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2017
11.30

50年の人生経験から振り返る自己投資の重要性

Category: 雑感
ゆきだるまです。

米国村ブロガーのたけぼう氏の意見は、愛と思いやりに溢れているので拝読をお勧めします。
(参考)学生投資家諸君!大事なことを言う!(「いい男の株式投資やらないか」より)

これに触発されて、ここからは自分の話

ゆきだるま50歳、小さい頃から少しずつ積もり積もって今の自分があります。振り返ってみると人生って幾つかの転換期と呼ばれるものがありました。そのチャンスをものにしてきたかどうかで最後は大きな差になって帰ってきます。

転換期

投資に見逃しの三振はない、というバフェット師の有名な言葉。でも人生はチャンスを見逃すと三振します。例えば、会社人生では受験、就職、資格、昇任は一番分かりやすい大きなチャンスです。これらは取るべき時期に取るべきものを取らないと、どんどん置いていかれます。

私の例でいくと、大学の卒業が人より遅れた、社内昇任に必要な資格試験に何度か落ちて昇進が遅れた。中には全て最短で駆けあがっていく優秀な奴がいて、この年になって比較をすると大きな差をつけられている。また後輩だと思っていた奴に追い越されたりもする。こんな経験をしてきました。自分よりも下に留まっている人もたくさんいます。

もちろん出世が全てではありませんが、少なくとも会社に費やしてきた時間のリターンを計るモノサシにはなるものです。

次に自己投資について述べると、求められるのは「君何ができるの」です。

担当業務であればOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)で仕事をしながら上司や先輩に教えてもらって身に付けていくものですが、それでも人に差をつけたければ時間外に隠れて勉強した方が良い。業務関連の本を読む、セミナーや講習会に行く、個人的な人脈をつくる、こういった努力をしている者が勝っています。

英語ができるとか、〇〇の資格をもっているというのは確実に武器になります。書類選考する場合、TOEIC何点とか、〇〇士取得とか客観的成果として伝えるものがないと評価の遡上に上がりません。こういったことも時間外にコツコツと取り組んでいった者が強いです。

自分の職場でも国際業務のチーム編成をする際、若かったけれどTOEIC850点という者が抜擢されたりしています。

人脈づくりも大事ですが、アフターファイブに全力投球して、宴会の席で人気者だったり上司に気に入られても、仕事に求められる基礎力が低ければ、評価にはつながっていきません。

結局は、ある程度、時間とお金を使って自分に投資をしないと、最終的なリターンは得られません。それも早ければ早いほど効果があるのは株式投資も同じです。

たけぼう氏も仰っているように、若い頃は少ないお金を自己投資に回した方が絶対に効率は良い。自己投資の仕方によって株式投資を上回る人生のリターンを得られる可能性は非常に高いです。何よりも「充実した時間」というお金では買えないリターンが手に入る可能性があります。

私も自己投資がリターンを産むんだと思って会社人間として働いてきましたが、50近くになって、ふと定年というゴールが見えた、つまり会社という市場ではリターンが産めなくなるときが来るのを始めて実感しました。

ここで初めて収入の複線化ということに気づき株式投資の世界に足を踏み入れてみた次第です。この世界では出遅れ感が満載ですが、何事も思い立ったが吉日です。何歳になっても新たな事にチャレンジすればリターンは必ず返って来ると信じで、今日も試行錯誤をしています。

サラリーマン偏向な意見を綴ってしまいました。お気に触った方は何卒ご容赦ください。

それでは

 
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2017
11.29

ロイヤル・ダッチ・シェルが大幅な増収見込みを発表!

ゆきだるまです。

世界第2位の石油メジャーであるロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)が大幅な増収見込みを発表し、株価が上昇中です。

【RDS.B株価】
RDSB株価20171128 

シェル社は投資家向け戦略を更新し、収支改善により2020年までに250億ドル~300億ドルのキャッシュフローを見込むと発表しました。従来の予想から50億ドルの増加となり、2020年までに250億ドル分の株式を買い戻す計画も併せて発表しています。

配当について、収支が厳しい中で2015年から現金のほか株式での配当支払いも行っており、この1年間での現金では150億ドルの配当を支払ってきました。今回の収支改善により年明けから株式の払い出しを止めて完全な現金配当に戻すとのことです。

