2018
06.30

ナイキ大幅な増収増益決算~爆謄ロケットキター!!!

DIA(ナイキ含む)ホルダーのゆきだるまです。

スポーツ用品世界最大手のナイキ(NKE)が3~5月決算を発表しました。予想を上回る決算と自社株買いの発表により株価ロケット(最高値81.0ドル、前日比13.0%増)が打ちあがりました!

【ナイキ株価】
NKE20180629.png 
売上高は97億8900万ドル(前年同期13%増、市場予想94億500万ドル)。主力の北米が3%増で前期のマイナスからプラスに転じたほか、中国35%増、欧州・中東・アフリカ24%、アジア・太平洋・中南米12%増と世界全域で好調でした。スポーツウエア、シューズが増収、海外のライセンス事業が大きく伸びました。

純利益は11億3700万ドル(前年同期13%増)、1株利益0.69ドル(市場予想0.64ドル)これも予想を大きく上回りました。

また現在進めている総額120億ドルの自社株買いが完了する2019年5月以降も4年間で総額150億ドルの自社株買いを実施すると発表しました。

ナイキと云えばエア・ジョーダン。バスケットボールの神様と云われたマイケル・ジョーダン選手とナイキのエア技術をコラボしたバスケットボールシューズは1984年の発売以来モデルチェンジを繰り返しながらロングセラーを誇っています。


http://jordansdaily.com/

スポーツ用品業界は、ドイツのスポーツ用品メーカーであるアディダスと世界的なシェア争いをしており、さらにはプーマや新興メーカーであるアンダー・アーマーが売り上げを伸ばすなど厳しい闘いを繰り広げています。その中でもナイキは独自のブランド力で手堅く売り上げを伸ばしています。

【売上高と営業キャッシュフローマージンの推移】
NKE通年決算01 

配当は低め(現配当率1.09%)であるものの収益力も非常に安定しています。ナイキは配当よりも自社株買いでの株主還元に力を入れており株価でリターンを取りにいく銘柄だと云えます。

【1株利益と1株配当の推移】
NKE通年決算02 
ナイキは廉売を避けるためアマゾンでの販売を避けてきましたが、スポーツオーソリティなどアマゾンが小売業界を次々と破綻させて売り場を失っていったことから、昨年、経営方針の大転換を行いアマゾンとの提携販売に踏み切りました。現在ではネット販売が拡大して売り上げも安定軌道に乗っています。

ナイキはダウ30銘柄の中でも唯一のスポーツ・アパレルメーカーという異色な存在です。昨日のダウ上昇分の1/4はナイキが貢献した形となっています。流行り廃りの激しい業界にあって長年にわたって世界のトップを走り続けるナイキはNYダウにとって非常に心強い存在です。

それでは☆彡
 
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2018
06.29

2018年末に一般NISAが初満了を迎え、その泣き笑いについて

Category: 情報
一般NISA利用者のゆきだるまです。

皆さんは一般NISA(少額投資非課税制度)を活用されていますか。


NISAは少額投資非課税制度の名のとおり投資収益が非課税となる非常にありがたい制度です。今年から始まったつみたてNISAを含め多くの人が利用されているのではないでしょうか。

2018年末はNISA(2014年設定分)が初めて5年の期限満了を迎えます。各証券会社で期限満了時の取り扱い案内が始まり、改めて考えさせられることが二点ありましたので、普段の活用などにフィードバックしていきたいと思います。

まず知っておきたいのがNISA最大のデメリット

期限満了時に非課税口座から課税口座に払い出されますが、その時の課税口座での取得価額は払出し時点の時価(非課税期間満了時の時価)となることです。

つまり満了時価格が取得額を下回っていた場合低い価格に取得額が書き換えられてしまうため、元の買い値に戻る分も課税対象になってしまいます。(下段の図参照)


(日本証券業協会資料抜粋)

完全に「泣きっ面に蜂」状態ですね。5年間のNISA運用期間を通じて非課税効果が一切なかったばかりか、元値に戻した分も課税されてしまうわけです。

これではNISAを使わなかった方が良かったということになります。儲けられなかった奴は増税という金融庁もスゴイお仕置きを用意してくれています。こういう出口もあるのだとすると安易にNISAをお薦めするのはかなり罪深いことだと思います。

