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2018
07.27

ロイヤル・ダッチ・シェルがあぁ~悪くない決算と高すぎる期待

ゆきだるまです。

欧州石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルが最大5%近く下落しました。

【RDS.B株価】
RDSB20180726.png 

7月26日に第2四半期の決算を発表したところ収益が市場の期待に届かなかったからです。

市場の期待?

予想1株利益1.54ドル>>実際1株利益0.71ドル
RDSB 決算2018-2-3 
かけ離れ過ぎでしょう。これだけ見れば期待ハズレ

では決算内容は本当に悪かったのでしょうか?

主要な指標を早速まとめてみたのでみてみましょう。

【売上高と営業キャッシュフロー】
RDSB 決算2018-2-1 
売上高は順調に伸ばしていっています。営業CFは今期95億ドルに対して前期94億2700万ドルだったので微増です。現金力をみる営業CFマージン(営業CF/売上高)は11%。15%以上あれば超優良経営と云われていますので、まずまずの出来です。

次に高配当のシェル株で一番重要な配当収益に関する状況をみてみます。

【EPSと1株配当】
RDSB 決算2018-2-2 
純利益が今期60億2400万ドルに対して前期58億9900万ドルだったので、これも売上高同様に微増です。EPSも同様に今期0.72ドルに対して前期071ドルです。配当性向は66%なので配当余力は十分です。

ここまでの状況ですが、ロイヤル・ダッチ・シェルの決算は悪くない。むしろ良くやっていると褒めてあげたい。

というのも2014年の原油相場の暴落以来ずっと収益が激減。配当も出せない状況だったのに頑張って配当を出してきてくれた。昨年同期までは配当が収益を上回るタコ足状態だったのが改善してきている。これを良くやっていると云わずして何と言おう。

シェル株に期待しているのは高い配当です。今回の発表でも前期同額0.47ドルに据え置かれました。これで18期連続で配当額の維持です。現在の株価で配当利回りは5.3%くらい、自分の持ち株は安い時に買ったので6.7%です。増配当がなくても現状維持で十分です。しかも英国上場のADR株なので、NISAで運用すれば米国内税もなく配当金は満額取得できます。

来期の予想EPSは1.61ドル(今期予想1.54ドル)で更に高め。アナリスト予測もそろそろ補正しないと、また決算で「今回の決算でも市場予測を大きく下回りました。株価は暴落しました」と同じアナウンスを繰り返すことになるでしょう。シェル株のEPSは今の0.70ドルくらいが維持できれば合格点なんです。

タコ配時代に配当代わりに振り出した株式、250億ドル分の買い戻しも順調に進めているとのこと、頼もしい限りです。株数が減ればEPSは自然と上がっていくでしょう。また長期でみればシェルお膝元の北海ブレントも長期では上げ相場に入っています。単純な話ですが、シェルの様なエネルギー株は原油価格が上がれば収益は嫌でも上がってしまう運命にあります。

【北海ブレント原油相場】
北海ブレント20180726 

というわけでシェル株には明るい未来しか見えていませんので引き続きホールドを続ける所存です。こうした決算予測との乖離だけで激売りする人たちがいるのでしたら喜んで拾いにいったら良いと思います。

それでは☆彡
 
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