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2020
04.13

これからの投資はVTI(米国)からVT(世界)の時代へ

2020年4月13日
ゆきだるまです。

インデックス投資家の間では、VTIによる米国投資か、VTによる世界投資かで議論が分かれてきました。

しかし、新型コロナウイルスは特定の地域に投資するのは危ういことを教えてくれました。

誰かが無差別攻撃による第三次世界大戦に例えていました。

米国・欧州の被害は甚大です。

意外にもコロナの発信源となった中国の復興は早かったです。

全体主義国家は危機管理に強い。

復興に向けた財政支援も欧米と中国では雲泥の差があります。

比較論でいけば、中国は経済的ダメージも少なかったようです。

コロナ後の世界経済は中国が覇権を握るかもしれません。

いずれにしても米国企業が最強だったのは平時のことであり、非常識な世では考えを改める必要がありそうです。

投資として考えれば、VT(世界株式ETF)に強みがあります。

これ一本で世界全体に投資できるのはご存知のとおり。

ファンドが自動で国境を越えた企業の強弱関係をリバランスしてくれます。

例えば、現在のVTは北米企業56%、中国企業4%ですが、上位のアリババやテンセントといった中国企業が伸びれば割合が変わりますし、国際的なM&Aが進めば世界地図そのものが変わってきます。

企業の国籍、活動場所、そして資本が流動的な時は、投資対象はオールインワンにした方が取りこぼしがありません。

コロナ後の世界経済を牽引していくのは誰か。

網は広く張っておいた方が良さそうです。

それでは☆彡
 
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2020
02.14

買付手数料ゼロ時代のVTつみたて投資

2020年2月14日
ゆきだるまです。

昨年の夏頃からネット証券3社では米株・ETFの買付手数料の引き下げ合戦が続いています。

そんな中で、楽天証券はVT(全世界株式ETF)やVTI(全米株式ETF)などのメジャーETFの買付手数料をゼロにしてくれました。それもキャッシュバックでの実質ゼロ円ではなく、完全ゼロ円です。

(参考)楽天証券の買付手数料無料の海外ETF

少額投資家には非常に朗報です。

ここで思いついたのがVTの分配金による再投資

現在、米国株はマネックス証券を中心に運用していますが、楽天証券にもVTのみをスタンドアローンで持っていて、四半期毎に10数ドル程度の分配金をいただいています。

この半端な額のドル現金の扱いが悩ましくて、これまでは分配金を円転して投資信託の楽天VTに再投資を行ってきました。

円転するのに為替手数料がかかりますが、これまでのETFの買付け手数料に較べれば安いものだったので円転を選んできました。しかし買付け手数料がゼロとなると今度は為替手数料を払うのがもったいないという発想に。

実際、楽天証券のVT1枚当たりの買付手数料は、税別25ドル→税別5ドル→税別で買値の0.45%→ゼロと変わってきたので税別25ドル時代を知る者にとっては隔世の感があります。

もちろん10数ドルの分配金だけではVTを買い増すことはできないので、現金を足す必要があるのですが、ここで一瞬当たった壁は楽天証券でドルを両替するときは最低100ドルからという制約があること。これではドルを大きく余らせてのVTの買いつけてとなってしまいます。

分配金を遊ばせないための再投資なのに両替で余りを出していては無意味です。

そこで思いついたのが外貨建てMMFの活用

GS米ドルファンドならば10ドルから買付けが出来て、更に楽天証券だとMMFで直接VTを買いつけることが出来るので非常に打ってつけです。要は買い値と分配金の差額をMMFで用意するという発想です。

そんなこんなで半端だったドルの分配金で効率的な再投資が出来るようになってすっきりしています。

楽天証券に単独で持っていたVTは一旦処分してマネックス証券で買い直そうかとも思っていましたが、これで持ち続ける決心がつきました。

ドル資産を二つの証券会社で持つのもリスク分散だと考えています。

それでは☆彡
 
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2019
10.08

世界が1番、米国2番、3時のおやつは新興国

2019年10月8日
ゆきだるまです。

昨晩はVT(全世界株式ETF)とVWO(新興国株式ETF)を買い増しました。

最近の長期投資は米国のインデックス(S&P500やVTI)が主流で、全世界や新興国への投資を推奨する意見は少ないように思います。まあ、リターンで圧倒的な差がついているのですから、それも仕方のないことかと思います。