今後の事業見通しについては、2020年までに総計で300億ドルの資産売却を計画しており、これまでに予定より早い進捗で230億ドルの売却が完了。一方で炭素排出量削減に向けた新エネルギー部門への投資を10億ドルから12億ドルに引き上げました。これにより2020年以降の主要な成長エンジンになることを見込んでいます。



シェル社の株は高配当なことで人気
があります。英国上場分のB種は配当金に対して米国内税10%が適用されないので、NISAで運用すれば完全に無税で配当金が満額取得できる非常においしい銘柄です。

私の持ち株は56.55ドルで取得しているので、実質配当率6.6%という有力な稼ぎ頭となっています。これまで収支が厳しい中で15期連続で配当が据え置かれてきました。一時は配当金減額の噂もありましたが、2期続けての業績改善、そして今回の増収見込みと嬉しいニュースが続いています。

今回の発表では増配当についての言及はありませんでしたが、増配当再開の吉報を心待ちにしています。次回の中間配当(2017年第4四半期分)の発表は2018年2月1日なので、要チェックですね。

それでは

 
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2017
11.28

ゼロ円投資をオマケ感覚で楽しんでみる

Category: 情報
ゆきだるまです。

元金が無料で投資できる方法をご紹介します。

その名も 楽天証券ゼロ円投資です。(勝手につけた名前です)

喜び 

楽天証券では8月から楽天スーパーポイントを投資信託の買い付けに使えるようになりました。楽天市場などで買い物をすれば購入価格の1%を基本にポイント(1ポイント1円相当)が付いてきます。楽天証券では100円から投資信託の買い付けが出来るので100ポイント以上貯めれば投資信託の買い付けができることになります。

街のお買い物でも楽天スーパーポイントが使える・貯まるお得なカード!

ポイント楽天市場での買い物のほかに、楽天銀行で口座を開設すると公共料金の引き落しやクレジット楽天証券での株やFXの買い付けにもポイントがつきます。さらにポイントカードをつくればマックやミスタードーナッツ等の買い物でもポイントがつきます。

特にお勧めしたいのが楽天証券と楽天銀行との口座連携(マネーブリッジ)で、これに登録をすると楽天銀行の残高に対して普通預金でも0.1%の金利がつきますし、取引額に応じて証券会社への入金も1回あたり3ポイントに拡大します。ドルコスト平均法と称して日々楽天銀行から証券会社に入金を繰り返していると結構ポイントが貯まります。

これらは楽天グループの総力をあげたサービスであり、単体の証券会社では実現できない企画です。これまで何も考えずにアマゾンで買っていたものも、最近では楽天と比較して買うようになったので、一応は販促効果アリですね。

貯まったポイントで買う投信は何でも良いですが、私は還元率の高さ(年率60.81%:執筆時)で人気があるジェイリバイブ2を買い付けています。ポイント買い付けができるようになってから3ヶ月間でリターンが7.4%、最近の日本株の好調さに便乗して結構良い成績を上げています。(米株がマイナスなのにこういう所ではしっかりと稼げているのが皮肉ですね)

まあ、オマケのポイントなので、暇つぶしに楽しんでやっている感じです。

本気モードの人は、公共料金の引き落としや買い物など普段の生活出費を全て楽天にシフトさせれば相当のポイントが稼げるので、楽天証券ゼロ円投資だけでもかなりの蓄財ができるかもしれませんね。

それでは

 
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2017
11.27

少額投資家が選ぶS&P500の投資商品

Category: 情報
ゆきだるまです。

S&P500投資の有用性は語りつくされているので、少額投資家は何を買ったら良いかという視点で書いてみます。

ws-bull.jpg 

S&P500の投資商品は、沢山あって目移りしますよね。米国への投資はS&P500一本で十分と云われながら、ドル建てか円建てかETFか投資信託か手数料の違いはどうか、など一年以上試行錯誤して、あれこれ試食してみてようやくモノが書けるまで整理がつきました。

一番良いのはIVV(iShares Core S&P 500 ETF)です。経費率、流動性を考えるとナンバーワンでしょう。

だけど、値段が高いです。

1単位で262ドル、日本円で3万円近くします。
ついでに為替も面倒です。

S&P500指数は日々右肩上がりで上がっていくので、資金が出来るたびに定期的に買い増しを行っていきたいところです。いわゆる積立投資を行っていくにあたり、どの商品を選ぶかはとても重要です。

