2018
01.31

ダウ一斉下落!調整局面到来か?ヘルスケア業界に異変!?

Category: 観測
ゆきだるまです。

先週からずっと日経平均が落ち込み始めていましたが、いよいよ米国市場でも下落が始まりました。

ダウ工業平均株価は13米国時で400ドル近く下落(前日比▼1.5%)

【ダウ株価指数】
ダウ指数20180130 

アジアやヨーロッパなど世界的な株安傾向や、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めの動きから米長期金利が上昇傾向にあるなど、投資家のリスク回避行動として利益の出ている銘柄を中心に売り方が始まっている模様です。

投資家心理を反映した指標と云われるVIX指数(恐怖指数)が上昇しており市場の不安感は高まりを示しています。

【VIX 恐怖指数】
 VIX指数20180130 

VIX指数はS&P500を対象にオプション取引のボラティリティを元に算出されるもので、通常は株価の暴落によって急増する傾向にありますが、今年に入ってからは株価とVIXが同時に上昇するという不思議な現象が起きていました。これは年初の1ケ月でダウ指数でみた時に7%近いハイペースな上昇に市場心理の不安が募ったとみることができそうです。

ダウ構成銘柄はほぼ全銘柄で下落(30日14米国時あたり)
ダウ銘柄下落率20180130 
なかでもファイザーとユナイテッドヘルスのヘルスケア企業が大きく下落しています。

【ファイザー株価】
PFF株価20180130 

【ユナイテッド・ヘルス株価】
UNH株価20180130 

これは、30日朝にアマゾン、バークシャー・ハザウエイ、JPモルガン・チェースが従業員向けのヘルスケアサービスを手掛ける新会社を共同で設立すると発表、競争激化の懸念からヘルスケア関連銘柄が軒並み下落をしています。

米国では医療費関連の高騰が大きな社会問題となっており新会社は「簡素で、透明性の高いヘルスケアを手頃な価格で提供する」と発表、3社合計で100万人を超える従業員を抱えており市場規模としても小さくはありません。

アマゾンは多角的に各業界に進出しており、今回のヘルスケア業界進出に業界では激震が走っている様子です。しかもークシャー・ハザウエイ、JPモルガンとの共同会社設立という、ベゾス&バフェット&ダイモンの三巨頭による新たなパートナーシップは要注目ですね。

さて、話を市場の見通しに戻しますと、このところ米国市場は好調さに一段と拍車がかかった感じがありましたので、調整局面が来るのは誰もが予想していたところだと思います。

今回の調整が重いのか、軽いのかは、まだ誰にも分かりません。ただ、これまで市場が積み上げてきた利幅は大きく、利益確定の売りが連鎖的に行われると下落は加速していくことも予想されます。

嵐が来たら耐風姿勢をしっかりとって、不用意に動き回らない方が良さそうです。少し様子見をしようと思います。

嵐の予感 

それでは
 
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2018
01.30

GEから手切れの配当金に涙する~個別株の危うさを学ぶ

元GE株主のゆきだるまです。

先週の金曜日夜にGE(ゼネラル・エレクトリック)の全ポジションを解消したところですが、翌月曜日にGEから配当金が振り込まれていました。

 1株当り:0.12ドル(税込)
  配当率  :0.75% (売却株価16ドル時、通年換算3.0%)

雀の涙ほどではありますが、GEから慰謝料を貰ったみたいで少し切ない感じでした。

GE夕照

GEに関する全取引きを精算したところ最終損益は次のとおりでした。

 売却損  ▲44.6%(ドルベース、手数料含む)
 配当相当     1.6%(中間配当3回)
 最終損益 ▲43.0%

 投資全体でのGE占有額  8.0%
 投資全体でのGEの損率 ▲3.4%

うーん、香ばしいです。全体額が200万円にも満たない少額投資ではありますが、それでも一般生活レベルに置き換えてみると結構痛かったです。

GE単体でみたら4割強の損率でも、投資全体では4%未満であり、分散投資ってやっぱり大事ですね。

しかもポートフォリオに占めるGEの割合が8%ってかなり高かったです。平均すると12.5銘柄に均等投資した形だったので、もっと分散させておけば損率は更に下げられたわけです。

