2017
09.14

【回想】投資を始めてから変化があったこと

Category: 雑感
前略 ゆきだるまです。

日刊を改めたことで、少しのんびりとブログを書いてみようと思います。

皆さんは、投資を始めてから心境や身辺のことで何か変化がありましたでしょうか。私はこの二年弱で大きな変化がありましたので、それを綴ってみたいと思います。

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まず第一に、経済に興味を持つようになったことが挙げられます。

仕事が技術系のため、この年になるまで経済を語る機会もなく過ごしてきました。ニュースで流れる話題も今思えばどこか他人事だった気がします。ところが身銭を切って株を買うと、急に色々なことがリアルになって、余りの不勉強さに愕然としつつも、素直な興味が沸いてきて勉強をするようになりました。これは結構、感動的な出来事でありまして、人間いくつになっても新鮮な気持ちで学べることはあって、人生もまだまだ捨てたものではないなと実感した次第です。

最初はチャートの上がり下がりを理解するためテクニカル分析の勉強などをしましたが、正直言って目の前で上下する相場に対峙する能力がないことが分かりました。元来が理屈っぽいところがあるので、ファンダメンタル分析の方が面白いと思うようになったわけです。とはいいながらも、決算書ひとつ読み方が分からないので、独学をしてみたり他人の受け売りをして知識を増やしていっているのが実態です。

そして、株主というものになってみると、投資額は少ないながらも会社の経営が非常に気になる。投資の第一目的がリターンですから、利益が拡大していく見込みがあるのか、組織運営は効率的に行われているのか、今の仕事とは全く別次元の経営者的発想を持つようになったのが意外でもあります。


二つ目の変化は、節約をするようになったことです。

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我が家では家計の管理は上さんが一手に行っており、私の自由にできるお金は月々の小遣いだけです。これまで小遣いを貯めるという発想も習慣もなかったので、あるだけ使って月末にはすっからかんという生活でした。たまに大きな買い物をしたくなると渋面の上さんを口説いていた有様です。

今思えば、本当に無駄なものにお金を使ってきました。敢えて高額なものを選ぶ趣味の道具、歩けば良いのに交通機関の利用、昼夜の外食と呑み会、おやつの類、買ったのに手もつけない本やDVD、衝動買いに近いガラクタ集め・・・

ところが投資をはじめてみると、何とかして投資資金を捻出したいと思うようになるもの。また少ないながらに配当金が出ると再投資に回したり、毎日チャートを眺めて株価の成長を追っていると無駄遣いは自然と改まるようになりました。確実な投資といわれるS&P500指数への投資でも、一日に直すと平均で0.05%程度の非常にゆっくりとした成長なのです。

節約の意識づけに役立ったのが、エクセルを使っての投資記録簿の作成でした。成長の過程を客観的に見たいと思って、両替から株の売買、配当金の受領に至るまで詳細に記録をつけています。お小遣い帳に似ていて資金全体を掌握するようになると収入の最大化、支出の最小化の思考が身につきました。

最近はやりの「末路本」にあるように、宝くじで一億円当たった人間の末路は、不意の大金獲得で人生を狂わせる人が非常に多いとか。苦労せずに得たお金は無くなるのも早いものです。

一方で長期にわたって投資を行ってきた人は、お金の大切さを知っているので、同じ一億円を手にしても浪費したりなどはしないでしょう。ウオーレン・バフェット氏を始め、真の投資家と呼ばれる方々の生活は本当に質素です。私も倹約ぶりでは偉大な投資家の仲間入りが出来るところまで浪費癖が改まったように感じています。


最後、三つ目の変化はブログを書くようになったことです。

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投資というのは孤独な趣味です。私の場合、家族や職場の同僚とは決して語り合えない環境にあります。そんな寂しさを紛らしてくれたのがブログの世界でした。私と同じ境遇の方々がいかに多いことか。元来が面倒くさがりで筆不精な者がブログの世界に入っていったのも共感をより強く得たかったからです。

投資スタイルは人それぞれです。私も投資記録簿をつけたり自分なりの投資手法を実践したりしていると、どうしてもそれをお披露目したくなる、そして同好の士からご意見をいただきたくなる、こうした現実世界では得られないネット上のコミュニケーションに深く耽溺している次第であります。

