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2018
08.13

ポートフォリオ改造計画②~高リターン銘柄選定~そして理想形

Category: 投資方針
ゆきだるまです。

2回シリーズの後編です。

(前編)ポートフォリオ改造計画①~ワールドインデックスを半分に

前回はポートフォリオの半分をワールドインデックスとすることをお話ししました。ここまでは今年のNISA枠(最長10年の最終回)で仕上げてしまいたい、そのためには銀行株のウエルズ・ファーゴを手放して資金源とする覚悟を決めました。

【現在のポートフォリオ】

PF検討01 

【本年末のポートフォリオイメージ(暫定形)】

PF検討02 

ここまでは暫定形です。今日は現時点で想定した最終イメージをお示しをしたいと思います。

【最終イメージ】
 PF検討05         

配分比は八等分(12.5%)を基本に各カテゴリーを構成し、視覚的な分かりやすさとリスクの均等化を図ります。高リターンを増やし高配当を減らしています。また暫定形から幾つか消えている銘柄があり、現在の散らかったポートフォリオを整理・統合化していく考えです。

例えば世界経済インデックスファンドやMSCIコクサイはNISA満期を機にVTに一本化をしていくとか、S&P500はVTIに一本化するなどです。

今日の中心的な話題は高リターンの部についてです。

今回の見直しで一番メスを入れようとしたところ。まず枠を10%から12.5%に広げました。今はひふみプラスやFANG+インデックスに投資していますが、いつかお別れしようと考えています。

ひふみプラスは優秀なアクティブファンドであり、この2年間で+60%のリターンを出してくれていますが、昨今では投資未経験者層による資産が厚く積もっておりファンド自体の下落耐性が弱くなっているのを感じます。

(過去記事)ひふみ投信に文句を言う人びとに垣間見た投資観

次にFANG+インデックスです。ハイテク先端10種で構成されリターンは非常に高いですが、今後のブームが変わったときに共倒れになるリスクを感じています。構成10種の中でもアップル、アマゾン、グーグルは安定感がありますが、フェイスブック、ネットフリックス、ツイッターは今期決算で脆さを感じましたし、テスラは不安要素です。中華系のバイドゥ、アリババはひっそりと下落を続けています。各銘柄の配分比が時価総額ではなく均等配分なのもリスクです。

(過去記事)ハイテク株続落~FANG+インデックスというジェットコースター

そこで新しく中核に据えたいのがQQQ(ナスダック100インデックス)です。浮き沈みが激しいベンチャー企業群の中でも時価総額順の構成ということで、人気企業が入れ替わりでランクインしてきます。またジャンルもハイテクに限定されていません。1999年の設定以来の実績もありリターンと安定の双方を兼ね備えたファンドだと考えています。

(過去記事)休みの日に考えた「QQQ」ナスダック100という選択肢

SPXLはレバレッジ型ETFですが右肩上がりのS&P500を信頼してリスクの取れる量を保有していきます。また+γとして、投資すべき銘柄が見つかったら柔軟に考えていくつもりです。

(過去記事)貯金感覚でS&P500レバレッジドETF(SPXL)を眺めてみる

【QQQ、SPXL、S&P500のリターン比較・10年】

高リターン銘柄比較

ポートフォリオのリバランスは早く進めていきたいところですが、保有銘柄の状況、追加資金とNISA枠の関係、売買手数料、為替、税金など株式取引に係る諸条件との兼ね合いを考えながら順次進めていきます。

投資を始めた頃は米国の超優良企業に投資して配当金を再投資すれば確実なリターンが得られると素直に考えてきましたが、二年近く相場に張りつき観察を続けてきたことで、自分のやりたいことや、自分がとれるリスク・リターンも大分わかってきました。今回のポートフォリオの再構成もその道のりの一過程であり、状況や心境が変わればそのつど柔軟に対応していきたいと考えています。

