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2018
06.21

さらばGE!君にはたくさんのことを教わったよ・・・

旧GEホルダーのゆきだるまです。

6月26日にゼネラル・エレクトリック(GE)がダウ30から外されることになりました。GEは1986年創設のダウ当初12銘柄で唯一残っていた企業でした。いったん外されたことがあるものの1907年に再採用されてからは110年以上も米国の看板企業として君臨してきましたが、近年の業績低下に伴って、とうとう除外に至りました。

【GE株価】
GE20180620.png 

はじめてGEを買ったのは去年の4月28日のこと、約定価格は29ドルだった。今がちょうど13ドルを切ったところだから、あれから45%も下落したんだね。まさかリーマンショックでもないのにダウ30銘柄が単独で5割も落ちるなんて未だに信じられない

GEを買おうと思った理由はすごくカンタン。ダウ当初銘柄のブランド、3%近い配当、そして30ドルというお値ごろ感

こんな買い方はナンセンス極まりないなのですが、まあ雰囲気で買ったわけですよ。

それから株価が下がっても、ダウ銘柄だから天下のGEだからとナンピンを繰り返しました。そうして16ドルでリリース。これまでの配当を差し引くと計43%の損失でした。

去年の8月1日に新CEOジョン・フラナリー氏が就任。これまでのジェフ・イメルトCEOは16年を務めて退任。イメルト氏は前回のリーマンショックを乗り越えた凄腕と呼ばれる人だった。GEのCEOはトップサラブレッドで、新しいCEOが決まると次のCEO育成が始まるという徹底ぶり。GEの人材育成は業界でも最先端をいっていた。

でもイメルト時代に今のGEがもうダメだということは明らかだった。フラナリー氏は負債を全部引き受けて新CEOに立ったのだ。組織はイメージ防衛のために、エリートのまま傷つけないでおく人とスケープゴートにする人をわざわざつくる場合がある。GEの場合はその典型だ。フラナリー氏は完全に後者でたたかれ役。栄光のGEの幕を引いたCEOとして歴史に刻まれる。そんな損な役回りを負うのも組織人の務め、つらいところだ。

11月の新事業計画発表で配当の半減が決定株価は一気に急降下した。それもそのはず、GEのようなオールド・ファミリーは業績の伸びよりも安定した配当が求められる銘柄だからだ。アメリカの企業で配当金が払えなくなるのは死刑宣告をしたのと同じ。だからどの企業も歯を食いしばって配当を維持しているのだ。

配当は米国企業の信用と体力を図る大きなバロメーターだということが分かった。

配当の復活を信じてガチホするのも良い。だけど何年かかるのだ?

配当も株価も下がったら元値を戻すのも容易ではない。長期投資といっても我々の投資期間はせいぜい数十年、その間ずっと低調ということもあり得る。好調だった過去の区間を都合よく切り出して、米国株は右肩上がりだから大丈夫という妄信をするのは非常に危ない。根拠のない自信だ。

GEから学んだ大切なことの一つ。

ダウ銘柄といえども減配が決定したら売れ!

今回も10月中旬にアナリストの減配予想がでて株価が24ドルから23ドルに下落、10月下旬にCEOから内示が出て22ドルに下落。そして11月13日の減配決定宣言で一気に18ドルまで落ちた。配当と株価は表裏一体だということ。

大事なことなのでもう一度繰り返す。

減配が分かったら躊躇せずに売れ。

シーゲル博士の赤本でフィリップモリスが過去最高のリターンを出したという事例は、株価がどん底に落ちても減配をしなかったから。再投資する配当がきちんとあったから下落のプロテクターとか上昇のアクセルとかいう後付けの説明ができている。

最近、20世紀に活躍したオールドファミリーの行く末が気になっている。エネルギー、通信、金融、健康など我々の生活をとりまく環境はテクノロジーの進歩や人の意識の変化とともに大きく変わっている。持ち株であるエクソン・モービルロイヤル・ダッチ・シェルAT&Tウエルズ・ファーゴジョンソン&ジョンソンコカ・コーラ本当に21世紀も大丈夫なのだろうか?

恐竜が絶滅したのは環境の変化に対応できなかったから。企業も同じ。

見つめよ!そして備えよ常に

さようならGE、そしてありがとう。

それでは☆彡
 
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