2018
03.03

今度はマクドナルドが大暴落!ダウは冴えない週末に

ゆきだるまです。

せっかく市場が回復してきたと思ったら、火曜日にはパウエル新FRB議長発言による利上げペース加速懸念でダウは下落。木曜日鉄鋼・アルミニウム製品の関税強化策発表で業績悪化が連想されたボーイング、キャタピラーに友連れしてダウは下落。そして金曜日はマクドナルドで三段落とし・・・ちゅらちゅらら~これがダウの一週間です。

【NYダウ株価平均】
DOW20180302.png 

さてマクドナルドはどうしたのでしょうか?

【マクドナルド社株価】
MCD株価  
1月末の決算で株価が急落してから200日移動平均線まで一気に下降、そして金曜日には200日線よりも遥か下の底に落ちました。

マクドナルド社の2017年第4四半期の決算は売上高、純利益とも市場予測を上回っていました。世界各地域での売り上げも好調でした。
 売上高 :53億4千万ドル>予想52億3千万ドル
 1株利益:1.71ドル>予想1.59ドル
 配当性向:配当額4.04ドル/1株利益6.64ドル=60.8%

そして金曜日、RBCキャピタル・マーケッツのアナリストが評価を大幅に引き下げました。目標株価を190ドルから170ドルに、EPSの年間見通しを7.60から7.43ドルに、来年のEPS予想を8.46ドルから8.17ドルにそれぞれ引き下げたことに市場が反応して前日比で▼5%近い下落となりました。

新年から一新した「ドルメニュー」の売上げが全く上がっていない。競合のウェンディーズ(WEN)などが好調であるなど米ファーストフード業界のし烈な競争の中でマクドナルドの優位性がなく、相対的に魅力が低下していると見られています。
MCD 123menu
(ドルメニュー)
 1$:チーズバーガー etc+ドリンク(フリーサイズ)
 2$:ベーコンマックダブル etc+マックカフェ(小)
 3$:トリプルチーズバーガー etc+ハッピーミール

日本のチーズバーガー単品130円に較べ、米国の1ドルメニューはドリンクが付いて1ドル(106円)なので断然お得だと思いますが・・・米国のバリュー追及は厳しい・・・

どこまで落ちるのか?

今回の下落を受けた各社予想では、今後の企業成長に較べて株価が割高過ぎで、最終的な株価の落ち着きどころは135ドルとみる者もいれば、歴史的水準では120ドルとする厳しい見方も寄せられています。

1月29日の最高株価178.70ドル(PER26.9) 配当率2.23%

~現在株価148ドル(PER22.3) 下落率▼17% 配当率2.73% 
~中位株価135ドル(PER20.3) 下落率▼24% 配当率2.99%
~低位株価120ドル(PER18.1) 下落率▼33% 配当率3.37%

マクドナルド社はこれまで何度も業績不振に直面しては不死鳥のごとく復活してきました。古典的なバリュー株の中では株価成長が見込める貴重な銘柄です。また連続増配当歴42年の配当貴族でもあります。これまでは割高感もありましたが配当利回りが3%を超える135ドル付近まで下がってきたら投資妙味がありそうですね。

【マクドナルド株価推移】
MCD株価推移

ニューヨーク市場は今週も低調な形で終わりました。週明けも株安、ドル高、原油安、10年債利回り高めというスタートを切ることになりそうなので割安株を仕込むチャンスが続きます。バリュー投資をしたい方は、この週末に投資戦略をお考えいただくと良いかもしれませんね。

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2017
08.11

マクドナルドを常食すると【健康被害と投資リスク】

ゆきだるまです。

健康被害と投資リスクの第4弾はマクドナルド製品です。

マクドナルドは今や説明の必要もないくらいのスーパーグローバル企業です。「安い・早い・うまい」によって世界に受け入れられた卓越したビジネスモデルを構築しています。株価も上昇の一途をたどっており、ジム・クレイマー氏をして「老舗でこれだけ成長している企業は印象的」と云わせしめたほどです。ウオーレン・バフェット氏も「マクドナルド社株の売却が早すぎたことを後悔した」そうです。10年間で株価は3倍になっています。
チャート画像

公開中の映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」で創業秘話が語られています。


さて、こうしたマクドナルドも健康被害という面では投資リスクを内在させています。ハンバーガーやポテトなどで使用されている食材や添加物・保存料等が健康に良くないものを使用しているとして、警告や訴訟に至った例は枚挙にいとまがありません。さらにはコカ・コーラとの相性も抜群なので一蓮托生となる可能性もあります。

昔の映画で「スーパーサイズ・ミー」(2004年公開)というのがあります。一日3食、30日間、マクドナルドのハンバーガーを食べ続けるとどうなるのか、ということを監督自らが体験した異色の映画ということで話題になりました。


マクドナルドは日本でも津々浦々に店舗が存在し、日常の風景となるところまで定着しています。ビジネスとしてはこれ以上ない成功を遂げ、投資対象としても普遍的な人気を誇っています。一方で健康被害を理由にネガティブキャンペーンが一気に炎上する火種があちこちに転がっていることも投資リスクとして理解しておく必要があります。

ただマクドナルドは世界的規模での市場テストと製品改良が可能なので、健康被害によって企業が壊滅的なダメージを受けるには至らないでしょう。

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