こうした試行錯誤の過程は引き続きブログでご報告していきますので、引き続き応援いただけると嬉しいです。

それでは☆彡
 
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2018
08.12

ポートフォリオ改造計画①~ワールドインデックスを半分に

Category: 投資方針
ゆきだるまです。

今年の初めから新ポートフォリオ計画「ゆきだるまファンド」をスタートしました。

(参考)【謹賀新年】新たなポートフォリオを設計しました

昨年まではバリュー株・高配当株を中心にポートフォリオを形成してきましたが、ゆきだるまファンドでは安定したリターンを生むワールド・インデックス、ホームランが狙える高リターン銘柄も組み込む方針としています。

大きく捉えると次のような枠組みです。

去年まで:バリュー・高配当株中心
今年から:バリュー・高配当株5割、ワールドインデックス4割、高リターン1割

年初からこの方針に沿ってゆきだるまファンドの構築を進めてきましたが、この7ヶ月半で分かってきたのは次の3点です。

 ①バリュー・高配当株のリスクを認識した
 ②今後の市場動向が読みづらい
 ③高リターンの比率を増やしたい

①について、元々がバリュー・高配当株のいわゆる保守銘柄は下落局面に強く配当・再投資戦略が最高のリターンを生むと考えてきましたが、今年に入ってからの利上げ局面に保守銘柄が弱いことが判明。NISAの運用期限である5年、ロールオーバーして10年でマイナスリターンは絶対に避けたいと認識を持った次第です。

(過去記事)罪作りなNISA~5年で損を出さないよう作戦変更します!

②について、リーマンショックから10年、上昇基調のゴルディロックス(ぬるま湯)相場が続いてきましたが、今後は大きなリセッションがあると認識しています。大きな転換期としては政府が金融緩和の引き締めに入り始めたこと、古来から緊縮政策と市場暴落は密接な関係にあったことから心構えは必要だと感じています。

(過去記事)2020年で強気相場は終わる?ポジポジ病は死に至る病

③について、配当・再投資戦略が最強であるとの認識は変わっていませんが、総資産額を増やすという投資目的を考えると株価によるリターンをより追及していっても良いのではないかという考えをもつようになりました。

(過去記事)休みの日に考えた「QQQ」ナスダック100という選択肢

以上から現在のポートフォリオ計画を見直すことにします。

名付けて「ゆきだるまファンドVer2.0」

【ゆきだるまファンドの構成比変更】
PF検討03 
変更点

①ワールドインデックスの比率を4割から5割(半分)に拡充

今後の不安定な市場動向も見据えてワールドインデックスの比率を高めて安定性を向上させます。シーゲル博士推奨のポートフォリオもワールドインデックスが半分を占めることから、これに倣った形を考えました。VTを主軸に不足する新興国を補うため、全世界(VT):新興国(VWO):米国(VTI)=50:25:25の比率は変えません。

②バリュー・高配当株枠の縮小、高リターン枠の拡充

NISAの簿価割れリスクのあるバリュー・高配当株枠を縮小させます。トレードを前提とした高リターン枠はNISA外での運用も考えます。また枠組みの変更に合わせて視覚的に資産配分が認識できるようポートフォリオを8等分比で管理します。

実現に向けて

今年のNISA枠の残量を考えると追加資金が不足することが見込まれます。そのため銀行株ウエルズ・ファーゴを売却して新ポートフォリオ構成の原資としていく考えです。

ウエルズ・ファーゴはバフェット氏寵愛の銘柄であり、銀行株として今後の利上げ局面に強いものでもありますが、配当再投資による利殖という目的に照らして、配当利回りが低いため泣く泣く手放すことにします。

今年はひたすら全世界株式インデックスVTと新興国株式インデックスVWOを買い増しします。米国についてはこれまでバリュー扱いしてきたダウ30インデックスDIAを米国株式インデックスとみなすことで、ワールドインデックスの部を完成させる形で暫定完了とする考えです。

高リターンの部が未了となりますが、こちらの取り組みについては別途戦略を立てていくこととします。

【現在のポートフォリオ】

 PF検討01 

【年末のポートフォリオイメージ(暫定形)】

PF検討02  

【構成比率の比較】
PF検討04

本当は新しい計画を立てたら既存のポートフォリオは一旦ワーッと壊してしまって基礎から作り直したい衝動にかられています。と思いながらも売買手数料やNISA枠などを考えると既存のものを極力生かしながら再構築をしていくことが現実的です。おそらく誰もが感じるジレンマではないでしょうか。それでもこうした見直し作業というのは実に楽しいもので、頭の中で何回も何回もシュミレーションしてみてようやくまとまった次第です。

それでは☆彡
 
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2018
07.07

罪作りなNISA~5年で損を出さないよう作戦変更します!

