2018
06.01

NYダウもダイエット中?株についた贅肉が落ちて筋肉は残る

Category: 雑感
ダイエット中のゆきだるまです。

贅肉ときくとネガティブなイメージをもつのは私だけではないはず。

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読んで字のごとく贅沢な肉、つまり本質的な部分を超えて付着した余計なものと捉えることができます。人間の体でみると原始の昔から人間の歴史は飢餓との闘いだったと云われています。

人間本来は空腹でいるのが当たり前で、たまに手にする食べたものを効率的に運用する仕組みが出来上がっています。食べ物はエネルギー価の高い糖質に変えられて活動に使われますが、使い切れなかった栄養が脂肪の形で貯蓄されて再び襲ってくる飢餓に耐えられるようになっています。

人間は、文明の進化とともに、いつでも食べ物を手に入れられるようになり、今や先進国と呼ばれる国の人々は食料の供給過多の時代を迎えています。

本来必要な栄養を超えた分は脂肪としてどんどん体に溜まっていき贅肉と呼ばれるものになっていきます。昔は肥満が富の象徴として憧れの対象だった時代もあったようですが、現在は肥満は恰好悪いという見た目の問題だけでなく、様々な成人病の原因ともなっています。

誰もが筋肉質な本来の体形を取り戻そうとダイエットに励んでいるのが現代の風物詩とも云えるでしょう。

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さて、株の世界ではどうでしょうか。

株にも本来の価値と余剰価値というものがあると思います。株価は将来の様々な期待値を込めて市場が付けるものです。

その指標の一つにPER(Price Earings Ratio:株価収益率)があります。PER=株価/1株利益で算出しますが、標準となるPERは概ね15、これは年率約7%の株価成長の期待値の逆数からきている数値と云われています。

つまりPER15を超える株価には過剰な期待、つまり贅肉のついた株価とみることができます。

次に移動平均線という指標があります。過去の一定期間の株価の終値の平均値を日々算出して折れ線グラフ化したものですが、この移動平均線を使って株価の割安・割高の判断をすることがあります。米国株式では200日移動平均線がその目安として使われます。

移動平均線も呼び名のとおり平均なので、このラインが市場トレンドでみたときに本質的な価値を示すものだとすると、移動平均線を超える部分はやはり贅肉のついた株価とみることができます。

最近の状況はどうなのでしょうか。

NYダウのこの1年間の200日移動平均線と各月PERの関係をみてみます。
ダウ1年の移動平均線とPER

昨年はゴルディロックス(適温相場)とも呼ばれ上昇一直線に株価が上がってきました。今年に入って1月末の株価急落は記憶に新しいところですが、チャートと移動平均線、各月のPERをみると明らかに株価に贅肉がついてきていたことがみてとれます。

3月からは200日移動平均線で反発を繰り返しており、贅肉が削げ落ちて本来の筋肉質なダウに生まれ変わろうとしているようにもみえます。

こう考えると、最近の荒れ模様と呼ばれる相場も、株価正常化に向けたダイエットを行っているのだと思えば心穏やかに過ごすことができそうです。

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2018
05.29

長期投資脳という脳力を育てたい

Category: 雑感
自称長期投資家のゆきだるまです。

長期投資脳って?

脳 
私の造語なのですが、日ごろ感じていることを綴りますので、科学的根拠の希薄はご容赦ください。

投資に対する脳の構造は短期投資脳と長期投資脳に大きく二分されると考えています。人間生まれついては短期投資脳を持っていて、投資はトレードによるリターンを狙いにいくようにできています。目の前の株価など情報に敏感で、行動と成果を重視する傾向があります。

一方で長期投資脳は、過去の実績や経験則を学び長期リターンを狙いにいくもので、後天的に身に着けていくものです。目の前の株価は気にせず何十年か先のリターンを信じて株をじっくりと育て上げていきます。

株価を気にしない方法として絶投資法(投資している事実を忘却)がありますが、投資している事実を理性でコントロールできているかどうかが大きく異なります。つまり気絶投資法は気絶しているので理性も感情もなく、その意味では株価を気にしない最強の投資法なのですが、倒産や繰上償還といった保有銘柄存続の危機に直面しても何の対処もできないという致命的な欠陥も有しています。

