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2018
08.17

ウオルマートの売上が10年ぶりで大噴火~株価は10%近い上昇!

ゆきだるまです。

世界最大の小売りウオルマートが5月~7月期決算を発表し株価が大暴騰しています。

【ウオルマート株価】
WMT20180816.png  

既存店の売上高が前年同期比4.5%増で市場予想の2.4%を倍近く上回りました。
特別項目を除いた1株利益は1.29ドルで市場予測の1.22ドルを大幅に上回りました。

売上高の伸び率は過去10年で最大となり、生鮮食品やアパレルの売り上げが堅調でした。ネット販売も40%増と好調でした。純利益はブラジル事業の売却損を計上したため8億6100万ドルの赤字となりましたが、売り上げが好調なため通期見通しを上方修正し、1株利益が4.75~5.00ドルから4.90~5.05ドルに見直されました。

今回の決算と通期見直しでこれまで低調だった老舗企業としての底力が示された形になりました。ウオルマートは連続増配当45年、今回の通期EPSの修正では配当性向42%と株主還元においても十分な余力があります。8月16日のダウ平均株価は1.5%、+379ドル上昇しましたが、そのうちウオルマートは上昇分の約1/6近く寄与しました。

ゆきだるまはウオルマートを個別株では保有していませんが、DIA(ダウ30ETF)の一部としてホールドしているため、ダウ構成企業の業績にも興味・関心を配ることにしています。ウオルマートも当面は安心できそうです。

さて、ウオルマートといえばアマゾンとの関係はどうなのでしょう。

アマゾンは小売り以外にクラウド事業など多角的に収益を上げており全体値での単純な比較はできませんが、それでも両者の傾向は分かると思います。

【売上高】 単位:百万ドル
WMT-AMZN売上高比較 
量的にはウオルマートの圧倒的なシェアを感じます。ウオルマートが前年同期比で大幅増という決算発表がありましたが、大局的にみれば横ばい微増、既に成長が鈍化した安定成熟期に入った企業であることが分かります。一方のアマゾンは販売規模的にはウオルマートを大きく下回るものの確実に数値を伸ばしてきています。

【純利益】 単位:百万ドル
WMT-AMZN純利益比較 
収益性でウオルマートは明らかに下降線をたどっています。一方のアマゾンは上昇基調にあります。2018年の予測値を考慮するとアマゾンは飛躍的な純利益の増加が見込まれています。

【利益率】
WMT-AMZN 利益率比較 
売上高に対する純利益の割合をみてみます。アマゾンは薄利多売のイメージがありましたが一昨年からしっかりと利益を出すようになってきました。利益率ではウオルマートに肉薄しつつあります。

以上の全体的な単純比較から分かることは市場規模はウオールマートが優位であるものの、アマゾンは企業全体での収益体質を高めており小売分野でウオルマートに攻勢をかけやすいポジションが整いつつあるということです。

ウオルマートの強みがリアル店舗での幅広いネットワークを持つこととしても、アマゾンの脅威にさらされていることは確かであり、今後の展開が注視されるところです。

それでは☆彡
 
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2018
06.30

ナイキ大幅な増収増益決算~爆謄ロケットキター!!!

DIA(ナイキ含む)ホルダーのゆきだるまです。

スポーツ用品世界最大手のナイキ(NKE)が3~5月決算を発表しました。予想を上回る決算と自社株買いの発表により株価ロケット(最高値81.0ドル、前日比13.0%増)が打ちあがりました!

【ナイキ株価】
NKE20180629.png 
売上高は97億8900万ドル(前年同期13%増、市場予想94億500万ドル)。主力の北米が3%増で前期のマイナスからプラスに転じたほか、中国35%増、欧州・中東・アフリカ24%、アジア・太平洋・中南米12%増と世界全域で好調でした。スポーツウエア、シューズが増収、海外のライセンス事業が大きく伸びました。

純利益は11億3700万ドル(前年同期13%増)、1株利益0.69ドル(市場予想0.64ドル)これも予想を大きく上回りました。

また現在進めている総額120億ドルの自社株買いが完了する2019年5月以降も4年間で総額150億ドルの自社株買いを実施すると発表しました。

ナイキと云えばエア・ジョーダン。バスケットボールの神様と云われたマイケル・ジョーダン選手とナイキのエア技術をコラボしたバスケットボールシューズは1984年の発売以来モデルチェンジを繰り返しながらロングセラーを誇っています。


http://jordansdaily.com/

スポーツ用品業界は、ドイツのスポーツ用品メーカーであるアディダスと世界的なシェア争いをしており、さらにはプーマや新興メーカーであるアンダー・アーマーが売り上げを伸ばすなど厳しい闘いを繰り広げています。その中でもナイキは独自のブランド力で手堅く売り上げを伸ばしています。

【売上高と営業キャッシュフローマージンの推移】
NKE通年決算01 

配当は低め(現配当率1.09%)であるものの収益力も非常に安定しています。ナイキは配当よりも自社株買いでの株主還元に力を入れており株価でリターンを取りにいく銘柄だと云えます。

【1株利益と1株配当の推移】
NKE通年決算02 
ナイキは廉売を避けるためアマゾンでの販売を避けてきましたが、スポーツオーソリティなどアマゾンが小売業界を次々と破綻させて売り場を失っていったことから、昨年、経営方針の大転換を行いアマゾンとの提携販売に踏み切りました。現在ではネット販売が拡大して売り上げも安定軌道に乗っています。

ナイキはダウ30銘柄の中でも唯一のスポーツ・アパレルメーカーという異色な存在です。昨日のダウ上昇分の1/4はナイキが貢献した形となっています。流行り廃りの激しい業界にあって長年にわたって世界のトップを走り続けるナイキはNYダウにとって非常に心強い存在です。

それでは☆彡
 
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2017
09.17

【HRL】SPAMバーガーを応援しよう!

