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2018
08.21

エヌビディア決算~高い期待を背負ったGPUトップランナー

ゆきだるまです。

画像処理半導体(GPU)最大手のエヌビディアの決算が発表になりました。今期は売上高・収益とも予想を上回りましたが、次期の見通しが低かったため株価は一時急落しました。

【エヌビディア株価】
NVDA20180820.png 

今期(5~7月)の決算概要
 
売上高は31億2300万ドル、前年同期比40%増で市場予測31億500万ドルを上回りました。
純利益は11億100万ドル、前年同期比89%増で市場予測10億5100万ドルを上回りました。
1株利益は1.76ドルで市場予測1.67ドルを上回りました。

ここまではパーフェクトな内容でした。しかしながら、

次期(8~10月)の業績見通し

売上高の見通し 31億8500万ドル~33億1500万ドル < 市場予想 33億3600万ドル

次期業績見通しを下げた要因は仮想通貨向けGPU市場の低迷。仮想通貨マイナー(採掘者)の需要を見込んでいたが仮想通貨市場の低迷からGPU需要も減ったため、今後の売上成長はゼロだと発表。売上高総利益率も前期:64.7%、今期:63.5%、次期:62.1~63.1%と鈍化傾向を示しています。

【部門別売上高】
NVDA売上比2018年2期 
仮想通貨需要が後退したものの、その他部門では市場予想を上回る成長が続いておりAI(人口知能)分野のデータセンター事業は前年同期比83%増(前期71%増)と加速しています。

ジェンスン・ファンCEOはコンピュータのデータ処理需要は5年毎に10倍に成長すると強調。自動運転等の交通革命に向けた需要は非常に大きいものがあります。売上高の6割を占めるゲーム事業も前年同期比52%増と好調です。

エヌビディアについては一旦落ちた株価が週明けで盛り返してきています。

さて、半導体業界といえば比較されるのがインテルです。2000年末のウインドウズPCの発展とともに心臓部CPU(中央演算装置)を支え急成長を遂げてきましたが、最近ではPC需要の鈍化にともなって業績は冴えません。

来るべきAI時代に当たって、中核を握る画像処理技術ではエヌビディアが独走状態であり、インテルは既存のCPU補完技術をM&Aでつないでいるのが実態です。追い打ちをかけるように、インテルはクルザニッチCEOが不倫疑惑で辞任をするなど屋台骨が揺らいでいます。

これまでの財務状況をみてみると、市場規模的にはインテルが圧倒的に勝っていますが、成長度合いではエヌビディアに軍配が上がります。

【売上高比較】 金額単位:10億ドル
NVDAとINTC売上高比較 

【純利益比較】 金額単位:10億ドル
NVDAとINTC純利益比較 
【株価比較・5年】
半導体メーカーの栄枯盛衰

投資対象としてみたときに、これからシェアを伸ばしていく余地があるエヌビディアと成長戦略が見えにくいインテルとでは魅力の差が歴然としています。

ゆきだるまとしては、ダウなど保守銘柄を好んで投資をしてきていますが、こと半導体に関してはGPU開発で独走状態のエヌビディアの成長期待にも賭けてみたくなっています。

それでは☆彡
 
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