2018
06.10

バイ&ホールドの有効期限を考える~理想と現実のはざまで~

Category: 投資方針
バイ&ホールドを理想とするゆきだるまです。

長期投資のスタイルにバイ&ホールド(買い持ち)があります。

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文字どおり一度買ったら売らない投資法です。頻繁なトレードを行う投資法に較べて売買手数料や税金の面で有利であり、投資機会の損失も避けられるといったメリットがあります。

さらに、株式投資は20年以上保有すると価格変動(ボラティリティ)が平均に回帰して、元本割れのリスクが少なくなり、かつ債券よりもリターンが常に高くなると云われています。

そのため、高い経済成長が見込める米国株式投資ではバイ&ホールドが推奨されています。

バイ&ホールドを永久保有と云う人もいますが、皆さんは株を墓場まで持っていきますか?

つまり相続をする気があるのでしたら永久保有で良いですが、経済的理由から将来売却する時が想定されているのでしたら、これによってバイ&ホールドの考え方も変わってくると思っています。

ゆきだるまは、50歳から70歳の20年間を投資期間と考えていて、70歳以降は投資資産の取り崩しを考えています。スタート時点では20年間を投資期間に充てられるから株式一本・バイ&ホールドでいこうと単純に考えていましたが、実際の相場を目の当たりにしたり、経験者の話を聞くにつれ疑問がわくようになってきました。

投資期間の終盤に大暴落がきたらどうしよう!?

バイ&ホールド20年理論はあくまでも過去の実績に基づく平均像に過ぎません。

つまり投資期間終了時点で元本割れを起こしていたら投資しなかった方がマシという結論になります。人生70年目にしてその悲哀を味わうのはかなり辛いです。

過去に先輩方を苦しめたITバブルやリーマンショックなど超大型台風に見舞われたらどうなってしまうのか、いつも視覚的に理解をしておきたいゆきだるまとしては、2つの図を作成してみました。

【S&P500指数-30年スケール】 ※下落率は図測による。
SP500 30年
一つ目は市場平均と呼ばれるS&P500指数です。1988年から30年スケールでチャートを表示させていますが、この間には2000年前後のITバブル崩壊とリーマンショックという二つ玉の爆弾低気圧の通過を経験しています。ここで流石だと思うのは過去の二大暴落を経ても投資期間を20年とるとそのギャップが吸収されていることです。

例えばリーマンショックの大底で20年目の投資終了を迎えてもしっかりプラスが出ています。また全くあり得ない想定ですが、現時点でリーマン級の暴落(▼57.7%)に襲われ、S&P500が2780ドルから1175ドルまで下落しても、「危険領域」と記した範囲が元本割れをする形になりますが、分配金の20年分の積み上げでカバーできてしまうレベルです。

つまりS&P500に投資をしておけば、20年間のバイ&ホールドも問題はなさそうです。

次に個別株投資の場合です。

長年にわたり米国を代表する看板企業であったゼネラル・エレクトリック(GE)、NYダウ120年の歴史をけん引してきた名門企業の30年間をみてみましょう。

【GE株価-30年スケール】 ※下落率は図測による。
GE30年
現時点で投資期間満了となると全く浮かばれません。この20年間、どこで買ってもプラスになっていません。とりわけS&P500に較べてITバブルとリーマンショックの落ち方がハンパではないです。GE坊やには申し訳ないですが、バイ&ホールドしてはいけない典型例となっています。

自分も昨年夏から今年1月にかけて半年くらいGE株をホールドしましたが5割くらい減損した段階でリリースしました。GEは、長年のダウ銘柄、3%近い配当率など肩書的には申し分がなく、かつディフェンシブ株の代表選手的な雰囲気も漂わせていたので、ついつい買って地獄をみました。

GEほどの事例はなかなかないかもしれませんが、いわゆる名門ディフェンシブ銘柄も大なり小なりのリスクは抱えていると考えておいた方が良いでしょう。

S&P500のようなインデックスファンドと違って個別株は選手交代が出来ないので、常に慎重になる必要があります。私の場合は20年間の保有を考えていますが、概ね半分の10年が経過したら、残期間では十分な回復は出来そうもないので、損切りをきちんと行っていこうと考えています。