例えばGEを売却した資金でダウ30ETFを買い直したわけですが、ダウ30でのGE占有率は下落前で1%程度だったとすると、損率はー0.5%程度だったわけです。

改めて言わせていただくと、分散投資は凄く大事です。

銘柄分析とかいっても所詮は素人の鑑識眼。企業が少しでも決算を良く見せようと四苦八苦しているのに、一通りの決算書やマスコミ情報だけでGEの様な病巣を何処まで見抜くことができたのか。GEに最初に投資したのは去年の4月頃、ダウ30の当初銘柄で米国を代表するGEがこんなことになると夢に想っていなかったというのは完全なる認識不足でした。

羊頭狗肉という諺のとおり看板にも偽りがあると疑った方が良いです。銘柄分析の弱さをフォローするのが権威付けですが、ダウ30、バフェット銘柄、S&P格付け、配当貴族・・・これらの権威付けも永久保証してくれるものでないことも認識しなければなりません。GEに関していえば、長い歴史の中で一つずつ裏切ってきた実績があります。

改めて言わせていただくと、銘柄の永久保証などありません。

ジェレミー・シーゲル博士の「株式投資の未来」を読んで米国株投資を始められた方は多いと思います。私もその一人です。配当再投資で不死鳥の如く蘇ったフィリップモリスの武勇伝が巻頭を飾ったりしていますが、これはラッキーな一事例です。

著書の中でも手数料や税負担がリターンを棄損するので買い持ちが強く推奨されていますが、これも生き残れる会社であることが前提です。著書の副題にもあるように「永続する会社が本当の利益をもたらす」わけです。何でもかんでも買い持ちをすれば良い訳ではありません。
赤本 
倒産すれば紙くずですし、業績低迷から再浮上できなくなった企業も山の様にあるわけです。広瀬隆雄氏のMarketHack流に云えば、ダメになった企業の株をアホールドし続ければ凍死家になってしまうわけです。

改めて言わせていただくと、買い持ちが絶対の正解ではありません。

今回のGEで個別株投資について再認識したのは以上の3点です。GEはいずれ復活するかもしれません。その時は狼狽売りしたクソダサイ投資家という烙印を喜んで受けましょう。GEが復活しなければドヤ顔をさせていただきます。

いずれにしても、買った時のイメージと異なることとなった時は、一度考え直してみた方が良いということを肝に銘じておこうと思っています。結局のところ投資判断は自分自身でするしかないのですから。
 
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2018
01.29

皆さんは家族の理解を得て投資をされていますか?

Category: 自分のこと
愛妻家のゆきだるまです。

月曜日からドキッとさせるタイトルで申し訳ありません。
GEを手放した理由とも絡むので、私の家計環境を少しお話ししておこうと思います。

まず、私の投資に対する妻の理解はノー!です。

ゆきだるまは元来が浪費家です。お金はあればあるだけ使っていました。独身の頃は特に金遣いが荒かったので、30で結婚したときの持参金はほぼゼロでした。

一方で妻はとても倹約家です。付き合っていた頃から私の放漫ぶりを見ていたため、結婚と同時に私の給与口座は召し上げられてしまいました。共働きですので双方の給与は共通会計として妻が一元的に管理し、個人的な出費は小遣い制となっています。

瞳 
結婚生活20年、妻の家計管理は万全で全く問題ありません。むしろ倹約が功を奏して貯蓄率は高めだと思います。共働き世帯では双方が応分に家計負担して後は自分のものというケースもありますが、これだと浪費家のゆきだるまは個人の財産が全く残らなくなる恐れがあるので、我が家は小遣い制で良かったと思っています。

50歳ともなればそれなりのサラリーは貰えるようになりました。小遣いも充実してきて幾らか残るようにもなってきました。そこで小遣いの残金が100万円になったのを機会に一昨年前から投資を始めてみた次第です。

この小遣い投資に妻の理解が得られていない、というよりも何も告げていないのが現状です。小遣いの使い途についてはお互い干渉しないというのが暗黙のルールとしてあって、これに胡坐をかいた形になっています。ネットで口座を開設して何となく始めてきたので、切り出すタイミングが得られずに今に至っています。

妻は倹約家と書きましたが、自分のモノも殆ど買わない人なので、傍らで無駄遣いを続けてきた私には云いたいことが山積なはずです。しかも「元本割れする投資や資産運用は論外」という性格です。

