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2020
01.08

今年の円高予想と為替で気をつけたいこと

Category: 為替・税金
2020年1月8日
ゆきだるまです。

識者の予想だと今年は円高だとか。

この前も中東騒動があったときは107円台をマークしました。

なぜ円高予想かというと、世界の政情が不安定になると安全資産として日本円が買われるのが通例。

北朝鮮のミサイルが日本の上空を通過した時も当事国の円が買われました。

この辺の金融力学はよく分かりません。

今年は、紛争モノで中東、北朝鮮、中国、英国、そして11月の米大統領選と円高ネタはゴロゴロ転がっています。

ここ10年の傾向では1ドルが最大120円、最小80円の間でレンジを形成しています。一説には111円当りが平均値だとか、そうすると今時点で既に円高気味だということですね。

【ドル円相場10年間】
20200106 ドル円 

特に米トランプ大統領は自身の再選に向けてドル安攻勢を掛けてくるので、少なくとも11月までは円安にならないという認識でいます。

いずれにしても米国株投資家は為替とは上手く付き合っていかなければなりません。

円高で気をつけたいことといえば、

・ドルへの両替が得(円への両替は損)
・株の買付けは課税上は損(株の売付けは課税上は得)

二つ目は分かりにくいのですが、米国株取引きは課税上は円貨換算されるので、買い値と売り値で為替差益が生じた分が課税対象にされてしまうということです。

なので円高の時に買った株を円安の時に売るとドル感覚以上に税金が引かれていきます。

NISA(非課税口座)を使えば、課税そのものがないので為替差益を全く意識しなくてよくなるという精神的なメリットはあります。

一方で気をつけたいのが、証券口座に待機させているドル(現金)の扱い。

NISAや特定口座の外側にある待機ドルに為替差益が生じた場合は別途課税対象になります。

要はFXと同じですね。

この辺の取り扱いは諸説ありますが、楽観しない方が良いでしょう。

脱税はしたくないけど確定申告も面倒な人は、配当や売却金は即日で別のドル資産に充当するか円転をして、宵越しのドルは持たないようにするしかありません。

そんな時に便利なのが特定口座で管理された外貨建MMFです。

上手く使って生ドルを持たない様にするのが吉ですね。

証券会社によって使い勝手がマチマチなのでサービスを競って欲しいところ。

それでは☆彡 
 
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2019
05.25

為替という神風にうまく乗れ!

Category: 為替・税金
2019年5月25日
ゆきだるまです。

このところ米中摩擦で市場はすっかり荒れ模様です。

米国がファーウエイを槍玉にあげたのは米中係争の象徴ですね。貿易問題、技術盗用問題、スパイ(盗聴)問題の三点をまとめて米国が中国にたたきつけた形です。一方の中国は先端テクノロジーの看板企業に泥を塗られたわけで引くに引けない喧嘩に巻き込まれてしまった感じに見えます。

それにしても1社をここまで徹底的に攻撃するのは米国トランプ流ならではのこと、日本政府ではとうてい実行しえぬ展開です。世界経済は米国覇権のもとで動いていることがよく分かります。

さて、こんな中で株価は軒並み下落、含み損が拡大をしています。

最近、ポートフォリオを整理していて、ドル資産はドルと円の両方で損益を把握するようにしてみました。するとドルベースではマイナスでも円貨ベースではプラスになっているものもあります。

それはなぜかというと買った時と今の為替の差が価額に織り込まれているからです。

つまり今が1ドル110円くらいとして、1ドル100円の時に買ったものは円貨ベースで10%プラスのリターンが出ていることになります。裏を返せばドル株価が10%下がっても為替が10%円安に振れればプラマイゼロです。

為替は1ドル80円~120円でレンジ相場を形成しており最近的には丁度今の110円くらいが中央値だと言われています。

【為替変動10年】
為替10年 

日本で暮らしている以上は最終的にドルを円に戻すことになるので、真の収支は円貨ベースで把握すべきでしょう。

為替は全ての資産に平等です。

仮に問題銘柄をつかんで塩漬けコースになってしまったとしても、為替が円安に振れれば自然とリターンが改善されます。なので慌てて損切りをせずとも為替の神風が吹くのを待つという手もあります。