外国株の取り扱いは未だはっきりしていないようですが、NISA満了時の価格が新しい取得額になるのだとすると、為替にも注意した方が良いです。外国株の課税対象は為替も考慮して日本円に換算した額となるからです。つまり満了時が円安だと不利になるということです。

こう考えるとNISA満了時は(実際には売られませんが)強制決済されるというイメージでとらえておいた方がよさそうです。場合によってはNISA満了前に自主売却してしまった方が良いケースもあるかもしれません。その場合でもNISAは損失通算が出来ないというお仕置きもあることを認識しておきましょう。

二点目はメリットですが、運用額全額がロールオーバーできます。



下段の図をご覧ください。制度発足時は次のNISA枠(120万円)分しかロールオーバーが出来ず、超過分は課税口座に繰り入れられるという説明がありました。昨年にロールオーバー額の上限が撤廃され全額移行可能となりました。

これは利用者にとって朗報であるのと同時に投資戦略にも大きく影響する話だと考えています。これまでは上限額があったので買い値割れリスクの少ないインデックスや高配当株が推奨されていましたが、上限額撤廃によって株価上昇の大きいグロース株がロールオーバーにより10年フルスケールで値幅が取れるようになったということです。

これは買い値割れのリスクと抱き合わせの話ともなりますので、金融庁は闇の世界への扉も大きくしてしまったように思います。

今年2018年のNISA枠が5年後にロールオーバーが出来るラストです。NISA利用をお考えの方はより良いご判断を行っていってください。

それでは☆彡
 
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2018
06.28

ロイヤル・ダッチ・シェルがいま一番イケてる自分銘柄

RDシェル株主のゆきだるまです。

米中貿易摩擦の懸念、米金利の上昇傾向からこれまで好調だったハイテク株にも陰りが出始め株式市場は全方位で低調となっています。そんな中で上昇傾向にあるのが原油相場、昨日1バレル70ドルを復活しました。合わせて石油株も上昇しています。

【原油先物価格】
WTIC20180627.png 

自分のポートフォリオ全般がダメダメな中でひときわ元気なのが、

RDS.B ロイヤル・ダッチ・シェルB

欧州石油メジャーのトップに君臨し、上流から下流まで手掛ける総合企業体です。2014年以降の原油安に悩まされて業績が悪化してきましたが、昨今の経営改善と原油相場の復調に助けられて株価をガンガン上げてきています。

石油銘柄の強みは近視眼的な市場動向に左右されず国際的な需給関係で株価が決まってくるため、現在のような低調相場の中でポートフォリトの分散効果を十分に発揮してくれています。

【保有銘柄と評価損益】
MyPf20180627.png 

昨日、シェル社から今期分の中間配当が振り込まれていました。割安な頃に仕込んでおいたので持ち株の配当利回りは6.7%ADR(米国預託証券)をNISA(非課税口座)で運用しているため配当金は全額非課税です。配当による投資還元は1年超の保有期間で9%を超えました。

高配当株の良いところは、市場相場の影響で株価が冴えなくても業績が悪くなければ配当金でしっかり還元されることです。しかも株価が低迷していれば買い増しが有利に進められます。こうして配当金による再投資を着実に進めていけば資産は複利の力で大きくなっていくことが知られています。

株式相場は景気動向によって人気セクター、不人気セクターがローテーションしていきますので、株価が低迷している冬の時代に種をしっかり巻いておけば春にきっと輝いてくれる、今はそう信じて苦しい投資を続けていく時なのだと考えています。

それでは☆彡
 
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2018
06.27

ADワークスという会社の株主総会へ出てきましたよ

日本株に投資していたゆきだるまです。

昨日は株主総会に出てきました。

P_20180626_111655_HDR.jpg

会場は東京帝国ホテル。日比谷公園の向かいにある日本で最も格式の高い場所の一つ。総会シーズンのためホテルのロビーは株主と思わしき人種の人々で一杯。株主の人々って帝国ホテルに来るのにお洒落とかしない人が多いですね、ジャージ姿や作業服の人もいて結構ラフでオフな感じです。

