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2018
07.28

エクソン・モービル決算~今回は期待に届かなくても仕方がない

ゆきだるまです。

石油メジャー最大手のエクソン・モービルが7月27日に第2四半期の決算を発表しました。

決算が予想値を下回ったため、株価が最大で4%近く下落しました。

【XOM株価】
XOM20180727.png 

純利益が39億5千万ドル、1株利益0.92ドル、市場予測の1.27ドルに届きませんでした。(未達率27.6%)

【売上高、営業CF】 単位:百万ドル
XOM2Q18-01.png
売上高は前年同期から常に増加しています。営業CF(キャッシュフロー)は今期77億8千万ドルで前期よりも8.6%ダウンしています。営業キャッシュフローマージン(営業CF/売上高)は11%近くあり良好です。

【1株利益、1株配当の関係】
XOM2Q18-02.png
今期の純利益が前期よりも15.0%ダウンしたため配当性向が高くなっています。2014年以降の原油相場の下落は収益を圧迫してきており配当余力が厳しくなってきています。

今期決算が予想に届かなかった理由として、上流事業の生産量が7%減少(昨年同期比)して日量360万バレルとなったことや、下流事業のうちフランス、カナダ、テキサス、サウジアラビアの主力製油所のメンテナンスに6億ドル以上を費やされたことが挙げられます。他にもパプアニューギニアの震災復興や季節的な液化ガス需要の低下も収益に影響を及ぼしています。

今後の見通しは、米国のパーミアン盆地とバケンの生産量は昨年同期比で30%増加しており、ギアナ、パーミアン、ブラジル、モザンピーク、パプアニューギニアの主要プロジェクトは長期成長計画の軌道に乗ってきています。

原油相場は上昇トレンドにあります。2014年以降の原油相場暴落による危機的状況は脱しつつあり、今期決算でも原油価格上昇が収益を上押しています。

【原油相場・週足】
原油相場20180727週足 

今期決算は製油所の大規模な定期メンテナンスが重なるなど収益減の要因は限定的です。昨日のシェルもそうでしたが今期決算は原油相場の上昇という大きな波に乗り切れてない数値で終わっていますが、逆に全体の収益バランスが取れる時期に基礎固めをしっかり行うことで、今後の収益体質を強化していくことも重要ではないかと考えます。

エネルギー株は基本的にキャッシュリッチであり、需要もコンスタントにあることから長期保有銘柄としてポートフォリオには一定量を持ちたいところです。特に高配当株の価格が下落傾向にあるなかでエネルギー株は好調です。

株価が低調だった今年の上半期までを仕込みの時期とすれば、今は配当も株価もねらえるオイシイポジションについています。当面は買い増しをせずに寝かせておいて脂が乗ってくるのを待つばかりです。

それでは☆彡
 
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