FC2ブログ
2019
07.11

最低手数料ゼロならば全米投資はVTIではなくSPTMという選択

2019年7月11日
ゆきだるまです。

マネックス証券、楽天証券、SBI証券の3社が米株取引手数料を新たな次元に引き下げました。

最低取引手数料5ドル→0ドル(税別、7月22日取引分から)

これまでは料率0.45%との関係から1111ドル(約12万円)以上の株を買わなければ、いわゆる手数料負けをしていました。

7月10日の日経新聞では、マネックス証券での従来の米株取引の約3割が1111ドル以下の割高水準だったと云い、7月8日から最低手数料0.1ドルを開始したところ取引量が約5割に増えたとのこと。

つまり今回の最低手数料引き下げは、1111ドル以下で取り引きをしたい少額投資家には待望の制度だったことが分かります。

米国株は1株から買い付けが可能とはいっても手数料の壁は高かったわけです。

これからは大手を振って1株買いが出来る時代に、そんな時に何を買うかですが

インデックス投資家に人気があるのがVTI(バンガード社の全米株式ETF)

S&P500が全米大型企業500社・時価総額の約80%で構成されるところVTIは全3600社・時価総額の約100%、全米に丸ごと投資したいのであればVTIという選択肢になります。経年的なリターンもVTIの方がS&P500よりも若干上回っています。

VTIの現在価額は152ドルなので1万7千円くらいです。買い付け手数料は0.45%+税なので約0.7ドル(約80円)、これまでの5.4ドル(税込約590円)に較べると格段に安くなりました。

これまでVTIの投資は手数料無料で100円から投資できる投資信託を選択してきた方も多いと思います。投資信託の弱点は信託報酬が高いこと。ETF版が年0.03%のところ投資信託は0.16%で5倍の差があります。信託報酬は経年的にかかってくるので長期投資になるほどリターンには大きく影響してきます。そのため入口の低い投信か出口の低いETFかは論議の的になってきました。

しかし、今回の手数料改正でETFの買付けにストレスがなくなった今、投資信託からETFに乗り換える人も多くなると考えます。

そこで今日ご紹介したいのはSPTMというETF

これはステート・ストリート社が出している全米株式を対象にしたETFです。

VTIと異なるのが構成企業数、VTI3600社に較べ、SPTMは2800社、時価総額では全数の約98%となります。ファンドの純資産はVTI8140億ドルに対してSPTM35億ドル、両者を比較するとVTIの方が充実しています。

SPTMが設定された2000年以降の約20年のリターンをみてみます。
SPTM20年

ほぼ同じような値動きの中でVTI>SPTM>S&P500という結果でした。

信託報酬はVTI、SPTMとも0.03%、ETFの中でも最安水準です。

問題はETF1枚あたりの値段です。

VTI:152ドル、SPTM:37ドル

SPTMはVTIの1/4、約4千円(手数料18円)で買うことができます。

流動性と若干のリターンに目をつぶればSPTMは良い選択肢になると思います。

SPTMでポチポチと手動積み立てというのも悪くありません。

4千円だと呑み会1回分くらいといったところでしょうか。

年金問題を語るならこういうところで節約です。

最低手数料ゼロ時代だから出来る少額投資です。

それでは☆彡
 
▼お帰りの際は是非ひと押し!大変励みになります。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
ブログ村のランキングサイトに移動します。

★Twitterも良ければフォローしてみてください★

Comment:0
2019
06.05

VTI(全米株式ETF)が下がったら喜んで買う!

2019年6月5日
ゆきだるまです。

米中摩擦で市場全体が軟調だったところ、6月3日にはグーグル、アマゾン、フェイスブックの独占に対する規制強化の疑いから株価が急落。時価総額が大きいためナスダック、S&P500指数も低下しました。こうした勝ち組の富の集中の凄まじさがアメリカという国の特徴を物語っています。

【6月3日のヒートマップ】
SP500ヒートマップ20190603


保有銘柄のVTI(全米株式ETF)がマイナスに沈んだため、買い増しを行いました。

VTIは全米上場企業約3500社で構成され、アメリカに丸ごと投資できるETFです。全米への投資ではS&P500指数が有名ですが、S&P500が大型株500社で時価総額の約8割を対象にするところ、VTIは残り2割3千社の中小株もカバーしています。

値動きはS&P500とVTIはほぼ同一で右肩上がりですが、過去のリターンをみるとVTIの方が基準価額・分配金とも僅かにS&P500を上回っているようです。

【VTIとS&P500のリターン比較・10年】
VTIとSP500比較10年

VTIは先ほどバンガード社が信託報酬を0.04%から0.03%に下げたこともあり、鉄板銘柄としての地位がより盤石になりました。

S&P500のメジャーさに較べるとVTIは地味な存在ですが、インデックスとしての実力・完璧さはVTIの方が上だと思っています。

そんなVTIが値を下げたら迷わずGOです!

