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2018
08.03

ひふみ投信に文句を言う人びとに垣間見た投資観

ゆきだるまです。

日本のアクティブファンド「ひふみ投信・ひふみプラス・ひふみ年金」には自分も投資をしていますが、これを運用するレオス・キャピタルワークス公式ツイッターが盛り上がっていましたね。

ことの発端はどうもこれらしいです。

【TOPIXとひふみ投信の騰落率比較・1ヶ月間】
ひふみ・TOPIX 
7月30日と7月31日の2日間でひふみの基準価格が3%近く下げた。TOPIX(市場平均)が下がってないから銘柄選定が悪いというもの。蛇足ながら下げ銘柄を調べてみると組入れ比率が高い次の4つがこの辺ではどうも悪い。

【7月30日~31日の下げ原因銘柄】
ひふみ下げ原因  

これに対して次のようなリプがありました。(一部原文引用)

・自負している選球眼は本当にいいのかいつも疑問。
・なんとTOPIXの下げより三倍以上も下げてる!当然、反省文出ますよね?
・さすが日本一の凍死集団ですね。
・私はひふみファンですが、なに~これ~ですね。
・本日、昨日と合わせて3%弱も落としている理由をユーザに説明していただきたい。
・少しは反省の色を見せい!
・右肩上がり一直線をご約束!白目 なんてなー

5ちゃんねるやYahooファイナンスの掲示板などではよく見かける書き込みですが、これが運用会社のアカウントだから直接的な苦情・クレームになるため、心ある投資家からは反論や自粛を促す意見も多く寄せられました。

当たり前の話ですが「投資は自己責任」ではないのかということ。

ひふみ投信は2017年2月中旬にテレビ「カンブリア宮殿」で取り上げられてから買いが殺到し、放送後2週間で6500件の口座開設、3月末の1ヶ月半で555億円の資金が流入したといいます。

「資産が何倍にもなった。旅行や教育費が充実した」という取り上げられ方に「簡単に大儲けできる話」という印象を与えたようです。銀行の窓口に「ひふみをください」と現金をリュックサックに詰めた高齢者が現れたりもしたというから、テレビをみて投資を初めたという人が多かったのだろうと推測しています。

この件を違う視点で考えてみると、テレビの力は物凄いということ。タンス預金を、数千人分、数百億円を一気に投資の世界に引っ張り込んだわけです。逆にみれば「人は儲け話に弱い」。詐欺事件によくある話ですが、人間は「儲け話」を目の前にすると、都合の悪い話は全て吹っ飛んでしまって「自分だけは大丈夫」という思い込みバイアスがかかってしまう生き物なのだということを改めて考えさせられました。

なのでこうした新投資家層の方々に「投資は自己責任」を説いてもむなしく終わりそうです。先ごろフェイス・ブックが20%近く下げた時も株主が経営陣を提訴したというニュースもありました。「市場には様々な価値観の人がいる」、「投資の責任の所在は個々の判断」、こういう風に捉えていた方がストレスがないかもしれません。

それでは☆彡
 
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