2017
06.11

ライツ・オファリング(新株予約権無償割当)に挑戦

Category: 試行錯誤
ゆきだるまです。

昨日帰宅してみると株主総会開催通知がきていました。
今は米国株中心に投資していますが、唯一保有している日本株があります。

 3250 エー・ディー・ワークス(300株)

投資を始めたばかりの頃にテンバガー(10倍株)を夢見て買ってしまいましたが、1円抜きでしのぎを削っているような〇〇株です。買って1年以上たっても買い値にすら戻らないので、ずっと放置したままでした。
ADW株価推移20170609  
さて、通知をみてみると「ライツ・オファリング」なる耳慣れぬ言葉が議案に上がっています。また記念増配も議案となっています。
要は新株(1:1)の買付権利を株主に与えるというもので、買付権の①行使、②売却、③放棄の3パターンが選択肢のようです。

昨日の株価が41円で新株価格が39円(仮)となっていますので、株価が維持されるとすれば、
 ①新株の買付権利行使をすると、差額2円の得(ただし新株を買わなければならない)
 ②新株の買付権利を売却すると、差額2円以下であれば買う人がいそう
 ③権利放棄は損
という感じです。

問題は価値の希薄化です。新株が全て売れると株数が2倍になるので1株当りの価値(利益・議決権・純資産)は当然半減します。つまり新株を買わないと今もってる株の価値が下がるよ、という圧力を感じます。
人気銘柄ならいざ知らず〇〇株ですからね。過去のライツ事例では事前に売られて現行の株価自体が下がることが多い中で、新株の価格以下になれば②の権利など買う人は当然いなくなります。

加えて①の新株購入のインセンティブとして、今回の議案では新株取得後に記念配当1.65円(新株利回り4.2%)をセットにして購入&保有を促しています。会社側も4.2%分の株価下落はフォローしますから是非買ってくださいよ、ということみたいですね。

エー・ディー・ワークスは〇〇株ではありまが、最近の業績は比較的良いので、一時的に株価が下っても回復する可能性がなきにしも非ずです。総会資料では増資分で新規プロジェクト(内容は非公開)を立ち上げるともしています。

以上から社会勉強の意味も兼ねて敢えて新株を買ってみるのも一興かと思います。

仮に②の買付権利の売却を選択した場合に、仮定の差額2円(簿価利回り4.6%)が得られるのであれば、記念配当と合算して簿価利回り8.4%が得られる形になります。株価下落が激しくなければ、選択肢になり得ると考えます。

③の単純な権利放棄は選択肢し得ないですが、株価下落が激しくなるようでしたらライツを待たずに現在株価で売却(損切)するのが安全策とも考えます。

6月29日の株主総会まで色々と情報を集めて考えてみます。

それでは
 
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2017
06.06

株売買と為替のタイミングにご用心

Category: 試行錯誤
ゆきだるまです。

米国株を買う際に悩ましいのが為替相場と税金の関係です。
皆さんもご存知のとおり、株の売却益課税は日本円に時価換算して行われるからです。

 課税額の計算式:(売却株価の日本円額ー取得株価の日本円額)×20.315%

円高だとドルが多く買えるのでラッキーな感じがしますが、この勢いで株も買ってしまって円安で売却するとどうなるでしょうか?

 例)(売却株価52ドル×為替120円取得株価50ドル×為替100円
    ×20.315%=課税額252円
    売却益=2ドル=240円<課税額252円 

株価では利益が出ているのに税額を差し引くと損をしているという変な関係になります。

このことから
 買った時点よりも円安で売ると「損」・・・>円高気味な時に買うのは要注意
 買った時点よりも円高で売ると「得」・・・>円安気味な時に買うと安心

長期投資を前提に買う場合、この為替差はずっとつきまとうので更に要注意です。

例えば1ドル80円の円高で株を買って、30年後に売るときに1ドル120円であったりすると1.5倍の為替差が課税額に効いてくることになります。特に長期保有後の売買は株価差が大きくなるため税額も連動して多くなるというジレンマを抱え続けることになります。
そのため株は出来るだけ円安の時期に買っておきたいものです。ファンドの保有手数料を云々するよりも為替差に気を配る方が大事な気がします。