ゆきだるまは3年前から3250株式会社エー・ディー・ワークスという不動産の仕入れ販売の企業に投資しています。米国株を始めるまでに日本株は概ね処分したのですが、これだけは残してあります。

しかし、これがとんでもない銘柄で、この一年間ずーっと値動きのない、いわゆる1円抜きの銘柄となってしまっています。

【3250ADワークス株価】
チャート画像

昨年の7月頃に大きく上がっているのは新株を発行したから。この会社のとった手法はライツオファリングといって既存株主に新株購入権を付与するというもの。新株購入権とは、新株を買っても良いし、権利を売っても良いという内容でした。もちろん何もせずに権利を放棄することも可能です。

これが結構くせもので、新株購入権が39円で当時の株価が43円くらいだったので差額4円の価値があったわけです。しかも新株購入後に特別配当(配当率4%)を実施するとアナウンスもあったため、締め日直前まで投機的な売買にあってイナゴタワーが出来上がった次第です。

冷静に考えれば新株発行は希釈化ですから株価は下がるわけです。それでも株価は従前水準を持ちこたえました。現在は40円と41円をいったりきたりする1円抜きの売り買いに終始しています。

そんなADワークスですが、業績は悪くはありません。特にロサンジェルスでの不動産の仕入れ販売が好調で、現状売りが主流の米国不動産市場にあって、リフォームで付加価値を付ける日本式の販売方法が人気らしいとか。毎期決算は増収増益となっています。

ゆきだるまは今後の業績に期待して新株発行権は自分で行使しました。しかも新株は会社から直買いの形になるので投資感も非常にあります。少しのイベントで株価が大きく反応する小型株故にテンバガーを夢見てガチホしてきました。

しかし、株主総会では執行部側から不穏な発言が、

また新株を発行することを検討中・・・!?

小さい会社だし、自転車操業の不動産業界なので、金利のつくお金を借りたくないという気持ちはわかる。しかしこれ以上株数を増やしてどうするんだ。今年一年間をみてきて、好決算でも株価は全く反応してこなかったので、この程度の業績ではダメだというのが市場の見方。この状態で株式数を増やしたら株価は下がると直感しました。

出席者からも株価対策をどうするのかという質問が多くでました。執行部は「新株は発行を検討、自社株買いはしない」を繰り返すばかりでした。

やはり売ろうかな。

そう思って帝国ホテルを後にしました。

株式投資は情報が命です。リアルでダイレクトな情報を取りたいなら株主総会は出た方が良いです。執行部側は総会を無事に終わらせたいと考えて穏便な運営と説明に努めますが、総会で株主に直接説明をしたという既成事実もつくりたいところもあるので、聞いていて引っかかるところが実は肝だったりします。

株主に与えられている権利は議決権です。しかし全議案可決が日本の総会のならわしだとすると、株主の本当の権利とは「株を売る自由だ」という風に感じた次第です。

それでは☆彡
 
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2018
06.26

VWO 新興国株式ETFを淡々と買い増す

世界投資を心がけるゆきだるまです。

米中貿易摩擦の激化を懸念して今週は大荒れの市場で始まりました。特にハイテク系FANGが激しく売られており、昨日ご紹介したFANG+投信は早速弱点を露呈した形になってしまいました。

(昨日記事)超イケてるグロース株10種を詰め合わせにした投資信託

【ナスダック100株価】
QQQ20180625.png 

さて、そんな中で新興国関連も合わせて下落しています。

ゆきだるまはポートフォリオの1割を新興国投資をすることにしています。ポートフォリオの比率が未だ目標値に到達していないので、VWO(新興国株式ETF)の指値を42ドルに入れてずーっとほったらかしていたら昨夜とうとう引っかかりました。

