2018
02.14

PFF(米国優先株ETF)から分配金、価格下落で光る高配当銘柄

高配当好きのゆきだるまです。

米国市場は再び売りが優勢に転じ不安定な値動きが続いています。そのような中でPFF(米国優先株式ETF)から2月分の分配金(1株0.19ドル・税込)がありました。

PFFの利回りは6%超水準へ

昨年は年間の分配金合計2.33ドル、この下落相場でPFF本体価額も下がっており現在の利回りは6%を超えました。

 分配金利回り6.3%=年分配金2.33ドル/現在価格36.9ドル

【PFF価格推移】
PFF価格20180213 

金利上昇局面で高配当銘柄は弱いか?

ウオールストリートジャーナルは、金利上昇局面ではディフェンシブ株は通用しないというコメントを出しました。つまり安全資産の債権で利回りが取れるのならリスクの高い株式離れが進むということです。

金利上昇予測から10年債の利回りが3%近くまで上昇しています。

下のチャートは高配当銘柄であるAT&TとPFF(米国優先株式)と10年債利回りの価格を比較したものです。AT&Tと10年債利回りには逆の相関関係がみられ債権利回りが上がると高配当銘柄は価格を落とす傾向にあります。

PFFも普段は値動きの少ないことで有名でしたが、下のチャートをご覧いただくと債権利回りとは微妙ながら逆相関の関係を形成しています。

【高配当銘柄と10年債利回りの価格推移】
PFFと10年債利回りとTの価格推移

ウオールストリートジャーナルにあるように高配当株から債権に乗り換えた方が良いのでしょうか?

それは逆です!

株価が下がると配当利回りは更に高くなります。キャピタルゲイン(価格差)を狙うのであれば不利ですが、インカムゲイン(配当)を狙う投資家にはまたとないチャンスです。AT&Tは配当利回り5%超えで、連続増配当歴34年の配当貴族です。価格が下がっても配当が減る心配がない最高の銘柄です。特に今回は好決算であったのに市場の一斉下落に引きずられて価格を下げているのでお得感が増しています。

PFFの分配金は減らないのか?

PFFについては2007年設定なので分配金のトラックレコードが少ないのが難点です。複数銘柄によるETFなので配当貴族の様に分配金が経年的に増加していくという性格のものではありません。

【分配金額の年額推移】 ※2007年は途中開始のため割愛
PFF分配金推移2008-2017年(年額)
【PFF価格の推移】
   PFF株価推移20171211
今回の下落前でも5.7%程度の利回りがあり、価格チャートの様に値動きが非常に少ないため5%台後半の分配金は安定して入っていたことになります。

PFFは2008年~2009年の金融危機で大きく価格を下げています。PFFは金融株を中心に構成されているため金融危機に直面して売りが殺到したものだと思われます。暴落前に較べて1/3程度まで落ち込んだ形になっており、PFFは金融危機に弱いというのが定評です。

それも逆です!

金融危機に直面しても分配金は減っていません。ウエルズ・ファーゴなど金融株は金融危機の時に真っ先に減配しており、本PFFにもウエルズ・ファーゴが組み込まれています。なぜPFFの分配金は減らないのか?

PFFが優先株の集合体だからです。

優先株とは議決権がない代わりに配当利回りが高い株式です。金融機関などは普通株式の発行が容易ではないので緊急で資金調達が必要な場合に優先株を発行するケースが多くなります。

優先株は誰が買うかというとまとまった資金を緊急で用立てられる大口投資家です。「バフェット・優先株」でぐぐると事例がざくざくと出てきます。リーマン・ショックの時にゴールドマン・サックス、バンク・オブ・アメリカ、ゼネラル・エレクトリックらの超メジャーがバフェット氏に泣きついて、優先株と引き換えに緊急の資金援助を得ています。

ゴールドマン・サックスについては、バフェット氏がアイスクリームをしゃぶりながら10%の利回りなら買ってやると言った逸話もあります。(参考)Market Hack記事

