2017
05.22

大暴落時に平常心を保てるか!?(その3)

Category: 試行錯誤
株価が大暴落しても配当金の再投資が資産回復に有効であることを前回確認しました。
ゼネラル・エレクトリック社【GE】の場合、サブプライム~リーマンショック時に株価が最大で85%下落し、配当金が1/3に減額されましたが、配当金を再投資することで8年目に元本の水準を回復できています。一方で何もしなければ現時点でも元本を回復できていません。

今回は回復までの期間を更に短縮できないか検討してみます。
前回は配当金のみで再投資を行うケースを検討しましたが、今回は再投資時に追加資金を加えてみます追加資金は元本1千万円に対して1%の10万円(1千ドル)程度で試算してみました。

【試算結果】
追加投資をすると資産回復スピードが更に速まります。
1千万円の初期投資額に対して1%の追加投資10万円を各配当金に加えて再投資をした場合、6年で資産額が元本額まで回復しています。(追加投資なしの場合は8年)
更に追加投資額を増やすと回復力も連動して高くなっていきます。
GE配当再投資試算(2)
GE配当再投資比較表

【考察】
追加投資ありのケースでは2009年3月の大底時までに保有株数が大きく増加しています。これがジェレミー・シーゲル教授の云う「上昇相場のアクセル」となります。つまり株価下落中に安く・多くの株を取得しておくと、上昇相場に転じた時にリターンを押し上げる加速装置になるということです。いわゆる「ナンピン買い」というものですが、株価の回復が見込める場合は非常に有効な戦略となります。
逆に株価回復の見込みがないのにナンピン買いをすると損失が拡大するので注意が必要です。そのため繰り返しになりますが配当再投資を行う場合は財務体質が強固な超優良大型企業を選ぶことが絶対条件になります。

まとめとしては、大暴落に直面しても、狼狽売りをしたり思考を停止して放置するのではなく、株価と配当の復活を信じて、配当金を再投資に回すこと、更に余裕があれば追加投資も行って保有株数を増やすことで良い結果が得られるということです。

理屈では分かっても現実に直面すると冷静な行動は難しいかもしれません。それでもこうして知識として蓄えておくことで何時か役に立つ日がくると考えています。

それでは
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