2018
02.23

ブラックロック社のS&P500投資信託をとても残念に思う件

ゆきだるまです。

右肩上がりの米国株式、その代表例がS&P500です。

SP500指数の図

過去に答えを見つけるならS&P500への投資が最適解の一つでありますし、稀代の投資家ウオーレン・バフェット氏も家族にはS&P500への投資を勧めるなど万人向きな投資対象です。

日本でも外貨建てか円建てか、ETFか投資信託か、様々な商品がラインナップされていて選択に悩むところです。これらは投資スタイルに合わせて選べばよいのですが、共通して云えることはコレです。

信託報酬料が安いこと

これは確実にリターンに影響するので低い方が良いわけです。

その昔、S&P500連動型の投資信託として

i-mizuho米国株式インデックス

というブラックロック社のファンドで運用する商品がありました。昨夏の終わりにiFreeが新商品を出すまでS&P500連動の投資信託といえば、i-mizuhoしかなかったのです。ゆきだるまも投資信託のお手軽さに魅かれてi-mizuhoで積立投資を行ってきていて、かなりのリターンが積み上がっています。

そのi-mizuho投信がこの2月3日に改名し、信託報酬が安くなりました。

新名称:iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド
信託報酬:0.570%から0.375%に引下げ(税抜)

差引0.195%の減額達成です・・・が喜べません。
税込みで0.405%、安くなったとはいえ、同種のiFree投信が0.243%で1.67倍の開きがあります。どのくらいの差があるかというと

【資産1千万円に対する信託報酬の支払額比較】
iシェアーズiFree
信託報酬0.405%0.243%
年支払額4万500円2万4300百円

20年分になれば資産額が一定だったとしても32万円以上の差になります。改正前の0.616%(税込)は現在では有り得ないレベルでしたが、改正されても嬉しくないレベルです。

ではiシェアーズに別のアドバンテージがあるかどうかですが、ファンドの選択肢の一つに純資産額があります。純資産額が少ないと激しい売買で運用資産が不足すると取引停止又は繰上償還という事態に陥ってしまいます。先の同時株安の時に2049VIXベアETNが繰上償還となったのは有名な話です。一般に投資信託の場合、純資産額は100億円あれば大丈夫と云われています。

【純資産額比較】
iシェアーズiFree
純資産額25.30億円31.78億円

これはどちらも大差ありませんね。iFreeの方が幾分ましな感じです。

iシェアーズ投資信託に言いたいこと

今回、名称も変えて信託報酬を若干さげてくれたことは評価しますが、それでも同種他社商品の方が魅力があります。

おまけに設定(2013年9月3日)以来、一度も分配金を出していない。これでは分配金再投資コースを選んでも全く意味がありません。S&P500ETFだと通常は年額1.8%程度の分配金があるはずです。信託報酬やそれ以外の経費名目で全額相殺してしまっているのでしょうか?運用報告書を読んでもよく分かりません。

(後補足)
これは分配金を実際に受領したか否かではなく、ファンド内で分配金の再投資が行われて投資口数が増えた実績がないという意味です。分配金の取扱について運用報告書を再確認したところ、毎期毎に収益分配は見送られ、分配原資自体が翌期繰越扱いになっています。 

NISAで運用していなかったらとっくに解約して乗り換えています。もっと頑張って欲しい。

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コメント
>分配金を実際に受領したか否かではなく、ファンド内で分配金の再投資が行われて投資口数が増えた実績がない

口数が増えるのではなく、基準価額が上がるのでは・・・?
はむはむdot 2018.02.24 16:18 | 編集
はむはむ様
コメントありがとうございます。補足しても誤解のある表現で申し訳ございません。「ファンド内で」というのは「ファンドの資産に対して」という意味ではなく「運用会社側で」という意味です。
引き続きよろしくお願いいたします。
ゆきだるま拝dot 2018.02.26 03:44 | 編集
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