【S&P500指数の対数チャート(1950~2016年】 出典:wikipedia
SP500対数チャート1950‐2016

この記事は万円が高いと思っている人だけ読んでください(笑)。燃費は良いけど高い車は買えないので、多少燃費が悪くても安い車を買いたい人もいると思います。

しかもドル建てだと買い付け手数料も高いので1200ドル=13.5万円以上で買わないと手数料負けしてしまいます。

日本版ETFの1557というのもあって、カブドットコム証券では手数料無料で買えますが、29,000円もするので、値段が気になる人は米国・日本を問わずETFは断念して下さい。しかも1557は流動性(流通量)が悪いというデメリットもあります。

ということで3万円が高いと思う人には日米問わずS&P500のETFはお勧めしません

そうなると残るのは投資信託ということになります。去年の今頃は、i-mizuho米国株式インデックスという経費が高くて、スポット買い(単発購入)が1万円からという商品しかありませんでした。

しかし、今年に入ってから投信環境は大きく変わりました。

ノーロード(売買手数料無料)という従来からのメリットに加えて、
100円投信
が各証券会社でスタートしました。
信託報酬の安い商品も出てきました。
 
 i-mizuho米国株式インデックス 信託報酬手数料 0.616%/年
 iFree S&P500インデックス   信託報酬手数料 0.243%/年

売買による出し入れ自由買い付け金額も自由(100円~)、信託報酬手数料もそれなりに安くなった、と3拍子揃ってきました。

信託報酬手数料は保有年数に応じて重たくのしかかってくる年貢米の様なものなので、本当はETFの方が良いのですが、3万円の買い付けに躊躇するくらいなら、買えるだけのお金で投資信託を買った方が良いです。

最近ならばS&P500は月に1%ぐらいの利率で上昇しているので、乗り遅れた分だけ損をします。私も100円投信がスタートした5月末から小銭でパラパラと買い付けていますが、この半年でリターンが10%を超えていました。

お金をしっかり貯めてから1口3万円近いETFを買うのも良いですが、まずは余ったお金をガンガン投信に放り込んでいきましょうどうしてもETFが欲しければ、投信で利殖してある程度の額が貯まったら乗り換えるのもありです。投信を売却する際に税金が取られますが、利益が出た分に掛かるので基本的に損はしていません。現金で寝かせて置いたら利益はゼロです。

塵も積もれば山となる

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2017
11.26

高配当株が大丈夫かどうか時には点検が必要

Category: 配当
ゆきだるまです。

高配当株の有効性が話題になっていますね。高配当株を嗜好する者として今一度持ち株の状況を再点検してみたいと思います。

私の投資方針は長期保有で安定したリターンを出来るだけ多くとることです。将来のことは分からないので、過去の実績や研究、現在の状況から想定される将来の可能性から投資手法を考えています。

そのためS&P500等のインデックスに手堅く投資する傍らで、高配当株で配当再投資を行なうことが有力な方法の一つとして実践しています。

まず、配当が減額されて復活する見込みがない銘柄だけは避けなければなりません。つまり業績が悪化して株価が下がったので、たまたま配当率が高くなったという株ですね。

例えば、エネルギー会社のキンダーモルガン(KMI)です。配当率8%を超える高配当株で人気がありましたが、2016年当初に配当を1/4に減額、株価はピーク時の1/3程度まで落ちて、未だに復活の見込みはありません。下落後にバフェット氏が買いに入って一時話題になりましたが、1年もたたずに手放してしまったようです。

最近だとゼネラル・エレクトリック(GE)が同じような状況にありますが、個人的には業績と配当の復活があるだろうと見ていて経過観察中です。

ここで大切なことは単に配当が高いというだけでなく、それが永続して利益を出せる企業かどうかということ。そのためには実績と体力が十分ある超優良と呼ばれる企業に投資することが重要です。

そこで、ジョンソン&ジョンソン(JNJ)、エクソン・モービル(XOM)、コカ・コーラ(KO)、AT&T(T)、ロイヤル・ダッチシェル(RDS.B)、ウエルズ・ファーゴ(WFC)、ゼネラル・エレクトリック(GE)の7社を投資先に選んだわけです。