(過去記事)気絶投資法が実は最強の投資法ではないかと常々思うこと

今日話題にしたい長期投資脳は理性的に投資をコントロールをしますので、何らかの訓練が必要になります。まずは長期投資脳で実現する投資方法を定義します。

(長期投資法)
①長期リターンを想定して特定銘柄をバイアンドホールド+積立投資+配当再投資をする。
②投資対象の研究・分析は常に怠らず、危機的状況では売却できる決断力を培う。
③平常時は株価を気にしない他銘柄との比較をしない流行は無視する。

以上のことを意識的に実践できれば、長期投資脳が完成したといえます。

長期投資脳の最大の障害は「悪魔のささやき」です。長期投資をすれば、様々な疑惑、誘惑に捉われることになり、長期投資の脳力が不十分だと中途で断念をしてしまう羽目に陥ります。特に他銘柄との比較は致命的で、隣の芝生が青く見えた時点で負けが決定します。

では、どうすれば脳力が養われるかということですが、まず①の目標像を明確にすること、将来期待値は過去の実績をトレンドさせれば算出が可能です。そして②の投資対象の研究・分析を日々徹底すること、この二点で長期脳を高めることができます。

そして最後は「信心と習慣」です。人間生活では良い意味での「宗教的価値観」は心の支えにつながることが知られており、また「善き習慣」は安定した行動につながります。

若干の怪しさはあるかもしれませんが、信心と習慣は成功した人が持ち合わせている行動原理だと考えます。

②の投資対象の研究・分析や危機回避が苦手な方は、インデックス投資を行うというのも一つの方法だと思いますし、この場合は思い切って気絶投資法を実践してみるのも手かもしれません。

誘惑 
繰り返しになりますが、長期投資を台無しにするのは「悪魔のささやき」ですので、長期投資脳を鍛えてこれに負けないように日々研鑽に努めているところです。

それでは☆彡
 
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2018
05.28

誰もがバフェットを真似て、誰もがバフェットになれない理由

Category: 雑感
バフェットを師と仰ぐゆきだるまです。

ウオーレン・バフェット氏は誰もが認める投資界のカリスマ。徹底した調査研究の末に選び抜かれた株はバフェット銘柄とも呼ばれ、ダウ30やS&P社の格付けと同じように強力なブランド力を持ちます。

「buffett warren」の画像検索結果

かくいう私もバフェット銘柄だからという単純な理由でコカ・コーラ株とウエルズ・ファーゴ株を買っています。コーラはペプシコでない理由はそこです。

バフェット氏は「望ましい保有期間は永遠」だと語ります。バフェット氏の長期保有は有名です。コカ・コーラなどは1988年から買い始めているのでかれこれ30年の付き合いになる感じです。

ここで注意が必要なのは、バフェット氏の「永遠」とか「長期保有」という言葉を過信してはいけないということ。なぜなら、ウエルズ・ファーゴ1社を除いて「永久保有」するとは言っていないからです。

バフェット氏の投資行動はニュースや四半期毎の有価証券報告書で明らかにされますが、意外と売買をしています。アップル株の大量買いやIBM株の段階的全売却などは皆さんの記憶にも新しいところかと思います。

保有銘柄の状況はマネックス証券が追っかけてくれています。

バフェット銘柄2018年3月期(上位10銘柄)
バフェット銘柄2018-3 

例えばコカ・コーラ社は、多くの人がバフェット氏に追随して買う銘柄ですが、平均取得コストは20ドルです。現在では株価差で2倍配当利回りは7.6%にもなります。

これから買う場合と較べるとポジションにこれだけの差があるわけです。当然、見えている風景が違います。

そして保有量をみると、1年前に3位だったアップルが今は1位で、1年前に6位だったIBMは今やゼロです。バフェット氏がいつ売って、いつ買ったかは、我々は事後にしか知ることができません

バフェット氏の影響力は大きく、その売買行為だけで株価を動かすことができます。つまりバフェット氏が安く買った株はニュースで値が吊り上がるし、売る時は高値で売り抜けてその後に株価を暴落させているのです。

我々一般投資家がバフェット氏の行動の後を追いかけるということは、高値で買って、安値で売ることになり、圧倒的に不利なパフォーマンスにしかならないわけです。

自分に対する戒めでもあるのですが、バフェット氏の選定眼は大いに参考になるものの、同じ銘柄を買っても同じ成績を上げられるわけではないということは知っておきたいものです。

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2018
05.22

移ろいゆくのは相場なのか?それとも人の心なのか?