NISAだと株の為替差も含めて非課税となるのでこうした心配は不要ですが、NISA期間満了時には時価額で特定口座に移管されるので、
 NISA満了時が円安ならば特定口座に移管
 NISA満了時が円高ならば特定口座移管前に売却

をしておいた方が税制上は有利になると考えます。

一方で為替のタイミングを計ると外国株の売買は出来なくなってしまうので、ある程度の覚悟は必要です。
もし緩和を図る方法があるとすれば、同一銘柄を定期的に買い増すことで保有株の為替額も平準化させることができます。その意味でも配当再投資方式は有効であり、無配当の株を買い増さないで持ち続けるよりもリスク低減が図られます。

なお、為替と課税のジレンマは両替の際にも発生するので注意が必要です。
(参考)ドルから円への両替に確定申告は必要か!? 

それでは
 
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2017
06.05

修正積立投資法のご紹介

Category: 試行錯誤
ゆきだるまです。

100円投信にはまっています。
売買手数料ゼロ(ノーロード)で少額の毎日積立が出来るようになりました。
究極のドルコスト平均法を目指して試行錯誤をしています。

今日は定額の積立投資にひと手間を加えることでリターン増が得られる手法として、龍谷大学経済学部 竹中正治教授が考案した「修正積立投資法」をご紹介しつつ、その有用性を考えてみたいと思います。

【修正積立投資法の概要】
投資対象インデックスの過去5年の移動平均値を算出し、移動平均値より30%下がった月は定額の5倍の金額で買い増し、逆に移動平均値より30%上がった月は定額の5倍の金額で売る。いわゆる「安く買って・高く売る」という逆張り的なルールを積立投資の中に組み込む
結果はTOPIXを対象に投資してもS&P500を上回る成績が得られた。
なお、売り買いの倍率は任意だが5倍という数値が投資効率が高い。

【運用上の留意点など】
価格が上下する相場では抜群の成績を果たす。
一方で、上昇が連続する相場では途中で売りを入れて保有残高を減らしてしまうため、保有額を維持した定額積立に較べてリターンが下がる。
下落相場では安い価格で買い増しをするので保有額の増加を加速させる効果があり、上昇相場に転じた時に爆発的なリターンが得られる。更にインデックス投資なので個別株と異なり価格下落の末に倒産するというリスクがないので安心して買い増しが出来る。
売りで得たキャッシュの再投資先、買いに必要なキャッシュの用意は常に考えておく必要がある。

【考察】
個別株の配当再投資戦略と類似した手法をインデックス投資で実践するという印象です。イメージ的には下落相場で種を蒔いて、上昇相場で鋤取りをする感じですね。
下落相場での買い増しは上昇のアクセルになるので非常によく理解できます。
一方で上昇相場での「売り」には若干の疑問があります。売却益に税金が課せられその分リターンが下がること、特にダウ30やS&P500などの上昇基調の指数の場合は不要な感じがしています。それでも市場が加熱気味のときは一旦ポジションを大きく減らしておくのも下落に転じた際のダメージ緩和や回復スピードを高めるという点では有効であり、これもリスク管理の一面として捉えておこうと思います。