【VWO価額推移と約定状況】
VWO約定20180625

ゆきだるまは外国株の買い付けにマネックス証券を利用していますが、SBIや楽天にない機能として注文方法の充実があります。逆指値が使えるのはマネックスだけですし、指値についてもマネックスは時間外取引も含めて最大90日となっています。

米国市場は日本の深夜開場となっているため注文方法が充実しているのは非常にありがたいです。値動きの激しい銘柄に投資している場合は逆指値を入れておかないと安眠できない気がします。

さて新興国ですが、VWOの国別構成をみてみましょう。

VWO国別構成 
 
株式時価総額で各国比率が構成されており、中国・台湾・インド・ブラジルで概ね2/3を占めています。組入れ銘柄も中国のテンセント、アリババがトップ2に並び、米中が喧嘩をするとVWO価額はかなり影響をうけます。先般でも記事にしましたがブラジルは国を挙げて経済低迷下にあるなど、新興国は冴えな状態となっています。

(過去記事)ブラジル経済の低迷が続き、新興国投資(VWO)の足を引く

昨年は新興国投資が大当たりでしたが、今年は米中貿易戦争や米金利の上昇による米外貨引き上げなど新興国投資は冴えない年となりそうです。個別株と違って世界への投資は地球全体が発展していくという前提に立てば、何時か必ず報われる日がくるはずなので、今年は丁寧に下値を拾っていくのが吉だと考えています。

それでは☆彡
 
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2018
06.25

超イケてるグロース株10種を詰め合わせにした投資信託

グロース銘柄を物色中のゆきだるまです。

この頃、週末になるとポートフォリオに僅かばかり組み込もうと考えているグロース銘柄を色々と探し回っています。

昨日もQQQ(ナスダック100連動ETF)の代わりとなる投資信託として、

 netWIN GS インターネット戦略ファンドB
 三菱UFJ NASDAQオープンB

この2本を記事として上げさせていただいたところ、ツイッターで
”あさかぜ@株 投信 CFD SL投資家”さんから次のファンドをご紹介いただきました。

あさかぜ氏リプ 

本投信はノーマークだったので早速調べてみました。次のようなファンドです。

iFreeNEXT FANG+インデックス

 ハイテク10種 
FB:フェイスブック、AAPL:アップル、AMZN:アマゾン、NFLX:ネットフリックス、GOOGL:アルファベットA、BABA:アリババ、BIDU:バイドゥ、NVDA:エヌビディア、TSLA:テスラ、TWTR:ツイッター

カチカチのハイテク・グロース株ばかり。しかも10種均等配分のポートフォリオバフェット太郎さんの対極版だと直感しました。

たぶんハイテク・グロース銘柄への分散投資を行おうとしたら、誰もが考えるポートフォリオを形にするとこうなるのではないでしょうか。

かなり良いと思います。

これまで考えてきたQQQや関連の投資信託などのナスダックの延長線から完全に脱却した自由な発想のファンドです。

ちなみにFANG+(NYSE® FANG+TM)という指数(2014年9月組成)は、次世代テクノロジーをベースにグローバルな現代社会において人々の生活に大きな影響を持ち、高い知名度を有する米国上場企業を対象に構成された株価指数(構成比は等金額方式)であると説明があります。

パフォーマンスについては、本投資信託は今年の1月末の設定、まだ半年もたっていないので運用成績は殆ど上がっていません。そこで、FANG+(NYSE® FANG+TM)の本家指数の方のパフォーマンスをみてみましょう。

2014年9月19日から2018年6月6日までのチャートです。

各年リターン
FANG+INDEXQQQS&P500
年初来33.8%9.37%1.91%
2017年53.0%32.7%21.79%
2016年11.0%7.01%11.9%
2015年30.0%9.54%1.34%

凄すぎないですか?

