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2018
10.19

ぶっちゃけS&P500とダウ30はどっちのリターンが上なのよ?

2018年10月19日
ゆきだるまです。

昨夜も米国市場は下げ下げでしたね。日々の騰落を実況ばかりしていても仕方がないので今日は長期投資ネタで。

昨日はダウ30の配当金について記事を書きましたが、ダウ30を取り上げれば、ついついS&P500と比べてみたくなるもの。別段目新しい話題ではないですが、今日は両者の比較をしてみたいと思います。

(昨日記事)揺れるNYダウ~こんな時は配当金が心の支えに

S&P500とダウ30、この2つの指数は市場平均を表すものとして多くの場面で引用されます。大別すると投資の世界ではS&P500、ニュースの世界ではダウ30という住み分けをしている感じです。

S&P500はご存知のように全米株式の時価総額上位500社を抜き出したもの、大型株が中心で時価総額の8割を占めるため、いわゆる市場平均として一般的に用いられる指数です。

一方でダウ30はダウジョーンズ社が全米株式の中から任意に選んだ30社です。果たしてダウ30は市場平均とか指数と呼んで良いのかはいつも疑問に思っていますが、それでも誰もが知ってる有名企業を30社限定で選んでいるところからニュース生えもし、また株価で表現されるので訴求力があります。

投資の世界ではS&P500にベットするのが最も手堅いといわれ、アクティブファンドの9割は長期でS&P500に勝てないとも云われています。ダウ30もある意味でのアクティブファンドですが、S&P500に勝てる可能性が十分にある、そんな不思議な存在です。

さて前置きが長くなりましたが、本論です。

昨日の続きで配当金(ETF分配金)からみてみます。

ダウ銘柄は高配当な企業群で構成されています。また経年的な配当金の増加もあって、長期で保有すると旨みが増してきます。ダウ30社をパッケージにしたETFにステートストリート社のDIA(通称ダイアモンド)があり、その分配金の状況は次のとおりです。

【DIA分配金推移・1999年~】 ※設定年1998年を除く
DIA分配金 

次にS&P500です。ETFはSPY、IVV、VOOが有名ですが、一番古いのはDIAと同じステートストリート社のSPY(通称スパイダー)で、1993年の設定です。SPYの分配金の状況は次のとおりです。

【SPY分配金推移・1994年~】
SPY分配金 

SPYも分配金の伸びは悪くないです。リーマンショックの影響がある2009年ではS&P500の方が落ち込んでおり、財務体質はダウ企業が優秀であることが分かります。

両者の分配金について、DIAの設定に起点を揃えて1999年からリターンを較べてみます。

【DIAとSPYの分配金の伸び率比較・1999年~】
SPY DIA分配金 1999~ 

この期間で設定するとSPYの方が分配金の伸び率が若干高くなります。S&P500はFANGといった無配当のグロース株を抱えているため分配金は期待できないと思っていたので意外でした。両社とも20年近くで3倍強になる感じです。

購入時の分配金利回りはDIAの方が若干高いですが、その後の伸び率では大差がないということです。

【購入時の分配金利回り】 2018年10月19日時点のyahoo finance値
 DIA:1.95%
 SPY:1.73%


次にETF本体の価額も比較してみます。

【DIAとSPYのリターン比較・1999年~】 DIAの勝ち
SPY DIA 1999~

【DIAとSPYのリターン比較・10年~】 今度はSPYの勝ち
SPY DIA 10年

【DIAとSPYのリターン比較・5年~】 またまたDIAの勝ち
SPY DIA 5年

設定期間によって勝ったり負けたりですね。大きく差がつく感じではありません。

あとは投資リターンを決定づける要因といえば信託報酬。これは投資コストとして経年的に掛かってくるのでリターンに大きく影響してきます。

【信託報酬比較】
 DIA:0.17%
 SPY:0.0945%
(IVVとVOOは0.04%)

これはS&P500の方に軍配があがります。ただし分配金の差で相殺できる感じですね。

【購入時の分配金利回り】
(再掲)
 DIA:1.95%
 SPY:1.73%


まとめ

S&P500もダウ30も正直いうと株価のリターンも分配金も大差ないという感じです。どちらも良いので、あとは好き好きでといったら無責任でしょうか。

それでは☆彡
 
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2018
09.21

祝ダウ最高値更新~ダウの犬と個別銘柄の勝ち負けの状況

ゆきだるまです。

9月20日にダウは8か月ぶりに最高値を更新しました!

