2017
11.24

資産運用に無関心な人が定年退職を迎えると

Category: 雑感
ゆきだるまです。

サラリーマンも50歳を超えると急に定年後のことがリアルになってきます。うちの会社は50歳になると定年後の身の振り方研修とかあります。退職後のお金の関係をレクチャーされたり、定年後にやってみたいことを問いかけられたり、40代までは見ようともしなかった次のステージに強制的に上げられた感じです。

黄昏 

そもそも定年退職とは何でしょうか。その答えは「これまで会社に費やしてきた時間と義務、そして仕事上の人間関係が一斉消滅すること」です。アーリーリタイアを考えている人からすれば、これを早期に望んでいるわけですが、会社人間で何十年も過ごしてきた人には結構すごいことです。

研修で云われたのは、何も準備をしなかった人は、無限の時間を持て余し、孤独で退屈な毎日を送ることが多いそうです。何十年も会社という組織に人生を依存してきたので、その関係を強制的に断ち切られると、そうなるのでしょうね。定年後にやるべきことのない人は老化も早くなるそうです。定年後の時間は想像以上に長いとのこと。

最近、定年退職した人たち、つまりOBに会って必ず聞くようにしているのがお金の話。特に資産運用の有無や先々の生活資金をどうしているかということを、さりげなく根掘り葉掘り聞くようにしています。

金融から遠い仕事柄、皆、資産運用に関しては共通して無関心です。定年までに生命保険と財形貯蓄以外に、自分で金融商品を探してきて資産運用をしていたという人はいません。また定年後も退職金というまとまったお金はそのまま寝かせて置く人が大半です。

投資をしない理由を聞けば「よく分からないから」「こわいから」という世間でよく聞く答えが返ってきます。長い間、デフレが続いてきたのでお金を寝かせておくことに何の疑問も抱くことなく生活をしてこられた感じです。

定年時に銀行や証券会社などから、退職金の運用をしませんか、という勧誘は必ずあるそうです。それでも、先の「よく分からない」「こわい」理論でお断りをしているそうです。

一人だけ証券会社に勧められるままに手数料やリターンが?な投資信託に退職金を投じた人がいました。毎月、分配金が出て小遣い代わりに丁度良いと満足気です。意見をするとややこしくなりそうなので、話を聞きおくだけにしておきましたが、そんなもんです。 

皆、退職までに貯蓄はしてきており、それに退職金と年金を加えた月々の生活費管理はきちんと行っているようです。それでも現役時代に較べると大幅に支出を切り詰めないといけないので苦しいという答えが返ってきます。

再就職する人もいますが、これまでの給料の半額、3分の1という人もざらで、新しい仕事に対するモチベーションがわかないけれども、時間が潰せて生活の足しができているから良しとしている人が多いです。

一方で、定年後の生活をエンジョイしている人もいて、その人たちに共通しているのは定年後の新たな生活、趣味や仕事、地域の活動を楽しめているということ、そして、無理に働かなくても、ある程度のお金があって、生活できるだけの余裕があるということです。

いろいろなOBの話を聞くうちに、自分なりの結論として得たのは、定年後の人生を左右するのは「やりたいことがあること」と「自由にできるお金があること」に至っています。

どちらも相関性が高く、時間だけあっても、お金だけあってもダメで、両方が揃って初めて定年後の人生を楽しめる感じです。そのための準備は早いうちからおこなっておくに越したことはないということです。

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2017
11.23

時間を味方につけられない人の資産運用

Category: 雑感
ゆきだるまです。

ゼネラル・エレクトリック社(GE)は12月から配当金を半分に減らすと発表しました。このことがGE株を持っていたリタイア層に打撃を与えているという米国のニュースを目にしました。

米国が世界に誇るGE社。高配当な銘柄だったので、証券会社に「資産運用にGE株どうですか?」ってお勧めされて買っていた人が結構多かったのではないでしょうか。日本でいうと「東芝株どうですか?」って一昔前に勧められる感覚ですね。

その昔、一生モノのつもりで超優良企業の株を一点買いしている話を良く聞きました。自分が小さい頃、叔父から「お前も大人になったら大企業の株くらい持たなきゃいかん」って説教されましたっけ。きっと大企業の株券って宝石や金塊と同じくらい価値があるものとして考えられていたんだろうなと想像しています。それも複数持つという発想はなく、ブランドとして自慢の株を一点もつという志向なのだと思います。

冒頭に戻すと、仮にリタイア層でGE株を一点持ちしていた人がいたとしたら、その方にはこの風景がどう映っているのでしょうか。しかもこの先にあるのは配当金の50%カット・・・

【GE株価(週足)】
GE株価20171122 

株は20年近く持てば債権と比較しても価格変動リスクがゼロに近くなると云われています。逆に個別株を持ち続けたければ20年間は保有できなければいけないということです。それでも倒産や業績不振で価値が大きく下落するリスクは避けられません

チャーリー・マンガー氏93歳、ウオーレン・バフェット氏87歳の様なモンスターは別格として、一般の投資家は自分の年齢、すなわち残された投資期間を常に意識して、そこから逆算した投資対象を選ぶ必要があります。各年代によって見える風景は異なってくるはずです。

自分は50の大台に乗ったばかりですが、法定リタイアまであと10年(又は15年)の間に、サラリーという安定した投資資源があるうちに、どの様な資産形成をしていくかを考えていかなければなりません。コツコツ投資で財を成したロナルド・リードさんの様に、92歳で亡くなるまで投資を趣味にしていければ理想的ですね。