本投資信託は、ノーロード(売買手数料無料)で100円から投資が可能です。アマゾンを個別株で買うと現在1700ドル(18万7千円)もするので、少額投資の場合は買うのを躊躇してしまいますが、この投信の最大のウリは誰もが金額を気にせずに人気のハイテク10種へ投資が出来てしまうというところです。

本投信のスペック
 設定日:2018年1月30日
 資産額:11.6億円
 信託報酬:0.7614%

設定して間もないので資産額が積みあがっていませんが、多くの人に買ってもらって安定軌道に乗せて欲しいところです。信託報酬0.76%はアクティブファンドに近い形だと考えれば安い感じです。ちなみに値動きの激しい人気の10種ですが、構成銘柄が等金額比となるよう四半期毎にリバランスをかけるとのことです。

昨日までナスダックベースでのファンドを物色していましたが、このハイテク10種を知ってしまったらこのファンド一本で良い気がしてきました。とりあえず積み立てを始めてみようと思います。

普段ファンドの調査はあまりやってこなかったので、あさかぜさんからの情報提供がなければ、このお宝ファンドを見落としたままでした。改めて御礼申し上げます。

それでは☆彡
 
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2018
06.24

投資信託でQQQに代わる米グロース株投資を考える

グロース株の存在が気になるゆきだるまです。

ゆきだるまは長期投資を基本としているため、過去の経験則から長期でリターンがとれる優良大型株とインデックスの二本立てとしていますが、ポートフォリオの1割程度は短中期で値幅が取れるいわゆるホームラン銘柄も組入れていく方針です。

これは米カリスマトレーダーのジム・クレイマー氏の教えによるもので、投資が退屈なものにならないようコテコテのスタミナ食もポートフォリオの一部に組み込んでいくというものです。

現在は、ひふみプラスがホームラン銘柄の主力に座り圧倒的なパフォーマンスを発揮してくれています。しかし、ゆきだるまも米国株投資を看板に掲げている以上は、日本のアクティブファンドに頼っているのも情けないので、新たな投資先を開拓しようと思っています。

そこで、先週末の休日はナスダック100指数に連動したETF「QQQ」を候補に挙げてみたところです。

(過去記事)休みの日に考えた「QQQ」ナスダック100という選択肢

米国市場においてナスダックは指数としても非常い強いですよね。ナスダック全3千社に投資できるETFはありませんが、時価総額100位を集めたQQQの方がパフォーマンスが上なのでその存在が光ります。

【QQQ、NASDAQ、S&P500リターン比較・1999年のQQQ設定来】
QQQ、ナスダック、SP500比較

ただ、QQQは米国産ドル建てETFで1枚175ドルもするので、少額投資家ゆきだるまには若干敷居の高い存在となっています。

そこで今日は投資信託で米グロース株投資が出来るものを探してみます。

投資信託の良さはノーロード(売買手数料無料)、100円投資などお気軽に取り組めるものが数多くあることです。一方で泣きどころは信託報酬の高さ、こればかりはETFに軍配があがり、長期投資になるとその差は大きく響いてきます。ただ短期投資でリターンが大きく期待できるのであれば、信託報酬が多少高くても目をつぶっても良いと考えています。

QQQ(≒ナスダック)に近いパフォーマンスで、ノーロード(売買手数料無料)、100円投資という条件で見つけてきたのがこの2本

netWIN GS インターネット戦略ファンドB
三菱UFJ NASDAQオープンB

インターネット戦略NASDAQオープン
設定年1999年1996年
純資産1245億円45億円
信託報酬2.05%1.64%
銘柄数37銘柄
・アマゾン:8.2%
・マイクロソフト:7.9%
・アルファベット7.7%
・フェイスブック5.1%
・アップル:4.5%
37銘柄
・マイクロソフト:9.4%
・アップル:9.2%
・アルファベット8.8%
・アマゾン:8.4%
・ザイオンズ・バンコーブ:3.4%

インターネット戦略の方は8割がIT系企業でネット関連株の成長に期待するものが組入れられています。

NASDAQオープンIT系5割、組入れ第5位には金融中堅のザイオンズ・バンコーブ、また7位にはCATV大手のコムキャスト、9位には歯科矯正装置のアライアン・テクノロジーなど多彩な顔ぶれとなっています。

