2018
04.13

後輩に米国株投資をアドバイスするも馬の耳に念仏だった話

Category: 雑感
後輩思いのゆきだるまです。

四月は人事異動のシーズン。昔の職場のメンバーが転勤になるというので当時の人間で送別会をやりました。集まったのはゆきだるまを入れて4人、定年間際のAさん(妻子持ち)、転勤する40代前半B君(独身)、20代のC子さん(近々結婚)という顔ぶれ。Aさんは先輩、B君、C子さんは後輩という立ち位置になります。その日はB君の送別会でもあったのですが、6月に挙式するC子さんのお祝い会という2つを兼ねたイベントでした。

昔の仲間と呑むのは非常に楽しいものです。懐かしい話も出ますが、仕事の話よりもプライベートのことが多く語られたりするからです。

宴もたけなわとなった頃にB君が投資の話を切り出してきます。今まで一緒に仕事していた時は全く話題にならなかったので意外な展開になりました。内心わくわくしてきます。

(B君)実は僕は前から株をやってたんすけど皆さん財テクとかしてますか?正直、年金は当てにならないし、定年も伸びるしで、財産もってないと老後貧乏確定すよ。Aさんはもうすぐ上がりだし貰えるもの貰えるからイイすよね。

(Aさん)まあ年金と貯金で何とかやってくかな。株って儲かるのかい?

(B君)そこは賭けですけどね。今はロボット産業が一押しですよ。当たれば大きいすよ。この前も軽く10万はいきましたし。今は安川電機に張ってますけどね。

(Aさん)ほお、俺も少し勉強してみるかな。退職金を遊ばせておくのも勿体ないしな。

(B君)そうですよ。絶対やるべきすよ。ゆきだるまさんは株とかやらないんすか?

(私)(キタ!)少しやってるかな。でもB君に較べればすごく地味だよ。

(B君)えー、意外っすね。どんなの買ってるんすか?

(私)コカ・コーラとか(エクソン)モービル石油とかアメリカのやつ

(B君)優待ねらいっすか。地味ですね。

(私)日本のコカ・コーラじゃないよ。アメリカのドルで買うやつ

(B君)アメリカキター!でもご免なさい、全然わかんないです。ドルとか分けわかんなくなくないですか?俺だめです。

(C子)アメリカ恰好良いですよねー。でも何でアメリカなんですか?

(私)それはね・・・200年間実質年利7%で株価が上がり続けていること、配当が充実していること、アメリカはまだまだ将来性があってアマゾン、グーグル、コカ・コーラ、P&Gなど世界の市場を握っているのもアメリカだということ、そして定番のS&P500の説明・・・「アメリカの良いところを詰め合わせにしたのがS&P500っていうファンドなんだよ。C子さんはまだ20代だから今から月数万円でも貯金感覚で積み立て続けたら退職までに億の財産築くのも夢じゃない。イデコとかつみたてNISAとか使ってまずはS&P500に投資するのをおすすめするけどね。時間があったらぐぐってみてよ。」

(C子)えー、それは凄いですね。本当に1億円貯まりそうですね。でもお給料安いし、生命保険とか財形貯蓄で引かれてるからこれ以上は無理かな。結婚式とか新婚旅行とか、それから先も子育てとか、やっぱり無理ですね。

(私)保険も入るなとは云わないけど必要なモノに厳選した方が全然お得だよ。余剰金を生み出したいなら本多静六先生の四分の一天引き貯金とか書かれた本を読むと良い

(C子)そうですね。時間があったら勉強してみます

(Aさん)俺なんか、これから何十年も積み立てできないから、B君みたいなトレードの方が良いんだろうな。競馬とか好きだから株で一儲けも老後の楽しみとしても良いかもな。

(B君)そうですよ。積立投資なんて貯金と同じだからつまんないすよ。株はトレードが良いですよ。それよりC子ちゃんの旦那になる人の話だけど・・・

米国株式への長期投資の有用性については、手短ながらポイントをついてかなり丁寧に説明したつもりでしたが、この三人には響きませんでした。呑み屋での片手間話なので仕方のないこと。それでも千歳一隅のチャンスというのがあればそれは今だったのではないか。特に20代の後輩C子には人生を変えるだけのインパクトのある話だったはず。まあ、ごり押しする話でもなし、興味を引かなかったのは、セールストークが下手だったというだけのこと。

