2018
02.15

混乱相場で買い悩む人はS&P500のコツコツ買いが一番!

Category: 試行錯誤
ゆきだるまです。

2月14日朝に労働省が発表した1月の消費者物価指数(CPI)が0.5%上昇(前月比・季節調整後)し、インフレ懸念が強まったことからNY市場は売り先行で始まりました。

【ダウ工業株価平均推移】
ダウ20180214 
2月初旬の大下落に較べれば相場のボラティリティは収束した感じがあるものの依然として値動きは小さくなく混乱相場にあるとは云えます。またダウ指数をみても1月水準までは回復していません

相場の先を見通せる投資家は別として、大方は買いを入れたいけれど、この中途半端な割安感に大枚を投じることに躊躇している人が多いのではないかと思います。

苦悩

すごく分かります。このまま回復基調に乗るなら今買わないといけないし、まだドカンと下げが来るなら待ちたいし、後で振り返った時に、この程度のリバウントで買い焦って大下げの時に弾切れになってしまうのは本当に悔しいですよね。

ゆきだるまも暴落待望論を掲げてガツンと資産を増やしたいなどと平時は考えてみてはいたものの、いざ下落相場が始まると何処で買ったら良いのかが非常に難しいということを実感しています。

誰もがバフェットやマンガーにはなれないのです。チャートは自分の意思で動いてはくれないので、タイミング投資をしようとすればするほどお地蔵さんになって動けなくなってしまうのです。

地蔵 
そこで、頭を切り替えて実践しているのがコレです。

ドルコスト平均法

こういう時は感情を排して自分を機械化・平準化するのも一つの手だと思います。定期に定額の買い増しを行うドルコスト平均法は、確率論的にはナンセンスだという意見もありますが、心理論的には非常に優れた方法だと思っています。

先は見えないながら買いモードにある相場です。ならば、一度に大金を投じず、小分けにして買い増していくのは、大負けと弾切れのリスクを低減し、様子見をしながらも停滞もしていないということは大きな前進です。

次に何を買うかということですが、小分けにして買うと手数料が掛ります。また個別株だと当り外れのリスクもあります。そこでお勧めしたいのがコレ。

S&P500など市場平均モノの投資信託

この一年くらいで投資信託の環境は格段に良くなりました。100円買い付けの誕生、経費率の大幅引下げ商品ラインナップの充実など投資信託の弱点が次々と克服されていき、正直を云うとドル建てで米国市場に直接参加しなくても円建ての投信で十分とさえ思ってしまう今日この頃です。

iFreeのS&P500かダウ30楽天VTI(全米株式)、楽天VT(全世界株式)

これらが超おススメです。何よりも投信は売買手数料が無料なので、買付額・買付回数を気にしなくて良いのが凄く良いです。

ゆきだるまは投資可能額を小分けにして楽天シリーズ(VT・VTI・VWO)の毎日買い付けを実践しています。前日よりも下げていたら買い付け額を多めにするなどひと工夫もしたりしています。

いずれ相場が収束してある程度の額が積み上がったら投信は解約してETFなどに乗り換えるつもりです。売却時に課税が発生しますが、このくらいはリスク回避コストだと思っています。

投信の更なるメリットは円建てで買い付けができることです。買い付け期間分の為替変動も織り込んでくれるので乗換時の為替ストレスもありません。2016年のブレクジッドの時も円高が夏から秋に掛けて暫く続きS&P500投信をコツコツ買い増したことで為替差益も大分載せることが出来ています。

ドルが円高106円台に突入しているので市場回復と為替のWターボも今なら狙えます。
SP500ドル・円比較 

投信は100円からでも買い付けが出来ますので、ナルホドと思われた方はS&P500投信のコツコツ買いを試してみてはいかがですか?

それでは
 
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2018
01.06

新春だ!買い付けだ!つなぎ投資を解約だ!

Category: 試行錯誤
ゆきだるまです。

春は目覚めの季節といいますが、投資家の春は1月1日、税務の切り替わりは日米共通です。

目覚め 

とりわけNISA(少額投資非課税制度)を活用されている人は、1月1日から新年枠が開始になります。

少額投資家のゆきだるまは、国の用意してくれた有難い制度を十分に活用すべく、NISA口座に全力投球をしています。ゆきだるまが活用しているのは、つみたてNISAではなく通常版、限度額は

年間120万円!