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2017
11.20

アマゾンプライムはレンタルビデオ屋も脅かす

Category: 雑感
ゆきだるまです。

日曜日は家族で映画三昧な一日を過ごしました。

AmazonPrime.jpg 


アマゾンプライムに3ヶ月くらい前に加入しましたが、あまりにもお得過ぎます。確か昔は宅配サービスの充実くらいしかインセンティブが無かったのですが、今では映画、音楽、電子書籍の配信サービスもセットになっていて凄く充実しています。

これで最初の1ケ月間無料、あとは年間コース3900円(税込)又は月間コース400円(税込)は安すぎると断言します。

実はアマゾンプライムに加えて、さらにあると便利なのが Fire TV Stick

Fire TV Stick 

HDMI端子を使ってプロジェクターやTVに接続、wifiを経由してアマゾンプライムのコンテンツを受けるというもの。これまではPCやタブレットで動画を見ていましたが、この前FIre TV Stickを買ってプロジェクターにつないだら、アマゾンプライムの動画がスクリーンで観れるようになりました。アプリをインストールすればYouTubeやスポナビTVも大画面で観れます。PCだとプロジェクターに毎回ケーブルで接続しますが、Fire TV Stickは無線なので超便利です。

今では映画を観るのにブルーレイやDVDの円盤をデッキにセットするのも面倒に感じます。はっきり言って、アマゾンプライムに加入してからレンタルビデオ屋に行かなくなりました。追加料金が必要な最新作などはビデオ屋の方が安いですが、プライム料金内の旧作映画でも満足できるレベルのコンテンツが揃っています。

アマゾンは小売業だけでなく、レンタルビデオ業も圧迫しつつあるのを実感しています。TSUTAYAもリアル店舗を拡充し過ぎるとヤバいかもしれないですね。少なくとも我が家はすっかりアマゾンプライムに取り込まれてますから。

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2017
11.09

【納得】バリュー株が不人気なのを実感してみた

Category: 雑感
ゆきだるまです。

私はバリュー株投資を志向していますが、年初来の株価は冴えません。
株価は市場が決めるものですが、実際の業績のほかに各銘柄の人気度や勢いを図る尺度でもあり、チャートを眺めていると市場の動きが実感できます。

今年はアマゾン、グーグル、マイクロソフトなどのグロース系が好調でS&P500指数を押し上げています。一方で生活必需品、エネルギー、通信などのバリュー系は不調です。例えば、アマゾン、S&P500、AT&Tの年初来のチャートを比較するとこんな感じです。

Amzn,SP500,T株価比較20171108
リターンは概数でアマゾンが50%、S&P500が15%、AT&Tがー23%です。

投資マネーを何処に託したいかと聞かれれば、アマゾンを選択する人は多い筈です。いくらAT&Tが年間6%近い配当率を誇っていてもアマゾンは株価差だけで4倍になります。単純に投資金額を回収しようとした場合にアマゾンは株価で4年、AT&Tは配当で16年もかかるわけです。そうするとバリュー系銘柄から投資資金を引き揚げて、グロース系銘柄に乗りかえようとするのは人の心情なので、両者の差はますます加速していきます。

AT&Tをもってバリュー系を代表させるわけではありませんが、市場のモメンタムを考えるとグロース系の伸びが行き詰まるまで、バリュー系は浮かばれないのが実感できます。

そもそもバリュー系は長期で果実を得ていくものなので、短期ではグロース系と勝負にはなりません。今は沈んでいく株価をみて、割安感と配当率が増えたと喜んで買い増しをするべき時なのです。いずれグロース系がコケた時に高配当・バリュー系に資金が戻ってきて株価が上がる、その時がバリュー系の大勝利なのです。大勝利にはならずとも配当金が積み上がっていくので勝利することはできるはずです。

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2017
11.08

NISAがもたらす精神的効用

Category: 雑感
ゆきだるまです。

退屈 

11月が始まったばかり。2018年まであと2カ月。

9月で今年のNISA枠120万円を使い切って、嬉しい反面、とても退屈です。

NISAって5年間非課税枠、ロールオーバーすれば10年間あって、その期間は持ち株をホールドし続けた方が基本的に得です。そのため、長期とは云えないまでも最低でも中期間はホールドするつもりで銘柄を選ぶ。そして年間120万円の枠を使い切らないと損した気持ちになるので、日々の生活を節約して投資に回す。NISAに意思はないわけですが、使う側が真面目に投資に取り組むよう強いられています。

年間120万円って私にとっては凄く手ごろな目標です。100万円から投資をスタートした身としては、いきなり1千万円とか1億円とかを目標にするのは無謀で、小さな単位に区切って集中できる「環境装置」としてNISAは非常に有効に機能しています。

NISAは売買をすると枠を消費してしまいます。そのため投資効果を最大化するという観点で持ち株はホールドした方が良いと考えます。5年ないし10年後の非課税期間終了時に簿価割れをしていると、その分の課税が強化されるという罰ゲームもあるので、銘柄選びも慎重になります。

投資をしていると、隣の芝生が青く見えるものです。自分の選択に迷いがでることもしばしばです。それでも乗り換えをするとNISA枠を消費してまうので我慢します。買い持ちを続ける方が良い結果が出るという過去の研究成果もあり、これを実践するうえでも、NISAという装置によって自制力が働きます。

そしてNISA枠を使い切ると農閑期、「休むも相場なり」です。来年のNISAに向けて貯蓄をします。とても退屈な時期ですが、相場の中にあって冷静に周りが見渡せるのも精神的効用としては凄く良いです。余りにも暇なので投資信託やボロ株などで遊んだりしていますが、これは余興ということで。

今は、新しいNISA枠で何を買うか物色中です。新年を待ち焦がれるのも楽しく感じています。

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