タイトルにつけた「馬の耳に念仏」(馬にありがたい念仏を聞かせても無駄である。いくら意見をしても全く効き目のないことのたとえ)を実感した出来事でした。きっと自分もこれまでに凄く大事な言葉を聞き流してしまってきたことが多くあるのだと思います。気づかなければ無かったのと同じことですね。

(稲盛和夫氏の名言)
何でもない現象の中にすばらしいチャンスが潜んでいます。しかし、それは強烈な目的意識を持った人の目にしか映らないものです。目的意識のないうつろな目には、どんな素晴らしいチャンスもみることはありません。

それでは☆彡
 
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コメント
そんなもんですよね。
私も在職時はたまにそういう機会があったのですが実行した人は一人もいませんでした。

日本では当分投資が普及していくことはないだろうと思います。

あと、仕事でうまくいかないんでアドバイスしてもらえませんかと聞いてきたのでいくつか案を出したら即答で「無理です」「できません」と答える部下もいましたが何のために聞いてきたのか不思議でした。

結局本気でやりたいって思っている人は本当にすくないんだと感じました。
クロスパールdot 2018.04.13 11:20 | 編集
とても面白い記事でした^^

当方アラフォーですが、過去に自分に言ってやりたいです。
車や時計になんぞ散財せずVTI買っとけと。。
yakumodot 2018.04.13 14:29 | 編集
コメントありがとうございます。

クロスパール様
投資の話って日常会話では罪悪感が漂いますよね。今回も職場OBになって初めて「実は」となったわけです。「無理」「できません」は環境を変えたくない防衛本能の様なものだと思います。自分も含めてですが、何事も「簡単」ならやってみようというのが、正直なところなのでしょ。

yakumo様
当方アラフィフですが、過去に自分に言ってやりたいです。
なぜ、あと10年早く投資を始めなかったのかと。。
ゆきだるま拝dot 2018.04.14 05:13 | 編集
敷居が高すぎですよ、いきなりアメリカさんへの投資は。
しかし、アメリカ株は長期上昇とか長期で年利7%(それも複利)とかアメリカ株の話をいろいろ聞けた若者二人は良い勉強になりましたね、今は分からなくとも後々非常に大きな助けになりますよ、、、そのときはあなたのお陰だってことは忘れているでしょうが。。

それとは別に気になったのが、退職間近のおっさんが退職金で株をやろうとしていたこと。これは必ず失敗して退職金が半減どころか全財産がゼロになる可能性 大。だから 退職してから株やファンド(投資信託)を始めちゃいけません」と言っても どうせ いうことをききゃあしないから
・株もファンド(投資信託)も手数料が万単位でとられる。← 退職金で初めてじゃネットは無理
・ファンドは毎年維持管理費が万単位でとられる。←退職金なら本当にこうなる

脅すのが効果的かも知れません。これでも株に手を出すでしょうから
・退職金で銀行の進める投資信託(ファンド)は絶対ダメ← 証券会社が扱いに困った屑を銀行へ....
・退職金で初めて株を買う、どうしても株を買いたくなったら一回の購入額は30万円まで

念を押す。そうすれば1回100万円くらいにおさまり、totalの損失は退職金の半分くらいで済むんじゃなかろうか
団塊dot 2018.04.14 22:13 | 編集
団塊様 コメントありがとうございます。
 投資をしたことがない人にいきなりアメリカ株というのは確かに敷居が高い感じでした。それでも頭の片隅に引っかかるものがあって、別のチャンネルから情報が入って来た時に確信してもらったら良いかなとも思っています。
 退職間際のAさんは危険ですね。競馬好きというのが更に危険性を高めています。いきなり株を買ったりはしないとは思いますが、退職金が振り込まれると直ぐに銀行の支店長から連絡があって、投資信託をご案内されたというOBの話は良く聞きます。うーん、また会う機会があったら、それとなく諫めておこうと思います。
 
ゆきだるま拝dot 2018.04.15 07:46 | 編集
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