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2018
10.18

揺れるNYダウ~こんな時は配当金が心の支えに

Category: 配当
2018年10月18日
ゆきだるまです。

火曜日の上げ相場から一転して水曜日は下げ相場に転じました。ダウ平均株価は日替わりで変動をしています。

【NYダウ株価】
ダウ20181017 

そんな中でDIA(ダウETF)から分配金が振り込まれていました。

株価というのは伸びたり縮んだりする空気の様なもので実態がありません。一方の配当金は現金であり利益確定行為です。税金は抜かれますが地に足のついたお金です。逃げることがないので、こういう値動きの荒い相場の時の現金は安心できるものがあります。

ダウ30銘柄は、オールドエコノミーと称される世界に冠たる一流名門企業ぞろい。昨今の無配当のハイテクグロース株に較べて値動きの勢いはありませんが、配当金をしっかり出すキャッシュリッチな企業が多いです。

ダウ30銘柄は配当月がそれぞれ異なるので、うまく組み合わせると毎月配当が得られることになります。以下は2018年9月5日時点のデータです(マネックス証券調べ)。

【1,4,7,10月配当グループ】
ダウ配当1,4,7,10月 

【2、5、8、11月配当グループ】
ダウ配当2,5,8,11月 

【3,6,9,12月グループ】
ダウ配当3,6,9,12月 

【変則月グループ】
ダウ配当変則月 

米国企業の配当は四半期毎なので、年4回、3ヶ月の括りです。一番多いのが3,6,9,12月グループ。決算と締めの12月に照準を合わせている企業が多いのだと考えます。

さて、配当金も総括りにするならダウ30銘柄に連動したETF:DIAを買うという手があります。ステートストリート社の看板商品でS&P500ETF:SPYと並んでETFの草分け的存在です。

DIAはダウ30に丸ごと投資できる点も魅力ですが、個々の企業の分配金をまとめて毎月分配してくれる点でも魅力的です。ちなみに月ごとの分配金は2017年実績でみると次のとおりです。

【DIAの各月分配状況・2017年】
DIA分配金各月 
配当金をまとめた月別の分配金は2月、5月、8月、11月、12月が多く出ます。ファンドの決算処理によって個々の配当金との関係には差がありそうです。最少月(4月)と最大月(5月)の差は3倍程度、この月別の傾向は1999年から過去19年をチェックしましたが概ね変わっていません。

経年的な分配金の動向をみてみます。

【DIA分配金の経年動向】 設定年1998年は中途スタートのため除く
DIA分配金経年 

リーマンショック後はファイザーやGEが減配したため落ち込みがみられますが、基本的に右肩上がりなのが分かります。

ちなみに18年間で分配金額は3.2倍

単純平均で年6.8%の増加率

かなり良いと思います。

DIAの年間の分配利回りは概ね2%前後ですが、20年近くもっていると分配金は6~7%の利回りになるので、持てば持つほど味が出てくる感じです。

ダウはS&P500と双璧をなす米国を代表する指数であり、株価も配当も狙っていくならDIAでダウに丸ごと投資するのもありですね。

それでは☆彡
 
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2018
08.05

これまでの配当金の成果と今後の見通しのまとめ

Category: 配当
ゆきだるまです。

昨日も非常に暑かったですね。雪だるまが外出していて溶けかかっていました。

真夏に雪だるまはないだろうと思われる方も多いですが、ブログのサブタイトル

”今はただ配当金を再投資 転がり育つ雪だるまなり”

ここから自分の投資方針として”ゆきだるま”と名付けたわけです。

このブログも2017年2月からほぼ日刊で連載500回を超えましたが、ブレていないのは自分の投資が配当金を最重要視していること。配当再投資で複利の雪だるまを転がす実践記録を日々つづっています。

ですので暑かろうが寒かろうが雪だるまは転がり続けなければならないのです。

さて昨日は月々の投資成果を公開しているところですが、今日は配当金の状況についてご報告したいと思います。

ゆきだるまファンドは高配当株とワールドインデックスを主としており、その配当金・分配金の運用状況は次のとおりです。

【保有銘柄と配当金の取得状況】
配当状況201807 
これは投資回収率順に並べたものです。投資回収率とはこれまで19ヶ月間に各銘柄に投資した額に対して配当で回収できた割合を示しています。ロイヤル・ダッチ・シェル、PFFは高配当だけあって断トツの回収率を見せてくれています。高配当株のAT&Tは買い増しを続けているので回収率は高くありません。

実質配当率は税引後の手取り額です。NISAで運用しているため米国内税1割のみが引かれた形になります。投資時期と取得額によって決まりますが、ポートフォリオ全体の実質配当利回りは現在3.4%です。

【これまでの配当累積額の推移】 1ドル110円で計算
配当累計202807
2017年1月を実質起算点とすると19ヶ月で累積で約7万円の配当収入がありました。投資額に対する配当金の充当率は3.7%です。