個別株には投資の醍醐味があって捨てがたいものがあるのですが、やはり安心した長期投資を望むならS&P500のような市場平均になるのだろう」、このように考える機会をもった週末でありました。

それでは☆彡
 
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2018
05.27

長期投資とは何かを改めて考えてみる

Category: 投資方針
長期投資を志すゆきだるまです。

最近、米国株ブログ村で長期投資の話題があちこちで見られます。
それならば、と自分の投資スタイルもここで整理をしておこうというのが今日の話題です。

長期投資 
「長期投資」というシンプルな言葉には色々な意味が込められていて一般解は無いと思います。このブログも50代の出遅れ投資家の試行錯誤の実践記録である故、あくまで内容は自分基準、1ミリくらい参考になるものがあれば幸いです。

私の長期投資とは、20年間、そして米国の超大型優良株とインデックスの二本立てバイ・アンド・ホールド+配当再投資、このスタイルを貫こうと思っています。

まず20年間という期間の設定は、過去の実績値から株価の振れがプラスに収束するのが20年と云われています。この期間を投資に充てられるなら長期パフォーマンスの悪い債券を織り交ぜなくても株式一本でいけるという手ごたえがあること、また自分の年齢が70台になるので、ここで投資活動は打ち切りにしようというところからきています。

次にバイ・アンド・ホールドという戦略です。買ったら売らないので「永久保有」という云い方もできます。お前の投資スタイルは「永久保有か?」と問われれば、消極的に「イエス」と答えます。

そのココロは「20年間は売るつもりがないよ」という期限付きの永久であることと、「いざというときは途中で売ります」という御都合主義な永久であること。

実はこの記事を書くに当たり、米国株投資家で今最も先鋭的な投資を実践されているどにゃるどさん”の昨日のブログに大いに触発されたのでした。

(参考)
 ~日本企業は「礼儀正しく時間を奪う」より、思うことを書いてみました~Part.1
 ~日本企業は「礼儀正しく時間を奪う」より、思うことを書いてみました~Part.2

「永久保有」の難しさについて、非常に説得力のある語り口で大変納得感の高いものでした。自分の漠然とした疑問も大いに整理されましたので、永久保有に関心のある方にはぜひ読んでいただきたいと思います。

さて、自論に戻りますが、永久保有については当然のことながら投資先企業が将来も安泰であることが大前提になります。その意味でインデックス投資は将来安泰を前提にした「永久保有」を謳っても大きな間違いはないでしょう。唯一の心配は弱小ファンドに投資して繰上償還をくらわないことくらいでしょうか。

問題は個別株投資です。特定の企業に投資をするわけですので、見識眼が大いに問われるところです。先に「米国の超大型優良株」と書いたのは、これこそが将来安泰である確率が高いものだと考えているからです。将来安泰であればこそ永久保有+配当再投資が最良の成果を上げられる」と信じています。

ただし、将来安泰でないリスクも当然あるわけで、超優良大型企業の集まりであるダウ30銘柄のうち、ゼネラル・エレクトリック(GE)の先行きが真っ暗になったときは流石に手放してしまいました。

(過去記事)GEから手切れの配当金に涙する~個別株の危うさを学ぶ

GEの教訓が自分の永久保有に対する健全な猜疑心を育ててくれました。4割を超える損失は大きかったですが良い勉強になったと今では思っています。

他にも個別株は6種持っていますが、かつて馬車という運搬手段が完全に自動車にとって代わられたように、時代の流れに取り残された産業になるのが最も高いリスクだと思っています。

例えば、温暖化防止から石油エネルギーが使用禁止になったときのエクソン・モービルとか、健康被害から清涼飲料水が販売禁止になったときのコカ・コーラとか、屋台骨が揺らいだら永久保有どころでないのは自明です。

温暖化防止 
昔と違ってグローバル化と情報の均質化が進んだので、産業構造の変革スピードは凄く早くなったと感じています。先進国のブームが去っても次は新興国で、という柳の下の二匹目のドジョウを狙うような戦略も取りにくくなっています。タバコなど先進国でダメになったものは、新興国でもアウトだと思った方が良いでしょう。