上記7社の配当状況をみてみましょう。

【過去10年間の配当の伸び率】
配当伸び率
2007年の配当額を基準に経年変化をグラフ化してみました。2017年は年末の見込み額を入れています。

XOM(エクソン・モービル)、KO(コカ・コーラ)、JNJ(ジョンソン&ジョンソン)は、購入時点では高配当とは言い難い銘柄ですが、その後の配当の伸び率が高く、配当額は10年間で2倍以上になっています。

次にT(AT&T)とRDS.B(ロイヤルダッチシェル)は、購入時点では高配当ですが、その後の伸び率が低く、配当額は10年間で1.2倍程度にしかなっていません。

XOM、KO、JNJ、Tは配当貴族銘柄であり配当の伸び率はコンスタントです。RDB.Sはこの2年間増配を停止しています。

WFC(ウエルズ・ファーゴ)とGE(ゼネラル・エレクトリック)はリーマンショックで減配したヘタレです。今もって配当としては?な感じです。今後に期待をしています。

今後の見込みですが、例えば伸び率が高いタイプのコカ・コーラは、各時点での配当率は3%程度ですが、増配当だけで10年持つと7%、20年持つと10%近い利回りになります。バフェット氏がコカ・コーラを手放さない理由の一つだと思います。

伸び率が低いタイプのAT&Tは現時点で5%程度、10年で6%、20年で7%近い利回りになりそうです。このタイプは配当の伸びを期待するのではなく、早くから再投資を行っていくのが効果的です。

長期の市場平均が7%程度だとすれば、10年から20年スパンでみれば高配当株で市場平均を超えられる可能性は十分にあります。これは現在の配当が維持されることが前提なので、今後の見通しを考えてみます。

【現時点の配当余力】
銘柄現配当額現EPS配当性向
JNJ3.32ドル7.28ドル46%
XOM3.06ドル3.62ドル85%
KO1.50ドル1.91ドル79%
T1.96ドル2.91ドル67%
RDS.B 3.76ドル4.06ドル93%
GE0.84ドル1.07ドル79%
WFC1.54ドル3.95ドル39%
データ:Yahoo Finance
配当額は年末見込(GEは減配考慮)、EPSはアナリスト予想値

JNJは全く問題ありませんエクソン・モービルとコカ・コーラは配当性向が高めですが、配当余力がある限り配当貴族の意地にかけて増配を続けてくれるはずです。業績も当面は問題ないとみています。

Tはタイムワーナー社の買収問題など短期的な業績見通しが厳しいので要注意です。RDB.Sは非常に微妙ですが業績も回復しつつあり、現在の持ち株の配当率が7%近くあり、現在の配当を維持してくれれば文句はありません

GEはこれからに期待です。WFCは余力があるので更に増配をして欲しいです。

繰返しになりますが、将来のことは誰にも分かりません。今はアマゾンやグーグルなどのグロース株に牽引されていて市場平均も高めですが、景気後退期などは高配当株が有利になることもあるため、一概にグロース株、インデックス投資、高配当株のいずれが優れているかは論じることができません

従って、高配当株による配当再投資は有力な手法の一つとして続けていきますが、個別株固有のリスクがあるので折々の業績確認や、インデックス投資との併用は怠らないようにしていきたいと考えています。

それでは

 
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2017
11.25

AT&Tに朝は来るのか? 不透明な先行きに募る不安

Category: 【T】AT&T
ゆきだるまです。

米国通信業界ツートップのAT&T社高配当に魅かれて買ったものの株価は低迷中11月21日に米連邦通信委員会(FCC )が「ネットの中立性」の原則を撤廃する方針を発表したことでベライゾンとともに若干株価を持ち上げました。最近、AT&Tの話題を取り上げていなかったので最近の動きをまとめます。

【AT&T株価】

T株価20171124 

〇「ネットの中立性」の原則撤廃という明るい話題

「ネットの中立性」とは、オバマ前大統領の強い要請により米連邦通信委員会(FCC)が2015年に明文化したもの。インターネットを公共財と位置付け、各通信事業者にネット上のコンテンツを平等に扱うことを規定してきました。

これが撤廃されることで、ネット接続サービスを行うAT&Tやベライゾンは自社コンテンツに対しては高速通信サービスを安価に提供し、他社には追加料金を課すなどの差別化が可能になります。

規制撤廃理由はネット上の平等の原則が通信インフラ投資のモチベーションを下げていることとしていますが、本当のところはトランプ大統領のアンチオバマ施策の一環で実施した側面が強いとの見方もあります。

