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2018
10.09

VWOが今年最安に~アメリカが風を吹けば新興国が風邪をひく

2018年10月9日
ゆきだるまです。

新興国が株価を下げています。年初来の最安値を更新中です。

【VWO価額推移】
VWO20181008.png 

米国の利上げ、貿易戦争、原油高の三点が新興国経済を圧迫しています。

米金利上昇がアジア新興国から米先進国への資金流出を誘引するとの懸念が広がっています。

米国との貿易戦争の激化に対応するため、中国は金融緩和を実施。中国人民銀行が10月7日に今年3度目になる預金準備率の引き下げを発表。これにより中国では人民元がドルに対して大幅に下落しました。

これを受けて中国の株式相場も大きく下落。上海・深圳ではテクノロジー銘柄が下げの中心となっています。また香港でも時価総額の大きいテンセント・ホールディングスの下落が全体の下げを誘引しています。

新興国の中でも好調だったインド経済も下落に転じています。

【新興国:中国・インドの株式リターン、年初来】
新興国20181008

VWO(新興国株式ETF)もいよいよ40ドルを割って今年の最安値を更新してきましたね。昨年+31.8%という驚異的なリターンを出してきただけに新興国投資家の悲鳴が聞こえてきます。

ゆきだるまは今年になってから新興国投資を開始しましたが、手持ちのVWOは既に▼10%を下回っています(涙)

利上げ、貿易戦争といった米国製の嵐が新興国を揺さぶっています。去年の様な世界的なぬるま湯相場では、みんなで仲良く富を分け合っていましたが、今年はアメリカが一転して「お前のモノは俺のモノ、俺のモノは俺のモノ」といったジャイアン戦法に。こうなると新興国は辛いですね。

それでも”世界は一家・人類はみな兄弟”的な思想にたてば、米国のみならず新興国を含めた世界全域に投資していく必要性を十分に感じています。VWOあるいはVTの絶好のナンピン買い増しステージ到来です。

と思って月曜日の朝にイキりたってドルの両替を申し込んだら、日本の休業日は両替も休みとは・・・深夜に起きて手持ちのドルが変わっていなくてガッカリ。まあ今日も新興国はいきなり復活したりしないから大丈夫か。

それでは☆彡
 
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2018
08.16

VWO(新興国株式ETF)を買い増し~ただしVTの補強として

ゆきだるまです。

VT(全世界株式ETF)に引き続き、一昨日VWO(新興国株式ETF)を41.92ドル✕20枚買い増ししました。

【VWO価額推移・週足】
VWO20180814-2.png 

VWOを買う人って2通りのタイプがあるようです。

一つは純粋に新興国の未来に投資する人。新興国愛に溢れ、各国の状況に物凄く詳しくて、そしてボラティリティの大きさに一喜一憂する、そんな新興国クラスタとでも呼ぶべき方々がいます。

もう一つは世界投資の一環で新興国にも投資する人。エリア分散の1パーツとして新興国を捉え、エリアの配分比、銘柄数、そして経費率にやたらとこだわる世界投資自作派

ゆきだるまは完全に後者です。

前者新興国クラスタの最近の悩みはVWOの凋落であり、2017年が空前のリターンを上げていただけに2018年の落ち込みぶりに悲嘆の声が絶えません。2018年は米国株の勝ち組負け組がよく話題なりますが、エリア間でもこの傾向が顕著です。

【2017年から2018年にかけて新興国と米国のリターン比較】
新興国・先進国リターン比較

特に2018年の新興国の落ち込みは米国トランプ政権が仕掛けた数々の攻撃によるものが多く、米国と新興国は政治においても投資においても共存共栄感がなくなってきています。

さて、世界投資自作派のゆきだるまは、たびたび記事にもしてきましたが、ポートフォリオの半分をワールドインデックスに、その構成比はVT:VWO:VTI=2:1:1を目指しています。

【ゆきだるまファンドVer2.1設計図】
PF検討05 

(過去記事)ポートフォリオ改造計画①~ワールドインデックスを半分に
(過去記事)【世界投資Ⅳ】新たなワールド・インデックスの配分を決定!

