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2018
04.29

老舗企業の高配当化には星が滅びる寸前の危うさを感じる

Category: 配当
SFが好きなゆきだるまです。

これまでの短期決算の状況を眺めていると、伝統的な老舗企業の株価が落ちて高配当化が進んでいるように見受けられます。

(老舗企業の高配当化の例)

 エクソン・モービル(XOM)→配当4%超え
 フィリップモリス(PM)→配当5%超え
 AT&T(T)→配当6%超え

どれも長期投資家には人気の銘柄ばかりでしたので話題になりましたが、果たして老舗・高配当株は買いなのでしょうか?

今日はGWでもあるので、少し空想的な話も織り交ぜて考察してみたいと思います。

企業と株の成長については星の一生に通じるものを何となく感じています。

星の一生
引用:玉川高エネルギー宇宙物理研究室 

【第一段階】どんな企業も最初は小さな存在だったと思います。空の星になる前の雲のような存在として小さな分子が宇宙空間を漂っている段階です。

【第二段階】時が経つにつれて企業も輝き始めた星のごとく成長していきます。この段階では利益は外に吐き出さず、自分が光輝くために再投資されて業績をどんどん伸ばしていく段階です。いわゆるグロース(成長)の過程にあり、配当は出さなくても企業の成長自体に魅力があって株価が上がっていきます。

【第三段階】そして企業も成熟期に入ると、利益が安定的に生まれる様になり、事業に再投資しなくなった利益で配当金を出すようになります。企業は大規模化して成長は緩やかになり、それに見合って配当金も少しずつ増えていきます。星が大きく安定的に光を放っている段階です。

【第四段階】そのうち配当金の額がどんどん増えて高配当化が進むと、企業たる星は赤色巨星化して爆発、業績が配当を上回れずに株価が下落して星の一生を終えることになります。

今の老舗・高配当株は星に例えるとどの段階なのか?

昨今の老舗企業は株価が落ちて相対的な配当利回りが高くなったものが多いです。株価が落ちるのは二通りあって、他の人気商品に投資マネーを移すために株が売られる場合と将来収益が見込めなくなって株が売られる場合があります。

前者の投資マネーの移動に関していうと、アマゾンの様にガンガン業績を伸ばしている成長企業に投資先を乗り換えたり、安全資産である債権の利回りが高くなったので投資資金の置きどころを変えたりする場合です。このように業績とは無関係に株価が下がって高配当化した場合は、迷わず「買い」です。

しかし後者の業績悪化の場合は要注意です。配当が4%を超えるような企業は収益に占める配当の割合(配当性向)が高くなってきている場合が多いからです。米国には配当は増やし続けるものという企業哲学があり、成長余地が少なくなった企業は、いずれは配当の伸びが収益の伸びを突き破る日がやってきます。
交差点  
例えばAT&Tなどは、毎年の増額幅は短期1セントベースでしか増額していません。1セントというと米国通貨の最小単位ですから、もはや増配は限界に来ている感じです。

そして、ロイヤル・ダッチ・シェルの様に収益を上回る配当を続けるなど既に配当政策が限界を超えている場合もあります。

それでも、配当を減らすということは経営者失格の烙印を株主から押されることになるので必死です。それが出来なくなったのが、

ゼネラル・エレクトリック!
GE20180428週足 
配当を半減したら株価も半減しました。自分も大分痛い目に遭いました。

よく高配当株は下落相場に強いと云われますが、今後の見通しが危うい高配当株は逆に売られやすくなるのではないかという気もしています。特に最近、老舗の高配当株が良く落ちるのを見てそう感じる次第です。

老舗の高配当企業は、業績と配当の伸び、そして配当性向をみると、星でいうところの爆発寸前の赤色巨星化しつつあって、投資対象としての幕を閉じようとしているのかもしれないとも感じる今日この頃です。

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それでは☆彡
 
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