これまで平等原則の恩恵を受けてきたグーグル、フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス等が加盟するインターネット協会は反対意見を表明していますが、通信会社側からすればサービスの差別化が収益向上に結び付くのでウエルカムな話です。


〇司法省がAT&T社によるタイム・ワーナー社買収を提訴するという暗い話題


AT&Tのタイム・ワーナー買収が11月20日に司法省から提訴されたことで暗礁に乗り上げました。司法省は反トラスト法を理由にタイム社傘下のCNNを買収から切り離すことを要求していますが、これにもトランプ大統領の影が見え隠れしています。

昨年10月の買収計画発表に対し、トランプ氏は大統領就任前から一貫して反対。これはトランプ氏がタイム社傘下のCNNにフェイクニュースを流されたことによるものです。今回の提訴もトランプ氏の圧力説が有力であり、はっきり言ってAT&T側からすれば迷惑な話です。

ただ国家権力が正式に発動した以上は何らかの決着が必要です。AT&T社のスティーブンソンCEOは全面対決姿勢を見せていますが、政府を相手に長期戦化するのは好ましくありません

同CEOは2011年にもTモバイル買収を司法省との対立で断念していて、更にこの時に多額の違約金を取られ、その違約金がTモバイルを利してAT&T社は今日の価格競争で苦しむというトリプルパンチ状態になっています。

タイム社買収は854億ドルの巨額案件であり今度は失敗が許されないのはもちろんのこと、司法省との対決で長期化することは買収引当て分の事業を凍結することになるので大きなマイナスです。苦しい経営判断を迫られるところです。


〇今後の見通し

通信業界ではTモバイルとスプリントの統合も破談に終わり、価格競争による叩き合いは引き続き行われています。先の第3四半期決算でもAT&T社は大幅な利用者離れが進んでおり、売上げ、収益ともに低調でした。短期の1株利益は中間配当額と同額の0.49ドルであり、配当性向が100%という非常に切迫した状況です。

ネットの中立性撤廃は明るいニュースですが、それ以上にタイム社買収の行方が気がかりです。タイム社買収が無事に済んでネットの中立性撤廃が施行されれば、AT&T社の大躍進につながりますが、逆のパターンだとどん底です。岐路にきている感じですね。

AT&T社は高配当が魅力であるところなので、収益悪化によって配当減額ということにでもなれば、ゼネラル・エレクトリック社と同様に激しく叩き売られるのは必至です。今後の動向を注意深く見守っていく必要があります。

それでは

 
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2017
11.24

資産運用に無関心な人が定年退職を迎えると

Category: 雑感
ゆきだるまです。

サラリーマンも50歳を超えると急に定年後のことがリアルになってきます。うちの会社は50歳になると定年後の身の振り方研修とかあります。退職後のお金の関係をレクチャーされたり、定年後にやってみたいことを問いかけられたり、40代までは見ようともしなかった次のステージに強制的に上げられた感じです。

黄昏 

そもそも定年退職とは何でしょうか。その答えは「これまで会社に費やしてきた時間と義務、そして仕事上の人間関係が一斉消滅すること」です。アーリーリタイアを考えている人からすれば、これを早期に望んでいるわけですが、会社人間で何十年も過ごしてきた人には結構すごいことです。

研修で云われたのは、何も準備をしなかった人は、無限の時間を持て余し、孤独で退屈な毎日を送ることが多いそうです。何十年も会社という組織に人生を依存してきたので、その関係を強制的に断ち切られると、そうなるのでしょうね。定年後にやるべきことのない人は老化も早くなるそうです。定年後の時間は想像以上に長いとのこと。

最近、定年退職した人たち、つまりOBに会って必ず聞くようにしているのがお金の話。特に資産運用の有無や先々の生活資金をどうしているかということを、さりげなく根掘り葉掘り聞くようにしています。

金融から遠い仕事柄、皆、資産運用に関しては共通して無関心です。定年までに生命保険と財形貯蓄以外に、自分で金融商品を探してきて資産運用をしていたという人はいません。また定年後も退職金というまとまったお金はそのまま寝かせて置く人が大半です。

投資をしない理由を聞けば「よく分からないから」「こわいから」という世間でよく聞く答えが返ってきます。長い間、デフレが続いてきたのでお金を寝かせておくことに何の疑問も抱くことなく生活をしてこられた感じです。