私自身も目先の利益を考えたら米国一択にしたい誘惑にかられます。

しかし、20年後を見据えた時に米国は最強であり続けるのでしょうか。

シーゲル博士の研究によれば、過去は米国株式が200年にわたって安定したリターンを出してきましたが、将来は人口経済動向から新興国への富の転換が予測されています。

我々が投資生活を行う数十年の間は米国の強さが続くかもしれませんが、それでも米国市場が長期間のスランプに陥ることは十分に考えられるところです。

過去の平均値はあくまでも予測と期待であって、その時々の目の前で上下する株価こそが現実です。

そうすると投資界で推奨される分散投資とは可能な限り広範囲を対象にしておくということでしょう。

現時点でのリターンの差も不可測な将来に対する保険としてみれば納得のいくものです。

VT(全世界株式ETF)に期待するのは、この一本で多国間のアセットをファンドが自動で補正し続けてくれること。世界中の全てに網を張っていれば取りこぼしがありません。

またVWO(新興国株式ETF)も総体としては将来の原動力となりうるところ。政治経済が不安定な個々の国・地域に対する投資リスクを低減してくれています。

投資の基本は、将来が有望で現時点では不人気な銘柄を買うことです。

誰もが欲しがる銘柄は既に旬の頃が終わっています。

だから20年後の為に買うのはVTやVWOなのだと、

自分に言い聞かせています。

それでは☆彡
 
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2018
10.10

世界全体が落ち目の時にVT(全世界株式ETF)を買い増す

2018年10月10日
ゆきだるまです。

米金利上昇は最後の砦と云われたハイテクグロース株の牙城を崩し始めています。世界のマネーはドル買いに進み、貿易戦争と相まって新興国経済を窮地に追い込んでいます。IMF(国際通貨基金)は10月9日に世界経済の成長予測を2年ぶりに下方修正しました。

そのような中で良い具合に値が下がったVT(全世界株式ETF)を74.1ドルで10枚買い増ししました。これで保有価額は75.1ドルから74.8ドルになりました。

【VT価額・年初来】
VT20181009-2.png  

割安度だったらVWO(新興国)ですが、米国も下がっているので、まずはVT(全世界)を買っておきます。

今、世界で一番強いのは米国経済ですが、今後の人口予測や経済のグローバル化、天変地異、果てはアルマゲドン(最終戦争)まで考えると、地域分散や世界全体への投資という発想は不可欠だと考えています。

地球全体でみれば様々な国とはトレードオフの関係で成り立っており、世界の富を取りこぼしなく拾うには丸ごと網を張る方法が一番シンプルです。

例えば2018年の年初来の世界の地域的なリターンをみると

【2018年の世界地域別リターン】
世界株式比較2018

米国>先進国(米国外)>新興国の順ですが、昨年の一年間は

【2017年の世界地域別リターン】
世界株式比較2017

意外にも新興国>先進国(米国外)>米国の順になっています。好調といわれた米国が世界的なリターンの足を一番引っ張っていたりします。

このように時々のすう勢は変容しているので、広く世界の平均点を目指すことが実は失敗の少ない投資になると思うわけです。

VT(全世界株式ETF)は非常に優秀な世界に投資できるファンドです。地域別のファンドを組み合わせて運用する方法もありますが、オールインワンでプロが調律し続けてくれる魅力がVTにはあります。

今年の目標はポートフォリオの半分をワールドインデックスにすることです。ポートフォリオの配分をみながら残りのNISA枠にVTかVWOを詰め込んで終わることになりそうです。

それでは☆彡
 
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2018
09.25

楽天VTの限界③~ETFと投資信託は似て非なるもの

ゆきだるまです。

シリーズ最終回ということで総評を述べたいと思います。

バンガード社の人気ETFであるVT (全世界株式インデックス・ファンド)の投資信託版が1年前に登場して、VTブームが加速をしています。しかしながら運用一年目にして隠れコストが大きくリターンが冴えないことが分かりました。

(過去記事)楽天VTの限界②~隠れコストを掘り下げて考えてみる
      
楽天VTの限界①~やはり経費の安い本家VTの方が良いのか?

