2018
02.25

「売らない」という最強の投資法を身に着けるためには?

Category: 投資哲学
ゆきだるまです。

長期投資を志すうえで最大の敵は「売る」ことだと思っています。

短中期で値上り幅をとっていくトレードはエキサイティングではありますが負ける確率も高く、一方で株は時間をかけて長く持っていれば勝てる確率が高くなることが知られています。

有名な逸話があります。一代で巨万の富を築いたバフェット氏に対し、アマゾン創始者のジェフ・ベゾス氏が問います「なぜ皆はあなたの投資法を真似しないのか?」するとバフェット氏はこう答えます。

「誰もゆっくり金持ちになりたいなんて人はいない」
「buffett warren」の画像検索結果

バフェット氏の行動には全投資家の注目が集まります。この前もIBMを大胆に処分したかと思えば、ウエルズ・ファーゴやコカ・コーラなど売らないものはガンとして売らないという信念があります。

先のバフェット氏の発言も裏を返せば「長期投資は非常に難しい」ということを物語っています。なぜでしょうか?

人は目の前で起きている誘惑に勝てないからです。少しでも条件の良い商品が現れる、株価が奈落の底まで暴落していく恐怖が頭をよぎる、株価が急騰して利益を確定したくなる、家庭の事情でまとまったお金が必要になる・・・

こうして頻繁な売買を行うことで手数料や税金で資産が目減りする、底値で売って高値で買ったりする、果ては投資資金を引き揚げてしまうなど、結局は成功の道を自らが閉ざしてしまうのです。

米国株式の権威ジェレミー・シーゲル教授も長期では株式のみが真のリターンをもたらすことを過去200年にわたるデータを用いて証明をしています。

【1801~2001年における各金融資産の実質リターン比較】
実質トータルリターン

短中期においても世界市場を絶望の底に陥れたリーマンショックを乗り越えて株式は力強くリターンを更新してきました。この一か月間は株価が一斉下落しましたが、その傷跡も回復しつつあります。NYダウは現在2万5千ドル近辺ですが、バフェット氏は100年後のNYダウは100万ドル(40倍)になると予言しています。それほどに米国株式は強く将来の見通しは明るいのです。

【2001年~現在のNYダウ価額推移】
NYダウ長期

「売らない」習慣を身につける

シーゲル博士は自身の研究の結論として、結局は「買い持ち」が最良の成果がだせる投資法だと云います。

そのために存在を忘れる、つまり自然にホッタラカシにするのが一番ストレスがありません。しかし現実には難しいと思います。それよりも積極的な方法の一つとして、NISA(少額投資非課税制度)の活用を提案します。

ご存知のとおりNISAは利益が出ても課税が行われない国が用意してくれた有難い制度です。ただし年間の利用限度枠(通常版120万円、つみたて版40万円)が定められており、一度利用した枠は再利用することができません

実はこの再利用できないというのがミソで、自己の経験上、勿体ないと思う気持ちから「売りにくい気持ち」が強く醸成されるようになります。

NISAの非課税効果以上に、この「売りたくない」という心理的効果はメリットが高いように思えます。

大事なのは習慣にすることです。他の力を借りても成し遂げられれば大勝利なのです。NISAは他にも証券会社の計らいで売買手数料が無料となるものが多く小規模投資家にとって心強い味方です。NISA未開設の方には是非お勧めをいたします。

一緒に頑張っていきましょう!

はるか 
 
▼1日1回応援のひと押しをいただけると大変励みになります!
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
ブログ村のランキングサイトに移動します。

★Twitterも良ければフォローしてみてください★

コメント
はじめまして、公務員投資家Rと申します。
長期投資家にとっては、売らないことが仕事になりますよね。
公務員投資家Rdot 2018.02.25 22:38 | 編集
公務員投資家R様
コメントありがとうとざいます。売らないって本当に大変なことです。このように書いておいて実は先月ゼネラル・エレクトリック(GE)を売却したりしています。長期の間には色々なことがありますので「心構え」として受け止めていただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
ゆきだるま拝dot 2018.02.26 03:51 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top