主軸はあくまでVTであり、その補完戦略としてVWOとVTIをトッピングしています。理由はVTにおける新興国の層の薄さです。世界投資といいつつ新興国の割合が1割しかありません。上記配分比を用いるとトータルのエリア配分が米国:その他先進国:新興国=5:2:3となり、稼ぎ頭の米国量をキープしながら十分な新興国量を確保できます。

本来はオールインワンでVT一本に投資してファンド自身のリバランス機能に委ねたいところなのですが、エリアのアンバランスは自力補正を選んだ次第です。

ワールドインデックスのパートは年末までに完成させる予定です。

【現在のポートフォリオ】
ポートフォリオ20180815

新興国VWOは米国とトルコのたたき合いが再燃して昨日また一段と下がりましたね。でもゆきだるまはワールドインデックスに投資しているので、個々のエリアの騰落は気にしないことにしています。

お金のある時に淡々と積み立てて、適当な時にリバランスする。これだけです。

それでは☆彡
 
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2018
08.11

米国に揺さぶられる新興国経済~ロシアとトルコが標的に

ゆきだるまです。

新興国株式(VWO)が急落しています。

【VWO価額推移】
VWO20180810.png 

最近のニュースでまずロシア

8月8日、3月に英国で起きたロシアの元情報機関員の暗殺未遂事件でロシア政府が化学兵器を使用したことが米国政府によって断定されました。このことから新たな経済制裁が発動され、米国製品・技術のロシアへの輸出が制限される見込みです。また米大統領選へのロシアの不当関与についての追加制裁としてロシア国債の売買禁止等への警戒も強まっています。

外国為替市場ではロシアルーブルが急落し、1ドル67ルーブル台前半、2016年8月以来約2年半ぶりの安値をつけています。これに呼応してロシアの株式市場も急落しています。

【ERUSロシア株式の価額推移】
ERUS20180810.png 

つぎにトルコ

トルコでは米国人牧師が2016年のクーデター未遂に関与したとしてトルコ政府が身柄を拘束、米国政府の解放の要求をトルコ政府が拒否したため、経済制裁で対抗するという異例の措置に発展しています。

8月10日に米政府はトルコから輸入する鉄鋼とアルミニウムに50%と20%の追加関税を課すと表明、元々は3月から世界的に鉄鋼・アルミに25%・10%の追加関税を課してきたところ、トルコに対しては2倍に引き上げた形です。

同じく外国為替市場ではトルコリラが前日比2割減の1ドル6.8リラまで暴落し、年初来の下落率は4割近くにもなっています。為替に呼応して株式市場も急落しています。

【TURトルコ株式市場の価額推移】
TUR20180810.png 

米国は今年に入ってから世界的な保護貿易政策の展開、知的財産権問題を含めた対中国との貿易摩擦の激化、そして今回のロシア・トルコへの経済制裁の実施と、全方向で対立を深めています。

新興国株式VWOはアジア、南米、東欧とカバー圏域が広いため、価額影響要因の特定は容易ではありませんが、国別での枠組みとして捕捉すると、今回のロシアが約4%、トルコは約1%という構成となっています。

昨年は順調にリターンを伸ばしてきた新興国市場ですが、今年に入ってからは全く冴えません。昨年は新興国>先進国>米国の順でリターンが高かったところ、今年は全く逆転しています。

【各地域別の年初来リターン比較】
世界株価比較

ワールドインデックスについては世界経済の発展という長期展望にたって投資を行っています。グローバル化が進展していく中では割安感のある地域に投資をしていくことが効率的であるため、当面は新興国株式ETF(VWO)を買い進める考えです。

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2018
06.26

VWO 新興国株式ETFを淡々と買い増す

世界投資を心がけるゆきだるまです。

米中貿易摩擦の激化を懸念して今週は大荒れの市場で始まりました。特にハイテク系FANGが激しく売られており、昨日ご紹介したFANG+投信は早速弱点を露呈した形になってしまいました。