少額投資家には結構重いです。ゆきだるまは月々5万円を投資に回していますが、これだと半分の60万円にしかなりません。余剰がでれば追加で投資資金に回そうと思いますが、差額の60万円には届きません。昨年までは蓄えがあったので枠を使い切れましたが、今年からは難しい見通しです。

別に枠の120万円一杯に投資しなくても良いのですが、枠を余らせるのはモッタイナイ気がするのです。これは性格だから仕方が無いのですが、金策がつくのであれば、早期投資は大きなリターンを産むので、あながち無意味でもありません。

そこで、微力ながら去年試していたのが投資信託を活用した

つなぎ投資

NISA枠消化の見通しがたった時点で、翌年の投資に回す分の余剰金について特定口座で投資信託を使って運用を行っていたのでした。

その結果、20万7千円の余剰金が23万6千円に増えていました。単純損益は2万9千円・14.0%、税抜きで2万3千円・10.1%になります。半年くらいで実利益10%って結構良い利率だと思います。4日から解約を始めて現金化を進めています。

つなぎ投資に使った投信と成績は次のとおりです。
運用期間期間収益年間相当
ひふみプラス7カ月21.0%35.9%
i-mizuho全米株式(S&P500)7カ月13.4%23.0%
i-free NYダウ(ダウ30)7カ月18.9%32.4%
楽天VTI3ヶ月5.3%21.2%
ジェイリバイブⅡ(日本小型株)3ヶ月9.2%36.8%

ジェイリバイブⅡとひふみプラスのリターンが結構すごいことになっています。昨年は日米とも上げ相場でしたが、S&P500のリターンを軽く凌駕していますね。

【3投信の年間リターン比較】
3投信比較 

ジェイリバイブは日本小型株特化型のアクティブファンドひふみプラスは日本の成長株+アマゾン+マイクロソフトの何でも型のアクティブファンドです。どちらも、昨年だけでなく経年的にも確かなリターンを出しています。

それにしても米国株の看板を掲げているものの、リターンではこれら日本のアクティブファンドに全くかなわないというのも皮肉なものです。そのため、綺麗ごとは云わずに、新しいポートフォリオでも本2ファンドは残していくつもりです。

つなぎ投資を加えても現時点では120万円には届かないので、支出を更に切り詰めていこうかと思っています。

それでは

 
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2017
09.19

少額投資家は投資信託から始めた方が良い理由

Category: 試行錯誤
少額投資家のゆきだるまです。

皆さんは、投資は幾らから始めましたか?

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私は百万円から始めました。ちょうど小遣いが百万円というキリの良い数字まで貯まり、ただ寝かせておいても無駄な感じがしたので資産運用の扉をたたいてみたわけです。当時の百万円は自分的には非常に大金であったのですが、いざ投資の世界を覗いてみると極めて少額、百万円で何するの?っていう雰囲気を感じました。

投資を始めるには元手になる資金がある程度あった方が良いのは間違いありません。そのために今回は投資信託を上手に使って本格投資に向けた資金をつくる方法を考えてみたいと思います。

■投資に元手が必要になる理由

単純な話として、投資はリターンを求めるものなので、投資額が大きいほどリターンも大きくなります。例えば百万円の投資に対して年利5%だとリターンは5万円ですが、1億円では500万円になります。比較すべきはパーセントではなくて金額です。つまり同じ5%の利回りでも元手が少なければお小遣い程度のリターンですが、1億円ならば普通の人の年収くらいになります。世間では「億り人」が羨望の眼差しを受けるのは、資産が1億円あれば働かずに投資利回りだけで生活ができるようになるからです。

次の理由として、売買手数料の問題があります。元手が少なければ手数料の占める割合が多くなります。例えば米国株を買う場合、マネックス、SBI、楽天各社とも今や売買手数料が同額(5.4ドル(税込)かつ売買額の0.45%)ですので、手数料負けしないためには逆算すると1回当り1200ドル(約13万円)以上の売買をしなければなりません。個別株では複数銘柄への分散投資も必要になるので、例えば一般に推奨される20銘柄以上の分散投資という話になると買付け総額で260万円の用意が求められます。

