2018
01.30

GEから手切れの配当金に涙する~個別株の危うさを学ぶ

元GE株主のゆきだるまです。

先週の金曜日夜にGE(ゼネラル・エレクトリック)の全ポジションを解消したところですが、翌月曜日にGEから配当金が振り込まれていました。

 1株当り:0.12ドル(税込)
  配当率  :0.75% (売却株価16ドル時、通年換算3.0%)

雀の涙ほどではありますが、GEから慰謝料を貰ったみたいで少し切ない感じでした。

GE夕照

GEに関する全取引きを精算したところ最終損益は次のとおりでした。

 売却損  ▲44.6%(ドルベース、手数料含む)
 配当相当     1.6%(中間配当3回)
 最終損益 ▲43.0%

 投資全体でのGE占有額  8.0%
 投資全体でのGEの損率 ▲3.4%

うーん、香ばしいです。全体額が200万円にも満たない少額投資ではありますが、それでも一般生活レベルに置き換えてみると結構痛かったです。

GE単体でみたら4割強の損率でも、投資全体では4%未満であり、分散投資ってやっぱり大事ですね。

しかもポートフォリオに占めるGEの割合が8%ってかなり高かったです。平均すると12.5銘柄に均等投資した形だったので、もっと分散させておけば損率は更に下げられたわけです。

例えばGEを売却した資金でダウ30ETFを買い直したわけですが、ダウ30でのGE占有率は下落前で1%程度だったとすると、損率はー0.5%程度だったわけです。

改めて言わせていただくと、分散投資は凄く大事です。

銘柄分析とかいっても所詮は素人の鑑識眼。企業が少しでも決算を良く見せようと四苦八苦しているのに、一通りの決算書やマスコミ情報だけでGEの様な病巣を何処まで見抜くことができたのか。GEに最初に投資したのは去年の4月頃、ダウ30の当初銘柄で米国を代表するGEがこんなことになると夢に想っていなかったというのは完全なる認識不足でした。

羊頭狗肉という諺のとおり看板にも偽りがあると疑った方が良いです。銘柄分析の弱さをフォローするのが権威付けですが、ダウ30、バフェット銘柄、S&P格付け、配当貴族・・・これらの権威付けも永久保証してくれるものでないことも認識しなければなりません。GEに関していえば、長い歴史の中で一つずつ裏切ってきた実績があります。

改めて言わせていただくと、銘柄の永久保証などありません。

ジェレミー・シーゲル博士の「株式投資の未来」を読んで米国株投資を始められた方は多いと思います。私もその一人です。配当再投資で不死鳥の如く蘇ったフィリップモリスの武勇伝が巻頭を飾ったりしていますが、これはラッキーな一事例です。

著書の中でも手数料や税負担がリターンを棄損するので買い持ちが強く推奨されていますが、これも生き残れる会社であることが前提です。著書の副題にもあるように「永続する会社が本当の利益をもたらす」わけです。何でもかんでも買い持ちをすれば良い訳ではありません。
赤本 
倒産すれば紙くずですし、業績低迷から再浮上できなくなった企業も山の様にあるわけです。広瀬隆雄氏のMarketHack流に云えば、ダメになった企業の株をアホールドし続ければ凍死家になってしまうわけです。

改めて言わせていただくと、買い持ちが絶対の正解ではありません。

今回のGEで個別株投資について再認識したのは以上の3点です。GEはいずれ復活するかもしれません。その時は狼狽売りしたクソダサイ投資家という烙印を喜んで受けましょう。GEが復活しなければドヤ顔をさせていただきます。

いずれにしても、買った時のイメージと異なることとなった時は、一度考え直してみた方が良いということを肝に銘じておこうと思っています。結局のところ投資判断は自分自身でするしかないのですから。
 
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2018
01.27

GEを全て売却しました

ゆきだるまです。

GE(ゼネラル・エレクトリック)50株を全て売却しました。

 売却額16.0ドル/保有額26.0ドル=損率▼38.5%

【GE株価推移】
GE株価20180126 

昨年の4月28日に取得してから約9ヶ月、これからも苦難を共に乗り越えていく覚悟をしていたのですが、売却に踏み切った決定打は分社化構想と持ち株の一般口座移管疑義でした。

GE分割 

GEは世界に冠たるコングロマリットですが、肥大化した組織を維持できなくなったことから、電力、航空、ヘルスケアの三分野に集中するとしたことはつい最近のことでした。

そして1月16日にGEから出された分社化構想、ジョン・フラナリー最高経営責任者(CEO)は「航空、医療、電力の主要3事業などGEのどの資産であっても、独立した会社に分離する可能性がある」と語りました。