(昨日記事)超イケてるグロース株10種を詰め合わせにした投資信託

【ナスダック100株価】
QQQ20180625.png 

さて、そんな中で新興国関連も合わせて下落しています。

ゆきだるまはポートフォリオの1割を新興国投資をすることにしています。ポートフォリオの比率が未だ目標値に到達していないので、VWO(新興国株式ETF)の指値を42ドルに入れてずーっとほったらかしていたら昨夜とうとう引っかかりました。

【VWO価額推移と約定状況】
VWO約定20180625

ゆきだるまは外国株の買い付けにマネックス証券を利用していますが、SBIや楽天にない機能として注文方法の充実があります。逆指値が使えるのはマネックスだけですし、指値についてもマネックスは時間外取引も含めて最大90日となっています。

米国市場は日本の深夜開場となっているため注文方法が充実しているのは非常にありがたいです。値動きの激しい銘柄に投資している場合は逆指値を入れておかないと安眠できない気がします。

さて新興国ですが、VWOの国別構成をみてみましょう。

VWO国別構成 
 
株式時価総額で各国比率が構成されており、中国・台湾・インド・ブラジルで概ね2/3を占めています。組入れ銘柄も中国のテンセント、アリババがトップ2に並び、米中が喧嘩をするとVWO価額はかなり影響をうけます。先般でも記事にしましたがブラジルは国を挙げて経済低迷下にあるなど、新興国は冴えな状態となっています。

(過去記事)ブラジル経済の低迷が続き、新興国投資(VWO)の足を引く

昨年は新興国投資が大当たりでしたが、今年は米中貿易戦争や米金利の上昇による米外貨引き上げなど新興国投資は冴えない年となりそうです。個別株と違って世界への投資は地球全体が発展していくという前提に立てば、何時か必ず報われる日がくるはずなので、今年は丁寧に下値を拾っていくのが吉だと考えています。

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2018
06.08

ブラジル経済の低迷が続き、新興国投資(VWO)の足を引く

新興国にも投資するゆきだるまです。

米国株投資を行う傍らで世界投資も行っており、VWOを活用して新興国への投資をカバーしています。米国経済が復調傾向にあるなかでVWOは値を下げています。

【VWO価額推移】
VWO20180607.png 

新興国と云っても範囲は広く、北米+先進国以外はすべて新興国という括りですから、ある意味で方向感などがあるわけがありません。VWOに投資するというのは地域分散という視点でとらえています。

【VWOの国別構成比・上位10か国】
VWO国別構成比 
それでも構成国の割合でVWOの全体価格は影響を受けることになります。最近の低調の原因の一つにVWOのうち8%近くを占めるブラジル経済の混迷がありますのでこれを取り上げてみます。

ブラジルでは5月末から大規模なストライキに入っており世界経済に影響を与え始めています。主要な輸出食糧品である鶏肉の流通が滞っており日本でも鶏肉価格が上がっています。自動車産業も生産ラインが1週間近く全面停止しトヨタ、ホンダのブラジル生産分に影響が出ています。

トラック運転手によるストの様子(21日、南部クリチバ)=ロイター
https://www.nikkei.com

鉱業もストップしておりコンクリート材料などの供給がとまり各国の建設現場に影響が出ています。ブラジル政府によるとストと合わせて米金利上昇の影響でブラジル通貨レアルの安値が続き輸出業に大きな打撃が出ているとのこと。今年のブラジル経済は成長率を0.3~1.0ポイント押し下げるとの予想もあります。

ブラジル国内の主要株価指数ボベスパはスト発生前から下落の一途をたどっています。

【MSCIブラジル株価】
ブラジル株価20180607 
ブラジルはこれまでBRICsの一員として新興国経済の発展をけん引してきましたが、暫くは難しい状況が続きそうです。新興国にはレアルの他にも米金利上昇でトルコリラの様に通貨的打撃を受けるなど、米国の依存下に置かれている国が多数あるのが実態です。

シーゲル教授が提唱する米国の覇権を新興国が受け継ぐというワールド・ソリューション(世界的解決)を迎える日はまだまだ先の様です。そのため、冒頭に戻りますが、現時点での新興国投資はあくまで世界経済への指数的な分散という視点で行うに留め、気長に種まきをしていく考えです。

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