株価は市場動向によって日々変動を繰り返しますが配当は着実に積み上がっています。私が投資を始めた目的は、この配当金がどれだけ積み上がって自分年金となっていくかということです。今は微々たる額ではありますが、この右肩上がりのグラフの行く末を想像するのが楽しみの一つとなっています。

【今後の配当累積見通し】
配当見通し201807
そこで今回は定年想定65歳(2032年)までの配当金の積み上がり想定をしてみました。現在と同様に毎月5万円づつ追加投資して配当金は再投資しています。資産増加率は年5%想定です。

65歳で資産額:約1800万円、毎月配当額:約5万円(平均)

自分の投資資金は月々の小遣い(呑み会や趣味の分)から捻出しています。生活資金は上さんががっちり管理しているので、云わばリタイア後の自分の遊び金としてこれだけ持てるという実感です。

小遣いから毎月の投資資金を捻出するのは苦しい時期もありましたが、今では余力も出来てきています。むしろ投資とブログ書きが趣味になったので、完全に遊びの一環として捉えられるようになったのは大きな進歩です。

投資は50歳になってからなのでスタートとしては遅い部類ではありますが、それでも15年程度でこれだけの希望は持つことができるということです。

それでは☆彡
 
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2018
07.22

株主への富の還元方法は配当金が一番良いと考えている理由

Category: 配当
ゆきだるまです。

株式会社は、株主が出資をして、その資金で事業を行い、収益が株主に還元されます。

収益還元の方法は様々で、代表的なのは配当金という形で収益が株主に配分されます。

money-1034447_960_720.jpg

ただし配当には税金が掛かるため、収益で自社株買いをして1株当りの利益を高めてもらう方が価値があると考える人もいます。さらには新興企業の場合などは中途半端な株主還元は行わず収益を事業に再投資してもらった方が良いといったケースもあります。

日本の場合ですと、株主優待という呼び名で品物や自社製品の割引券の様な形で還元を受ける場合もあります。

識者の見解も様々で投資家のウオーレン・バフェット氏は「税金がもったいないので配当金よりは自社株買いの方が望ましい」としていますし、研究者のジェレミー・シーゲル博士は「Show me the Money:金を見せろ」という有名なフレーズを用いて現金の存在が企業の信用力を示すと述べています。

さらに理論的に考えるならば配当金の形で企業収益を外部に振り出すということは、大きな意味で企業資産を削りとる行為、いわゆるタコが自分の足を食べる「タコ足」だとして否定的に捉える向きもあります。

正解はありませんが、ゆきだるまとしては、株主還元は配当金の形で受けるのが一番良いと考えています。税金を取られても、タコ足になっても配当金を出してもらうのが良いと考えています。

その理由は、投資先の企業を信用しきってはいないからです。

つまり経営の悪化や倒産が考えられるから、お金はあるときに貰っておこうというシンプルな発想を持っています。

その根底には、自分も仕事で相手企業が倒産したことがあって債権回収に多大な苦労をした経験があるからです。結局は破産事件となって残余財産が破産配当金という形で債権額に応じて戻されました。

最終的には額面の20%くらい配当されて破産手続は終了。一般的に破産配当金は5%も戻されれば良い方だと云われています。

boy-666803_960_720.jpg

ナニワ金融道ではありませんが、法的整理に入る前に取れるものは取れるうちに取るというのが債権回収の基本になります。

投資も同じです。

企業側に収益を預けた形にしていて大丈夫ですか?

自社株買いで1株利益を高めてもらっても、赤字経営になれば結局は収益を食いつぶされる羽目になります。

そんなのは弱小企業の話だろ、と云われるかもしれませんが、世界に冠たるゼネラル・エレクトリックでさえ収益が悪化して配当金を半減させざるを得ない状況に陥っています。超がつくくらいの大企業であっても油断はできません。自分もGEの株を買っていたので、投資の世界でも取りっぱぐれに遭遇してしまいました。

私が配当金を重視するのは、こうした経験があるからなのです。

配当金に税金が掛かる?
社会コストだと思えば良いじゃないですか。

タコが自分の足を食べる?
まだ足があるだけ良いじゃないないですか。

お金はあるうちに回収する。

基本です。

それでは☆彡
 
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2018
05.20

株式の配当金とファンドの分配金~似て非なる両者の関係

Category: 配当
配当金も分配金も好きなゆきだるまです。

投資家に収益を還元する現金のことを、株式では「配当金」、ETFや投資信託を構成するファンドでは「分配金」と呼んでいます。

配当金も分配金もどちらもお金です。どちらも資産の一部が投資家に払い出されるものです。そして、どちらにも税金が掛かります。両者の効果に差異はないように思えます。

しかしながら配当金と分配金では投資家が向ける目線の違いがあるように感じます。

犬と猫 
よくファンドの分配金の払い出しを巡って無分配型が良いという主張があります。無分配派の方の主張は「課税の繰り延べ効果」です。(収益を超えて元本まで分配するタコ配の議論は割愛します。)

