2017
11.17

GE暴落の影響と分散投資の重要性を実感してみた

ゆきだるまです。

ゼネラル・エレクトリック(GE)社の保有株価の下落率がー35%に迫ろうとしています。もしもGE一点に集中投資していれば資産の1/3以上を失ったことになります。

【GE株価】
GE株価20171116 

現在、米国株は8銘柄に分散投資しています。GEの投資額は全体の11%そのうち35%が下落したので、損失割合は4%です。

【米国株の投資額比率】
投資額構成2017年 

更に資産全体の構成でみると、株式投資は全体の60%、そのうちのGEの比率を乗じると、総投資額に対するGEの損失割合はー2.5%となります。
資産構成20171117 

GEの損失割合をまとめると、
GE単体:ー35%、米国株全体:-4%、投資全体:ー2.5%

なお、配当への影響をみると
GE単体での配当額の下落率:ー50%米国株全体:-6.7%


全体を俯瞰してみて分散投資で救われたのを実感しています。これからの方向性として、株式やアクティブファンドよりも安定性の高いインデックスファンドの比率をもう少し上げていく必要性を感じています。

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2017
11.16

大きなGEから小さなGEへ

ゆきだるまです。

ゼネラル・エレクトリック(GE)が再生に向けて舵をきった。

GEは20世紀最高のCEO(最高経営責任者)と云われたジャック・ウエルチの時代に世界最強の企業となりました。続く前CEOジェフ・イメルトは拡大路線の収束を進め、そして現CEOジョン・フラナリーは更なるリストラを開始しました。

GEは創業139年でCEOが10人という驚くべき長期政権で企業をけん引しています。GE社の基本理念に人づくりがあり、新しいCEOが選ばれるのと同時に次のCEOの育成がスタートして、そのDNAが脈々と受け継がれています。

GEジャパンのHPにCEOの系譜が掲載されていたので紹介します。

創業者 トーマス・エジソン
・「世界が本当に必要なものをつくる」
・電球、蓄音機、映写機など2332件の特許を取得し「発明王」と呼ばれる。
・1878年:電気照明会社設立
・1892年:発明家トムソン創業のトーマス・ヒューストン社と合併でGE社誕生

初代CEO チャールズ・コフィン
・1900年GE中央研究所設立(GE成長の基礎を築く、現在世界9拠点、科学者3千人以上)
・「成功の核となり魂となるのは人である」マネージャー育成制度導入

2代CEO E.W.ライス
・海外進出を推進、日本の近代化にも貢献
・日本初の電気を使った街灯導入など明治政府から勲章授与

3代CEO ジェラルド・スウォープ
・開発・製造のグローバル化推進

4代CEO チャールズ・ウイルソン
・第二次大戦中、アメリカ軍需系製造に傾斜
・ジェットエンジン製造、米国初のジェット飛行に成功

5代CEO ラルフ・コーディナー
・戦後GEの再編:事業分野を20倍に拡大
・事業部制導入、リーダー育成のためのGEマネジメント開発研究所設立

6代CEO フレッド・ボーチ
・コンピュータ、レーザー、赤色LEDの開発製造
・アポロ月面着陸にも技術提供

7代CEO レジナルド・ジョーンズ
・グローバル展開拡大:売上高2.2倍、利益2.4倍に

8代CEO ジャック・ウエルチ
・「市場で3位以下の事業は撤退する」
・積極的なM&Aとコスト・人員の大幅削減で収益性向上
・製造業中心のGEを大きく改革(NBC買収でメディア事業開始、金融部門拡大)
・在任20年で時価総額を30倍に(1981年140億ドル、2001年4000億ドル)
・1999年フォーチューン誌評価「20世紀の最も偉大な経営者」

9代CEO ジェフ・イメルト
・911同時多発テロ4日前にCEO就任
・次世代航空機エンジン開発を断行、航空業界での圧倒的ポジション獲得
・リストラ開始(メディア部門、金融部門の売却)

10代CEO ジョン・フラナリー
・航空・電力・ヘルスケアの3事業に焦点を絞り強い経営基盤の再編を目指す。

***

GE社が現代のテクノロジーをリードし続けてきたのが良く分かります。経営が行き詰まった今、金融やメディア、そして石油・ガス、鉄道などのぜい肉をそぎ落として本来の発明家業に立ち戻るのは正解でしょう。人づくりという基盤がしっかりしている企業は強いです。

創業者エジソンの言葉
Genius is 1% Talent and 99% Hard Work
天才は1%の才能と99%の努力から成る

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2017
11.15

保有GE再生のための試算

ゆきだるまです。

11月13日のGE新経営戦略発表から株価が更に急落しています。

【GE株価】
GE株価20171114 

配当再投資のためにGEを保有している身としては配当金の減額は致命的です。かつてリーマンショックの際にも株価と配当を大きく下げました。リーマンショックの時は配当が1/3まで減額されましたが、今回は1/2なので幾分かましです。