米国株投資家の間では配当再投資が高リターンを得る有効な手法だと云われていますが、持ち株が少なければ配当金も少なく、追加投資をしなければ株の買い増しすらできません

ちなみに効率的な再投資ができる配当金は1回当り1200ドル(約13万円)以上だとすると、例えば毎月配当(分配)金が出るPFF(米国優先株式ETF、実質年分配率4%程度)のケースで36万ドル(約4千万円)以上のETFを保有していれば、最強最速で配当雪だるまを転がすことができます。四半期毎に配当の通常の株式、例えばAT&Tなど1銘柄当り9万ドル(約1千万円)以上の株をもっていれば理想的な配当雪だるまが完成します。

以上が投資に元手が必要な理由です。手数料はその後の勝ち負けに関係なく発生しますし、確実にリターンを圧迫するので手数料の最小化は必要です

■次に元手を得るためになぜ投資信託が有効なのかについて説明します。

ここでの投資信託の活用は本格的な投資資金が貯まるまでの預金先として考えます。つまり長期保有ではなく、数カ月から数年の短中期保有程度に使用します。

こうした使い方に投信が有利なのは、①売買手数料無料(ノーロード)の商品が多い、②少額(100円)から定額での買付けや積立てが可能、③ファンドによる分散投資の三点です。①②は貯金感覚でいつでも好きな時に好きな金額を貯蓄(積立)ができること、③はS&P500等のインデックスへの投資で手堅いリターンが期待できることが挙げられます。

特に将来、米国株・ETFに本格投資を考えている方は、投信ではS&P500連動型を選んでおくと良いかもしれません。年率10%くらいで価格が上昇していますし、S&P500は米国市場そのものなので、乗換時も相場とのズレが少なく移行できる可能性が高いです。乗換時に投信価格が下がっていれば、米国相場も下がっているということです。

この方法のデメリットを挙げれば、乗り換え時に利益が出ていれば2割が課税されることですが、現金で持っていれば収益はゼロ、一方で利益が出ていれば課税されても必ずプラスになります。貯金段階で得られた運用益なので快く納税しましょう。

また、投資信託は保有コスト(信託報酬)がETFよりも高いというデメリットもありますが、短中期で手放すので神経質にならずとも良いかもしれません。ただし、乗換時に投信価格が買い値を下回ってしまうと税金はかかりませんが、保有コストは常に発生しますので、その時は運がなかったと思って諦めましょう・・・

S&P500を対象にした投信はifreeが信託報酬(年0.225%税抜)が安くてお勧めです。これまではi-mizuhoのものしかなく、年0.57%(税抜)に較べれば格段に進歩しました。加えて9月末には全米株式を対象にしたVTI(バンガード・トータル・ストックマーケットETF)の投信版が登場して更に信託報酬が安くなる見込みです。

投信を使った預金で更に利殖を進めたければ、資金の2割程度を目安にジェイリバイブⅡ(1年リターン51.04%)ひふみプラス(1年リターン39.60%強)などの好成績なファンドにも投資してみるのも一興です。この2つは日本の中小企業株を対象にしたアクティブファンドですが非常に優秀な成績を収めています。短期的には下落する可能性もあるので保有期間、相場動向はよく考える必要があります。
ひふみ・ジェイリバ・SP500比較(1年)

最後に、少額投資家の強い味方はマネックス証券のNISA口座の利用です。NISAなので配当や売却益が非課税になるとともに、証券会社の計らいで米国株の買付手数料をキャッシュバックしてくれています。私もそうですが、少額投資家が個別株の配当再投資を行うには、マネックス証券のNISA利用が不可欠です。

いつから投資をはじめるのかという議論はよくありますが、実際の相場に身を置いた方が様々な経験と知識が身に着きますので、私としては思い立った日が吉日だと思っています。

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2017
06.06

株売買と為替のタイミングにご用心

Category: 試行錯誤
ゆきだるまです。

米国株を買う際に悩ましいのが為替相場と税金の関係です。
皆さんもご存知のとおり、株の売却益課税は日本円に時価換算して行われるからです。

 課税額の計算式:(売却株価の日本円額ー取得株価の日本円額)×20.315%

円高だとドルが多く買えるのでラッキーな感じがしますが、この勢いで株も買ってしまって円安で売却するとどうなるでしょうか?