前略 ゆきだるまです。

フレッシュネスバーガーでスパムバーガーの生き残りを問うキャンペーンをやっています。店側では自信メニューなのに売上が最下位なので、10月3日までに売上ランキング8位に入らなければ販売を終了するとのこと。

スパムバーガーキャンペーン

スパムバーガーはホーメルフーズ社【HRL】製の缶詰「スパム」をスライスしてバーガーの具としたもの。更に云えば「スパム」とはコンビーフの豚肉版、腸詰にするとソーセージになるところを缶詰にしたものがこれで塩味強めのポークパテといったところ。平切りにして焼いて食べると結構おいしい。ホーメル・フーズと云えばスキッピーというメチャ甘のピーナッツバターも懐かしく、どちらも我が家で見かけたアメリカ野郎どもといった感じでしたね。
「スキッピー」の画像検索結果

スパムの歴史は古く1937年に誕生。はじめは「Spiced Ham(スパイスド・ハム)」という名前でしたが、売り上げがイマイチだったので「SPAM(スパム)」に改名。携帯性、保存性に優れていたため軍用食に。大戦中は連合軍全体の常食となり後に敵対するソ連軍にも大量に配給されました。フルシチョフ書記長はスパムがなければあの大戦でソ連は生き残れなかったと述懐するほど。英国軍では毎食繰返されるスパムに嫌気がさした兵士が多く「昨日もスパム、今日もスパム、明日もスパム、明後日もスパム、スパム、スパム、スパーム!・・・」このことからスパムは嫌なことを繰り返すことの代名詞になり、今日の「スパムメール」の語源になったそうです。

日本では戦後、米軍の放出品が沖縄に大量に持ち込まれ、目玉焼きを添えたポーク定食、小さく切って炒めてチャンプルー、おにぎりやサンドイッチに挟み込み、などなど今や沖縄の郷土料理の一部として大活躍。その後、デンマーク産チューリップ印などのポークランチョンミートがライバルとして登場し、地元ではこれらを総称して「ポーク」と呼んでいます。

さて、ホーメル・フーズ(HRL)社についてです。HRLは1891年創業の食品会社でミネソタ州オースティン市にあります。堅実な経営で知られ、当社の株価は着実に伸びています。2016年の初めころに大きく下落していますが、株価が割高だった上に決算が期待値に届かなかったことが原因のようです。超老舗企業ですので株価が高騰したら用心したほうが良さそうですね。それでも長期でみると食品系の代表選手コカ・コーラ(赤線)やS&P500指数(緑線)を凌駕するリターンを示しています。

HRL株価推移

次に配当ですが、増配歴51年の「配当王」銘柄!何とも美しい放物線を描いて上昇しているではありませんか。社の強いこだわりを感じざるを得ません。
HRL配当額推移

業務実績の方も見てみましょう。業績は基本的に右肩上がりで文句のつけようがありません。
                  単位:百万ドル
HRL業務実績 

投資関連情報です。

 株価:31.38ドル
 PER:18.67倍
 ROE:21.08%
 配当:0.68ドル(配当率2.20%) 
 EPS:1.62ドル(配当性向41.98%)

50年も増配当してきて配当率2.2%というのは少ない印象ですが、配当性向が42%と低めなので超がつくくらい慎重に配当が行なわれてきた感じです。そのため配当余力は非常に大きく残されています。自己資本比率72.98%、フリーキャッシュフローも十分にあり安定した経営です。

何気に話題に取り上げた銘柄にしては非常に魅力的です。業績が安定していて長期投資向きです。株価も現在は割高感のない水準にあります。購入時の配当利回りが低いのが難点ですが、配当の成長が大きくて5年間で2倍に成長しているので持ち続ければ旨みが熟成されていく感じで、そうした意味でも長期投資向きの銘柄ですね。

若干の心配を云わせていただければ、ホーメル・フーズ社の加工食品は健康には良くなさそうなことです。スパムをとってみても高塩分、高脂肪、添加物の三拍子が揃っています。今後、世界的な潮流として健康志向が高まれば製品改善を余儀なくされるかもしれません。良くも悪くも大量消費時代に作り出された食品の面影を色濃く引きずっています。

米株の買い付けは来年のNISA枠がはじまるまでお預け状態ですが、私の保有する生活必需品銘柄が今はコカ・コーラ社しかありません。第ニ選目としてホーメル・フーズを候補にしていこうと考えています。

話を冒頭のスパムバーガーのキャンペーンに戻します。この前フレッシュネスバーガー店内で食べてみた感想です。目玉焼きとトマトと一緒に焼いたスパムがソースとともにバンズに挟み込んであり、唸るほどの美味さではありませんが、じわっと効いてきて癖になる味というか、たまに食べたくなる味かなという感じです。アーリーアメリカン調の店内でコカ・コーラと一緒にオーダーすると、アメリカ気分を満喫できること間違いなしです。

スパムバーガーの復活キャンペーンは10月3日までです。アメリカ食文化を是非体験してみてください。

それでは
 
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