一夜あけた昨夜は既に値を戻しています。

アメリカ万歳!

それでは☆彡
 
▼お帰りの際は是非ひと押し!大変励みになります。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
ブログ村のランキングサイトに移動します。

★Twitterも良ければフォローしてみてください★

Comment:0
2018
10.19

ぶっちゃけS&P500とダウ30はどっちのリターンが上なのよ?

2018年10月19日
ゆきだるまです。

昨夜も米国市場は下げ下げでしたね。日々の騰落を実況ばかりしていても仕方がないので今日は長期投資ネタで。

昨日はダウ30の配当金について記事を書きましたが、ダウ30を取り上げれば、ついついS&P500と比べてみたくなるもの。別段目新しい話題ではないですが、今日は両者の比較をしてみたいと思います。

(昨日記事)揺れるNYダウ~こんな時は配当金が心の支えに

S&P500とダウ30、この2つの指数は市場平均を表すものとして多くの場面で引用されます。大別すると投資の世界ではS&P500、ニュースの世界ではダウ30という住み分けをしている感じです。

S&P500はご存知のように全米株式の時価総額上位500社を抜き出したもの、大型株が中心で時価総額の8割を占めるため、いわゆる市場平均として一般的に用いられる指数です。

一方でダウ30はダウジョーンズ社が全米株式の中から任意に選んだ30社です。果たしてダウ30は市場平均とか指数と呼んで良いのかはいつも疑問に思っていますが、それでも誰もが知ってる有名企業を30社限定で選んでいるところからニュース生えもし、また株価で表現されるので訴求力があります。

投資の世界ではS&P500にベットするのが最も手堅いといわれ、アクティブファンドの9割は長期でS&P500に勝てないとも云われています。ダウ30もある意味でのアクティブファンドですが、S&P500に勝てる可能性が十分にある、そんな不思議な存在です。

さて前置きが長くなりましたが、本論です。

昨日の続きで配当金(ETF分配金)からみてみます。

ダウ銘柄は高配当な企業群で構成されています。また経年的な配当金の増加もあって、長期で保有すると旨みが増してきます。ダウ30社をパッケージにしたETFにステートストリート社のDIA(通称ダイアモンド)があり、その分配金の状況は次のとおりです。

【DIA分配金推移・1999年~】 ※設定年1998年を除く
DIA分配金 

次にS&P500です。ETFはSPY、IVV、VOOが有名ですが、一番古いのはDIAと同じステートストリート社のSPY(通称スパイダー)で、1993年の設定です。SPYの分配金の状況は次のとおりです。

【SPY分配金推移・1994年~】
SPY分配金 

SPYも分配金の伸びは悪くないです。リーマンショックの影響がある2009年ではS&P500の方が落ち込んでおり、財務体質はダウ企業が優秀であることが分かります。

両者の分配金について、DIAの設定に起点を揃えて1999年からリターンを較べてみます。

【DIAとSPYの分配金の伸び率比較・1999年~】
SPY DIA分配金 1999~ 

この期間で設定するとSPYの方が分配金の伸び率が若干高くなります。S&P500はFANGといった無配当のグロース株を抱えているため分配金は期待できないと思っていたので意外でした。両社とも20年近くで3倍強になる感じです。

購入時の分配金利回りはDIAの方が若干高いですが、その後の伸び率では大差がないということです。

【購入時の分配金利回り】 2018年10月19日時点のyahoo finance値
 DIA:1.95%
 SPY:1.73%


次にETF本体の価額も比較してみます。

【DIAとSPYのリターン比較・1999年~】 DIAの勝ち
SPY DIA 1999~

【DIAとSPYのリターン比較・10年~】 今度はSPYの勝ち
SPY DIA 10年

【DIAとSPYのリターン比較・5年~】 またまたDIAの勝ち
SPY DIA 5年

設定期間によって勝ったり負けたりですね。大きく差がつく感じではありません。

あとは投資リターンを決定づける要因といえば信託報酬。これは投資コストとして経年的に掛かってくるのでリターンに大きく影響してきます。

【信託報酬比較】
 DIA:0.17%
 SPY:0.0945%
(IVVとVOOは0.04%)

これはS&P500の方に軍配があがります。ただし分配金の差で相殺できる感じですね。

【購入時の分配金利回り】
(再掲)
 DIA:1.95%
 SPY:1.73%


まとめ

S&P500もダウ30も正直いうと株価のリターンも分配金も大差ないという感じです。どちらも良いので、あとは好き好きでといったら無責任でしょうか。

それでは☆彡
 
▼お帰りの際は是非ひと押し!大変励みになります。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
ブログ村のランキングサイトに移動します。

★Twitterも良ければフォローしてみてください★

Comment:0
2018
09.21

祝ダウ最高値更新~ダウの犬と個別銘柄の勝ち負けの状況

ゆきだるまです。

9月20日にダウは8か月ぶりに最高値を更新しました!