これでS&P500、ナスダックとともに1月末から始まった調整局面は全て脱出できました。

今年は各セクターの浮き沈みが激しくハイテク銘柄が好調な半面、バリュー・高配当銘柄が冴えない状況が続きました。そのため新興のハイテク企業を含まないダウはリターンの面ではナスダックやS&P500に劣後してきました。

【年初来の主要指数比較】
主要3指数比較

それでも流石はダウといったところ。S&P500には遜色のないところまで近づいてきています。ダウは全米企業から選りすぐった30社であり、そのファンドはインデックスというよりはアクティブファンドの印象です。S&P500にアクティブファンドは勝てないといわれるなかで、ダウはその可能性が非常に高い究極のアクティブファンドだと考えています。

さて、年初に配当率が高い上位10社は「ダウの犬」と呼ばれています。割安な株価で放置された銘柄は1年間でダウ平均を超える可能性が高いとするバリュー投資法の一種です。こちらの現状はどうでしょうか。

【今年のダウの犬10社と現状】
ダウの犬9月20日  

今のところダウの犬は全く冴えません。メルク、シスコ、ファイザーが高いパフォーマンスを示していますが、他はすべてダメですね。今年のモメンタムを的確に反映している感じです。なお、ゼネラルエレクトリックは途中でダウ銘柄をはずされましたが、一応年初からの比較なので掲載しています。

逆に今までにリターンが出ているダウの上位5社は次のとおり。

【2018年のダウと上位5社】
ダウトップ5 20180920
ナイキ、マイクロソフト、ビザ、アップル、メルクと並びます。いずれも素晴らしいリターンを出しています。

2018年も3/4が終わろうとしています。年末まであと1/4近くを残すのみですが、ダウの犬は挽回できるのでしょうか。

今年の動向はハイテク対バリューに大きく二分された感じがありますが、このところバリュー銘柄にも株価が乗り始めています。ダウの犬も高い確率で平均値を上回ってきた実績があるので、もしかしたら形成逆転があるかもしれませんね。

それでは☆彡
 
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2018
09.20

GoGoダウ!最高値は間近だぜ、おっかさん!

ゆきだるまです。

対中貿易摩擦って結構甘く見てましたが、市場への影響が大きいですね。これまでのところをまとめてみます。

【対中関税の流れ】 対中貿易総額5670億ドル
 第1弾 340億ドル:産業機械・電子部品など(7月6日25%追加関税発動)
 第2弾 160億ドル:プラスチック製品・半導体など(8月23日25%追加関税発動)
 第3弾 2000億ドル:食料品・かばんなど(9月24日追加関税発動予定)【←今ここ】
 第4弾 2670億ドル:残り全て(拡大示唆)

米国の関税発動と中国の報復で市場はいつも揺れに揺れていて、揺れているのが常態化してしまって危機意識も少し遠のきがちです。

そんな中で超大型の第3弾発動を控えて中国側が「問題があれば協議によって解決すべきだ」と対話の重要性を訴えたことから、対立緩和のムードが広がりました。

他の市場動向として金利と原油相場が上昇、VIX恐怖指数は大きく後退しています。

【10年債利回り・原油相場・VIX指数】
20180919三指標

NY市場は、対中ヨシ、金融ヨシ、原油ヨシで、引き続き買いでスタートしました。

ダウ30では次のセクターと銘柄に買いが入っています。

・金融株   :JPモルガン、ゴールドマンサックス
・対中輸出株 :キャタピラー、ボーイング、3M、ダウデュポン
・エネルギー株:シェブロン、エクソンモービル

【ダウ30の騰落率・前日比】
ダウ騰落率20180919 

S&P500、ナスダックが各々最高値を更新する中で、NYダウはハイテク系が弱く上昇が今一つではありましたが、それでも1月末に付けた26,616ドルまで目前に迫ってきました。

【ダウ30平均株価】
ダウ20190919 

【DIA保有状況】
DIA保有状況20190919   

自分のポートフォリオでは、1月末の最高値近くでつかんでしまったDIA(ダウETF)の含み損がようやくプラ転しました。

待てば海路の日和あり。

やはりダウは強い!このまま1万ドルまで駆け上がれ!!GoGoダウ!!!

それでは☆彡
 
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2018
09.15

ダウを最高値でつかんだ男の末路~それでもダウの強さを再確認

ゆきだるまです。

米国市場を代表する指数として、ダウ、S&P500、ナスダックがあります。S&P500とナスダックは最近最高値を更新しましたが、ダウは1月に最高値をつけてから未だにそのレベルに回復していません。

【ダウ平均株価の動き】
ダウ2018年 

2018年は2017年と比較して波乱の相場だといえます。1月末から始まった政府利上げ観測、3月末から始まった貿易摩擦の激化、この2大イベントで相場は荒波を繰り返してきました。

今年の相場観としては、ハイテク系がとにかく強く市場価値を一手に形成している、利上げ局面に入ってからは高配当バリュー系が弱い、米中貿易論争でボーイング・キャタピラー・3Mといった工業株が翻弄されている、という風にみています。

ダウがS&P500に負けているのはハイテク系の弱さにあります。アマゾン、フェイスブック、アルファベット(グーグル)といった上げ調子の銘柄を取りこぼしています。かわりにJPモルガン、ジョンソン&ジョンソン、エクソン・モービルといった時価総額が高くても冴えない銘柄ばかりを抱えています。

そんな今年のダウですが、ゆきだるまは不幸にも1月の最高値にでダウETF(DIA)をつかんでしまいました。これもまた不幸な話ですがゼネラル・エレクトリック(6月末ダウ銘柄除外)を持っていて、これを売ったお金でダウを買い直しているのです。

GEを安値で売ってダウを高値で買うという典型的なアホトレードです。

何でこんな愚行を犯したかというと、沈没するGEをまず損切りをしました。その分を同じダウファミリー(当時)の残る29社で挽回をしてもらおうと考えたからです。

(過去記事)さらばGE!ダウ30(ダイアモンドDIA)に昇華せよ!