そのような妻に「実は小遣いで株を買っているんだ」などと中途半端にカミングアウトするのが一番危険です。お金をドブに捨てているとみなされて小遣い減額や投資資金没収となるのがオチです。

妻は元本割れ否定論者なのですが、例えば、住宅ローンについては、税還付の確定申告をはじめ、繰り上げ返済や金融機関の乗り換えなど普通の人が面倒に感じることでもマイナスをプラスに変えていく作業には労苦を惜しまないタイプだったりします。

ここでGE売却の話になります。先日のブログでGEが分社化・株式分割となった場合、持ち株が一般口座に移管されて確定申告が必要な事態になるかもしれないと書きました。いま私が避けたいのはこの確定申告という行為なのです。

確定申告は従来から妻の家計管理の領域であり、源泉徴収された給与から取り戻せるものがないか、毎年色々な材料を見つけては僕の分も申告をしてくれています。

その様な状況で「いやあGEっていう会社に投資したら〇〇になっちゃって確定申告が必要になんだけど、僕の申告にGEの分を加えてくれるかな?」とか絶対に無理です。

確定申告については、もっと調べれば良い知恵も見つかるかもしれませんが、妻の領分に不用意に突っ込むのは避けたい。そのため今の私には確定申告が不要なNISAか源泉徴収口座以外での投資は考えられないのです。

本音を申し上げれば、ゆくゆくは投資に対する妻の意識を改革し、埋蔵金のように眠らせている共通会計を投資に回したいという野望があります。この1月の上げ相場だけでもS&P500にフルインベストメントしていれば数百万のリターンが得られたはずです。

ただ、失敗すると家庭が崩壊しますので、もっと実績と経験を積む必要があるという分別は持ち合わせています。その意味では小遣い投資は良い修行だとも云えます。

これからやっていこうと思っているのは、「イデコで所得税を取り戻してみない?」「米国投資って元本割れのリスクが少ないみたいだね」「確定申告は次から僕がやっておくよ!」とか、妻を投資資産運用の世界に引き摺り込むことを画策中です。

ご夫婦で投資に取り組まれている方のブログなどを拝見すると、本当に素敵だなといつも羨ましく思っています。

皆さんのご家庭はいかがですか? 
独身の方には反面教師としてご参考にしていただければ幸いです。
 
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2018
01.28

さらばGE!ダウ30(ダイアモンドDIA)に昇華せよ!

ゆきだるまです。

GE(ゼネラル・エレクトリック)を手放し
、その売却額でDIAを買いました。

 DIA :SPDR ダウ工業株価平均 ETF(通称ダイアモンド)
 264.5ドル*3枚≒GE売却額800.0ドル

SPY(S&P500ETF、通称スパイダー)と並ぶステートストリート社の看板商品です。

ゆきだるまは、
ダウ30ETF(DIA)をGEの生まれ変わり先とするつもりです。

なぜGEの復活先をダウ30にしたのかというと、GEはダウ30銘柄の一員であり、DIAを持つということはGEを持ということ、引き続きGEとともに生きるというアナクロニズムから出た発想です。

もともとGEを取得した理由も、ダウの当初銘柄だからということで、GEとダウを重ねて見てきた感があります。

そこで、これからGEの損失はダウの仲間たち29社にフォローしてもらい、仮にGEがダウから外れたとしても後継者に爆益の任を担ってもらおうと考えています。

ダウ30は指数としてはいびつですし、リターンや手数料を考えれば、S&P500ETFやVTIに投資した方が良いわけですが、それでもダウ30には米国の顔としての代えがたい存在感があります。

ダウこそは米国、
GEの生まれ変わり先としてはこれ以上ないでしょう。

さて、ETFのDIAですが、詳細はKaoru姐さんのブログが参考になります。
(参考)NYダウの強さには秘密あり!全米株式に分散するVTIが降参?