定年時に銀行や証券会社などから、退職金の運用をしませんか、という勧誘は必ずあるそうです。それでも、先の「よく分からない」「こわい」理論でお断りをしているそうです。

一人だけ証券会社に勧められるままに手数料やリターンが?な投資信託に退職金を投じた人がいました。毎月、分配金が出て小遣い代わりに丁度良いと満足気です。意見をするとややこしくなりそうなので、話を聞きおくだけにしておきましたが、そんなもんです。 

皆、退職までに貯蓄はしてきており、それに退職金と年金を加えた月々の生活費管理はきちんと行っているようです。それでも現役時代に較べると大幅に支出を切り詰めないといけないので苦しいという答えが返ってきます。

再就職する人もいますが、これまでの給料の半額、3分の1という人もざらで、新しい仕事に対するモチベーションがわかないけれども、時間が潰せて生活の足しができているから良しとしている人が多いです。

一方で、定年後の生活をエンジョイしている人もいて、その人たちに共通しているのは定年後の新たな生活、趣味や仕事、地域の活動を楽しめているということ、そして、無理に働かなくても、ある程度のお金があって、生活できるだけの余裕があるということです。

いろいろなOBの話を聞くうちに、自分なりの結論として得たのは、定年後の人生を左右するのは「やりたいことがあること」と「自由にできるお金があること」に至っています。

どちらも相関性が高く、時間だけあっても、お金だけあってもダメで、両方が揃って初めて定年後の人生を楽しめる感じです。そのための準備は早いうちからおこなっておくに越したことはないということです。

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2017
11.23

時間を味方につけられない人の資産運用

Category: 雑感
ゆきだるまです。

ゼネラル・エレクトリック社(GE)は12月から配当金を半分に減らすと発表しました。このことがGE株を持っていたリタイア層に打撃を与えているという米国のニュースを目にしました。

米国が世界に誇るGE社。高配当な銘柄だったので、証券会社に「資産運用にGE株どうですか?」ってお勧めされて買っていた人が結構多かったのではないでしょうか。日本でいうと「東芝株どうですか?」って一昔前に勧められる感覚ですね。

その昔、一生モノのつもりで超優良企業の株を一点買いしている話を良く聞きました。自分が小さい頃、叔父から「お前も大人になったら大企業の株くらい持たなきゃいかん」って説教されましたっけ。きっと大企業の株券って宝石や金塊と同じくらい価値があるものとして考えられていたんだろうなと想像しています。それも複数持つという発想はなく、ブランドとして自慢の株を一点もつという志向なのだと思います。

冒頭に戻すと、仮にリタイア層でGE株を一点持ちしていた人がいたとしたら、その方にはこの風景がどう映っているのでしょうか。しかもこの先にあるのは配当金の50%カット・・・

【GE株価(週足)】
GE株価20171122 

株は20年近く持てば債権と比較しても価格変動リスクがゼロに近くなると云われています。逆に個別株を持ち続けたければ20年間は保有できなければいけないということです。それでも倒産や業績不振で価値が大きく下落するリスクは避けられません

チャーリー・マンガー氏93歳、ウオーレン・バフェット氏87歳の様なモンスターは別格として、一般の投資家は自分の年齢、すなわち残された投資期間を常に意識して、そこから逆算した投資対象を選ぶ必要があります。各年代によって見える風景は異なってくるはずです。

自分は50の大台に乗ったばかりですが、法定リタイアまであと10年(又は15年)の間に、サラリーという安定した投資資源があるうちに、どの様な資産形成をしていくかを考えていかなければなりません。コツコツ投資で財を成したロナルド・リードさんの様に、92歳で亡くなるまで投資を趣味にしていければ理想的ですね。

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2017
11.22

猿や犬にも劣る我が株たちよ・・・

Category: 運用状況
ゆきだるまです。

先週来、なんだかポートフォリオが大変なことになっています。

ポートフォリオ20171121 

ゼネラル・エレクトリック(GE)やAT&T(T)は元々酷かったけど、エクソン・モービル(XOM)やウエルズ・ファーゴ(WFC)、コカ・コーラ(KO)まで垂れてきました。

我が黄金の8銘柄「ゆきだるま8種」全体の株価リターンは-1.7%、マイナスです。市場平均と云われるS&P500指数の年初来のリターンが+14.63%なので、銘柄選定で市場平均を超えているのはジョンソン&ジョンソンの1銘柄だけです。つまり銘柄選定の勝率は1割でした。