Category: 雑感
試行錯誤の投資家ゆきだるまです。

週明けからダウが伸びて久しぶりに2万5千ドルを突破しました。

(NYダウ平均株価推移)
Dow20180521.png 

しかしながら高配当株の上値は重く反応は鈍いです。高配当株とインデックスを嗜好する自分のポートフォリオはマイナスが続きます。不沈と思われたジョンソン&ジョンソンも静かに潜行しています。

ゆきだるまは、米国株を始めてから2年。これまで実際の米国相場とブログ等を通じて米国株投資家の動向の双方を眺めて暮らしてきました。

わずか二年間でも、相場と人心の動きを感じて得られた感触は、

人の心は長期投資に向いていない。

ということ。

ブログ村界隈でも去年までは「米国株は長期投資が最強」という主張が盛んでしたが、今年に入って高配当株やインデックスの相場が不調になってくると、だんだんと声が小さくなっていくばかりか風当たりが強くなっていくのさえ感じます。

マスク 
長期投資といいつつも、それはブームだったようにも思えます。たかだか1、2年で方針が変わっていってしまうのでは長期投資にはなりません。配当再投資など過去の遺物のごとく語られるあり様です。

こう思うとバフェット氏の言葉が重みをもってきます。

「誰もゆっくり金持ちになりたいなんて人はいない」

トレードの才覚がない自分としては、高配当株+インデックスをバイ・アンド・ホールドして長期投資というのが一番しっくりくるのですが、相場も風評も厳しい中での胆力が問われる日々が続きそうです。

ひとり 

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2018
04.24

えっ大暴落!?それって目の錯覚でしょう

Category: 雑感
米国株式の未来を信じるゆきだるまです。

2月6日の朝に次のようなニュースが飛び込んできました。

NYダウ一時1500ドル超下落、史上最大の下げ

リーマンショックを超えたかのような印象で書き立てられましたが、前日が25520ドルでしたので下落率は6%程度だったわけです。リーマン直前の頃のダウ株価は14000ドル台、当時から倍近く株価が成長しているので絶対値で較べても意味がないわけです。

【2月初のダウ株価】
ダウ指数20180206
それでも2017年が一本調子で上がっていったゴルディロックス(適温相場)だったので、年明け早々に多くの人々にショックを与えたのは記憶に新しいところです。未だにもみ合いが続いていて余り愉快でない方も多いと思います。

ところでよく話題に出されるリーマンショックはどの様なものだったのでしょうか?

リーマンショック!

2007年のサブプライムローン問題に端を発し、2008年のリーマンブラザースの破綻、そして2009年の大底まで、株価は14000ドルから7000ドルくらいまで50%も下がりました。

下落率50%!
リーマン株価
最高から最低まで約1年半、この先の見えない下落に耐えてきた人、さらには投資を続けてきた人は尊敬するばかりです。これに較べれば最近の調整相場は非常にかわいく見えてしまいます。

瞬間的な下落の代表例がブラックマンデーと云われた1987年の暴落、週明けの月曜日に一日で22.6%の下落


こうした世間を賑わせてきた大暴落も長期(30年)でみれば次のような状況です。
ダウ超長期

数々の下落、調整局面を経ても乗り越えて米国市場は力強く成長しているのが分かります。現在も小規模なもみあい相場とはなっていますが、それも直に収束して上昇局面に乗るはずです。

相場に張り付いていると短期での値動きが非常に気になりますが、そこで一喜一憂しても仕方がなく、下落がしんどくなったら視点を変えて長期のチャートを見ると心が癒されます。投資家を阿鼻叫喚のるつぼに叩き込んだブラックマンデーやリーマンショックも今となっては「何それ?」っていう過去の出来事です。

希代の投資家ウオーレン・バフェット氏は、100年後のNYダウは100万ドルまで成長すると予言しています。今が2万5千ドル程度なので40倍の成長が必要ですが、この30年で株価は12倍になっているのであながち夢でもないと思います。

今日もダウは下げて終わりましたが、米国市場を鳥の目で眺めれば、多少の下落・調整は何も悩むことはなく、輝かしい未来だけを信じていれば良いということです。

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