Kaoruさんのブログは非常に内容豊富で投資のイロハを教わった大先生的存在です。米国株村にお越しだとは存じませんでした。折しも横を通られた際に同じDIAを話題にするのも奇遇ですね。よろしくお願いします。

ダウ30(工業株価平均)

世界に冠たる米国企業トップ30社の顔触れ、改めて見ると錚々たるメンバーです。

ダウは株価平均なので株価順に並んでいます。GEは30位で0.42%です。残り99.58%のジャイアンツたちがGEのフォロワーです。ちなみに時価総額平均のS&P500だとGEは39位で0.57%です。意外にもダウよりも割合が高かったです。

【ダウ30構成銘柄】
ダウ30構成20180125 

【ダウ30とS&P500の20年比較】
ダウとSP500チャート比較

ETF(DIA)にも若干触れておくと、分配金の利回り1.97%はS&P500(1.80%)よりも若干高め、信託報酬0.17%は今や高い部類に入ります。ダウは保守銘柄が多いのでリターンは景気の動向によってプラスにもマイナスにも働きます。

DIAがユニークなのは毎月分配金が出る
ことです。安定的なお小遣いが欲しい人には良いかもしれません。

こうしてみるとダウ30って構成企業もリターンとも素晴らし過ぎます。DIAはインデックスファンドというよりも厳選された30社のアクティブファンドといった感じです。

30銘柄では分散が足りないとか、信託報酬0.17%が高いとか云われそうですが、ダウ30を持つという充実感は格別のものがあります。もっと人気が出ても良いETFなのではないでしょうか。

ところで、GE坊やはいつの間にかボーイング(BA)にも投資されていたんですね。ダウ30でも現在トップ銘柄です。ならば私も心おきなく宇宙投資にGO!します。それとミロ買っておきましたよ。

ダウ30(BAとGE含む)よ、爆益の彼方へ!!

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2018
01.27

GEを全て売却しました

ゆきだるまです。

GE(ゼネラル・エレクトリック)50株を全て売却しました。

 売却額16.0ドル/保有額26.0ドル=損率▼38.5%

【GE株価推移】
GE株価20180126 

昨年の4月28日に取得してから約9ヶ月、これからも苦難を共に乗り越えていく覚悟をしていたのですが、売却に踏み切った決定打は分社化構想と持ち株の一般口座移管疑義でした。

GE分割 

GEは世界に冠たるコングロマリットですが、肥大化した組織を維持できなくなったことから、電力、航空、ヘルスケアの三分野に集中するとしたことはつい最近のことでした。

そして1月16日にGEから出された分社化構想、ジョン・フラナリー最高経営責任者(CEO)は「航空、医療、電力の主要3事業などGEのどの資産であっても、独立した会社に分離する可能性がある」と語りました。

そのような中で保有株の取り扱いについて、スピンオフ(分社化)すると現在のNISA(非課税口座)から一般口座に強制移管される可能性が高いことが分かりました。証券会社に問い合わせてみましたが、明言は避つつもその可能性は否定できない感じでした。

米国株投資の権威たぱぞうさんのブログが非常に参考になります。
 スピンオフ時の米国株の扱い

一般口座で株式を運用することは、私にとって全くの想定外であるため運用継続は困難との思いに至った次第です。確定申告が必要になると身辺がややこしい事態になるので、NISAか特定口座(源泉徴収あり)で取引きすることが私の投資の大前提にあります。この辺のことはまた別の機会にお話しできればと思っています。

いずれにしても私の証券ボードからGEの二文字が消えました。爆益の彼方を目指せなくなってしまって、GE坊やには大変申し訳なく思っている次第です。

ただ、投資もビジネスも前提が狂ったら見直さなければなりません。

GEへの落とし前は次回つづります。

それでは
 
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2018
01.26

ジョンソン&ジョンソンを買い増した!【グランビルの法則】

ゆきだるまです。

一昨日の決算と同時に急落したジョンソン&ジョンソン(JNJ)
つい嬉しくなって10株衝動買いです。
「ジョンソン&ジョンソン」の画像検索結果
142ドルに指値を入れておいたら早速約定していました。
JNJ142指値20180124

チャートをご覧のように前日比で5%近く落ちていますが、実は年初の価格はもう少し低かったのです。年初と云えば新春の初買いはGEでありまして、昨日の決算で愕然とさせられたことから、もし後悔があるとすれば初買いはGEではなくてJNJにしておけば良かったということです。

JNJは113.65ドルで買って、昨日の142.0ドルの買い増しで保有株価は128.05ドルに上がりました。

買い増しをする時は何時もそうなのですが、価格上昇中の株を買い増すと保有株価が上がってしまって少し残念な気持ちになりますが、それでもこれからの上昇を考えれば単なる杞憂だと自分に言い聞かせています。