これまでは日刊を目指して書き散らしてきましたが、これからは投資日記的にブログを綴っていくことが出来たらと考えています。


以上、長くなりましたがお付き合いありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。
 
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2017
08.31

「アマゾン」容赦なき大河の流れ

Category: 雑感
ゆきだるまです。

「アマゾン」とは何か? 今日は雑感を綴ります。

まず、小売業の業態の変遷を整理してみると、
単独の店舗→商店街→スーパーマーケット又はデパート→パワーセンター→オンライン・ショッピングと移り変わっていき、大きな流れとしては多様な商品の集積と薄利多売による顧客の囲い込みが本流であったと考えます。

アマゾンもこの流れからはずれてはいません従来との違いは、インターネットの活用、実店舗をもたない、商品は配達する、この3点でコストダウンと顧客利便の最大化を図ったわけです。同様のオンラインショップが多くある中でアマゾンが勝利したのは、これを「徹底的」にやったことでしょう。

アマゾンの創始者ジェフ・ベゾス氏は自社名を「リレントレス(容赦なし)」と名付けるつもりだったそうです。今でも
 relentless.com
にアクセスするとアマゾンのホームページに移動します。

「容赦なし」と不敵な笑い浮かべるジェフ・ベゾス氏は一体どのような半生を送ってきたのでしょうか? ニュースウイーク(今週号)の記事から引用します。

1964年 両親とも高校生の子としてニューメキシコ州に生まれるが、両親は直ぐに離婚。キューバ移民の義父(母の再婚相手)の家庭に育つ。
1986年 ブリンストン大学コンピューター学科を卒業、金融機関のシステムエンジニアとして就職し、26歳で副社長になるなどウオール街の寵児となる。
1994年 金融業界を離れてシアトルへ移転。自宅ガレージでソフトウエアの開発にのめりこみ、翌年アマゾンを立ち上げる。オンライン書店に始まった同社は瞬く間にオンライン書店のトップに成長
2000年 シアトルで商業宇宙旅行会社ブルーオリジンを設立。早ければ2019年打ち上げを目指し、ロケット開発を着々と進めている。
2013年 米大手紙ワシントン・ポスト紙を買収。政権批判を主とする同紙がトランプ大統領と対立
2017年 7月27日の株価上昇で一瞬だけ世界一の富豪になる。(総資産額906億ドル)

氏の比類なき戦略は異色な生い立ちの賜物かもしれません。単に小売業の頂点を目指すだけでなく、クラウド事業に大きな比重をおいてみたり、スマート・スピーカー「エコー」によりIoTで生活と消費の連携強化を進めたり、また映像・音楽・書籍等のメディア配信サービスを売りにアマゾン・プライムへの加入を促進するなど、もはや社会・生活に不可欠な存在となっています。果てはマスコミの買収、宇宙開発への進出など発想の拡大は留まるところがありません

容赦なしの一面として、過酷な労働状況ベンダーへの安売りの徹底海外拠点の利用による租税圧縮などコストダウンに余念がありません。一方で顧客囲い込みのために赤字覚悟のサービスにより焼け野原になるまでライバル潰しを行っています。こうした徹底的な戦略の結果として、いわゆるアマゾン帝国が出来上がったわけです。

アマゾンは1997年の創業から20年を迎え、投資家も同社の躍進に高い期待を寄せ、本2017年5月30日には株価が1000ドルを突破。実に500倍の成長を果たしました。PER(株価収益率)は100倍を超えており、主要企業平均の約17倍を凌駕しています。

AMZN20170830.png

果たしてアマゾンの成長はどこまで拡大していくのか?

ジェレミー・シーゲル博士の「株式投資の未来」では「成長の罠」という警告を投資家に発しており、勢いのある新興企業が必ずしも投資家に利益をもたらすものではないと述べています。

歴史を振り返る13世紀に勃興したモンゴル帝国は絶頂期に地球上の陸地の約25%を支配下に置きながら、僅か100年で力を失った例を鑑みると、急に大きくなったものは萎むのも早いということです。

アマゾンの組織全容は謎が多く、ジェフ・ベゾス氏(現53歳)に代わる人物が存在するのかも不明です。以上から同社への投資は高すぎる株価収益率を受け入れるリスクを覚悟することが求められます。

それでは
 
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2017
08.21

ガミラスと地球の同盟、超宇宙的な投資観にびっくり!