その甘い考えに鉄槌が下されるように、わずか数日後には利上げ疑義で市場は一斉下落、高配当株がやられて値を戻さず、次いで貿易摩擦で工業株がやられ、ダウはのたうち回りながら沈降していきました。

”サル・ダーツ”という言葉があります。アクティブファンドの成績の悪さを揶揄した表現なのですが、プロが厳選した個別株でもサルがダーツを投げて当たった適当な銘柄には勝てないというものです。

今年のダウは何に的を当てても大損をするというハズレ年です。下のチャートは自分がダウETFを高値でつかんで以降の他の持ち株との比較をしたものです。

【ダウETF取得後の値動き色々】
ダウ最高値からの推移

GEを手放してDIA(ダウETF)に乗り換えたのは正解でした。あのまま持ち続けていたら全く浮かばれません。他にもダウ銘柄でJNJ:ジョンソン&ジョンソン、KO:コカ・コーラ、XOM:エクソン・モービルを個別株で持っていますが全てダウ平均を下回っています。

結局のところ今年のダウはアップル・マイクロソフトといった希少なハイテク銘柄に救い上げてもらっている状況です。

インデックス投資の真価はここにあります。

大きく勝てないけれど大きく負けもしない。良くも悪くも平均点だということ。しかも出来の良い生徒から選りすぐったダウ特待生クラスは平均点も高くなるわけです。

ダウは冴えないといいながらも最高値更新を目指して上昇トレンドに乗ってきています。

GEを処分した時のことを思い出します。

”調子の悪いヤツがでたら他のメンバーに面倒をみてもらおう”

それでこそダウだろう。

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2018
09.14

アップル新型iPhone登場~市場を牽引し続ける老舗メーカー

ゆきだるまです。

9月12日に新型iPhoneがお披露目されました。

主力モデルX(テン)の後継モデルとして3タイプが登場

高機能版Xs(テン・エス):999ドル、プロセッサ高速化、カメラ機能強化
大画面版Xs Max(テン・マックス):1099ドル、市場最大6.5インチ大画面化
廉価版 Xr(テン・アール):749ドル、素材、LCDのグレードダウン

新型iPhone

更に健康管理機能を強化した新型アップルウオッチも発表

新型アップルウオッチ

ティム・クックCEOは、新型iPhoneのポイントは、幅広い価格帯で誰にでも買える製品ラインナップと顧客ニーズに応えた大画面化だと語ります。

iPhoneは価格性能面では競合他社製品の方にアドバンテージがあったりして、販売数では世界第3位(シェアの12%)に留まっています(1位サムスン(20%)、2位ファーウエイ(15%))。今回、価格帯を旧機種iPhone7を449ドルに引き下げ、最上位のMAXが1099ドルまでの幅(約5万円~12万円)をもたせ、新興国への販路拡充も視野に顧客取り込みの意欲を感じます。

また携帯電話サイズでは最大となる6.5インチ画面の採用でタブレットの領域に近づきつつあります。製品売上高はiPhoneが過半を占め、アップルウオッチなど周辺機器との連携など機能統合とリソースの集中が進んでいる感じです。アップルの強みはハードウエアとソフトウエアの自社設計にあり、卓越した企画開発力の源となっています。

【製品別売上高】
 アップル製品別売上高 

アップルはダウ銘柄として安定成熟した老舗企業に肩を並べています。一方で成長は著しく時価総額が史上初の1兆ドルを超えました。ダウ銘柄でありながらFANGと呼ばれる新興IT系企業に勝るとも劣らない勢いです。今ではFAAMG、GAFAに再編されアップルは欠かせない存在となっています。

アップルは単なるIT系企業という枠を超え、電子機器の生活必需品メーカーであり、高級ブランド品としての地位も確立しています。12万円の超高級携帯電話が登場してもそれを常に買い支える熱心なアップルユーザーたちがいるので、薄利多売を目指す競合他社に較べて格段の収益力を誇っています。

アップルは9月が一年の総決算期であり、新製品発表発はここに合わせて行われます。新作に向けて盛り上がってきた株価が発表と同時に材料出尽くしで下落することも恒例行事です。今回発表日の株価下落はー1.2%でした。翌13日は対中貿易協議再開で市場は買いムードになりアップルの株価も盛り返しています。

【アップル株価・年初来】
  AAPL年初来株価 

アップルは年初来31.2%の株価上昇を果たしてきました。豪州系金融大手マッコーリーは新作発表後に目標株価を214ドルから235ドル(+6%)に引き上げました。アップル帝国はまだまだ天井が見えずといったところですね。

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