JNJはいつも上昇トレンドに乗っていますので買い場が見つけにくい銘柄だと云われています。買うと決めたら強い意志をもたないと中々買えない銘柄です。それでも少しでも割安に買いたいという気持ちはあります。

そこで、売買のタイミングの取り方について、米国の伝統的なテクニカル手法にグランビルの法則というがありますので簡単にご紹介します。

グランビルの法則

【JNJ株価チャート】
JNJ株価20180125 
グランビルの法則とは、1960年にジョセフ・グランビルさんが提唱された手法です。移動平均線を使った売り買いのタイミングを知る方法ですが、上昇トレンドにある米国株の場合、主に200日移動平均線を使うと良いと云われています。

200日移動平均線を株価が超えていたら割高、下回っていたら割安という具合です。

JNJの場合、200日移動平均線(赤線)を使うと133ドルラインまで下がってこないと適正水準でないということになりますが、チャートをご覧いただいても、とてもそこまでの下落は期待できません。

そこで、JNJは50日移動平均線(黒線)で株価のトレンドが見られるので、一昨日の下落では142ドルで指値を張って押し目買いをしてみたわけです。本日は早速反発してくれましたので、良い買い物が出来たと今は満足しています。

ゆきだるまはテクニカル分析は全くダメなのですが、200日移動平均線だけはいつも意識しています。基本は毎月定額の投資でポートフォリオの構築に勤しんでいますが、たまに我が保有の王道銘柄たち(GEを除く)が200日移動平均線を割ってくると心がざわめいてくるのです。

それでは
 
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2018
01.25

GE赤字1兆円!思ったほど悪くない?待ち受ける真の恐怖…

GE株主のゆきだるまです。

24日午前のニューヨーク株式相場は、経営再建中の米複合企業ゼネラル・エレクトリックの決算が懸念されたほど悪い内容でなかったことなどを受け、反発している。【時事通信】

【GE株価】
GE株価20180124  

更に続きます。
ダウ工業株30種平均を構成するGEが朝方に発表した決算は1兆円超の赤字を強いられたものの、主力の電力、石油・ガス事業の売上高見通しが明るかったほか、想定外の一時費用計上がなかったことが安堵(あんど)感につながった。

ほんまかいな?

もう少しくわしくみてみると

2017年第4四半期の最終損益は100億1千万ドルの赤字(前年同期34億8600万ドル黒字)。1月16日に発表した保険事業見直しによる特別費用計上が大きく響きました。

継続事業ベースの1株利益はー1.15ドル(前年同期0.39ドル)
売上高314億ドル(前年同期ー5%)

電力事業が88%の減益、売上高・受注も大幅に減少、GEは電力事業の業績が今後も悪化するとの見通しを示しています。ガスタービンなど火力発電関連の低迷が続き電力部門の受注が前年同期比で25%減でした。火力発電部門の人員削減や在庫圧縮などリストラ費用が大幅に膨らんでいます。

成長分野の再生エネルギーも競争激化で2%減となりました。

一方で、航空機エンジン、ヘルスケアは増益で売上高営業利益率は20%台でした。オイル・ガス部門は原油高の影響で受注が73%増に急拡大しました。

2018年の1株利益は1.00~1.07ドルを維持するとの見通しがだされました。

事前予告以上の特別費用計上がなかったことで、今のところは悪材料出尽くしの感が市場に広がっているようです。それでも電力など不採算部門の切り離し・分社化の可能性は高くなってきています。

以上が決算の概要です。



ゆきだるまが抱く2つの恐怖

1つ、分社化(株式分割)が行われて、NISA(非課税)口座から持ち株が課税口座に強制移管させられてしまう(噂がある)こと。

これは配当金を含めた非課税運用の目論見がパーになるということと、それ以上に課税口座移管の際はその時の時価で入れられてしまうことが全くもって理不尽です。

つまりNISAで26ドルの保有株が15ドルで課税口座に移されると、買い値の26ドルに将来戻っただけも移管価格15ドルを超える差額11ドル分は課税対象となってしまうわけです。