 例)(売却株価52ドル×為替120円取得株価50ドル×為替100円
    ×20.315%=課税額252円
    売却益=2ドル=240円<課税額252円 

株価では利益が出ているのに税額を差し引くと損をしているという変な関係になります。

このことから
 買った時点よりも円安で売ると「損」・・・>円高気味な時に買うのは要注意
 買った時点よりも円高で売ると「得」・・・>円安気味な時に買うと安心

長期投資を前提に買う場合、この為替差はずっとつきまとうので更に要注意です。

例えば1ドル80円の円高で株を買って、30年後に売るときに1ドル120円であったりすると1.5倍の為替差が課税額に効いてくることになります。特に長期保有後の売買は株価差が大きくなるため税額も連動して多くなるというジレンマを抱え続けることになります。
そのため株は出来るだけ円安の時期に買っておきたいものです。ファンドの保有手数料を云々するよりも為替差に気を配る方が大事な気がします。

NISAだと株の為替差も含めて非課税となるのでこうした心配は不要ですが、NISA期間満了時には時価額で特定口座に移管されるので、
 NISA満了時が円安ならば特定口座に移管
 NISA満了時が円高ならば特定口座移管前に売却

をしておいた方が税制上は有利になると考えます。

一方で為替のタイミングを計ると外国株の売買は出来なくなってしまうので、ある程度の覚悟は必要です。
もし緩和を図る方法があるとすれば、同一銘柄を定期的に買い増すことで保有株の為替額も平準化させることができます。その意味でも配当再投資方式は有効であり、無配当の株を買い増さないで持ち続けるよりもリスク低減が図られます。

なお、為替と課税のジレンマは両替の際にも発生するので注意が必要です。
(参考)ドルから円への両替に確定申告は必要か!? 

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2017
06.05

修正積立投資法のご紹介

Category: 試行錯誤
ゆきだるまです。

100円投信にはまっています。
売買手数料ゼロ(ノーロード)で少額の毎日積立が出来るようになりました。
究極のドルコスト平均法を目指して試行錯誤をしています。

今日は定額の積立投資にひと手間を加えることでリターン増が得られる手法として、龍谷大学経済学部 竹中正治教授が考案した「修正積立投資法」をご紹介しつつ、その有用性を考えてみたいと思います。

【修正積立投資法の概要】
投資対象インデックスの過去5年の移動平均値を算出し、移動平均値より30%下がった月は定額の5倍の金額で買い増し、逆に移動平均値より30%上がった月は定額の5倍の金額で売る。いわゆる「安く買って・高く売る」という逆張り的なルールを積立投資の中に組み込む
結果はTOPIXを対象に投資してもS&P500を上回る成績が得られた。
なお、売り買いの倍率は任意だが5倍という数値が投資効率が高い。

【運用上の留意点など】
価格が上下する相場では抜群の成績を果たす。
一方で、上昇が連続する相場では途中で売りを入れて保有残高を減らしてしまうため、保有額を維持した定額積立に較べてリターンが下がる。
下落相場では安い価格で買い増しをするので保有額の増加を加速させる効果があり、上昇相場に転じた時に爆発的なリターンが得られる。更にインデックス投資なので個別株と異なり価格下落の末に倒産するというリスクがないので安心して買い増しが出来る。
売りで得たキャッシュの再投資先、買いに必要なキャッシュの用意は常に考えておく必要がある。

【考察】
個別株の配当再投資戦略と類似した手法をインデックス投資で実践するという印象です。イメージ的には下落相場で種を蒔いて、上昇相場で鋤取りをする感じですね。
下落相場での買い増しは上昇のアクセルになるので非常によく理解できます。
一方で上昇相場での「売り」には若干の疑問があります。売却益に税金が課せられその分リターンが下がること、特にダウ30やS&P500などの上昇基調の指数の場合は不要な感じがしています。それでも市場が加熱気味のときは一旦ポジションを大きく減らしておくのも下落に転じた際のダメージ緩和や回復スピードを高めるという点では有効であり、これもリスク管理の一面として捉えておこうと思います。

投資信託は裁量の余地が少ない面白味に欠けるものでしたが、100円投信と修正積立投資法という遊べる道具が揃ったため、俄然面白くなってきました。

それでは
 
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