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2018
08.07

通信業界再編~Tモバイルとスプリントの合併前進に沸く市場

Category: 【T】AT&T
ゆきだるまです。

米通信業界再編に向けてTモバイルUSとスプリントの合併の見通しが前進したとして両者の株価が爆上げしています。

【TモバイルUS株価】
TMUS20180807.png 
【スプリント株価】
S20180806.png 

米司法省が通信業界内の競争を確実なものとするため、ベライゾン、AT&Tの2強に加えて次世代高速通信「5G」のプロバイダーが3社必要になるとの見解を示しました。これは現在進行中のTモバイルUSとスプリントの合併を後押しするものと市場は受け止めたようです。

現在のところ通信業界のシェアはベライゾンとAT&Tが7割を握っており、3位のTモバイル16%、4位のスプリント12%と大きく水を開けてきました。そこで出てきたのがTモバイルとスプリントの合併話。これにより3強化することで、価格競争からの脱出や今後の5G化投資の効率化など業界全体の収益改善が期待されています。

合併話は何度か頓挫してきました。2つの壁があったからです。

1つ目は合併後の主導権争い。時価総額でTモバイルが559億ドル、スプリントが251億ドルの力関係の中でスプリントを率いるソフトバンクCEOの孫さんが経営権にこだわった。それは今年の4月29日に孫さんが譲る形で決着したところです。

2つ目が独占禁止に対する当局の規制。巨大企業間の合併は消費者サービスの低下につながるとして幾たびか介入してきました。2011年にはAT&TとTモバイルの合併を却下し、2014年にはTモバイルとスプリントの合併構想にも難色を示した。当時は通信業界は価格競争をさせるため4社分立のままが良いという見方があったようです。

今回に対する市場関係者の見立てでは、次の競争ステージは5G化で、今のままだとベライゾン、AT&Tの2強が独占するだろうとの見方がある。Tモバイルとスプリントの合併が不可欠だという認識が両者と規制当局の思惑としてぴたりとハマった感じだということです。

ゆきだるまはAT&T株主の立場として、両者合併による業界全体の収益力向上に賛成します。通信業界はすでに飽和状態にあり、その中で5G化の設備投資と回収をきちんと進めていく。そこには各社協調と役割分担によるパイの分け合いがあって良いと考えています。

安定した収益と高い配当、これこそが社会インフラである通信株への期待だからです。

それでは☆彡
 
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