【GEの配当と株価の推移】
GE株価と配当の推移

GEを今後どうするかという判断ですが、当面は様子をみようと考えています。今回のリストラで配当は減額したもののEPS(1株利益)は十分余裕があるので、GE125年の配当歴を考えれば、業績回復とともに再び増配が始まると期待しています。

そこで、GEの保有を今後10年間続けた時の試算を幾つかしてみました。

【現在の保有状況】
 持ち株:40株、保有株価28ドル、投資額1120ドル

【今後の株価想定】
 株価15ドル(下落率47%)、年配当0.48ドル(下落率50%)

【試算の前提】
・株価15ドルと年配当0.48ドルは今後も変わらないと想定
・NISA口座で運用し、四半期毎に中間配当が米国税10%引きで0.108ドル入ると想定
・①配当のみ積上げ、②配当金を再投資、③配当再投資に加え四半期に10株ずつ買い増し
・買付手数料はマネックス証券のNISAなので実質無料

【試算結果】
10年後のリターン
①配当金の積上げー31%
②配当金を再投資ー30%
③再投資+買増し+6%

【感想】
持ち株が少ないと配当金再投資をしても十分な買い付け額が得られないため効果が薄い。株価が大きく下がっているので買い増しをすることで保有株価が下がり、配当の増加も見込めるので回復力を加速させることができる。今回の試算では8年目でプラスに転じた。株価・配当も一定としたが、今後の業績回復で配当増があれば株価も上がるので回復力は更に高まると考えられる。

今回の試算は本当にざっくりしたものですが、四半期毎に150ドルずつの投入は無理がなさそうなので、買い増しでの対応を検討していこうと考えています。

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2017
11.14

GE株主として配当金50%カットを重く受け止める

ゆきだるまです。

11月13日、ゼネラル・エレクトリック(GE)の新経営戦略が発表になりました。

配当金引下げ 0.24ドル→0.12ドル(50%減)

これを受けて株価下落(前日比8%減、日本時間11月14日4時時点)
GE株価20171113 

***

自分の予想では配当金引下げ後の年額は、現行0.96ドルの3分の2の0.70ドル辺りだと思っていたのですが、半分の0.48ドルは正直痛い。保有株の平均額が28ドルなので、含み損はー33%配当利回りが3.5%から1.7%に落ちました。

S&P500ETF(VOO)だと年初リターン16.7%、配当利回りが1.9%なので、こちらに乗り換えた方が良さげではありますが、GEもここが下限だということが明らかになったので、零細ではありますが株主としてGEとともに生きていく道を模索します。

さて、GEの発表・報道をまとめると
・事業分野を収益の高い航空、電力、ヘルスケアに絞る。
・不採算の石油、ガス、照明、輸送等は処分(200億ドル相当)する。
 これには最近買収の油田サービスベイカーヒューズの売却も含まれる。
・雇用を25%削減する。取締役数を18人→12人に減らす。
・配当金減額により年40億ドルのキャッシュを節約する。
・2018年のEPS1.00~1.07ドルを目標(市場予想1.16ドル)

また、市場関係者の間ではGEがダウ30から外される可能性も言及しています。

とにかく今はGE再生に邁進してもらいたい。

GE Healthcare CEO John Flannery

フラナリー君、頼んだよ!

 
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2017
11.13

時価総額をトヨタに抜かれたGE

ゆきだるまです。

企業の価値を表す尺度として「時価総額」という概念があります。単純に株価と発行株式数を掛けたものですが、株価には現在の資本や収益だけでなく市場が決めた将来の期待値も織り込まれているので、単純ながらも非常に民主的で合理的な指標です。

従って株価が低調な企業は対外的な信用力も低くみられますし、株主訴訟や買収の危機にもさらされます。そのため経営陣は株価の維持向上に躍起になるわけです。

さて、株価が下がりまくっているゼネラル・エレクトリック(GE)ですが、先月10月末に日本のトヨタ自動車に時価総額で抜かされました。(先々月の9月末:ゼネラルエレクトリック27位、トヨタ42位)

【世界の企業、時価総額ランキング(2017年10月末)】
企業時価総額(2017年10月末時点) 
(データ引用:Think180around「世界時価総額ランキング」

表を見ると米国企業の強さが良く分かります。世界の上位50社中30社超がアメリカでした。かつて世界の時価総額ナンバーワンだったゼネラルエレクトリック社も今は見る影もありません。それでもGEはあれだけ落ちて、ようやくトヨタ並みという恐ろしい潜在力を秘めています。GEのエンジンは空を飛べますが、トヨタのエンジンでは空は飛べませんからね。

今日11月13日はGE社の新経営戦略の発表日。吉なのか凶なのか、その程度はどのくらいか、気になります。

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