ここで期間の話に戻ります。私の場合、年齢上の都合から投資期間を20年間と決めています。化石燃料が将来ダメになるとしても逆に20年間もてばOKですので、エネルギー株などはその枠内でバイ・アンド・ホールドを続けるつもりです。

投資スタイルは色々あれど、永久保有+配当再投資にはロマンがあり、トレードにはない投資美学を感じています。そのため、永久保有は可能な限り粘っていきたいという思いを新たにした次第です。

それでは☆彡
 
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2018
04.16

投資に回さない現金を持つことの効用

Category: 投資方針
少額投資家のゆきだるまです。

投資をするうえでお金には3区分あると考えています。

 ①:投資資金
 ②:待機資金
 ③:生活資金

①は云うまでもなく既に投資に回しているお金です。③は生活費として投資に回してはいけないお金。時としてこのお金に手を付けて人生が破たんした人は数知れずいます。

②は投資可能だけれど投資を留保しているお金です。今日は②の待機資金について考えてみたいと思います。

待機資金でよく議論になるのが、待機資金を持つことは投資機会を逸することになるので止めるべきというものです。例えば投資に回せるお金が1千万円あっても5百万円は投資して、残りの5百万円は留保して段階的に積み立てるなど、投資資金の時間分散に対する反対意見がこれに当たります。

一方で戦略的に投資用の現金を待機させている場合があります。投資の神様と云われたウオーレン・バフェット氏は相場が過熱気味になってきたときは意図的に現金保有率を高めて下落相場での買い付けに備えているといいます。

この2つの違いは、前者が自信のなさからくるもの、後者は戦略的に買い控えるという姿勢の違いがあります。

バークシャー・ハザウエイ社の決算書をみると、2017年最終期の現金保有率は14.8%で2016年末の11.4%に較べて増加しています。リーマンショックの時は従前の2007年末の現金保有率が13.8%、従後の2008年末が9.0%と一気に掃き出しにかかっています。

こうした暴落での買い付けがバークシャ―の富を爆発的に増やしてきたことは有名な話です。

貯蓄 

ゆきだるまも、少額投資家ながら常に現金で50万円を持っています。いま投資に回しているお金が200万円くらいなので、総資産の20%は現金で持っている形です。

ゆきだるまの投資原資は月々の小遣いです。家計費は別に管理していますが、呑み代や趣味など個人的な出費は小遣いから出しています。したがって、このお金は社会人として緊急に用立てるとか、趣味の充実ためのお金として準生活資金的な性格があります。

そのため投資を始めた3年前からこの50万円は準生活資金としてキープしています。

一方この3年間で小遣いのやりくりのリズムがつかめてきて、投資用の資金を捻出しても日常の生活に困らなくなってきています。そこで悪魔がささやきます。

この50万円って投資に使ってはいけないのだろうか?

もともと50万円という額に根拠はありません。なんとなく最初に100万円を投資に回すから半分の50万円はキープくらいの発想だったのです。

最初は投資に回せないように現金で持っていたのですが、証券用に開設した楽天銀行が普通預金でも金利が0.10%(税引前・マネーブリッジ制度活用)と破格だったり、50万円を預金すると他行振込無料や楽天ポイント拡充のオマケもついてきたので、半年後くらいでこちらに移しました。つまりボタン操作ひとつで何時でも証券口座にGOの状態になってしまっています。

これまで普通預金で金利0.10%(税引前)は破格だと思っていても50万円だと年間500円にしかなりません。他行振込を頻繁に使うわけでもなし、楽天ポイントが3倍付けになっても月に百ポイント程度では投資信託を買い付けてもチョボチョボ・・・

チリも積もればというが、余りにもチリ過ぎて・・・

非常に悩ましいです。

しかしながら、一定額の現金があることの効用もあって、やはり精神的な余裕は物凄くあります。2月の一斉下落で投資資産がマイナスに転じても気にならなかったですし、まとまった出費への備えは社会人として最低必要だとも思うわけです。

ブログを書きながら、この50万円を生活資金から投資用の待機資金にルール変更してはどうかとも考えましたが、安易に使用してしまいそうなので止めることにします。結論としては、ゆきだるまのような凡人はバフェット氏のようにはなれない、やはり心の余裕は何ものにも代えがたいという考えに至った次第です。

それでは☆彡
 
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2018
03.28

長期投資の果てに株はいつ売るか?

