2017
06.06

株売買と為替のタイミングにご用心

Category: 試行錯誤
ゆきだるまです。

米国株を買う際に悩ましいのが為替相場と税金の関係です。
皆さんもご存知のとおり、株の売却益課税は日本円に時価換算して行われるからです。

 課税額の計算式:(売却株価の日本円額ー取得株価の日本円額)×20.315%

円高だとドルが多く買えるのでラッキーな感じがしますが、この勢いで株も買ってしまって円安で売却するとどうなるでしょうか?

 例)(売却株価52ドル×為替120円取得株価50ドル×為替100円
    ×20.315%=課税額252円
    売却益=2ドル=240円<課税額252円 

株価では利益が出ているのに税額を差し引くと損をしているという変な関係になります。

このことから
 買った時点よりも円安で売ると「損」・・・>円高気味な時に買うのは要注意
 買った時点よりも円高で売ると「得」・・・>円安気味な時に買うと安心

長期投資を前提に買う場合、この為替差はずっとつきまとうので更に要注意です。

例えば1ドル80円の円高で株を買って、30年後に売るときに1ドル120円であったりすると1.5倍の為替差が課税額に効いてくることになります。特に長期保有後の売買は株価差が大きくなるため税額も連動して多くなるというジレンマを抱え続けることになります。
そのため株は出来るだけ円安の時期に買っておきたいものです。ファンドの保有手数料を云々するよりも為替差に気を配る方が大事な気がします。

NISAだと株の為替差も含めて非課税となるのでこうした心配は不要ですが、NISA期間満了時には時価額で特定口座に移管されるので、
 NISA満了時が円安ならば特定口座に移管
 NISA満了時が円高ならば特定口座移管前に売却

をしておいた方が税制上は有利になると考えます。

一方で為替のタイミングを計ると外国株の売買は出来なくなってしまうので、ある程度の覚悟は必要です。
もし緩和を図る方法があるとすれば、同一銘柄を定期的に買い増すことで保有株の為替額も平準化させることができます。その意味でも配当再投資方式は有効であり、無配当の株を買い増さないで持ち続けるよりもリスク低減が図られます。

なお、為替と課税のジレンマは両替の際にも発生するので注意が必要です。
(参考)ドルから円への両替に確定申告は必要か!? 

それでは
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