つまり普通株は減配できても、優先株は減配などできない代物なのです。例えばバフェット氏に対して神頼みの優先株を発行しておいて減配などしようものなら完全にアウトでしょう。他の発行先も大なり小なり同じだと思います。

だとすればリーマンの時に投げ売りした投資家は馬鹿を見たことになり、逆に底値で拾えていた人は利回り20%近いお宝をゲットできたことになります。

まとめ

金利上昇局面でPFF(米国優先株式)の価格が減少しており、分配金利回りが6%超えの水準にあります。

分配金は優先株式という減配されにくい性格を持っていることから安定した利回りが期待できます。ただし優先株は短期で買い戻されたり、普通株に転換されたりするためETFの組入れ状況により分配金の額は変動します。

普段は眠たいくらいに値動きが安定しているので、今回の価格下落はインカムゲインを狙う投資家にはチャンス到来だと考えています。

それでは
 
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2017
12.12

PFF(米国優先株式ETF)から本年最後の分配金とまとめ

ゆきだるまです。

PFF(米国優先株式ETF)は、金融系を中心に議決権がない代わりに配当金が高い優先株式を300近く集めた異色のETFです。PFFは①分配金利回りが高い(年5.79%)②毎月分配金を出す(タコ配ではない)、③価格が安定している、という特徴があり、高配当銘柄を選好する方々に人気の高い銘柄です。

さて、PFFも本年最後の分配金が出ましたので推移をまとめてみたいと思います。

【2017年月額推移】
PFF分配金推移2017年(月額)
年初から漸減傾向が続いてきましたが11月から盛り返し、現在の分配金利回り

 5.79%=年分配金額合計2.23ドル/現在ETF価格38.51ドル

ただし、経費率が年0.47%かかるので、実質は5.32%となる見込みです。

当ETF設定来の分配金推移のまとめとETF価格を掲載します。

【分配金額の年額推移】 ※2007年は途中開始のため割愛
PFF分配金推移2008-2017年(年額)
【PFF価格の推移】
   PFF株価推移20171211

分配金額は設定来の平均が2.53ドルなので漸減傾向にある感じです。PFF価格は横ばいで安定していますが、リーマンショックのあった2009年で大きく下げています。

これまでPFFを評価する際は、平常時は安定しているけれど金融危機などの時は価格が大きく下がるから要注意などと云われてきました。

ここで注目していただきたいのは、
2009年の大暴落でも分配金の額は減っていない こと

私も今までPFFを見てきて今回初めて気が付いた次第ですが、PFFは暴落に強いです。長期投資をする場合でしたら、暴落時でも手放さず、むしろ買い増しをするとお得な銘柄となります。

リーマンの時に、金融系のPFFは分配金も激減するだろうと考えた人々が投げ売りしたところ、予想に反して分配金は下がらなかったということで、底値で拾えた人は安定的な利回りが10%超えのお宝をゲットできたことになります。

これから先もPFFは安定的な高利回りを保証しれるか否かは定かではありませんが、ETFという個別株にはない安心感があります。そのため、PFFは平常時に安定的な高利回りを提供し、価格下落時には更に魅力的な利回りを提供してくれる銘柄として考えておくとよさそうです。

それでは

 
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2017
11.11

おお、今月はPFF(米国優先株式ETF)の分配金が増えた♪

ゆきだるまです。

毎月配当金のお小遣いが入ってくる「ちゃりんちゃりん投資」って憧れますよね。そんな夢を実現してくれるのがPFF(米国優先株式ETF)です。米国金融会社を中心に300社の優先株式を集めた一風変わったETFです。

PFFは①5%近い高分配(配当)、②毎月分配金を出す、③値動きが少ない、という特徴があります。毎月分配金を出すと云っても、きちんと構成銘柄の配当金から支払われているもので、日本の投資信託みたく元金を取り崩すようなふざけた真似はしていません。

これまで分配金が漸減していましたが、何と今月は分配金が増えていました!
PFF分配金推移2017年11月
※10月の記事では9月、10月の分配金額を誤っていましたので訂正いたしました。

