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2018
06.23

GM再生~ゼネラル・モータースは電気自動車の夢をみるか?

アメ車大好きゆきだるまです。

マッスルカー

 camaro.png  
GM-Camaro 2 Fast 2 Furious

1960年代後半から1970年代の筋肉質なアメリカ製ハイパワー車のことをこう呼びます。古き良き強いアメリカをイメージさせるものですが、炭酸ガスを思いっきり排出するため今やマニアのための趣味の乗り物となっています。

そんな米国自動車産業界をけん引してきたのがゼネラル・モータース(GE)です。かつては米国の工業力を象徴し、戦後1960年代までは世界最大の自動車メーカーとして君臨してきました。

しかしながら1970年代以降は高性能な日本車に市場を席捲され、GMをはじめ米自動車産業界は凋落していきます。そしてGMはリーマンショックでの経営悪化に耐えきれず2009年6月に破産申請を行い株式が国有化されます。

それから1年半、2010年11月に経営再建が行われ再上場2013年12月には全国有株式の売却が完了して、完全民間企業として復活しました。

そして復活GMをけん引すべくCEO(最高経営責任者)に抜擢されたのが

メアリー・バーラ氏

メアリー・バーラGMCEO

自動車産業界では異例ともいえる女性のトップ就任。彼女は「血管にGMが流れている女」という異名を持ち、親子2代のGMファミリー。18歳で学生をしながらGMに入社し、新米エンジニアから始まり製品開発トップまで勤め、2014年1月に51歳でCEO就任という現場からのタタキあげ。GMを誰よりも知り抜いたバーラCEOが新生GMをリードしています。

最近のニュースでは今年9月から新CFO(最高財務責任者)に抜擢されたのも女性インド出身のディビア・スリヤデバラ氏。米ハーバード大でMBAを取得後にGM入社、財務畑育ちの39歳という若さ。これも超異例な人事

スリヤデバラGMCFO 

マッチョな米国自動車産業界にあって女性のトップ2というのは非常に興味深いものがあります。

さて、再生GMの業績はどうなのでしょうか。

【売上高と営業キャッシュフロー】
GM業績01 
再生後から高い売上を実現。営業キャッシュフローマージンも上がってきており経営改善が進んでいます。

【1株利益と1株配当】
GM業績02 
2017年に赤字に転落しましたが、これは不採算だった欧州部門のオペル/ボクスフォールをPSAグループに売却した影響です。赤字にも関わらずGM再生に対するウオール街の評価は好意的だと云われています。

そして、2018年の第1四半期の決算では、EPS、売上高とも市場予測を上回り好成績を取り戻しています。

GMが社運を賭けたプロジェクトは電気自動車

シボレー・ボルトEV
Chevrolet Bolt EV SAO 2016 8771.jpg

メアリー・バーラCEOは「2021年までに電気自動車を黒字転換させる」と宣言EVの黒字化はどのメーカーも達成し得ていないため業界を騒然とさせています。GMの戦略は、バッテリーコストの大幅削減、低コスト・自由な車体設計、中国を拠点とした大量生産の三本柱で推進させる見通しです。

電気自動車の開発ではテスラとの競争が比較をされます。市場の期待と関心はテスラが独占していますが、2017年の販売台数でみるとテスラのモデル3が1770台に対し、GMのシボレーボルトEVが22万3300台GMが圧倒的な生産力と販売力で勝利しています。

GMへの投資で注目したいのが割安の株価

【GM株価】
GM20180622.png 
米国会社四季報での予想PER(株価収益率)は5.98倍実配当も年利3.7%という高水準バフェット氏もGMへの投資を開始しており、投資妙味は非常に高いものがあります。

今やGMは暗い過去と決別して新しい道をまい進しています。GMに与えられた市場の評価は「絶滅した恐竜ではなく、進化し続ける哺乳類」というもの。最近オールド・エコノミーと呼ばれる伝統的な企業が軒並み元気がない中で、GMには久しぶりでワクワクさせてくれる期待を感じています。

それでは☆彡
 
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