NISA口座継続が不安定な中ではナンピンしてこれ以上ポジションを増やす訳にもいかず完全な凍死家状態です。

非課税口座移管の真偽は証券会社に問うてみる必要がありそうです。

2つ、GEがダウ銘柄からはずされる(可能性がある)こと

GEは栄えあるダウ当初銘柄(1896年)ではありますが、ダウ30の最高価格銘柄(現ボーイング340ドル)と最低価格銘柄(GE17ドル)では約20倍の開きがあり、平均価格算定方式を採用しているダウの最高・最低比率を10対1にとどめるという暗黙のルールを既に超えてしまっています。

つまりは現状でGEはダウ30から外される可能性が高いこと。分社化したらなおさらです。

ダウ30から外されるというのは死刑宣告にも等しく、ダウ銘柄ということでファンドに組み込まれていた分は一斉に投げ売られます。ドイツ銀行のアナリストは無慈悲にもGEの目標価格を15ドルに引き下げており、ダウから外れたら10ドルまで落下する可能性もあると見ています。

持ち株GEの保有株価 26.0ドル

今の株価  16.5ドル(▼36.5%)
ダウ除外後 10.0ドル(▼61.5%)


しかも分社化したらNISAから追放、課税口座で保有株価は10ドルに修正・・・

手が震えてきたので、ミロでも飲むか・・・

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2018
01.24

【赤字決算】ジョンソン&ジョンソン急落するも将来見通しOK

ゆきだるまです。

ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の2017年第4四半期決算が発表になり、
NY市場開場とともに株価は激落!
JNJ株価20180123 
今期は赤字決算となりました。税制改革の結果を受けて特別予算として税金引当金132億7千万ドルを積んだため、純益との差し引きで107億1千万ドルの赤字となったわけです。

税制改革により企業の海外滞留資金を本国に還流(レパトリ)させる際に大幅な減税となるため、今回の税金引当金は、JNJの様な多国籍企業はレパトリで減額される税金を支払うために用意するという逆説的なものです。

これにより米国政府は、海外埋蔵金から税収を上げられるため、国内減税分を相殺できる形になります。政策効果としては1回限りのトリッキーなものなので、レパトリされた資金が上手く国内市場で回って行かないと米財政は苦しい状況になっていくことになるでしょう。

さて、話はジョンソン&ジョンソンの決算に戻します。

税金引当金の特別項目を除くと決算は良好でした。

1株利益は1.74ドルでアナリスト予想の1.72ドルを上回りました。
JNJ2017-4期EPS 
売上高は11.5%増の202億ドル、なかでも医薬品事業の伸びが大きく17.6%増の96億ドル8千万ドルでした。抗がん剤「ダラザレックス」「イムビルカ」等の伸びが寄与したほか、アクテリオン(2016年買収)の薬剤が売上げを後押ししました。

2018年の通期見通しは、調整後の1株利益が8.0~8.2ドル、売上高806億~814億ドルであり、アナリスト予想値の1株利益7.9ドル、売上高807億ドルを上回る内容でした。

JNJは持ち株の中でも筆頭の稼ぎ頭昨年は30%近いリターンを上げてくれています。配当率も現時点は2.3%程度なので目立つ存在ではありませんが、55年にわたり連続して増配を続ける配当王です。

【JNJ配当額推移】
20171215030034fd2.png
この幾何学的な配当グラフの美しさはもはや神レベルです。配当額は10年ホールドすれば2倍になります。本決算でも1株利益は増加し、2018年の業績見通しも良好なことから、今年も増配当が期待でき、連続増配当歴が56年になる見通しです。

株価も市場平均と云われるS&P500を軽くオーバーしてきました。

【JNJ株価推移】
2017121503252829b.png

ゆきだるまとしては、「個別株はJNJだけで良い」と常に思わせる安定ぶりです。S&P社の格付けでも世界でたった2つのAAAランク企業(もう一つはマイクロソフト)という折り紙付きでもあります。

ただ一つ欠点があるとするとそれは、株価が順調に上がっていて買い場が見つけにくいこと。本日株価が急落しましたが、これも材料出尽くしの一時的な利益確定の売りが入ったためだと見ており、直ぐにまた値を戻すことになりそうです。

今年もJNJは買い増しをしたいので、今日の下落は心ときめくチャンスなのですが手持ちのドルがなくて焦っています。

朝一番で両替だ!!

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2018
01.23

【世界投資Ⅱ】 VTはこう理解してこう使うのが良い!