長期投資であればそのチャンスは多くなるはずです。

人気のS&P500銘柄もドル資産と円資産(1557)では為替を挟むと見える風景が異なってきます。

【S&P500の円貨・ドル貨の比較・5年】
SP500ドル円5年比較  

米国株は株安・円高の時に仕込んで、株高・円安の時に手放すのが最良です。

為替は常に意識しておきたいものです。

それでは☆彡
 
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2018
09.30

ドルの壁②~VTやVTIは本当はドル建てのETFをもちたいところ

Category: 為替・税金
2018年9月30日
ゆきだるまです。

最近は投資信託の形で米国ETFのVTやVTIなどをもつことができるようになりました。

長期投資  

VTは全世界、VTIは全米企業に投資ができる各々米国バンガード社の人気ETFです。昨年9月末に投資信託版が楽天から誕生して更にブームが加速しています。

憧れのETFがドルではなく日本円で気軽に買えるようになった。

しかし投資信託版の楽天VT、楽天VTIが設定されてから1年がたち、決算とともに運用報告が示されると次の不等式を再認識することになります。

 本家ETF>投資信託

投資信託は当初我々に示された以上に管理コストがかかることや基準価額との乖離などが明らかになりました。

まだ設定して一年目の若いファンドなので改良の余地はあると思いますが、本家ETFに管理コストを上乗せした投資信託は構造的に先の不等式を覆すことはできません。

つみたてNISAを使った場合は非課税措置によって逆転ホームランの可能性がありますが、長期投資の中途でかかる管理コストは確実にリターンを食いつぶしていくので、つみたてNISAを使う場合以外は本家ETFをもちたいところです。

本家ETFをもつメリットとは

資産額が非常に大きいので管理コストが激安です。これは長期投資を行ううえで絶対的なメリットになります。

次に流動性の問題。資産額が大きいということは保有者数が多いということでもあります。ETFは株式と同様に市場で直接売買が出来るので暴落などの緊急時でも流動性が確保されやすい。これは何にも代えがたいメリットです。

長期投資中にリーマンショック級の大暴落が起きる可能性は十分にあります。暴落時で一番怖いのは自分の資産が売却できなくなることではないでしょうか。先にトルコリラが暴落した時に関連商品を組み込んだアクティブファンドがフリーズしたことは記憶に新しいところです。急降下する飛行機の操縦桿が効かなくなるような現象です。

(過去記事)暴落時に解約できなくなるという投資信託のリスクを認識して

これもまた投資信託の宿命で、市場と顧客の間に挟まれて二次的な売買を行っているためパニック時の全負荷が投資信託会社に掛かってしまいます。レアな商品でなくても暴落時に顧客から売りが殺到すれば投資信託は機能不全に陥る可能性は高い。この点でもETFは世界最大のNY市場で直接売買されているという安心感は大きいです。

また、ETFは市場での直接売買なので価額がダイレクトです。投資信託は売買にタイムラグがあって価額が不透明です。これは単純にETFに軍配が上がります。

本家ETFを持つことの抵抗感は何でしょう。

ドル建て資産になじめない

投資信託も入り口は円建てですが結果としてドル建て資産をもつことになります。要は両替という面倒な部分を投信会社に任せているだけです。ここにも信託報酬以外の隠れたコストにつながっています。

最近はネット売買でも円貨決済が進んでおり、一度やり方を覚えてしまえば正直大した手間ではありません。ドルに両替してからの売買も然りで、単なる慣れの問題です。

売買手数料の高さ

これは1回きりの初回経費です。最近一般的な税抜5ドルという最低手数料は、楽天やSBIで1年前まで25ドルだったことを考えると破格になった感があります。長期に複利で掛かる管理コストに較べれば初回のみ・税込600円くらいの経費を高いと感じるかどうかですね。一般NISAを使えば、証券会社の計らいでETFの買付け手数料は実質無料になります。

分配金の取り扱い

これは議論が分かれるところです。中途半端な額のドルをもらっても使いみちがないという方は円転して再投資したら良いと思います。投資信託はファンドに再投資できるとか課税の繰り延べになるという意見がありますが、管理コストが高いとどこまでその効果が期待できるのか不明ですし、個人的には配当・分配金はあるうちにもらっておくべきという考えです。