そのような中で保有株の取り扱いについて、スピンオフ(分社化)すると現在のNISA(非課税口座)から一般口座に強制移管される可能性が高いことが分かりました。証券会社に問い合わせてみましたが、明言は避つつもその可能性は否定できない感じでした。

米国株投資の権威たぱぞうさんのブログが非常に参考になります。
 スピンオフ時の米国株の扱い

一般口座で株式を運用することは、私にとって全くの想定外であるため運用継続は困難との思いに至った次第です。確定申告が必要になると身辺がややこしい事態になるので、NISAか特定口座(源泉徴収あり)で取引きすることが私の投資の大前提にあります。この辺のことはまた別の機会にお話しできればと思っています。

いずれにしても私の証券ボードからGEの二文字が消えました。爆益の彼方を目指せなくなってしまって、GE坊やには大変申し訳なく思っている次第です。

ただ、投資もビジネスも前提が狂ったら見直さなければなりません。

GEへの落とし前は次回つづります。

それでは
 
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Comment:2
2018
01.25

GE赤字1兆円!思ったほど悪くない?待ち受ける真の恐怖…

GE株主のゆきだるまです。

24日午前のニューヨーク株式相場は、経営再建中の米複合企業ゼネラル・エレクトリックの決算が懸念されたほど悪い内容でなかったことなどを受け、反発している。【時事通信】

【GE株価】
GE株価20180124  

更に続きます。
ダウ工業株30種平均を構成するGEが朝方に発表した決算は1兆円超の赤字を強いられたものの、主力の電力、石油・ガス事業の売上高見通しが明るかったほか、想定外の一時費用計上がなかったことが安堵(あんど)感につながった。

ほんまかいな?

もう少しくわしくみてみると

2017年第4四半期の最終損益は100億1千万ドルの赤字(前年同期34億8600万ドル黒字)。1月16日に発表した保険事業見直しによる特別費用計上が大きく響きました。

継続事業ベースの1株利益はー1.15ドル(前年同期0.39ドル)
売上高314億ドル(前年同期ー5%)

電力事業が88%の減益、売上高・受注も大幅に減少、GEは電力事業の業績が今後も悪化するとの見通しを示しています。ガスタービンなど火力発電関連の低迷が続き電力部門の受注が前年同期比で25%減でした。火力発電部門の人員削減や在庫圧縮などリストラ費用が大幅に膨らんでいます。

成長分野の再生エネルギーも競争激化で2%減となりました。

一方で、航空機エンジン、ヘルスケアは増益で売上高営業利益率は20%台でした。オイル・ガス部門は原油高の影響で受注が73%増に急拡大しました。

2018年の1株利益は1.00~1.07ドルを維持するとの見通しがだされました。

事前予告以上の特別費用計上がなかったことで、今のところは悪材料出尽くしの感が市場に広がっているようです。それでも電力など不採算部門の切り離し・分社化の可能性は高くなってきています。

以上が決算の概要です。



ゆきだるまが抱く2つの恐怖

1つ、分社化(株式分割)が行われて、NISA(非課税)口座から持ち株が課税口座に強制移管させられてしまう(噂がある)こと。

これは配当金を含めた非課税運用の目論見がパーになるということと、それ以上に課税口座移管の際はその時の時価で入れられてしまうことが全くもって理不尽です。

つまりNISAで26ドルの保有株が15ドルで課税口座に移されると、買い値の26ドルに将来戻っただけも移管価格15ドルを超える差額11ドル分は課税対象となってしまうわけです。

NISA口座継続が不安定な中ではナンピンしてこれ以上ポジションを増やす訳にもいかず完全な凍死家状態です。

非課税口座移管の真偽は証券会社に問うてみる必要がありそうです。

2つ、GEがダウ銘柄からはずされる(可能性がある)こと

GEは栄えあるダウ当初銘柄(1896年)ではありますが、ダウ30の最高価格銘柄(現ボーイング340ドル)と最低価格銘柄(GE17ドル)では約20倍の開きがあり、平均価格算定方式を採用しているダウの最高・最低比率を10対1にとどめるという暗黙のルールを既に超えてしまっています。

つまりは現状でGEはダウ30から外される可能性が高いこと。分社化したらなおさらです。

ダウ30から外されるというのは死刑宣告にも等しく、ダウ銘柄ということでファンドに組み込まれていた分は一斉に投げ売られます。ドイツ銀行のアナリストは無慈悲にもGEの目標価格を15ドルに引き下げており、ダウから外れたら10ドルまで落下する可能性もあると見ています。

