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2019
10.19

タバコの未来はどうでもよいがフィリップモリスGo Go!

2019年10月19日
ゆきだるまです。

先月、タバコ銘柄が爆落した折に拾っておいたフィリップモリスが、今度は上昇に転じて株価が80ドルを突破しました。

72ドル台で買ったので、一ヶ月で含み益が約10%強。

しかも配当落ち間際に買えたので、つい数日前には配当金もいただいてしまいました。

先の買い値だと配当率はなんと年6.4%!

NISAで買ったので配当金はほぼ満額受領です。フィリップモリスは米国企業でも海外売上が主なので配当に係る米国内税(通常10%)がゼロに近いとか。

超ラッキーではないですか!

株価良し、配当良し、で言うことがありません。

タバコ産業には未来がないって!?

そうです。

だから長期で持つつもりはありません。

投資界の一般作法に沿って買い値が2割上がったら売ります。

90ドルで指値を入れました。

実は昨年7月に書いた記事が自分ながらに参考になっています。

(過去記事)
フィリップモリス決算で再落~高配当戦略を再考する機会とする

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2018
07.20

フィリップモリス決算で再落~高配当戦略を再考する機会とする

ゆきだるまです。

7月18日閉場後にフィリップ・モリスが第2四半期決算を発表、一時は77ドル割れまで落ち込んだ。

PM20180719.png 

健康促進という世界的潮流の中でタバコ産業は危機に立たされている。起死回生に社運を賭けた加熱式タバコ「IQOS(アイコス)」だったが売れ行きが芳しくない。フィリップ・モリス社は調整後の1株利益の通期見通しを5.02ドル~5.12ドルに引き下げた。

現在フィリップモリスは80.38ドル、配当額が4.56ドルなので、配当利回りは5.67%となっている。この水準は買いなのだろうか?

フィリップ・モリスはかつて購入を検討した銘柄でもあり、今日は業績分析ではなく、高配当株としてどの水準で買うかということを考えてみたい。

フィリップ・モリスは年初から株価が23.0%下落した。税金を考慮しなければちょうど丸4年分の配当利益が吹き飛んだ形だ。

なんだかんだいっても最終的には株価が下がっていては仕方がない。株価の下落分を配当で補てんして投資生活を終わるのであれば最初から買わなければ良かったことになる。

そうすると高配当株の場合は株価が落ち切った割安の時以外に買うのは、その分の下落のリスクに晒されているということ。要は高配当株を買うには真のバリュー株投資に徹しなければならない。

その一つの指標にPER(株価収益率)がある。

PER=株価/1株利益

簡単な方程式で、株価の期待値といってもいい。逆数をとれば年間の利益率となる。

シーゲル博士が導いた伝統的な平均値は14.45。その逆数は6.8%であり、株式が年間7%の期待利回りを持つ所以ともなっている。

業績成長が著しいグロース株にこのモノサシを当てるのはナンセンスだが、業績が安定した高配当株には最適な指標といわれている。

今回のガイダンスで1株利益の下限値は5.02ドルという数値が示されたのでこれを活用してみると、52週の株価変動が76.21~121.16ドルであったのでPERとの関係を表に整理すると次のようになる。

株価PER配当率
株価最高値121.16ドル24.13.8%
現在株価80.38ドル16.05.7%
株価最安値76.21ドル15.26.0%
平均PER72.54ドル14.56.3%

これらの関係を長期スケールで見てみると

【長期株価推移との関係】
PM長期傾向

フィリップ・モリスの場合、52週下限値の72.21ドルは過去5年程度の下値抵抗線にもなっており、この辺りが株価割れをしない一つの目安となっている。真のバリューを追及するならココまで待ちたいところ。平均PERとなる72.54ドルより下がれば喜んで買う水準。もちろん収益力がきちんとあって減配しないことが前提だ。

自分もAT&Tをはじめ中途半端な価格で高配当株を買って散々な目にあっているので、高配当株は真に割安な時しか買わないことを徹底しようと考えている。そして良い買い物がないときはインデックスを淡々と買い増していこうと考えている。

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2018
04.22

フィリップモリスへの投資は今やシーゲル流ではないと思うこと

元喫煙者のゆきだるまです。

フィリップモリス(PM)が4月19日発表の決算を受けて大暴落しました。翌20日も下落が続き週末の終値は84ドルとなっています。昨年6月には120ドル台をマークしていたので約30%の下落です。配当率も5%を超えました。

【フィリップモリス株価】
チャート画像

株式投資の権威ジェレミー・シーゲル教授の赤本「株式投資の未来」において、これまでに最高のリターンを出したのがフィリップモリスだったことを理由に「買い」だと考える人も多いと思います。

正確には今のフィリップモリスは2008年に分社化されたものであり、本家は米国専売となったアルトリア・グループの方ですが、株主還元に手厚いタバコ会社という点では両社は同じだとみてよいと思います。

今のフィリップモリスへの投資はシーゲル流なのか?

タバコは製造原価が安く同じ銘柄を吸われることが多いため、一度ブランドを確立すると高い利益を手にし続けることができます。健康に悪いという課題もありますが、高い税金が得られるので政府も容認してきた産業です。

フィリップモリスは幾たびかの訴訟で株価がメタメタに落ち込んでも配当金だけはしっかり出していたため、これに辛抱強く再投資を続けてきた者が最高のリターンを手にすることが出来たと云います。

ここまでが赤本に記載された2005年までの世界の話です。そして結果論が書かれているに過ぎません。ピラミッドの頂上から全体を見渡すのと同じこと、答えを知った問題を解くのは簡単です。

果たしてこれから将来にわたってタバコ産業は利益を生み続けられるのでしょうか?