ゆきだるまです。

先日、世界投資の旗艦 VT(バンガード・トータル・ワールドストックETF)に問題提起いたしました。

(参考)VTに感じてしまった素朴な疑問

世界投資についてはインデックス投資家の聖地とも云うべき領域で、非常に多くの方々の研究対象となってきたものですが、私の疑問にズバリと答えてくれるものは見出せませんでした。そのため推論も交えて一つの見解を述べます。

今日のシナリオ

VTの地域構成に対する疑問を掘り下げてVTの有効性を検証する。

・疑問:高すぎる米・先進国比率と低い新興国比率、中国の割合は2.6%弱で適正か
・論点:地域構成は、時価総額方式(VTで採用)とGDP方式のいずれが良いか。
・結論:VTの有効性と改善策

昨日の振り返り(疑問点)

1 VTの地域構成(時価総額方式)
株式資本2017年 
2 GDPによる地域構成
GDP2016年 
時価総額方式とGDP方式の違い

まずはじめにVTで採用している時価総額方式とは何かですが、浮動株調整時価総額とも呼ばれ、いわゆる流動性の高い一般に入手可能な株式の時価総額で割り振りをしたものとなっています。逆に、国や大口投資家が保有している市場に出回らない株は除かれています。

VTの課題として中国籍企業の割合の少なさがあります。これは外国人に開放されていない株式(いわゆる中国A株)が非常に多いことが挙げられます。また全般に大型株ベースとなっており小型株が拾い切れていないこと、VT8千種と云えども対象銘柄の取りこぼしは多いのです。

このことはバンガード社が2015年にVWO(新興国株式ETF)に中国A株と小型株を加えたという発表があったことから、逆に今のVTにはこれらが欠けていることが分かります。

(参考)バンガード社・ニュース(2015年6月3日)

また米・先進国の方が新興国に較べて株式市場の開放度が高く、時価総額方式ではより組入れられやすくなっていることも地域格差を大きくしている要因ではないかと思われます。

次にGDP方式ですが、これは各国の経済活動全般によって生まれた価値の総和であり企業で云う売上高に当たるものです。これには時価総額方式が対象とする企業以外の活動も含まれるより広範な指標です。

誤解しやすいのが、GDPは国内総生産ですから企業の国籍は問いません時価総額方式における国=企業国籍GDP方式における国=企業活動エリアといった違いがあり、企業のグローバル化が進む中で、企業国籍と国・地域経済の垣根は曖昧になってきています。

時価総額方式かGDP方式か

各国の経済活動をダイレクトに表現し、国・地域別の経済動向をポートフォリオに組み込みたいならGDP方式だと考えます。

ここで考えないといけないのが、我々が株式投資をする限りにおいてGDP方式の完全な実現は難しいということです。まず未上場の企業には投資できません。また先に挙げたように、ある多国籍企業は本社所在国のGDPに寄与しているとは限りません。更に、GDPは国の売上高と申し上げましたが、売上高=収益力ではないこと。株式投資で一番大事なのは収益力にあります。

時価総額方式が優れているのは、株価というものが収益力をベースに算定されたものであること、さらには浮動株調整が行われていることで、株式投資に最適化された指標となっていることです。

株式投資の権威、ジェレミー・シーゲル教授が常に主張されていることに「成長の罠」という言葉があります。隆盛する新興国投資で注意すべきは、売上げは伸びているがコストも大きく、結果として株主リターンが少なくなっていること。また投資家の期待が高いため、株価が割高になっていることが挙げられます。

つまり、株式投資を行う上では国・地域の売上高(GDP)よりも、バリュエーション(収益力)を重視すべきであり時価総額方式の方に軍配を挙げたいと考えています。

VTの有効性と改善策

結論から云えば世界投資は時価総額方式を採用したVTが至極の一本」ということになります。残る課題として地域格差と対象銘柄の拡充については2点考えます。

1 VT一本でOK ~ファンドの自動リバランス機能に期待する~

ファンドの銘柄構成は常に入れ替えが行われており、新興国も収益力が高まればどんどん取り込まれていくことになると考えられます。インデックスの優れた点はこれが機械的に行われることです。

例えばVTも10年前の2009年には、新興国割合が12%(現在は9%)、銘柄数が2900(現在は8000)となっており時代とともに構成銘柄は変動しています。

(参考)楽天証券の昔のVTのPR(結構参考になります)

弊社取扱の海外ETF バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT) ETF1本でグローバル株式のマーケット・ポートフォリオが実現