Category: 投資方針
ゆきだるまです。

5年以内に成果を出せ!さもなくば増税するぞ!
NISAが恫喝します。

NISA(少額投資非課税制度)は投資から5年で満期を迎えます。その時にリターンが出た分は非課税ですが、逆にマイナスになった分は課税対象となる罰ゲームがあります。つまりNISAで株価100円だったものが5年後に70円となっていたら、課税口座に移される時の取得株価が70円となるため差分の30円が課税対象になるということです。

株式投資は過去の実績では長期では右肩上がりになるものの、短期ではボラティリティ(値動き)が激しいため、5年程度の投資期間ではプラスにならないことがあります。

昨日の記事でゆきだるまが保有する個別株6銘柄の過去5年の実績をみたところ、2銘柄(TとXOM)がマイナスとなっていました。つまり2014年のNISA初年で同じ銘柄を買っていたら本年末に取得株価が下がった形で課税口座に移管されることになるわけです。

(昨日記事)NISAで米個別株の運用はリスクが高いと思い始めてきたこと

【ゆきだるまファンド個別株6種の過去5年リターン比較】
持ち株5年リターン
リーマンショック以後、昨年までは金融緩和によって景気回復が図られてきたため株式相場も上昇傾向にありましたが、最近の原油高とインフレそして金利上げ、米中貿易摩擦の激化は短中期で株式相場の低迷をもたらす可能性があります。

そのため、これ以上はNISAで個別株投資を継続するのは見合わせた方が良いと考え、投資戦略を変更しようと考えています。

投資戦略の見直し内容

①追加投資分は個別株からファンドへの投資に切り替える(現状保有銘柄は維持)
②個別株は激安であれば買い増しを行う


つまりは現在構築中のゆきだるまファンドを次のように組成していくということです。

【ゆきだるまファンド設計図】
ゆきだるまPF2018

【現在までの投資銘柄と今後】
カテゴリー現在の投資銘柄(維持)今後の追加投資銘柄
バリュージョンソン&ジョンソン
エクソン・モービル
コカ・コーラ
ウエルズ・ファーゴ
DIA(ダウ30ETF)
DIA(ダウ30ETF)
※個別株は激安時に限る
高配当AT&T
ロイヤル・ダッチ・シェル
PFF(米国優先株式ETF)
PFF(米国優先株式ETF)
※個別株は激安時に限る
高リターンひふみプラスなどQQQ(ナスダック100ETF)
ワールド
インデックス
VT(全世界株式ETF)
VTI(全米株式ETF)
VWO(新興国株式ETF)
同左

【今後の追加投資銘柄6種の過去5年リターン比較】
今後のファンド5年リターン
最初から個別株でなくてETFにしておけば良いではないかと云われそうですね。

現在持っている個別株はそのまま持ち続け、これから先の追加投資をETFに切り替えることにします。ただし個別株も激安の時は保有株価を下げ配当率を高める効果があるため買い増しの対象としていきます。もちろんGEの様に減配のアナウンスがあったら即売却を行います。

ファンドの銘柄について少し補足しますと、バリュー投資はDIA(ダウ30ETF)に代表させようと思っています。S&P500やVTIと同じようなインデックスファンドにも思われますが、ダウは世界を代表するオールドエコノミー30社を集めたスーパーアクティブファンドであると考えており、自分のバリュー感ともマッチするためDIAを選びました。

(過去記事)ダイアモンドDIA(ダウ30ETF)米国最強のアクティブファンド

高配当投資はPFF(米国優先株ETF)が利回り安定性とも抜群です。VYMやHDVも考えましたが自分的にはバリューの部類に入る銘柄ばかりなので、ここでは純粋に高配当という観点で選びました。AT&Tは現在配当率が6%超のところまで落ちているので、この水準であれば買い増しを進めていくつもりです。

(過去記事)高利回りのPFF(米国優先株式ETF)は金融危機に弱いのか?

