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2018
07.15

ウエルズ・ファーゴ決算~失った信用は取り戻せていないのか?

ウエルズ・ファーゴ株主のゆきだるまです。

7月13日に米銀大手のウエルズ・ファーゴの第2四半期の決算がありました。

結果はダメでした。

EPSが0.98ドル、予想1.12ドルと前年同期1.08ドルのいずれも下回りました。
売上高が215億5千万ドル、予想216億4千万ドルと前年同期222億3千万ドルのいずれも下回りました。

【主要財務情報】
 WFC2018第2四半期財務情報 

平均融資残高が前期比69億ドル減少で約2年ぶりの低水準。商業融資と消費者融資の双方が落ち込みました。住宅ローン手数料は5年前の3分の1に減少して7億7千万ドルという低水準な業績でした。

【住宅ローン手数料推移】
WFC住宅ローン手数料推移 

さらに報道では、顧客への不正行為などが業績悪化につながっているのではないかとの不安が広がったとの見方を示しています。

株価は前日比で1.2%下落しました。

【ウエルズ・ファーゴ株価】
WFC20180713.png 

不正行為の余波はまだ収束していないようですね。

ウエルズ・ファーゴは全米3分の1の世帯と取引するリテール銀行の最大手です。支店数・ATM数はナンバーワン。町中どこでも見かけるゆうちょ銀行みたいな存在で、米国市民にとっては非常に身近な銀行です。

そのウエルズ・ファーゴが大がかりな不正をやらかした。信用第一の銀行が架空の口座を顧客に無断で開設。その数たるや約200万。事件発覚で処分された行員数は5300人だったというから組織的なモラルが欠如したことは明らかでしょう。

2016年9月に事件が発覚してから2年弱、その後の調査でも次々と不正が明るみに出て、国に対しては綱紀粛正と制裁金10億ドルで今年の四月に一応は決着をみた形になっていたはず。

融資事業が伸びていないのは、利用者側の信頼回復が進んでいないということでしょう。

今後の信頼回復はどうなのかというと、遠い異国の銀行のこと故、ニュース以上の肌情報は感じようがありません。ここで頼みの綱は希代の投資家ウオーレン・バフェット氏。

「buffett warren」の画像検索結果

ウエルズ・ファーゴといえば堅牢な経営基盤をもつ企業としてバフェット氏の寵愛を受けています。バークシャ・ハザウエイ社保有株式の第1位をアップルにゆずったもののウエルズ・ファーゴは依然として第2位の折り紙つきです。あれだけの不祥事があってもバフェット氏は投げ売ったりはせずにガチホを続け、再建に向けてエールさえ送っています。

【バフェットポートフォリオ2018年3月末】
BRKポートフォリオ201803 


今期決算は悪かったもののウエルズ・ファーゴの業績はROEが11.5%であり10%超の高水準を維持し続けています。また株価はPER13.7の割安水準、配当余力は38.7%(配当利回り2.8%)と体力は十分です。市場動向は減税、利上げと銀行株には追い風が吹いているので、楽観して保有を続けていきます。

それでは☆彡
 
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