Category: 投資方針
ゆきだるまです。

長期投資をしている方はいつ株を売る予定ですか?

相続や寄付、コレクションを前提に株を持っている方は別にして、
リタイア後の生活資金として株をいつ売るかについて話をします。

ゆきだるま50歳、そろそろリタイア後の身の振り方を考える年頃です。金融に対して特別な才覚はありませんが、まだ「時間」はあると考えており投資対象は株式100%でいこうと考えています。

不確実な株式相場の中でも過去の実績から「時間」は確実なリターンを約束してくれる貴重な存在です。株式投資のリスクの一つがボラティリティ(値動きの大きさ)ですが、過去の研究では概ね20年保有していればマイナスになることはないという結果があります。

逆に云えば投資に20年を掛けられない人は確実なリターンを出すことには難しいということになります。株式投資は若いうちから始めるべきという所以はここにあります。

実例でみてみましょう。

【30年間のS&P500の動き】
投資期間とリスク・リターン

図のフルスケールである30年が経過すると確実にリターンが出せるのがお分かりいただけると思います。30代はもちろん、40代の方でもこのスケールの投資は可能です。

では50代はどうかというと、株を売る時にリーマンショックが来たと仮定すると、過去の例に習えば、それまでの投資期間が10年間だとマイナス、20年間だとプラスになります。

つまり、これからリーマン級の暴落がきても20年以上投資している人は耐えられる可能性が高いということです。

私の株の売り方

リタイアの時期は人それぞれですが、ゆきだるまの年代は65歳で定年、年金の支給開始が70歳となっていることを想定して、70歳までは仕事により生活資金を得ていくことを考えています。仕事をするのは好きなのでアーリーリタイアは今のところ考えていません。

そのため投資期間は50歳から70歳まで20年は確保できると考え、株式100%で投資を行う予定としています。

70歳になって年金以外に定収がなくなった時ですが、ここで新規の投資は終了にしようと考えています。退職金は定収がなくなる直前に出るものなので株式に投資するのは止めようと思っています。

70歳からは年金と退職金の取り崩しで生計を立てつつ、株式の配当を得ながら順次売却して補填していきます。

現在、インデックスと高配当株の2本立てでポートフォリオを組んでいますが、まず処分するのはインデックスからで、高配当株は最後の最後まで絞れるだけ絞ってから元本を処分することを考えています。

私が高配当株を重用する理由はここにあり、最後の出口戦略を考えた時に20年あれば配当金の積上げで元本分がカバーできており、その後も配当で安定収入が得られると考えているからです。

その時にはジョンソン&ジョンソンやコカ・コーラは宝の成る木に成長していってくれることを夢にみて今日もコツコツと買い増していこうと思っています。

【ジョンソン&ジョンソン55年にわたる増配当実績】
JNJ配当実績~2017
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2018
03.25

ドルコスト平均法という呼び名がもたらす誤解と混乱

Category: 投資方針
ゆきだるまです。

最近「ドルコスト平均法」が話題ですね。推奨から反証まで百花繚乱、

ドルコスト平均法って一体何!?

という疑問も同時に沸いてきています。

疑問02 

ある時は定額積立の別の呼び方であったり、ある時は時間分散による価格平準化という投資目的を語っていたり、ある時は感情を排除する精神的効用を謳っていたりと調べれば調べるほど訳が分からなくなってきます。

今やドルコスト平均法という言葉自体が、日本語の「どうも」とか「すみません」ぐらいに多様な意味をもっています。私自身「定期に定額で買い付ける行為全般」がドルコスト平均法だと広く捉えており、このブログでも過去に18回もドルコスト平均法という言葉を使用してきています。そこで、