高リターンについて、ひふみプラスやJリバイブなど日本株のアクティブファンドを買ってきましたが、米国相場が軟調になれば日本にも連鎖すると考えるためこれからは新規は買い控えていこうと思います。それよりも米国ハイテクグロースへの投資をQQQ(ナスダック100)という形で取り込んでいこうと考えています。

(過去記事)休みの日に考えた「QQQ」ナスダック100という選択肢

ワールドインデックスは基礎体力づくりの部であり、VT(全世界)、VTI(全米)、VWO(新興国)を規定に沿って引き続き買いつけていきます。

(過去記事)【世界投資Ⅳ】新たなワールド・インデックスの配分を決定!

本来は個別株の配当再投資で頑張っていきたいところなのですが、これから先の相場も読みづらく、NISA の5年しばりがあるので泣く泣くETFに切り替えます。

投資はリターンがすべてなので、投資戦略は常に時流に合わせて変えていかなければなりません。臨機応変の姿勢で試行錯誤を続けていきます。

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2018
07.06

NISAで米個別株の運用はリスクが高いと思い始めてきたこと

Category: 投資方針
ゆきだるまです。

米国株をマネックス証券のNISA(一般の少額投資非課税口座)で運用しています。マネックス証券のNISAは米個別株の買い付け手数料をキャッシュバックしてくれるので少額投資家でも米国個別株をストレスなく運用することができます。

ゆきだるまの個別株は、JNJ:ジョンソン&ジョンソン、KO:コカ・コーラ、XOM:エクソン・モービル、T:AT&T、WFC:ウエルズ・ファーゴ、RDS.B:ロイヤル・ダッチ・シェルBという錚々たる高配当ディフェンシブ銘柄たちです。

ねらいは先のキャッシュバックもありますが、NISAは配当も非課税(米現地税を除く)となるので、ひと昔前に流行った配当再投資法によって複利での利殖がより効果的に出来るのではないかと思ってのことでした。

NISA(一般型)は5年で満期を迎えます。そしてその時の株価で課税口座に移管されるため、時価が取得額を下回っていると値下り分が課税対象となってしまうというお仕置きが待っています。これはNISA最大のワナです。

(過去記事)2018年末に一般NISAが初満了を迎え、その泣き笑いについて


                         (日本証券業協会資料抜粋)

今日のタイトルにあるリスクとは、5年後の審判の時に米個別株が値下りしていないだろうかということ。

NISAを運用しはじめた頃は、高配当ディフェンシブ株は大きく値上がりをしない代わりに値下りもしないと考えていましたが、昨今の金利上昇局面での高配当株たちの下落ぶりをみていると、そうでもないと思い始めました。

個別株はボラティリティが高く5年程度の保有期間ではマイナスリターンを出すことは十分に考えられます。優良企業であっても倒産の危機はゼロではないですし、アメリカを代表するGE(ゼネラル・エレクトリック)でさえダウの看板をはずされるようなことがあったりもするわけです。

とりあえず持ち株の過去5年リターンをみてみます。
持ち株5年リターン
S&P500 62.4%、JNJ 38.6%、WFC 29.7%、KO 8.3%、RDS.B 3.2%
T ▼9.1%、XOM ▼12.0%

AT&Tとエクソン・モービルはアウトではないですか・・・

こうしてみるとS&P500の成果が光りますね。個別株に較べてボラティリティが低いですし、リターンも高い

ちなみにロールオーバーをすれば10年スケールで考えることができますが、それでもAT&T、エクソン・モービル、それにロイヤル・ダッチ・シェルも加えてマイナスリターンとなっています。6銘柄中3銘柄がアウト・・・

NISAで個別株を運用することに疑問を感じるのと同時に、10年持っていてもマイナスリターンとなる個別株ってリスク高過ぎではないか。少なくともNISAではインデックスの方が良いのではないか、と思い始めた今日この頃です。

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2018
06.10

バイ&ホールドの有効期限を考える~理想と現実のはざまで~

Category: 投資方針
バイ&ホールドを理想とするゆきだるまです。

長期投資のスタイルにバイ&ホールド(買い持ち)があります。

money-2696229_640.jpg 
文字どおり一度買ったら売らない投資法です。頻繁なトレードを行う投資法に較べて売買手数料や税金の面で有利であり、投資機会の損失も避けられるといったメリットがあります。

さらに、株式投資は20年以上保有すると価格変動(ボラティリティ)が平均に回帰して、元本割れのリスクが少なくなり、かつ債券よりもリターンが常に高くなると云われています。

そのため、高い経済成長が見込める米国株式投資ではバイ&ホールドが推奨されています。

バイ&ホールドを永久保有と云う人もいますが、皆さんは株を墓場まで持っていきますか?

