2017
06.19

利上げに伴いセクター・ローテーションが始まる予感

Category: 観測
ゆきだるまです。

FRB(米連邦準備制度理事会)が6月の利上げを決定し、ドル高の気配が漂ってきました。

金利が上がれば企業活動にブレーキがかかり、またドルが買われてドル高になるので輸出が伸びなくなります。さらには投資資金が株式から安全で高金利となった債券・預貯金に流れていき、停滞した相場がやってくると考えられます。

リーマンショック(2008年)以降、基本的に相場は上昇傾向にあり、昨年秋の大統領選以後は高騰を続けてきました。S&P500指数自体が過去の平均をアウトパフォームしており、金利上昇の影響を加味すると今後は暴落する恐れもあります。

下の図はカリスマトレーダーのジム・クレイマー氏が作成した有名な「相場サイクルとトレーディング戦略」を借用したものです。実質成長率(GDP)に着目した相場サイクル図となっています。
Cyclical Investing and Trading Cycle
出典:JIM CRAMER『REAL MONEY』

この図がユニークなのは、景気動向と時々のセクター・個別銘柄の売買タイミングを示していることです。株式市場は実際の経済活動を先取りして相場に織り込んでいくため、トレーディングで成功するためには景気と相場のローテーションを上手く捕える必要がある訳です。

現時点は長い低金利状態を脱したばかりで、景気の山に向かう箇所(成長率3~4%辺り)にいる感じだと思います。金融株・消費財などの上昇銘柄を手仕舞う局面にきており、最近のハイテク株の下落がその予兆となっています。

利上げは景気過熱に対する冷却装置となるものですが、そのコントロールが難しく、過去の事例からはブレーキの踏み込みが強すぎると一気に株価が暴落する場合があるので注意が必要です。

景気が下り坂に向かうとハイテク産業などの成長株が売られて、景気の影響が少ない生活必需品やヘルスケアなど保守的な株が買われるようになるので、配当再投資による長期投資を目指す者としては、主力の保守銘柄が値上がりする前に仕込みを急いだ方が良いかもしれません。

それでは。
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