各年リターンを比較してみます。

【1年リターン】青:インターネット戦略、赤:NASDAQオープン、緑:NASDAQ
チャート画像

【2年リターン】青:インターネット戦略、赤:NASDAQオープン、緑:NASDAQ
チャート画像

【5年リターン】
青:インターネット戦略、赤:NASDAQオープン、緑:NASDAQ
チャート画像

リターンは基本的にナスダック本体の動きに近いものがあります。短期1年ではインターネット戦略もNASDAQオープンももみ合っていますが、2年目ではNASDAQオープンの方が強く5年スケールでは両者の差はほぼ均衡しています。

まとめると、純資産額ではインターネット戦略の方がファンドとしての安定感は優れていますが、過去の成績や信託報酬を考えるとNASDAQオープンの方が若干優れていると結論づけられます。

本来的なグロース株への安定投資はQQQとしたいところですが、NASDAQオープン投信でも結構がんばれるのではないかと考えるこの週末です。

それでは☆彡
 
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2018
06.23

GM再生~ゼネラル・モータースは電気自動車の夢をみるか?

アメ車大好きゆきだるまです。

マッスルカー

 camaro.png  
GM-Camaro 2 Fast 2 Furious

1960年代後半から1970年代の筋肉質なアメリカ製ハイパワー車のことをこう呼びます。古き良き強いアメリカをイメージさせるものですが、炭酸ガスを思いっきり排出するため今やマニアのための趣味の乗り物となっています。

そんな米国自動車産業界をけん引してきたのがゼネラル・モータース(GE)です。かつては米国の工業力を象徴し、戦後1960年代までは世界最大の自動車メーカーとして君臨してきました。

しかしながら1970年代以降は高性能な日本車に市場を席捲され、GMをはじめ米自動車産業界は凋落していきます。そしてGMはリーマンショックでの経営悪化に耐えきれず2009年6月に破産申請を行い株式が国有化されます。

それから1年半、2010年11月に経営再建が行われ再上場2013年12月には全国有株式の売却が完了して、完全民間企業として復活しました。

そして復活GMをけん引すべくCEO(最高経営責任者)に抜擢されたのが

メアリー・バーラ氏

メアリー・バーラGMCEO

自動車産業界では異例ともいえる女性のトップ就任。彼女は「血管にGMが流れている女」という異名を持ち、親子2代のGMファミリー。18歳で学生をしながらGMに入社し、新米エンジニアから始まり製品開発トップまで勤め、2014年1月に51歳でCEO就任という現場からのタタキあげ。GMを誰よりも知り抜いたバーラCEOが新生GMをリードしています。

最近のニュースでは今年9月から新CFO(最高財務責任者)に抜擢されたのも女性インド出身のディビア・スリヤデバラ氏。米ハーバード大でMBAを取得後にGM入社、財務畑育ちの39歳という若さ。これも超異例な人事

スリヤデバラGMCFO 

マッチョな米国自動車産業界にあって女性のトップ2というのは非常に興味深いものがあります。

さて、再生GMの業績はどうなのでしょうか。

【売上高と営業キャッシュフロー】
GM業績01 
再生後から高い売上を実現。営業キャッシュフローマージンも上がってきており経営改善が進んでいます。

【1株利益と1株配当】
GM業績02 
2017年に赤字に転落しましたが、これは不採算だった欧州部門のオペル/ボクスフォールをPSAグループに売却した影響です。赤字にも関わらずGM再生に対するウオール街の評価は好意的だと云われています。

そして、2018年の第1四半期の決算では、EPS、売上高とも市場予測を上回り好成績を取り戻しています。

GMが社運を賭けたプロジェクトは電気自動車

シボレー・ボルトEV
Chevrolet Bolt EV SAO 2016 8771.jpg

メアリー・バーラCEOは「2021年までに電気自動車を黒字転換させる」と宣言EVの黒字化はどのメーカーも達成し得ていないため業界を騒然とさせています。GMの戦略は、バッテリーコストの大幅削減、低コスト・自由な車体設計、中国を拠点とした大量生産の三本柱で推進させる見通しです。

電気自動車の開発ではテスラとの競争が比較をされます。市場の期待と関心はテスラが独占していますが、2017年の販売台数でみるとテスラのモデル3が1770台に対し、GMのシボレーボルトEVが22万3300台GMが圧倒的な生産力と販売力で勝利しています。