つまり相続をする気があるのでしたら永久保有で良いですが、経済的理由から将来売却する時が想定されているのでしたら、これによってバイ&ホールドの考え方も変わってくると思っています。

ゆきだるまは、50歳から70歳の20年間を投資期間と考えていて、70歳以降は投資資産の取り崩しを考えています。スタート時点では20年間を投資期間に充てられるから株式一本・バイ&ホールドでいこうと単純に考えていましたが、実際の相場を目の当たりにしたり、経験者の話を聞くにつれ疑問がわくようになってきました。

投資期間の終盤に大暴落がきたらどうしよう!?

バイ&ホールド20年理論はあくまでも過去の実績に基づく平均像に過ぎません。

つまり投資期間終了時点で元本割れを起こしていたら投資しなかった方がマシという結論になります。人生70年目にしてその悲哀を味わうのはかなり辛いです。

過去に先輩方を苦しめたITバブルやリーマンショックなど超大型台風に見舞われたらどうなってしまうのか、いつも視覚的に理解をしておきたいゆきだるまとしては、2つの図を作成してみました。

【S&P500指数-30年スケール】 ※下落率は図測による。
SP500 30年
一つ目は市場平均と呼ばれるS&P500指数です。1988年から30年スケールでチャートを表示させていますが、この間には2000年前後のITバブル崩壊とリーマンショックという二つ玉の爆弾低気圧の通過を経験しています。ここで流石だと思うのは過去の二大暴落を経ても投資期間を20年とるとそのギャップが吸収されていることです。

例えばリーマンショックの大底で20年目の投資終了を迎えてもしっかりプラスが出ています。また全くあり得ない想定ですが、現時点でリーマン級の暴落(▼57.7%)に襲われ、S&P500が2780ドルから1175ドルまで下落しても、「危険領域」と記した範囲が元本割れをする形になりますが、分配金の20年分の積み上げでカバーできてしまうレベルです。

つまりS&P500に投資をしておけば、20年間のバイ&ホールドも問題はなさそうです。

次に個別株投資の場合です。

長年にわたり米国を代表する看板企業であったゼネラル・エレクトリック(GE)、NYダウ120年の歴史をけん引してきた名門企業の30年間をみてみましょう。

【GE株価-30年スケール】 ※下落率は図測による。
GE30年
現時点で投資期間満了となると全く浮かばれません。この20年間、どこで買ってもプラスになっていません。とりわけS&P500に較べてITバブルとリーマンショックの落ち方がハンパではないです。GE坊やには申し訳ないですが、バイ&ホールドしてはいけない典型例となっています。

自分も昨年夏から今年1月にかけて半年くらいGE株をホールドしましたが5割くらい減損した段階でリリースしました。GEは、長年のダウ銘柄、3%近い配当率など肩書的には申し分がなく、かつディフェンシブ株の代表選手的な雰囲気も漂わせていたので、ついつい買って地獄をみました。

GEほどの事例はなかなかないかもしれませんが、いわゆる名門ディフェンシブ銘柄も大なり小なりのリスクは抱えていると考えておいた方が良いでしょう。

S&P500のようなインデックスファンドと違って個別株は選手交代が出来ないので、常に慎重になる必要があります。私の場合は20年間の保有を考えていますが、概ね半分の10年が経過したら、残期間では十分な回復は出来そうもないので、損切りをきちんと行っていこうと考えています。

個別株には投資の醍醐味があって捨てがたいものがあるのですが、やはり安心した長期投資を望むならS&P500のような市場平均になるのだろう」、このように考える機会をもった週末でありました。

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