Category: 雑感
ゆきだるまです。

宇宙戦艦ヤマト(1974年初代放送)は中高年世代にとって金字塔的なアニメ作品です。

あらすじをご紹介しますと、22世紀末に地球はガミラス星人の攻撃を受け、赤茶けた放射能まみれの星に変えられてしまいます。人類滅亡のカウントダウンに入った時に救世主イスカンダル星人の超技術をもって宇宙戦艦ヤマトが誕生し、逆にガミラスを壊滅状態に追い込んで元の地球に戻すというお話しです。

そのヤマトのリメイク版が数年前から制作されてオジサンたちの心をときめかせてくれています。現在は地球がガミラスとの戦いを終えた後の宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」というシリーズ(10月に第3章上映予定)を上映しています。

この2202シリーズですが、冒頭からガミラスと地球が同盟を結んで連合艦隊を編成していたり、ガミラス幹部が地球のセレモニーに列席していたりと、かなりぶっ飛んだ展開となっています。旧作ではガミラス星人と地球人が激闘の末に個人的な友情が芽生える程度の関係しかなかったものが、新作では惑星間の組織的な連携にシナリオが発展をしています。


ガミラスと地球が手を結んだ理由
はこうです。国力が衰退したガミラスは広大な宇宙空間の支配権が維持できなくなり、一方で超技術を持つようになった地球は復興推進のため宇宙空間の資源を獲得したい、両者の政治・経済的な思惑が一致して同盟に至った次第です。つまりはガミラスの守備業務の一端を地球が受託してWinWinの関係を築いたという訳です。

これを観た瞬間に思い至ったのが、ジェレミー・シーゲル博士の「株式投資の未来」に記された世界的解決(グローバル・ソリューション)という考えでした。高齢化する先進国の資産は発展途上国の成長が支えてくれるという説です。

衰退化しつつある先進国家ガミラスの資産(宇宙の支配権)を発展途上中の地球が支えるという枠組みこそ未来の「宇宙的解決(コスモ・ソリューション)」だと感じた次第です。戦後の日米関係も政治・経済的な思惑の中で「昨日の敵は今日の友」に変質していくなど、同様の事例は多々あるわけで、それほど驚くことでもありません。

何よりも新作ヤマトが画期的なのは、40年近い時を経て同じであるはずのストーリーが劇的に変化していることです。打算的な宇宙人同士の関係というのも面白い設定です。これからも新作の展開には目が離せません。

マニアックな話題で恐縮です。

それでは
 
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2017
08.14

マネックス証券が米国株投資に最適な理由

Category: 雑感
ゆきだるまです。

ネットで米国株が買えるのはマネックス証券、楽天証券、SBI証券の3社です。現在のところSBI証券は利用していませんが、スペックから比較してみても米国株投資はマネックス証券が最適だと考えています。その理由は以下のとおりです。

1 売買手数料が安い
 ・売買代金の0.45%かつ最低5ドル~最大20ドル/取引(税抜)
 ・SBI証券は同額
 ・楽天証券は25ドル/取引(税抜)で話にならない。

2 取引銘柄が最多
 ・マネックス証券3300銘柄以上 >> SBI証券1400銘柄以上 ≒ 楽天証券1300銘柄以上

3 取引ツール(トレードステーション)が非常に使いやすい
 ・リアルタイムチャートが無料(SBI、楽天は15分遅れ、リアルタイムの使用は有料)
 ・指値が90日有効、逆指値とその併用も可(SBIと楽天は当日の成行と指値のみ)
 ・時間外取引が可(SBIと楽天は不可)

4 NISAで個別株とETFの買付手数料が実質無料
 ・SBIはETFのみ買付手数料が無料
 ・楽天はETFのみ買付手数料が実質無料

(他社並みのサービスを希望する内容)
 ・日本円での決済
 ・為替コスト25銭/ドルの引下げ(SBIネット銀行では5銭/ドル)
 ・システムエラーの減少

【感想】
私の投資は楽天証券から始まりましたが、売買手数料の高さから米国株式投資を行う気になりませんでした。ETFの買付手数料がキャッシュバック対象だったのでVTを取得をしたのみです。

次にマネックス証券を開設しましたが、全体的な印象としてマネックス証券が優れているとは思いません。日本株や投資信託は楽天証券の方が遥かに使いやすいです。しかしアメリカ株投資となるとマネックス証券はピカイチです。売買手数料・取扱銘柄数といった数的な有利もありますが、何といってもトレードステーションが非常にユーザーライクです。SBI証券は利用していないので比較すること自体がナンセンスですが、SBIがマネックスよりも取引ツールで優れているという話は聞きません。