(過去記事)課税されても配当や分配金が重要だと考える理由

以上、投資信託は便利さがあるものの副次品はオリジナルを超えることができません。できれば世界に冠たるVTやVTIは本家ETFで持ちたいところです。満足感と安心感という精神的効果は格段に違います。ある意味で一生の買い物をするかもしれないので、より良いものを持つという考え方はあると思います。

それでは☆彡
 
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2018
09.29

ドルの壁①~円安ドル高でも日々淡々とドルを買う

Category: 為替・税金
2018年9月29日
ゆきだるまです。

円安が進んでますね。7月の水準を超えました。今ドルを買うと損をする気になりませんか?

【ドル円チャート】
ドル円20180929 

米国株投資の第一関門、それはドルの壁です。

米国株・ETFはドルでないと買付けができません。これが超メンドくさい。株を魚に例えると、日本株は釣り堀で魚を釣る感じで、米国株は揺れ動く為替の波の中で更に動き回る魚をつかまえる感じです。波の揺れ方によって為替でも損益が発生するので捉えどころが難しく感じます。

最近では証券会社が円貨決済に対応していることが多くなったので、為替と株価を串刺しにした買い方ができるので、ストレスは大分減りましたが、ゆきだるまはマネックス証券のNISAを利用しているので相変わらずドル決済一択です。

そうすると、まず円をドルに両替して、それから株・ETFを買うという二段階の手続きを踏まなければなりません。

その時に課題になるのが為替での損得勘定の気持ち。

為替差によって収益を得るFXという投資分野もあるので、どうしても株式投資の前に為替でも損益を考えがちです。特に今は米国の利上げ発表でドル高になっているので、今、円をドルに換えるのは非常に損をする気持ちになるのです。

為替のタイミングを狙っていくなら、円高の時にドルを買って、円安の時にドルを売るのが儲かります。例えば1万円を持っていて1ドル80円の時に両替すると125ドルと換金できて、それを1ドル125円の時に売ると15,625円となり5,625円の儲けになります。

その逆もあって円安の1ドル125円の時にドルを買うと80ドル分にしかならなくて、それを円高の1ドル80円の時に売ると6,400円となり3600円の損になります。

さらに株の売買に伴う譲渡益の計算は円換算で行うので、ドル持ちで売買をする場合は円安で買って・円高で売った方が為替によって株価差を埋めることができるので、課税上は有利になります。

このように為替は両替時期での有利不利があったり、株の売買時期での有利不利があったり、タイミングを捉えるのが非常に難しいです。大体、為替が有利なときに株価が良い条件になるかどうかは保証がありません

本日の主張①:為替のタイミングは無視して株の買い場を逃さない

為替は二国間の政治的な思惑や経済的な強弱で変動しており、はっきり言って為替を読むのは株価を読む以上に難しいです。しかも日米間でいえば一定のレンジ幅を形成しています。

【ドル円相場・10年間】
チャート画像

ならば為替の動きは無視して長期スケールでの平準化を狙う方が精神衛生上も実益上も有利です。

自分も株を大量に買い付けた2017年の始めは円安で1ドル120円近かったですが、株安だったので頑張って両替をして買いました。それ以降は株価が上昇し、買い増しの時は円高に振れたりして結局のところ収益は為替を含めてプラスになっています。

例えば今は1ドル113円を超えて、円安になっていますが、ここで円高を待ってみても逆に円安が続いていったら、結局は113円の時に両替をしておけばよかったということになり、永遠に両替ができずに株を買う機会も失われてしまいます。

「高値覚え、安値覚え」は投資判断を誤らせる大きな精神的バイアスです。

ならば両替をするのは「常に今」で、株を買うべき時期を優先すべきです。

本日の主張②:長期投資では、株は上がる、為替は平均に収束する

【ドル円相場とS&P500の比較・10年間】
ドル円SP500 との比較 
先のドル円相場と同じ10年間でS&P500(1557)の値動きを重ねたものです。為替だけを見たら値動きが大きいと思いますが、株価差は為替差よりもはるかに大きいことが分かります。