今日は「ドルコスト平均法」という言葉をゆきだるまがどう理解して使用しているかを綴っていきます。

あくまで個人的見解ということでお読みください。

先にも書きましたが、私の考えるドルコスト平均法は「定期・定額により買い付ける行為全般」です。これから先は投資主体による違い、資金調達の問題、相場への適用、精神的な効用などの切り口でそれぞれみてみます。


1 金融リテラシーの熟度からみたドルコスト平均法

(1)ビギナークラス

初心者 
何に投資したら良いか分からないが投資はしてみたいレベル。リスク許容度が低く資金の一括投資はとても無理。まずはお試しで少額を投資してみて、自信と経験をつけながら段々と投資額を増やしていく段階。若葉マークのドライバーが徐々にスピードに慣れていく感じです。

金融庁や証券会社が投資の入門編として積立て投資を呼び掛けているのがこのクラスです。入門者は一度に資金を失う恐れがないので精神的に受け入れやすい、証券会社は定額購入のお客が獲得できる、政府は貯蓄が投資に回される、三方両得状態なのが積立て投資なのです。

そもそも国の機関である金融庁が、積立て投資の説明に「ドルコスト平均法」というもっともらしい言葉を使い、「リスク回避や価格平準化のために時間分散をすることが万人に共通した正当な投資法」の如く推奨するという罪つくりをしています。

(2)エキスパートクラス

ビギナーも投資の世界に足を踏み入れると自分の中にリスク許容度のモノサシができてきます。いたずらに投資資金を留保するのは機会喪失のリスクになることも分かってくるので、時間分散を狙った積立て投資は馬鹿々しくなります。

ここでいう留保資金は投資に回しても良いのにリスクを恐れて無意味に留保しているものを云い、投資に回してはいけない生活防衛資金とは別のものです。また暴落時などに備えて戦略的に留保している資金とも異なるものです。

(3)神クラス

「分散投資は無知に対するリスクヘッジだ」と語るのは投資の神様バフェット師。これは究極の真理です。つまり自分が投資すべきモノとタイミングを完璧に理解できている人は銘柄も時間も分散しなくなります

「buffett warren」の画像検索結果

2 資金力からみたドルコスト平均法


給料から毎月定額で投資(積立)をする場合です。投資資金がなければ結果的に給料日を待って時間分散をせざるを得ず、これは純粋な定期・定額買付的な意味でのドルコスト平均法をとる以外に選択肢はありません。

3 相場に応じたドルコスト平均法

ドルコスト平均法は分割買付をすることで買付価格を平準化する効果があると宣伝されていますが、これも相場動向によりけりです。分割買付は価格が上下動するレンジ相場や下落相場では有効な時もありますが、上昇相場では総じて無意味です。

米国株投資は長期でみれば上昇相場なので、わざわざ余裕資金があるのに時間分散をするのは単純にモッタイナイ話になります。そもそも長期的に上昇しないものに投資すること自体がナンセンスかもしれませんね。

逆に分割買付をする場面ですが、ストックとしてのドルへの両替などは為替自体がレンジ相場を形成しているので有効だと思っていますし、下落相場などで試し買い的に分割買い付けをすることもあり、当ブログではこうした事例への対処の際にドルコスト平均法という言葉を使って説明をしてきています。

【ドル円相場5年】
チャート画像

4 精神的効用からみたドルコスト平均法

タイミング投資のジレンマから解放してくれる点で機械的な定期・定額買付は素晴らしい方法だと思います。

薬 

以上が私の考えるドルコスト平均法ですが、言葉の意味を幅広く捉えるのであれば投資スキルや場面に応じた使いわけをすれば良いと考えています。ドルコスト平均法は決して万能薬ではありませんし、使い方によって毒にも薬にもなるものです。使用法をあやまれば副作用もあると思います。

現在、妻に家族ぐるみの資産運用を勧誘中ですが、この場合「貯金をフルインベストメントしようぜ」などとは切り出せないので、「ドルコスト平均法って投資法があって、段階的に投資するとね・・・」とか言って相手の心証を良くすることを第一においています。

要は〇〇とドルコスト平均法は使い様ですね。

それでは
 
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