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2018
08.11

米国に揺さぶられる新興国経済~ロシアとトルコが標的に

ゆきだるまです。

新興国株式(VWO)が急落しています。

【VWO価額推移】
VWO20180810.png 

最近のニュースでまずロシア

8月8日、3月に英国で起きたロシアの元情報機関員の暗殺未遂事件でロシア政府が化学兵器を使用したことが米国政府によって断定されました。このことから新たな経済制裁が発動され、米国製品・技術のロシアへの輸出が制限される見込みです。また米大統領選へのロシアの不当関与についての追加制裁としてロシア国債の売買禁止等への警戒も強まっています。

外国為替市場ではロシアルーブルが急落し、1ドル67ルーブル台前半、2016年8月以来約2年半ぶりの安値をつけています。これに呼応してロシアの株式市場も急落しています。

【ERUSロシア株式の価額推移】
ERUS20180810.png 

つぎにトルコ

トルコでは米国人牧師が2016年のクーデター未遂に関与したとしてトルコ政府が身柄を拘束、米国政府の解放の要求をトルコ政府が拒否したため、経済制裁で対抗するという異例の措置に発展しています。

8月10日に米政府はトルコから輸入する鉄鋼とアルミニウムに50%と20%の追加関税を課すと表明、元々は3月から世界的に鉄鋼・アルミに25%・10%の追加関税を課してきたところ、トルコに対しては2倍に引き上げた形です。

同じく外国為替市場ではトルコリラが前日比2割減の1ドル6.8リラまで暴落し、年初来の下落率は4割近くにもなっています。為替に呼応して株式市場も急落しています。

【TURトルコ株式市場の価額推移】
TUR20180810.png 

米国は今年に入ってから世界的な保護貿易政策の展開、知的財産権問題を含めた対中国との貿易摩擦の激化、そして今回のロシア・トルコへの経済制裁の実施と、全方向で対立を深めています。

新興国株式VWOはアジア、南米、東欧とカバー圏域が広いため、価額影響要因の特定は容易ではありませんが、国別での枠組みとして捕捉すると、今回のロシアが約4%、トルコは約1%という構成となっています。

昨年は順調にリターンを伸ばしてきた新興国市場ですが、今年に入ってからは全く冴えません。昨年は新興国>先進国>米国の順でリターンが高かったところ、今年は全く逆転しています。

【各地域別の年初来リターン比較】
世界株価比較

ワールドインデックスについては世界経済の発展という長期展望にたって投資を行っています。グローバル化が進展していく中では割安感のある地域に投資をしていくことが効率的であるため、当面は新興国株式ETF(VWO)を買い進める考えです。

それでは☆彡
 
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