GMへの投資で注目したいのが割安の株価

【GM株価】
GM20180622.png 
米国会社四季報での予想PER(株価収益率)は5.98倍実配当も年利3.7%という高水準バフェット氏もGMへの投資を開始しており、投資妙味は非常に高いものがあります。

今やGMは暗い過去と決別して新しい道をまい進しています。GMに与えられた市場の評価は「絶滅した恐竜ではなく、進化し続ける哺乳類」というもの。最近オールド・エコノミーと呼ばれる伝統的な企業が軒並み元気がない中で、GMには久しぶりでワクワクさせてくれる期待を感じています。

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2018
06.22

インテル入ってるの時代は終わってるのか?

ダウを介してのインテルホルダーゆきだるまです。

6月21日、インテルのブライアン・クルザニッチCEOが不倫疑惑で辞任しました。後任は暫定CEOとしてボブ・スワンCFO(最高財務責任者)が内部から就きます。



クルザニッチ氏がCEOに就いたのは2013年5月、約5年間の在任期間はPC向けCPU(中央演算処理装置)からクラウド、IoTのビックデータ分野への転身への舵きりでした。

インテルといえばPCの心臓ともいえるCPUで圧倒的なパフォーマンスを発揮してきた半導体メーカーの巨人。創業者の一人ゴードン・ムーア氏が1965年に提唱した「ムーアの法則」は半導体の集積率は18ヶ月で2倍になるというエキサイティングなものでした。

確かにPCが普及し始めた2000年前後、主力CPUペンティアムシリーズの情報処理速度は倍倍のペースで伸びていて異次元のテクノロジーに世間が驚愕していた記憶があります。

【ムーアの法則:インテル製プロセッサのトランジスタ数の成長】

あの頃はマイクロソフトがウンドウズをリリースして、ウインテルと呼ばれるコンビでソフト・ハードの両面で二社が市場を独占していました。ウインドウズとインテルの製品開発が良い具合にマッチしていてPCの買い替え需要を強力に喚起していたのは2000年前後の話。

その功績を認められインテルとマイクロソフトは1999年11月に揃ってダウ30の仲間入り、オールドエコノミーで知られるダウにハイテク銘柄が加わる異例の出来事でした。そして当時のハイテクの主役がIBMからウインテルに切り替わった象徴的な出来事でもありました。

しかし今やIT業界も質的に変化し、PCがIT市場をけん引してきたウインテル2強体制は明らかに終わりを迎えています。身の回りでもウインテルPCは十分な数が普及していて性能的にも満足のいくレベルに落ち着いてきたからです。

ITデバイスもPCからスマートフォンとタブレットといったポータブル化への切り替えが進み、今のIT技術が進むべきはAI(人口知能)化の流れ自動運転やIoTに求められる技術は3D画像処理技術が中核を握るようになっています。そのGPU(画像処理半導体)開発の最先端を走っているのがエヌ・ビディアです。

2017年のエヌ・ビディアの半導体売上高は85億ドルでインテルの約7分の1に留まるものの、半導体の将来について、市場がエヌ・ビディアに期待しているのは明らかです。

【インテルとエヌビディアの株価比較・5年間】
半導体メーカーの栄枯盛衰

今やインテルの収益の柱はPC用のCPUからクラウドビジネスに移行しつつあり、エヌビディアのGPUに対抗してAIに必要なCPU補完技術をM&Aによってカバーしようとしているのが実態です。

インテルは今年創立50周年を迎えます。

この記念すべき年にクルザニッチCEO辞任が投げかけるものは何か。半導体の巨人インテルは覇者であり続けられるのだろうか?