投資信託は裁量の余地が少ない面白味に欠けるものでしたが、100円投信と修正積立投資法という遊べる道具が揃ったため、俄然面白くなってきました。

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2017
05.31

ダウ30 vs S&P500 を競争させてみる

Category: 試行錯誤
ゆきだるまです。

楽天証券の100円投信を始めました。
一つの試みとしてダウ30とS&P500の両方のファンドを持ってリターンを比較し続けてみようと思います。

使うファンドは次の2つ
ifreeNYダウ・インデックス(ダウ30)・・・保有手数料0.24%/年
i-mizuho米国株式インデックス(S&P500)・・・保有手数料0.62%/年

i-mizuhoはS&P500に投資できる唯一の投信銘柄ですが保有手数料(経費)が高いのが難点でした。ifreeはダウ30を対象にした保有手数料が非常に安いファンドです。
両社の差は歴然としています。
ダウ30とSP500経費比較
上の表は100万円をダウ30とS&P500の双方のファンドに投資した場合の経費(保有手数料)の比較を20年で行ったものです。最終的に200万円の利益が出た場合、ダウ30が利益の5%に対しS&P500は13%も手数料が占めることになります。
従ってダウ30のリターンがS&P500に較べて遜色がなければ手数料の安いダウに1本化していこうと思っています。1~2年の短期であれば手数料による損失も比較的軽易で済みます。
ちなみにダウ30とS&P500のチャートを比較してみます。

・10年(青:S&P500、赤:ダウ30) 両者の差は殆どありません。
チャート画像

・5年(青:S&P500、赤:ダウ30) S&P500の方が高いリターンを出しています。
チャート画像
・1年(赤:ダウ30、青:S&P500) この1年の短期ではダウ30が勝っています。チャート画像

ということで世界を代表する指数であるダウ30とS&P500ですが、どちらも甲乙つけがたい成績です。100円投信を活用して安い費用で天下の2大指数を競争させてみたいと思います。

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2017
05.25

S&P500でリレー投資(投信→ETF乗換)は有効か検証してみた

Category: 試行錯誤
皆さんこんにちは ゆきだるまです。

投資信託の最大のデメリットは保有手数料(管理料)の高さです。
そのため投資信託である程度資産が積みあがったら、管理料の安いETFに乗り換えるリレー投資という手法があります。しかしながら投資信託を一旦売却する際に税金も掛るので、損益分岐点が何処にあるのか把握をしてみたいと思います。

対象として、以前からモヤモヤしていたS&P500指数への投資があります。S&P500は海外ETF、国内ETF、投資信託と色々な種類がありますが、今は取り回しのし易さで投資信託を選択しています。年間の管理料が投信0.62%、米国ETF0.04%【VOO】、国内ETF0.09%【1557】で差が歴然としています。

投信とETFの累積管理料比較(投信0.62%/年、ETF0.09%/年(1557想定))
投信・ETF手数料比較(2) 

次に投信→ETFの中途乗換をした場合の経費(管理料・税金)の比較をしてみました。
(表が小さくてスミマセン。拡大してご覧ください。)

(試算の条件)
・初期投資100万円、元本に対し年10%で価格上昇を仮定
・年間の管理料(保有手数料):投信0.62%、ETF0.09%(国内版1557を想定)
・売却税:利益の20.315% ※利益:乗換年の価格上昇分ー累積投信管理料
・売買手数料は無料を想定(投信は元来無料、ETFも買付が1回なので無視できる額)
投信・ETF経費比較20年

【考察】
管理料は投信が圧倒的に高いです。投信→ETF乗換時の売却税も利益が乗れば乗るほど大きくなります
投資期間の設定による違いですが、投資期間を10年とした場合は3年目までに乗り換えを行えば最終リターンは多くなります投資期間を20年とした場合は8年目までに乗り換えをすれば最終リターンは多くなります
NISAを使っていれば5年間は売却税が非課税になるので、利益が出ていれば5年目満期の際に乗り換えるのが一番お得になります。
以上は全てS&P500の価格が順調に値上がりする前提での話であり、値下りした場合、管理料は保有価格に対して係ってくるので投信はWパンチとなるので注意が必要です。
結論としては、S&P500指数への長期投資を考えるなら、NISAは5年、特定口座は3年目位を目安に投信からETFに乗り換えを考えた方が良いということですね。持ちっぱなしはメリットが少なそうです。

それでは
 
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