これを見れば為替のタイミングを計るよりも株を買う時期を優先すべきことは明らかです。

なので両替は機械的に淡々と行うべしと心に刻んでいます。

113円を突破した昨日もドルに両替を行いました。

両替は淡々が一番。ドルの壁とは精神的な壁なのです。

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2018
09.11

米国株・ETFは売買手数料が高いから避けるべきか

Category: 為替・税金
ゆきだるまです。

株式投資のパフォーマンスを下げるものに税金と手数料が挙げられます。

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特に米国株投資は売買手数料が高いので入り口の段階で選択肢として敬遠されがちです。

日本株は1日定額ならば10万円まで無料、取引ごとなら90円(税抜)からといったところです。

一方で米国株取引について、マネックス、楽天、SBIのネット三社は横並びで1取引当り約定代金の0.45%、最低5ドル(税込約600円)~最高20ドル(税抜)です。最低5ドルは日本株に較べたら6倍近い差があって高いです。これでもマネックス以外の楽天とSBIは去年まで1取引当り最低25ドル(税込約3千円)だったので格段の進歩を遂げてきました。

売買額と手数料の関係(税込)をまとめると次の様になります(ネット三社共通)

 売買額1200ドル以下 手数料5.4ドル(一律)

    1200ドル
   ~4800ドル   手数料0.45%

    4800ドル以上 手数料21.6ドル(一律)

1ドル111円とすると1200ドル(13万3200円)以下の取り引きをすると割高になるのが分かります。逆に4800ドル(53万2800ドル)以上の取引をすると安くなっていきます。

つまり米国株投資は高額投資家に優しく、少額投資家に厳しい制度だということです。1200ドル(約14万円)以上の取引が出来なければ手数料負けをしていくことになります。

また0.45%という料率も売買の往復、税込みで捉えると

 取引額の約1%(0.45%✕税8%✕売買2回)

これは買う時も売る時も同じ株価だったらと仮定した場合の負担率なので現実的ではないですが、感覚的にはこのくらいリターンが失われるんだと理解しています。

海外ETFでは信託報酬が0.01%単位で議論になりますが、4800ドル(約53万円)未満の取り引きをするとスタート時点で手数料分が約0.5%下がる形になるので影響は小さくありません。

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だったら少額投資家は米国株投資を諦めた方が良いのか?

私ゆきだるまは少額投資家ですが細々ながら米国株を買っています。

その理由は、米国株投資は7%近いリターンが期待できるからです。売買手数料は各々1回限りの支出なので長期投資でリターンが積み上がっていけば、その割合は無視できるくらい小さくなっていきます。逆に信託報酬は長期投資でリターンが積み上がるほど、実質的な割合が大きくなるからです。

そして、この手数料負担を意外にも救ってくれるのがNISAです。国の非課税制度とは別に各証券会社の計らいでNISAを使う場合の米国ETFの買い付け手数料は各社実質無料、マネックス証券は個別株も実質無料にしてくれています。

これは少額投資家に米国株投資の門戸を大きく開くものです。

今年から投資信託が中心のつみたてNISAが始まりましたが、個人的には通常NISAで米国ETFを積み立てていくのも悪くないと思っています。なぜなら買付け手数料がどちらも無料であれば、信託報酬は米国ETFの方が安いですし、非課税枠も通常版の方がつみたてNISAの3倍はあるからです。あとは非課税期間の長さと自分の投資期間との関係になるかと思います。

まとめると米国株投資は売買手数料が高いので少額での頻繁なトレードには向いていません。ただしインデックスファンドなどリターンがしっかり出せるものを長期保有をすれば手数料の負担を減らすことができるし、信託報酬が安い米国ETFのメリットも生かせます。さらに通常NISAを使うと米国ETFの買い付け手数料が実質無料になるので買付け手数料のハードルはなくなります。

私の戦略としては通常NISAで買付手数料が無料の米国株・ETFを買えるだけ買ってポートフォリオのコアをつくっておいて、あとは配当金の再投資とリバランスで雪だるまを転がし育てていこうと考えています。

それでは☆彡
 
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