これでS&P500、ナスダックとともに1月末から始まった調整局面は全て脱出できました。

今年は各セクターの浮き沈みが激しくハイテク銘柄が好調な半面、バリュー・高配当銘柄が冴えない状況が続きました。そのため新興のハイテク企業を含まないダウはリターンの面ではナスダックやS&P500に劣後してきました。

【年初来の主要指数比較】
主要3指数比較

それでも流石はダウといったところ。S&P500には遜色のないところまで近づいてきています。ダウは全米企業から選りすぐった30社であり、そのファンドはインデックスというよりはアクティブファンドの印象です。S&P500にアクティブファンドは勝てないといわれるなかで、ダウはその可能性が非常に高い究極のアクティブファンドだと考えています。

さて、年初に配当率が高い上位10社は「ダウの犬」と呼ばれています。割安な株価で放置された銘柄は1年間でダウ平均を超える可能性が高いとするバリュー投資法の一種です。こちらの現状はどうでしょうか。

【今年のダウの犬10社と現状】
ダウの犬9月20日  

今のところダウの犬は全く冴えません。メルク、シスコ、ファイザーが高いパフォーマンスを示していますが、他はすべてダメですね。今年のモメンタムを的確に反映している感じです。なお、ゼネラルエレクトリックは途中でダウ銘柄をはずされましたが、一応年初からの比較なので掲載しています。

逆に今までにリターンが出ているダウの上位5社は次のとおり。

【2018年のダウと上位5社】
ダウトップ5 20180920
ナイキ、マイクロソフト、ビザ、アップル、メルクと並びます。いずれも素晴らしいリターンを出しています。

2018年も3/4が終わろうとしています。年末まであと1/4近くを残すのみですが、ダウの犬は挽回できるのでしょうか。

今年の動向はハイテク対バリューに大きく二分された感じがありますが、このところバリュー銘柄にも株価が乗り始めています。ダウの犬も高い確率で平均値を上回ってきた実績があるので、もしかしたら形成逆転があるかもしれませんね。

それでは☆彡
 
▼お帰りの際は是非ひと押し!大変励みになります。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
ブログ村のランキングサイトに移動します。

★Twitterも良ければフォローしてみてください★

Comment:0
2018
09.20

GoGoダウ!最高値は間近だぜ、おっかさん!

ゆきだるまです。

対中貿易摩擦って結構甘く見てましたが、市場への影響が大きいですね。これまでのところをまとめてみます。

【対中関税の流れ】 対中貿易総額5670億ドル
 第1弾 340億ドル:産業機械・電子部品など(7月6日25%追加関税発動)
 第2弾 160億ドル:プラスチック製品・半導体など(8月23日25%追加関税発動)
 第3弾 2000億ドル:食料品・かばんなど(9月24日追加関税発動予定)【←今ここ】
 第4弾 2670億ドル:残り全て(拡大示唆)

米国の関税発動と中国の報復で市場はいつも揺れに揺れていて、揺れているのが常態化してしまって危機意識も少し遠のきがちです。

そんな中で超大型の第3弾発動を控えて中国側が「問題があれば協議によって解決すべきだ」と対話の重要性を訴えたことから、対立緩和のムードが広がりました。

他の市場動向として金利と原油相場が上昇、VIX恐怖指数は大きく後退しています。

【10年債利回り・原油相場・VIX指数】
20180919三指標

NY市場は、対中ヨシ、金融ヨシ、原油ヨシで、引き続き買いでスタートしました。

ダウ30では次のセクターと銘柄に買いが入っています。

・金融株   :JPモルガン、ゴールドマンサックス
・対中輸出株 :キャタピラー、ボーイング、3M、ダウデュポン
・エネルギー株:シェブロン、エクソンモービル

【ダウ30の騰落率・前日比】
ダウ騰落率20180919 

S&P500、ナスダックが各々最高値を更新する中で、NYダウはハイテク系が弱く上昇が今一つではありましたが、それでも1月末に付けた26,616ドルまで目前に迫ってきました。

【ダウ30平均株価】
ダウ20190919 

【DIA保有状況】
DIA保有状況20190919   

自分のポートフォリオでは、1月末の最高値近くでつかんでしまったDIA(ダウETF)の含み損がようやくプラ転しました。

待てば海路の日和あり。

やはりダウは強い!このまま1万ドルまで駆け上がれ!!GoGoダウ!!!

それでは☆彡
 
▼お帰りの際は是非ひと押し!大変励みになります。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
ブログ村のランキングサイトに移動します。

★Twitterも良ければフォローしてみてください★

Comment:0
back-to-top