分配金は300社近い配当金の集合体なので予測は困難です。普通は四半期(3ヶ月)ごとの周期性みたいなのがあっても良さそうですけどね。毎年年末に12月分とは別に調整額が支払われることもあります。

とりあえず現時点までの平均値で考えた年間利回りです。
 4.8%=分配月額@0.185ドル✕12カ月/ETF価格38.1ドルー信託報酬年0.47%-税率10%(NISAの場合)

最近では高配当株であるAT&Tの株価が下落しており配当率が上がっています。

【PFFとAT&Tの価格推移】
PFFとTの株価推移比較(2017年11月)

【年間の利回り(税引後)比較】
PFF:4.8%<AT&T:5.2%(株価34.2ドル)

今ならAT&Tを買った方がお得な感じですね。

PFFは価格変動がフラットで安定しているのが魅力です。基準価格が僅かながらも下がることがありますので、その時に買い増ししたい感じです。

それでは

 
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2017
10.13

【疑念】PFF(米国優先株式ETF)の分配金は大丈夫か

こんにちは、ゆきだるまです。

長期保有・配当再投資を行っていくうえで保有資産から生まれる配当金や分配金は非常に重要です。PFF(米国優先株式ETF)は分配金の利回りが高く、価格が安定しているので人気があります。リーマンショック以後は40ドル付近をほぼ横々で価格が推移しています。
PFF株価推移20171012

先日、10月分の分配金が出ました。

 分配金 1.57ドル(10口分、税引後)
 利回り 4.99%(取得額37.79ドル、税引後)

このETFの特徴として分配金が毎月出ます。日本の投資信託と異なり元本取崩しではなく、300近い構成銘柄の各配当金による純利益の分配です。しかしながら、本年に入ってから分配金が漸減しています。
PFF分配額推移(2017年10月)
個別株の集合体ですので個々の配当月・配当額によってバラツキが出るのは仕方ありませんが、通常であれば配当サイクルである3ヶ月の単位でみても減少が続いています。

NISA(非課税)口座で保有しているため、米国内税10%を差し引いても5%近い利回りは出ていますが、分配金の減少は長期保有・配当再投資を行ううえで看過できない現象ですので、何とか持ちこたえて欲しいと切に願っています。

それでは

【お詫び】記事をアップした時点で9月、10月の分配金額が誤っていましたので修正を行いました。「通りすがり」様、ご指摘の御礼と対応の遅延を謝罪いたします。

 
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2017
08.12

PFFの分配金は今月も漸減、NISA最終買増しを検討

ゆきだるまです。

【PFF】米国優先株式ETFから8月分の分配金が出ました。

 分配額 1.59ドル(10口分、税引後)
 利回り 4.77%(取得額37.39ドル、税引後)

本年の分配金額の推移をまとめました。残念ながら今月も分配金は下がっていました。
PFF分配額推移(2017年7月)
本ETFは289銘柄から構成された米国優先株の集合体であり、構成状況により月別でのバラツキはやむを得ないと考えますが、通常配当の3ヶ月サイクルでみても減少傾向にあるので若干の心配をしています。

それでも本ETFは基準額の変動が少なく5%近い分配金利回りであるため、安定資産としてポートフォリオに組み込んでいきたいと考えています。本年のNISA枠の残の8万円強は全てPFFを買付ける予定ですが、現時点では20口買い増しのギリギリラインです。

 NISA枠残額 85,504円
 米ドル換算 775.33ドル(現在110.28ドル/円)
 購入価格  現在38.62ドル/口✕20口=772.4ドル<775.33ドル ・・・NISA枠内
 必要追加額   772.4ドルー手持ち322.26ドル=450.14ドル(49,754円相当

当に買うなら今といった感じですが、遊びがないので僅かな為替・基準価格の変動で不成立となってしまいます。特に北朝鮮有事で株安ドル高となっているため、タイミングを狙い過ぎですね。とりあえず10口買って後は網を張っておく方が無難かとも思い、暫く様子見です。

それでは
 
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