米国株の伝統的な投資法に「ダウの犬」と呼ばれる戦略があります。ダウ30の各銘柄について、年初に配当率の高い順に並べて上位10銘柄に均等投資するというもの。これで一年の終わりには市場平均に勝てる確率が高くなることが過去の経験で知られています。

2017年のダウの犬10銘柄
銘柄年初リターン
ベライゾン-15.35%
ファイザー+7.12%
シェブロンー2.66%
ボーイング+68.59%
シスコ・システムズ+19.52%
コカ・コーラ+8.76%
IBMー9.98%
エクソン・モービルー11.38%
キャタピラー+45.66%
メルク-10.06%
ダウの犬の全体平均+9.83%
市場平均:S&P500+14.63%
 
市場平均(+14.63%)に買ったのはボーイング+68.59%、キャタピラー+45.66%、シスコ・システムズ+19.52%の3銘柄。つまり銘柄選定におけるダウの犬の勝率は3割(10銘柄中3銘柄)でした。

バートン・マルキール著「ウオール街のランダムウオーカー」では、プロのファンドマネージャーが厳選したポートフォリオよりも、猿が目隠してダーツ投げで選んだ超テキトーなポートフォリオの方が勝率が良かったとも云われています。いわゆるランダムウオーク理論(千鳥足の様に不確実な様子)の元になった有名なエピソードですね。

具体的に勝率何割とは記されていないものの、銘柄選定でランダムウオークの猿に勝つ確率を仮に50:50(勝率5割)としてみたときに、

 猿(勝率5割)>犬(勝率3割)>ゆきだるま8種(勝率1割)

銘柄選定において
 ゆきだるま8種は猿にも犬にも負けています・・・

株価リターンにおいても
 市場平均(+14.6%)>ダウの犬(+9.8%)>>ゆきだるま8種(ー1.7%)で圧倒的に負けています。

ちなみに「ゆきだるま8種」は、S&P社の格付け、過去の配当記録や配当率、バフェット師の寵愛度、セクター分散などを総合的に勘案して選んだ自信のポートフォリオだったのですが、非常に残念な結果でした。

まあ、株価を基準にしたリターンは、長い投資期間のうち、どの区間を輪切りにしたかによるので、その時々の運の要素が強いわけです。なので、2017年11月20日時点の年初来成績をもって、猿や犬に負けても、どうってことはありません。

「朝の来ない夜はない」

と負け惜しんで終わります。

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2017
11.21

マンガーの教え「常に一定の現金を持て」

Category: 投資哲学
ゆきだるまです。

かなり遅ればせながら「マンガーの投資術」を読みました。
バフェット氏の右腕と呼ばれる人物だけあって流石の金言集です。大いに参考になるものもあれば、レベルが違い過ぎて全く参考にならないものもありました。

非常にざっくりとマンガー氏の投資スタイルをまとめてしまうと「大儲けをするためには暴落時に超優良企業の株を買う、そのためには現金を保有し何年でも待つ」というもの。また「自らを破滅に導くレバレッジ投資は行わない、投資効率を下げる分散投資は行わない」ということも併せて語られています。

お馴染みの「分散投資」や「ドルコスト平均法」とは対極を成す「集中投資主義」であり、獲物を狙う「ハンター」が身上とお見受けしました。マンガー氏93歳、恐ろしい親父もいるもんだと勇気づけられもした次第です。

さて、そんな傑物の投資哲学の中でも「常に一定の現金を持つ」ということは見習うべきところでした。

いま市場は過熱感を帯びており、何処かで暴落に転じるのではないかとの見方も良く聞きます。

【S&P500指数(週足)】
SP500指数20171120週足 

零細な一個人投資家としてはマンガー氏の様に一斉暴落が来る日を狙いすますという胆力も情報力もありませんが、それでも日常の投資生活において、心に余裕を持つこと、下落した持ち株を買い増しで復活させること、もしかしたら暴落に遭遇して思わぬ拾いものができるかもしれないこと、このために現金の存在は重要です。

逆も真なりで、フルインベストメントしていると一斉下落した時に身動きがとれないですから、心がけとして現金保有率を常に意識していこうという気持ちになったことが「マンガーの投資術」から得られた成果です。

時折り読み返したい本です。

それでは

 
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