2017
08.06

ダウ最高値続伸、「茹で蛙」にならないために

Category: 雑感
ゆきだるまです。

NYダウが連日最高値を更新して2万2千ドルの大台にのりました。移動平均線を大きく上回り株価収益率(PER)も20倍に達しています。株価調整の局面に入るとノーマルのPER17倍(1万9千ドル)まで15%程度は下落する可能性があります。

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ところで、皆さんは「茹で蛙」の話をご存知ですか?

蛙を熱湯に入れると熱さのあまり飛び出てきますが、水に蛙を入れて徐々に加熱していくと回りの温度が高くなっていくことに気が付かず茹であがって死んでしまうというものです。

人間や社会にもこれと同じようなことが起きています。今の株式市場がそうかもしれません。周りがヒートアップしているのに逃げ出しもせずに相場に留まり続け、挙句の果てに投資家は自ら火をくべるようなことをしている。適正株価を超えて更に上昇株にベットするのは茹で蛙以外の何ものでもありません。

株価チャートを眺めていると、一番山のところで売って、一番谷のところで買いたいと考えます。ところがそんなことが出来る人は誰もいません。後からああすれば良かったというのは簡単ですが、リアルのチャートは予測が不可能です。なので買われ過ぎたなと思っても、下落局面に転じるのが明日なのか数年先なのかも分かりません。そうこうしているうちに落ちる時は一気に落ちます。含み益を全て飛ばしてマイナスに転落一番谷底で売るか、また上がる日を夢見て塩漬け、というのがおきまりのパターンです。

予防策はいくつか考えられます。

一つはグロース株の場合は損切点を決めて逆指値を必ず入れておくこと、いざという時に感情は邪魔になるだけです。冷静な時に決めたルールを自動的に実行できるようにしておきます。

二つ目は利益が乗っていると思ったら一旦利益確定を行います。実損よりも期待益を得られなかった時の方が耐えられます。利確も全ポジションを行うのではなく、一部行うのもアリです。例えば半分利確した後に半値に下落した場合は1/2ではなくて1/4の下落で済むからです。

三つ目は現金のポジションを増やすこと、これが心の余裕につながります。

四つめは高配当の保守銘柄を保有すること、グロース株と対極ですが、高配当保守銘柄は下落しにくく、下落しても配当金を再投資することでポジションを増やし、株価回復の際のアクセルになる。特に米国株は総じて上昇基調にあるため、株価下落時には放置しておくよりも買い下がっていく方が得策です。いたずらな売買を繰り返して手数料負けすることは避けたいものです。

※米国株が下落と回復に強いことは2008年のリーマンショックの時にゼネラル・エレクトリックが大暴落したことを事例にシュミレーションを行っているのでご参考ください。

(参考)大暴落時に平常心を保てるか!?(4回シリーズ)

私は投資経験が浅いので10年前のリーマンショックは体験していませんが、昨年6月のブレクジッドでも全ポジションが真っ赤になった時は相当びびりました。あの時、慌てて手放したものが以前よりも高値になっていたり、安値で拾っておいたものが更に高値になっていたりしています。ジェレミーシーゲル博士が著書「株式投資の未来」で、何もなく順調に株価が上昇した時よりも暴落を通過した時の方がリターンはより大きくなると述べています

高騰した米国市場はいつか下落局面に転じるかもしれませんが、熱湯の中でも生き延びる知恵と方法を身につけたいものです。それよりも借金だらけの日本で平然と暮らしている方が「茹で蛙」そのものな気がして仕方がありません。

それでは
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