赤本の表紙をもう一度読み返してみます。「株式投資の未来」の副題として「永続する会社が本当の利益をもたらす」とも書いてあります。つまり今日の命題としたいのはタバコ会社は永続するか否かということです。

赤本 

ここから先は自論です。

私はタバコに将来性はないとみています。健康に悪いことは昔から変わってはいませんが、2005年までと大きく違うのが現在は社会がタバコを全く容認しなくなったことです。

タバコ 

日本でも2002年の健康増進法の施行により分煙が法制化されると、これまで声を潜めてきた嫌煙権の主張が声高に現れるようになりました。政府も高齢化と医療費抑制という課題を前に禁煙化の流れに同調しています。

官民協働のネガティブキャンペーンにより喫煙勢力は隅に追いやられているのが実態です。喫煙者は減少に転じ、企業は売上げを値上げでカバーしようとするから喫煙者は更に減少するという悪循環に陥ってしまっています。

企業側もタバコのネガな部分を緩和しようとアイコス等の電子加熱煙草で起死回生を図ろうとしていますが、売り上げが想定どおりには伸びていない。原因は様々ですが、実際に禁煙場所でアイコス等を吸うことが新たな社会問題にもなっているようです。

アイコス等の抑制品は、タバコという本質が変わらなければ、喫煙者にとっては不満足、禁煙者にとっては依然として迷惑という中途半端な存在で終わる可能性が高いのではないかとみています。かつて自分が喫煙者だっただけにそう思います。

その昔、大手を振ってタバコが吸えた頃は「タバコを吸うとカッコ良い、大人に見られる」などを理由に若者が喫煙の道に足を踏み入れていましたが、今や後ろめたい喫煙者を見て新たに喫煙者になろうという人も少なくなっています。

こうして先進国では現在の喫煙者は徐々に淘汰されていき、新規の喫煙者は増えていかない、結果として売り上げはますます落ちていくという縮退のビジネスになるとみています。

新興国ではこれからも人口増加とともにタバコのニーズが増えるはずという反論もあろうかと思いますが、情報格差があった昔とは異なり、インターネットによってあらゆるもののグローバル化が進んだ今となっては、先行事例にならっていくのが常道ではないでしょうか。

【タバコの地域別消費動向】
タバコ人口 
(引用:THE TOBACCO ATLAS
※図の注記は「中国でのタバコ消費量は近年減少しているが、今なお全世界で5本中2本を消費している」

フィリップモリスがタバコ以外の多角経営に乗り出すのであれば話は別ですが、今回の株価暴落はタバコ産業に将来性を見いだせなくなった投資家たちが鳴らす警鐘だと受け取りました。

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2017
04.11

【PM】フィリップ・モリスの株価急増の理由

ゆきだるまです。

フィリップ・モリスで気に留まった記事があったので紹介します。

Why Philip Morris International Has Jumped 24% So Far in 2017
PM newslink 20170411 

なぜフィリップ・モリス・インターナショナルが2017年に24%も飛躍したのか?

その理由として為替相場の改善と低リスク製品「アイコス」(日本等での売上急増中)がアメリカで販売の目途がたったことを挙げています。
また、フィリップ・モリスに対する投資家の期待として、英ブリティッシュ・アメリカン・タバコの米レイノルズ買収によりタバコ業界の巨人が誕生したことから、かつての同胞アルトリアとの連携により対抗を望んでいる、としています。

アイコスは私の周りでも使用者が続出しています。結構高い装置とその後のタバコ本体の売上と二度おいしいビジネスだと思います。煙が出ないタバコとして電子タバコと類似していますが、アイコスではニコチンが接種できることが人気の理由です。

この調子だと当面フィリップ・モリスの上がり調子は続いていく感じです。
タバコ業界の再編の動きもあり何を投資対象にするかも悩ましい感じです。
更に健康被害に対する今後のタバコの売上がどうなっていくのかも不確定要素としてあり、長期投資で雪ダルマを転がしていく身としては、手の出しにくさを感じています。

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2017
04.09

【PM】タバコ銘柄を買おうか迷っています

ゆきだるまです。

そろそろ今月の買い付け銘柄の物色を始めています。
エクソン・モービルとAT&Tは下落中でしたので指値を入れてありますが多分駄目でしょう。
保有銘柄での買い増しも重要ですが、新規物件の開拓も考えています。
そこでタバコ銘柄となります。

3/24と3/25のエントリー「タバコが欲しい!」を連載しました。

今回はフィリップ・モリスを少し掘り下げてみます。

【着眼点】
タバコ銘柄は「高収益」「高配当」で株主還元の姿勢が高い
特にシーゲル先生の研究で株主還元率が一番高かった(平均年約20%!)
※アルトリア・グループから分社化しましたが思想は変わっていないと思います。
健康被害と売上が表裏一体の関係にあり、これは株主リスクです。

【企業概要】
PM銘柄01 

【業績確認】
PM銘柄02 PM銘柄03 
【配当実績】
PM銘柄04
【現在の株価】
PM株価20170409 

【感想と考察】
売上高等は微減傾向にあります。
営業CF・マージンが30%近くあり、非常にキャッシュ・リッチな企業です。
増配当に対しても積極的な姿勢を感じます。
米国外で上場しており配当金に対する現地課税率がゼロに近く、NISAで運用すれば配当金の満額受領が可能です。
しかしながら株価が上振れしており「今」買うかどうか判断に悩みます。

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