最近のGEのダウ除外のニュースとともに、オールドエコノミーの末路ともいうべき時代の流れを感じています。

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2018
06.21

さらばGE!君にはたくさんのことを教わったよ・・・

旧GEホルダーのゆきだるまです。

6月26日にゼネラル・エレクトリック(GE)がダウ30から外されることになりました。GEは1986年創設のダウ当初12銘柄で唯一残っていた企業でした。いったん外されたことがあるものの1907年に再採用されてからは110年以上も米国の看板企業として君臨してきましたが、近年の業績低下に伴って、とうとう除外に至りました。

【GE株価】
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はじめてGEを買ったのは去年の4月28日のこと、約定価格は29ドルだった。今がちょうど13ドルを切ったところだから、あれから45%も下落したんだね。まさかリーマンショックでもないのにダウ30銘柄が単独で5割も落ちるなんて未だに信じられない

GEを買おうと思った理由はすごくカンタン。ダウ当初銘柄のブランド、3%近い配当、そして30ドルというお値ごろ感

こんな買い方はナンセンス極まりないなのですが、まあ雰囲気で買ったわけですよ。

それから株価が下がっても、ダウ銘柄だから天下のGEだからとナンピンを繰り返しました。そうして16ドルでリリース。これまでの配当を差し引くと計43%の損失でした。

去年の8月1日に新CEOジョン・フラナリー氏が就任。これまでのジェフ・イメルトCEOは16年を務めて退任。イメルト氏は前回のリーマンショックを乗り越えた凄腕と呼ばれる人だった。GEのCEOはトップサラブレッドで、新しいCEOが決まると次のCEO育成が始まるという徹底ぶり。GEの人材育成は業界でも最先端をいっていた。

でもイメルト時代に今のGEがもうダメだということは明らかだった。フラナリー氏は負債を全部引き受けて新CEOに立ったのだ。組織はイメージ防衛のために、エリートのまま傷つけないでおく人とスケープゴートにする人をわざわざつくる場合がある。GEの場合はその典型だ。フラナリー氏は完全に後者でたたかれ役。栄光のGEの幕を引いたCEOとして歴史に刻まれる。そんな損な役回りを負うのも組織人の務め、つらいところだ。

11月の新事業計画発表で配当の半減が決定株価は一気に急降下した。それもそのはず、GEのようなオールド・ファミリーは業績の伸びよりも安定した配当が求められる銘柄だからだ。アメリカの企業で配当金が払えなくなるのは死刑宣告をしたのと同じ。だからどの企業も歯を食いしばって配当を維持しているのだ。

配当は米国企業の信用と体力を図る大きなバロメーターだということが分かった。

配当の復活を信じてガチホするのも良い。だけど何年かかるのだ?

配当も株価も下がったら元値を戻すのも容易ではない。長期投資といっても我々の投資期間はせいぜい数十年、その間ずっと低調ということもあり得る。好調だった過去の区間を都合よく切り出して、米国株は右肩上がりだから大丈夫という妄信をするのは非常に危ない。根拠のない自信だ。

GEから学んだ大切なことの一つ。

ダウ銘柄といえども減配が決定したら売れ!

今回も10月中旬にアナリストの減配予想がでて株価が24ドルから23ドルに下落、10月下旬にCEOから内示が出て22ドルに下落。そして11月13日の減配決定宣言で一気に18ドルまで落ちた。配当と株価は表裏一体だということ。

大事なことなのでもう一度繰り返す。

減配が分かったら躊躇せずに売れ。

シーゲル博士の赤本でフィリップモリスが過去最高のリターンを出したという事例は、株価がどん底に落ちても減配をしなかったから。再投資する配当がきちんとあったから下落のプロテクターとか上昇のアクセルとかいう後付けの説明ができている。

最近、20世紀に活躍したオールドファミリーの行く末が気になっている。エネルギー、通信、金融、健康など我々の生活をとりまく環境はテクノロジーの進歩や人の意識の変化とともに大きく変わっている。持ち株であるエクソン・モービルロイヤル・ダッチ・シェルAT&Tウエルズ・ファーゴジョンソン&ジョンソンコカ・コーラ本当に21世紀も大丈夫なのだろうか?

恐竜が絶滅したのは環境の変化に対応できなかったから。企業も同じ。

見つめよ!そして備えよ常に

さようならGE、そしてありがとう。

それでは☆彡
 
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