指数(暫定値)が97.8と前月比・市場予測を下回り、金融銘柄全般が下落に転じた模様。

【VFH金融セクター株価】
VFH20180413.png 

ウエルズ・ファーゴの決算概要

国内税率引下により株主帰属の純利益が5.7%増加の55億3千万ドル(前年同期52億3千万ドル)、1株利益(EPS)が1.12ドル(前期1.03ドル)に増え、市場予測1.07ドルを上回りました。EPSはこれまでの3期連続で市場予測以下を脱出。

【EPS推移】
WFC EPS経緯 

配当余力については、1株利益1.12ド1株配当0.39ドル配当性向34.8%で十分な余裕があります。

総収入は1.4%減の219億3千万ドル、融資総額は1.2%減の9473億ドル、一般消費者向けの融資や金利上昇による住宅ローンの非金利収入の減少が原因。

不祥事対応関連では自動車保険と住宅ローンをめぐる問題に関連して、米消費者金融保護局(CFPB)と通貨監督庁(OCC)から制裁金10億ドルが課せられたことを明らかにしました。最終和解内容次第では決算値の修正もあり得るとのこと。それにしても制裁金10億ドル(1000億円強)というのは桁違いですね。さすがは米国、ペナルティのインパクトも相当なものです。

ティム・スローン最高経営責任者(CEO)は「傑出したチームが自行をより良い強い企業に変え続けると確信するが、全ての問題解決には時間がかかることも認識している」と語りました。

ウエルズ・ファーゴはお買い得ゾーンに

株価は一日で3%超の下落

【WFC株価】
WFC20180413.png 

ウエルズ・ファーゴは大型減税成立を受けて年末年始にかけて株価が急上昇してきました。2月初の同時株安で含み益を一掃し、3月中旬からは200日移動平均線を割りこんでいます。

ウエルズ・ファーゴの強みは、何といってもバフェット氏寵愛の銘柄。1位のアップルに僅差で第2位の保有量を誇っています。

【バフェットポートフォリオ2017年12月末】
201803060440009bf.png
バフェット氏をして永久保有銘柄と云わせしめた優秀なビジネスフレームを持ちながら、残念なことに2年前に発生した不祥事対応で今なお揺れ動き、短期では浮かばれない状況にあります。

PERは12倍前後、配当利回りも3%を超えるなど割安であることは間違いありません。誰も見向きもしない時に仕込んでおくのが株式投資の常道だとすると、ウエルズ・ファーゴは今が旬な銘柄です。

それでは☆彡
 
▼ひと押しいただけると大変励みになります!(ブログランキング参加中)
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
米国株ブログ村に移動します。

★Twitterも良ければフォローしてみてください★

Comment:0
2018
03.06

ウェルズ・ファーゴから配当、バフェット銘柄2位の実力は?

ゆきだるまです。

米銀行大手のウェルズ・ファーゴ(WFC)から中間配当金を受領しました。

 中間配当額 0.39ドル(1株当り・税込、前回同額)
 年間利回り 2.71% (時価株価57.75ドルベース)
       2.90% (保有株価53.80ドルベース)

ウェルズ・ファーゴは2016年9月に行員が顧客に無断で架空口座を作成していたという事件が発覚、その後も住宅ローン手数料の不正徴収事件など不祥事が相次いで発覚しています。先の3月1日には資産運用部門のサービス手数料過大請求が内部告発で明らかになり内部調査を進めている旨の発表がありました。

次々と出される内部の膿に対して、先行きの見通しはどうでしょうか?

米投資家ウオーレン・バフェット氏は2月末のTVインタビューで「ウエルズ・ファーゴのティモシー・スローンCEOが危機を脱することに自信を持っている」と語りました。

最新のバフェット銘柄としてもアップルに並び僅差で2位を占めています。

【バークシャ・ハザウエイ・ポートフォリオ 2017年12月末時点】
バフェットポートフォリオ2017年12月末

ウェルズ・ファーゴが不祥事究明と組織再編の行方が依然として不透明な中にあって、バフェット氏の見立てが一番の安心材料になります。同社の高い経営力を評価して永久保有”とまで言わせしめた銘柄でもあります。

最近の財務成績をみてみます。

 株価収益率(PER)  :14.1倍
 自己資本利益率(ROE):11.5%

割安ながらも高い収益性を維持しています。

収益力についても

 1株利益(EPS)4.07ドル>配当額1.56=配当性向38.2%

配当余力も十分にあります。  

最近の株価動向でいくと昨年末の大型減税成立を受けて株価は一気にあがりましたが、2月初旬の同時株安で年末年始のに載せた利益を一気に履きだした感じです。それでも金融セクター全般の中での中庸性は保っています。

【昨年11月末以降のWFC社と金融セクターVFH、S&P500指数との比較】
WFC20180305比較

これから先の金利上昇場面において金融セクターは有望です。再建途上中ながらも先の四半期決算結果は良好な結果でした。米国と米国民は同銀行を見捨てていないという実感は伝わってきており長期では有力な資産になると考えています。

それでは
 
▼ひと押しいただけると大変励みになります!(ブログランキング参加中)
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
米国株ブログ村に移動します。

★Twitterも良ければフォローしてみてください★

Comment:0
back-to-top