持ち株GEの保有株価 26.0ドル

今の株価  16.5ドル(▼36.5%)
ダウ除外後 10.0ドル(▼61.5%)


しかも分社化したらNISAから追放、課税口座で保有株価は10ドルに修正・・・

手が震えてきたので、ミロでも飲むか・・・

それでは
 
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2018
01.19

【GE】沈みゆく巨艦、その復活を2034年まで待つか・・・

GE株主のゆきだるまです。

GE(ゼネラル・エレクトリック)が、航空、発電、ヘルスケアの3分野に分社化!?
小さなGEを目指すとは言っていたけど、そこまで小さくしちゃうの??

GE分割 

既に分社化したGEキャピタルから暫く配当金が入ってこない!?
だからGEも株主に配当が払えないってどういうこと??

Mr.フラナリーは打たれ強そうだから、このタイミングでCEOになったのか?
フラナリーCEO

Mr.イメルトはリーマンと今回のWパンチには耐えられないからCEOを降りたのか?
イメルト元CEO

GEの株価は再び沈降
年明け直ぐのナンピンが無意味に終わった。含み損は35%超え
GE株価20180118  

その様は沈降するタイタニックのようではないか
先が全く見えないのでもうナンピンもやめておこう。
「沈没」

分社化すると持ち株が分割されてNISAから追い出されるらしい。特定口座には買値より下がった時価で入れられる。株価が戻っても課税される矛盾


GEを買った時のイメージと全く違う展開
になってしまったけれど、
スピンオフしても子孫を丸抱えするのが良いんですよね、シーゲル先生!
「jeremy siegel」


爆益の彼方へ!

未来から来たジョン・タイターは、GE社製タイムマシンが2034年に実用化すると云う。
特攻のGEに呼応して一篇の詩を捧げる。

 * * *

 Е́сли "GE" тебя́ обма́нет,
 Не печа́лься, не серди́сь!
 В де́нь уны́ния смири́сь:
 Де́нь весе́лья, ве́рь, наста́нет.

  もし"GE"が君を裏切っても、
  悲しんだり、怒ったりしないで!
  気がふさぐ日にはおとなしくしていよう:
  心が晴れる日は、きっと、やってくるから。

 Се́рдце в бу́дущем живёт;
 Настоя́щее уны́ло:
 Всё мгнове́нно, всё пройдёт;
 Что пройдёт, то бу́дет ми́ло.

  心は未来に生きている;
  今は物憂くとも:
  全ては束の間に、全ては過ぎ去り;
  過ぎたことは、愛しく思えるだろう。

それでは
 
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2018
01.04

新春買付第1弾 ゼネラル・エレクトリックを華麗にナンピン

ゆきだるまです。

今年のNISAが始まったので、早速買付けを行いました。その第1弾は、

GE夕照

ゼネラル・エレクトリック【GE】


株 価  17.95ドル

配当率    2.67%(税込)
買付数  10株

【GE株価推移】
GE株価20180102

1月2日のNY市場開場とともに株価は2.5%程度上昇、翌3日も株価は18ドルを超えて上昇中。GEの下落が底を打ったのか、ご祝儀相場なのかは分かりません。

GEは昨年夏頃から価格が垂れだして、11月13日の配当金減額の発表とともに17ドル台まで崩落しました。我が保有株は平均28ドルで掴んでいたため、含み損がー37.6%まで拡大。完全に沈黙しました。

今回のナンピンで含み損はー30.7%まで回復。7%近く株価が上がった形です。

GEは今、猛烈なダイエット中です。事業は収益力の高い航空電力ヘルスケアの3分野に絞り、不採算分野の石油、ガス、照明、鉄道等は処分を進めていく方針です。

1月24日に2017年第4四半期決算が発表予定です。まだリストラの成果は出ないとは思いますが、今後の見通しは非常に気にかかるところです。

配当が半減しても株価が落ちたおかげで、配当率は2.7%近くになっています。新生GEは今の株価が適正水準なわけでありまして、30ドルだったころは遠い日の幻のようにも思えます。

遠い目 

私のような高値づかみをしてしまったホルダーに残された唯一の治療方法はナンピンです。GEのような超優良企業の株は、いつか必ず値を戻すはずなので、買い下がって保有株価を下げることだけが復活の近道になるのです。

それでは

 
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