米国ETFを本家VT、楽天投信投資顧問による投資信託版を楽天VTと呼んでいます。楽天VTの中身は本家VTを日本国内向けにアレンジして輸入販売するファンド・オブ・ETFという形です。

いわば海外の高性能エコカーを日本で輸入販売するようなもので、

・右ハンドルに変えてある(円建て)
・サイズを自由に選べる(売買単位100円~)
・乗降りが自由にできる(売買手数料無料)
・ターボチャージャーが取り付けてある(分配金の再投資又は課税繰延)

という便利さはあるものの、輸入販売コストが燃料に添加材として加えてあり燃費が悪くなっています。

さらにはエンジンの回転と燃料注入のタイミングがあっていなくて燃費を一層落とすようなことがあったり、分配金の再投資又は課税繰延というターボチャージャーが取り付けてあっても、排気漏れが酷く全く機能していなかったりします。特にこのターボチャージャーは性能改善を狙う日本販売車の切り札であっただけに非常に残念です。

かくして楽天VTは機能面では取扱いに優れるものの、性能面ではオリジナルの本家VTにリターンで大きく劣後しています。ただし、エコカー減税(つみたてNISA)が使えるので、その分でリターンを挽回できる可能性もあります。

これが今期決算から得た楽天VTの印象です。

一方でオリジナルの本家VTは高性能エコカーだけあって乗りこなせば非常に快適です。本家VTが楽天VTより性能面以外で優れた点があるのは普及度合いです。純資産額で本家VTが167億ドル(1兆8700億円)、楽天VTが106億円と雲泥の差があります。

これは中古車販売をするときの流通度合いを計るもので、純資産額が低ければ売りたい時に売れないとか、店舗が維持できなくて閉店(繰上償還)という事態にもなります。特に暴落などの緊急時に効いてくるので非常に重要です。

ファンドを語る時に、経費率など目先のコストの議論はよく行われますが、この純資産額には余り目が向けられません。ブラックロック社などは不人気な投資信託やETFをバンバン繰上償還していたりします。繰上償還は企業でいえば倒産・閉店に当たるものなので、長期投資を目的にファンドを保有されている方には脅威です。

日本では次々と新しい投資信託が設定されていますが、純資産が積み上がる前に経費率競争で負けた投信は見向きもされなくなりますから要注意です。この点では本家VTに圧倒的な強さがあります。

シリーズ最後に本家VTと楽天VTの性能・機能面の比較をします。

本家VT楽天VT評価等
通貨ドル楽天VTの方が取扱い易い
売買単位約8000円~
(ETF単位)
100円~同上
買付け手数料最低5.4ドル
(NISAで実質無料)
無料同上
経費率0.10%0.23%(最低)
0.50%(実際)
楽天VTは売買委託手数料
が隠れコストとして重し
基準価額の乖離大きい(下方)ETFの売買タイミング等
分配金の再投資
又は課税繰延
課税されて払い出し制度としてはある
※ただし機能せず
楽天VTはETFの分配金が
コスト等で喰われている
減税措置一般NISA
適用5年・年120万円
つみたてNISA
適用20年・年40万円
使い方次第でコスト高を
カバーできる可能性あり
純資産額1兆8700億円106億円本家VTに軍配が上がる

経費率の差について試算したグラフを再掲します。

試算条件:元本40万円を年利5%で20年運用
結論:約8万円、8.3%の差が生じる
   本家NISAは課税額13万円を控除すると91万円なのでつみたてNISAを使うと差は逆転
楽天VT決算03 
まとめ

本家VTと楽天VTの印象をまとめると、楽天VTは日本人投資家に使いやすい制度にアレンジをしてありますが、コスト高なのは否めません。ただしつみたてNISAが使えるので最終的には課税額の面で有利に立てる可能性があります。また楽天VTは運用1年目なので、今後の改善にも期待したいところです。

ゆきだるまとしては、高性能な本家VTを保有したく、一般NISAで本家VTを買付け、分配金を円転して楽天VTを買い付けるというハイブリットな使い方をしています。

便利さを取るか最終リターンを取るかで戦略が変わってくるので、個々人の投資方針に基づいて運用を決めていかれたら良いかと思います。色々な工夫が試されるところでもあります。

それでは☆彡
 
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