大体において米国市場は日本時間で深夜に開場です。それなのに
指値が当日のみ有効というのは朝起きて約定がなければ再設定ですか?
逆指値がないと睡眠中の暴落は心配ではないですか?
・深夜に起きていても15分遅れのチャートで成行の売買は辛くないですか?
時間外取引で想定外の高値・安値が拾えます。チャンスを逃していないですか?
永久保有の方針があればトレードツールの充実は不要かもしれませんが、有っても困るものではないと思います。

少額投資家は米国株式では手数料負けしますので、NISAで個別株の買い付けが実質無料というのも大変ありがたいです。まとまった金額がなくてもストレスなく買い付けができます。このNISA特典のおかげで個別株の配当再投資ができていると実感しています。

以上から米国株投資においてはマネックス証券が最適というのが現時点での私の感想です。ただし、今後、楽天証券の売買手数料がマネックス証券並みに下がるとか、SBI証券のトレードツールが充実するなどしたら乗り換えるかもしれません。その辺は気まぐれです。

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2017
08.06

ダウ最高値続伸、「茹で蛙」にならないために

Category: 雑感
ゆきだるまです。

NYダウが連日最高値を更新して2万2千ドルの大台にのりました。移動平均線を大きく上回り株価収益率(PER)も20倍に達しています。株価調整の局面に入るとノーマルのPER17倍(1万9千ドル)まで15%程度は下落する可能性があります。

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ところで、皆さんは「茹で蛙」の話をご存知ですか?

蛙を熱湯に入れると熱さのあまり飛び出てきますが、水に蛙を入れて徐々に加熱していくと回りの温度が高くなっていくことに気が付かず茹であがって死んでしまうというものです。

人間や社会にもこれと同じようなことが起きています。今の株式市場がそうかもしれません。周りがヒートアップしているのに逃げ出しもせずに相場に留まり続け、挙句の果てに投資家は自ら火をくべるようなことをしている。適正株価を超えて更に上昇株にベットするのは茹で蛙以外の何ものでもありません。

株価チャートを眺めていると、一番山のところで売って、一番谷のところで買いたいと考えます。ところがそんなことが出来る人は誰もいません。後からああすれば良かったというのは簡単ですが、リアルのチャートは予測が不可能です。なので買われ過ぎたなと思っても、下落局面に転じるのが明日なのか数年先なのかも分かりません。そうこうしているうちに落ちる時は一気に落ちます。含み益を全て飛ばしてマイナスに転落一番谷底で売るか、また上がる日を夢見て塩漬け、というのがおきまりのパターンです。

予防策はいくつか考えられます。

一つはグロース株の場合は損切点を決めて逆指値を必ず入れておくこと、いざという時に感情は邪魔になるだけです。冷静な時に決めたルールを自動的に実行できるようにしておきます。

二つ目は利益が乗っていると思ったら一旦利益確定を行います。実損よりも期待益を得られなかった時の方が耐えられます。利確も全ポジションを行うのではなく、一部行うのもアリです。例えば半分利確した後に半値に下落した場合は1/2ではなくて1/4の下落で済むからです。

三つ目は現金のポジションを増やすこと、これが心の余裕につながります。

四つめは高配当の保守銘柄を保有すること、グロース株と対極ですが、高配当保守銘柄は下落しにくく、下落しても配当金を再投資することでポジションを増やし、株価回復の際のアクセルになる。特に米国株は総じて上昇基調にあるため、株価下落時には放置しておくよりも買い下がっていく方が得策です。いたずらな売買を繰り返して手数料負けすることは避けたいものです。

※米国株が下落と回復に強いことは2008年のリーマンショックの時にゼネラル・エレクトリックが大暴落したことを事例にシュミレーションを行っているのでご参考ください。

(参考)大暴落時に平常心を保てるか!?(4回シリーズ)

私は投資経験が浅いので10年前のリーマンショックは体験していませんが、昨年6月のブレクジッドでも全ポジションが真っ赤になった時は相当びびりました。あの時、慌てて手放したものが以前よりも高値になっていたり、安値で拾っておいたものが更に高値になっていたりしています。ジェレミーシーゲル博士が著書「株式投資の未来」で、何もなく順調に株価が上昇した時よりも暴落を通過した時の方がリターンはより大きくなると述べています

高騰した米国市場はいつか下落局面に転じるかもしれませんが、熱湯の中でも生き延びる知恵と方法を身につけたいものです。それよりも借金だらけの日本で平然と暮らしている方が「茹で蛙」そのものな気がして仕方がありません。

それでは
 
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