つまりはオールインワンでほったらかしておけば、今のいびつな地域構造もいつかリバランスされることを期待しましょうということです。

2 VWO(バンガード・新興国株式ETF)を適宜追加する

2015年のバンガード社発表で、VWOに外国人に一般開放されていない中国A株・1411銘柄が組み込まれました。また新興国の小型株1845銘柄が組み込まれました。

(再掲)バンガード社・ニュース(2015年6月3日)

これは現在のVTの弱点を補強するものです。将来のVTの自律的リバランスが待てない方は、VWOを加えることでより理想的なポートフォリオが組めることになると考えます。

現在は新興国のバリュエーションとリターンが高まってきていますので積極的に取り込まない手はありません。

【2017年の地域別リターン比較】
年初来VT成果

これについては、また別の機会に記事にしたいと思います。
今回もお付き合いいただき有難うございました。

それでは
 
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2018
01.22

【世界投資Ⅰ】VTに感じてしまった素朴な疑問

ゆきだるまです。

「投信ブロガーが選ぶFund of the Year 2017」1位に楽天VTが輝きました。2017年はVTの投資信託版が出たり、100円投信が始まったりと、これまでVTを通じて世界投資を行いたかった方には革命的な年だったと思います。

米国の本家VTも9位で、VT(バンガード・トータル・ワールドストックETF)は日本人に愛されているインデックスファンドの一つです。世界50か国、8千銘柄、世界の時価総額の98%に投資という比類なき世界分散投資の実現が可能です。

ゆきだるまは、今年から米国投資に加えてワールドインデックスを4割ポートフォリオに組み込むことにしました。

【ゆきだるまPF2018】
ゆきだるまPF2018 
ワールドインデックスの構成に当たっては、色々と試行錯誤をした結果

 VT(全世界):VTI(全米)=3:1

つまりポートフォリオ全体でVTを30%持とうということです。VTに関しては一部を既に保有しており1年半で4割近いリターン(円ベース)を出すなど好成績を上げています。

これまで世界投資のコアはVT一本で良いと考えていたところ、最近2本の記事を書いてみて
ハタと気づいたことがあります。

世界経済インデックスファンドという隠れた名品
将来も米国最強という想いを少し緩めてみませんか?


VTの地域構成ってかなり偏ってなくね!?


株式資本2017年 

これがVTの地域別構成比です。VTは現在入手可能な株式の時価総額で構成することを基本思想としています。これはこれで合理的な考え方ではあるのですが、
直感で申し上げると、

中国2.6%って少なすぎでしょ
新興国(ブルー)の合計は1割にも満たないの?
・そもそも米国5割とか、先進国の割合が多過ぎない?・・・

これで世界分散投資といえるのだろうか?

米国・先進国がこれから向かっていく高齢化・人口減少の世の中、一方で人口と経済が爆発的に加速していく新興国との関係を考えた時に、このインデックスで良いのか疑問が沸いてきます。

一方で国別の経済力を測る指標である
GDPによる地域別構成比をみてみましょう。

GDP2016年

こちらの方が肌感覚的にも納得がいくものです。この配分比の考え方でファンドを構成したのが先日ご紹介した「世界経済インデックスファンド」であり、先進国:日本:新興国を6:1:3で配分しています。

【世界経済インデックスファンドの地域別構成比】

世界経済IF構成比率の考え方

中国を例にみてみます。

経済サイト「中商情報網」の調査によると2017年の中国の上場企業全6672社の時価総額は98兆4千億元、日本円換算で約1700兆円(1元=17.41日本円)です。

世界の株式市場の時価総額の合計は約8400兆円(77兆ドル)とも云われており、
2017年の時価総額ベースでの中国の割合
 1700兆円/8400兆円=20%

2016年のGDP割合が15%、中国企業の時価総額は1年で3割近く上昇しているとのことなので、世界における中国の経済力は2割程度はあるとみても良いのではないかと思っています。

そう考えるとVTの中国比率2.6%とか新興国割合1割とか、どうなんだろう?という素朴な疑問が沸いてきてしまったわけです。

答えはどうやらシーゲル先生の緑本(株式投資)にありそうです。
緑本  

今回は問題提起だけとさせていただきます。
次回にご期待いただけると幸いです。

それでは
 
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