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2018
06.29

2018年末に一般NISAが初満了を迎え、その泣き笑いについて

Category: 情報
一般NISA利用者のゆきだるまです。

皆さんは一般NISA(少額投資非課税制度)を活用されていますか。


NISAは少額投資非課税制度の名のとおり投資収益が非課税となる非常にありがたい制度です。今年から始まったつみたてNISAを含め多くの人が利用されているのではないでしょうか。

2018年末はNISA(2014年設定分)が初めて5年の期限満了を迎えます。各証券会社で期限満了時の取り扱い案内が始まり、改めて考えさせられることが二点ありましたので、普段の活用などにフィードバックしていきたいと思います。

まず知っておきたいのがNISA最大のデメリット

期限満了時に非課税口座から課税口座に払い出されますが、その時の課税口座での取得価額は払出し時点の時価(非課税期間満了時の時価)となることです。

つまり満了時価格が取得額を下回っていた場合低い価格に取得額が書き換えられてしまうため、元の買い値に戻る分も課税対象になってしまいます。(下段の図参照)


(日本証券業協会資料抜粋)

完全に「泣きっ面に蜂」状態ですね。5年間のNISA運用期間を通じて非課税効果が一切なかったばかりか、元値に戻した分も課税されてしまうわけです。

これではNISAを使わなかった方が良かったということになります。儲けられなかった奴は増税という金融庁もスゴイお仕置きを用意してくれています。こういう出口もあるのだとすると安易にNISAをお薦めするのはかなり罪深いことだと思います。

外国株の取り扱いは未だはっきりしていないようですが、NISA満了時の価格が新しい取得額になるのだとすると、為替にも注意した方が良いです。外国株の課税対象は為替も考慮して日本円に換算した額となるからです。つまり満了時が円安だと不利になるということです。

こう考えるとNISA満了時は(実際には売られませんが)強制決済されるというイメージでとらえておいた方がよさそうです。場合によってはNISA満了前に自主売却してしまった方が良いケースもあるかもしれません。その場合でもNISAは損失通算が出来ないというお仕置きもあることを認識しておきましょう。

二点目はメリットですが、運用額全額がロールオーバーできます。



下段の図をご覧ください。制度発足時は次のNISA枠(120万円)分しかロールオーバーが出来ず、超過分は課税口座に繰り入れられるという説明がありました。昨年にロールオーバー額の上限が撤廃され全額移行可能となりました。

これは利用者にとって朗報であるのと同時に投資戦略にも大きく影響する話だと考えています。これまでは上限額があったので買い値割れリスクの少ないインデックスや高配当株が推奨されていましたが、上限額撤廃によって株価上昇の大きいグロース株がロールオーバーにより10年フルスケールで値幅が取れるようになったということです。

これは買い値割れのリスクと抱き合わせの話ともなりますので、金融庁は闇の世界への扉も大きくしてしまったように思います。

今年2018年のNISA枠が5年後にロールオーバーが出来るラストです。NISA利用をお考えの方はより良いご判断を行っていってください。

それでは☆彡
 
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