2017
06.23

ゲームチェンジ(投資先の危機)

Category: 雑感
ゆきだるまです。

今日は日頃からもやもやしていることについて書きます。

投資の世界では社会システムそのものが変わってしまって今まで有用だったものが無用になることをゲームチェンジと云ったりします。配当再投資は超長期にわたるため銘柄選定に当たっては向こう30年から50年は安泰な企業でなければなりません。そうでないと折角保有してきた株が紙くずになってしまうからです。

私のポートフォリオも歴史に裏付けられた伝統的な企業で構成しています。
(例)ヘルスケア:ジョンソン・エンド・ジョンソン
   生活必需品:コカ・コーラ
   エネルギー:エクソン・モービル、ロイヤル・ダッチシェル
   資本財  :ゼネラル・エレクトリック
   金融   :ウエルズ・ファーゴ
   通信   :AT&T

しかしながら、これら超優良な企業が将来デフォルトしないとは誰も証明してくれません現時点の情報で超優良企業だと判断が出来るだけです。シーゲル博士の株式投資の未来の中で、エクソン・モービルやフィリップ・モリスが長期投資で最高のリターンを出した勝者の様に語られますが、逆に云えば勝ち残ったから語られるのです。

大体においてダウ30の当初銘柄はゼネラル・エレクトリックしかなく、残りは栄枯盛衰の中で姿を消し形を変えたのです。イーストマン・コダックはかつて写真フィルムで世界を代表するメーカーでしたが、デジタルカメラの普及とともに没落しました。以前書きましたが、パン・アメリカン航空も21世紀の宇宙旅行を担う企業として期待されましたが今では存在しません。

さて、私の保有銘柄でゲームチェンジがあるとすると、

1番はエネルギー分野だと思います。20世紀は石油の世紀とも呼ばれてきましたが、21世紀は確実にエネルギー源の転換が図られるはずです。

次は、通信分野ですが、これも有線から無線の時代に切り替わりつつあります。今のところ各社新システムに対応をしていますが、これも莫大なインフラチェンジを伴っています。これから先も新システムにとって代わらないという保証もありませんし、何よりも消費者向けの競争がし烈なレッドオーシャン業界ですので、脱落する社が出てくるはずです。

生活必需品では健康を理由に炭酸飲料が売れなくなる時代は近く来るかもしれません。現に私の周囲でコカ・コーラは不健康の代名詞のように云われています。また煙草などは法的に販売禁止になる可能性も否定できません。

ゼネラル・エレクトリックはエンジニアリングの最先端でありゲーム・チェンジの影響を一番受けやすい業態です。金融も現金を扱わなくなると組織形態がガラッと変わってしまうかもしれませんね。医療・医薬品は正に時代のトレンドそのものです。

以上、全てにおいて文明・技術の進歩により従来のシステムが無用となる可能性を秘めています。それでも大切なのは、企業がゲームチェンジについていけるか、または別の活路を見出せるかです。

大企業に投資する強みはそこで、企業側も坐して死を待つのではなく、次の活路を見出す体力があることです。イーストマン・コダックと同業であった富士フィルムは独自の膜技術を生かして医療品・化粧品メーカーに変身して発展しています。エクソン・モービルはシェーエル開発に投資を始めていますし、AT&Tは通信とエンターテイメントの融合、コカ・コーラは非炭酸製品のプロデュース、ゼネラル・エレクトリックはM&Aによる分野の拡張 等々。

個別株の抱えるリスクについては、良い意味ではほったらかしにしつつも、業績は常にウオッチして、見通しが悪くなったら果敢に売却することも必要です。バフェット先生も長期保有を是としていますが、何があっても売らないということではありません。カリスマトレーダーのジム・クレーマー先生も保有銘柄一つにつき週1時間以上は点検・研究の時間に費やせと仰っています。

更なる防御策は分散投資です。個別株は7銘柄を保有していますが、これでも業績研究が難しいため、これ以上増やすことは考えていません。その代わりに投資信託やETFで十分に分散の効いたファンドへの投資も併用して個別株のリスク補完を図るようにしています。

本当にリスクを避けたければS&P500に一本化した方が良いのですが、それでも個別株を保有するのは、儲かりそうだし楽しいからにほかなりません。

それでは。
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