つまり収益を外部に払い出すと税金が掛かるしファンドの資産も減少するので、ファンド内部で再投資をすれば非課税で基準価額(株価に相当するもの)が上がり投資効率が良くなるというものです。理論的には正しいと思います。

一方で時おりファンドの無分配論が株式の配当金の世界にも展開されることがあります。

つまり企業についても配当金を出すのは非効率だから無配当型の企業が良いということですね。無分配型の企業の例ではバフェット氏が率いるバークシャー・ハザウエイ社、アマゾンやアルファベットなどグロース系企業にみられます。

無配当にした場合、企業収益は事業への再投資か自社株買いに振り分けられることになります。事業再投資も自社株買いのどちらも非課税で株主還元がされるので、理論上は投資効率が良くなるはずです。

ならば、株式も無配当が良いという主張には違和感があります。

株式の世界では無配当論が必ずしも受け入れられていないことです。超優良企業と云われたAT&Tやフィリップモリスが無配で良いかと問われても困ります。

なぜか?

”一企業の今日の収益が明日も残っている保証がないから”

そして
"全ての企業が収益を事業に再投資して上手く回るわけではないから"

さらに、配当課税に加えて、配当落ちで株価も下げるくらいなら、逆に自社株買いで株価を上げた方が良いという意見もありますが、これにも反論がつきまといます。

自社株買いの効果が実際の株価上昇につながり続けるか疑問。また株式数が一時的に減ってもストックオプション行使等で希薄化されて投資家に有利でない形に終わる可能性もある。

つまるところ株式の世界では、バークシャーやアマゾンの様に投資家が無配当を完全にコミットした企業以外では無配当論は支持されない。課税されても配当落ちで株価が下がっても、収益があるうちに配当金の形で投資回収をしたいという意識が根底にある株主が多いというのが実際だと思います。

このあたりが、企業活動という生モノから産まれる配当金ファンドという資産管理上派生する分配金の違いともいえるでしょう。

まとめると次のことが言えそうです。

ファンド投資家は無分配を求める意見が多い。株式投資家は配当金を求める人が多い。

両者にはいつも微妙な差異を感じています。

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2018
05.17

下落した高配当株を塩漬けにして持ち続けるのは戦略上有効か?

Category: 配当
高配当株ホルダーのゆきだるまです。

このところ高配当株の株価が下落し続けています。高配当ねらいで保有しているAT&Tは16.6%も値下がりしてしまいました。

落下 
自分の買い値での配当利回りはちょうど5%くらいなので、3年以上保有しないと下落分を配当で穴埋めできない計算になります。こういう株をいわゆる塩漬けにして持ち続けて良いのでしょうか?

要は株価がこのまま上がらなければ3年以上たってやっとプラスマイナスがゼロに戻るという状態、3年以上も投資資金をリスクに晒して得るものなしで良いのかということです。

例えばS&P500ETFは10年間の平均上昇率が9%程度はありますから、今ここで損切りをして乗り換えれば2年程度で下落分は回復できることになりますし、その後の伸びも期待ができます。こちらの方が得じゃね?って誰もが思うわけです。

AT&Tという企業が好きなので損得抜きに株主として応援したいというのであれば別ですが、資産を有効に活用できない凍死家になる理由が問われます。

悩んだときは次の方程式を考えてみることにしています。

 期待利回り✖投資年数

期待利回りとは、それをキャピタルゲインで求めるのかインカムゲインで求めるのか、また投資年数とはその銘柄を何年持ち続けるつもりで買ったのかということです。この2つが自分の中で明確になっていないから悩むわけです。

個人的には投資年数が20年取れないのであれば乗り換えを考えた方が良いと思います。過去の実績では株価変動が常時プラスに収束するのに20年と云われているからです。

そもそも高配当株は企業の業績が成熟安定期に入ったものが多く株価が伸びる要素が少ないです。その代わり配当は安定かつ微増という特性があるので長期投資にこそ適した銘柄になるわけです。

ウサギとカメでみれば高配当株は明らかにカメなので、短距離走にカメを出すのは戦略が間違っています。長距離走であれば3年程度の窪みもカメならば乗り越えられるはずです。

遥かの山 
ただし、これまでの議論は企業経営が確かな銘柄についてなので、配当の原資になる収益が怪しくなった企業の株は速攻で売却すべきです。そのために決算ごとに点検が必要ですし、20年も付き合うのはかなり大変です。長期投資は持つだけなのでカンタンだと云われますが、相当の覚悟と忍耐も必要だと肝に銘じるべきであると考えます。

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