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2018
09.10

ホールドと損切りについて考える

Category: 投資哲学
ゆきだるまです。

今日は株やファンドのホールドと損切りについて考えてみたいと思います。

投資の目的は資産の利殖です。これは皆さん共通していると思います。この目的に沿って各人の置かれた状況により目標となる期間と金額を決めることになります。

長期投資を目指すならホールド(買い持ち)が最良です。頻繁な売買は税金や手数料で損をしますし、タイミングを狙った投資は大抵うまくいかないので、いちど買ったら売らずにじっと持っているのが一番良い戦略だと云われています。過去の事例でも買い持ちが最もリターンが高くなるという検証結果があります。

その時に絶対的な条件が一つだけあります。それは

 株ならば企業が倒産しないこと、ファンドならば繰上償還しないこと

そのために最初の銘柄選定が非常に重要になります。何せ一生モノを買う決断をするわけですから。

次に大切なのは投資のゴールを迎える時に一定のリターンが出ていること。元本割れをしていたら何のために時間とお金をかけてきたのか分からなくなってしまいます。

そのために最初の銘柄選定が非常に重要になります。何せ一生モノを買う決断をするわけですから。

そして銘柄選定が間違っていなければ、雨の日も風の日もじっとホールドを続け、配当金は再投資をすれば複利の効果で資産を増やすことができます。俗にいう「気絶投資法」が最良の戦略です。

気絶

(過去記事)気絶投資法が実は最強の投資法ではないかと常々思うこと

しかし何故かこれができない。

タイミング投資が難しいのと同じように銘柄選定も難しいからです。

株やファンドを買おうと思ったときに20年あるいは50年先まで安泰なものを買うことができますか?どんな保証がありますか?企業をはじめとする投資商品は生きものです。人間だって一生モノのはずの家族の健康や相性がうまくいかないときがあるではないですか。

インデックスファンドで積み立て投資をすれば、どんなアクティブ投資よりも良い成績をあげられると言いますが、投資の期間とタイミング次第ではインデックス投資でもリターンが上がらない可能性もないわけではありません。

我々が目にする投資成果は「生存バイアス」の掛かったものが非常に多く、絶対などというものは存在しません。成功事例の裏には多数の失敗事例もあります。あるのは確率論としてどれだけ成功の確率が高いかだけです。

そうなると投資の途中でも損切り(売る)ということは常に考えておいた方が良い。

損切りの目的は、投資目的に立ち返って資産の利殖を脅かす事態を改善させることです。私は次の場合が該当すると思っています。

1 株やファンドが致命的な打撃を受けて損失回復の見込みがない時

かつてゼネラル・エレクトリック(GE)に投資したときに、配当金が半減して、その結果株価が半減して、挙句に分社化の話が出てと悪条件の見本市のような状況でした。GEを買ったときはダウ銘柄、しかも唯一のダウ設定当初からの老舗企業、かつては世界最高の企業と呼ばれたこともある。前宣伝だけは非常に立派だったので何の疑いもなく買いました。結局、将来GEが再建する姿が想像できなくて泣く泣く損切りをしました。

必ず復活するという自信があればナンピン(買い増し)をして保有株価を下げていくことも有効な戦略かもしれませんが、裏目に出た時は自爆行為以外の何ものでもありません。

(過去記事)さらばGE!君にはたくさんのことを教わったよ・・・(GEシリーズ)

2 同じ投資対象で条件の良いものが出てきた時

最近の投資信託業界は切磋琢磨の時代に入っており信託報酬がどんどん下がってきています。同じS&P500に投資するなら信託報酬が安い方が良いわけで、いわゆる乗り換えなども、損切りの一種だと考えています。

3 株やファンドが致命傷を負わずとも投資対効果が得られる見込みがない時

ここが一番悩ましいところだと思います。投資は時間でリターンを測るものでもあるので、株価や配当までトータルリターンを加味したときに、ホールドし続けるよりも素直にS&P500 のような別の銘柄に投資していた方が効率的だったと認められるならば、乗り換えもやむを得ないと考えます。

ここには大いに議論と疑問があるところで、投資家としての見識と胆力が問われるところでもあります。過去の事例から頻繁なトレードはリターンを下げるというのも事実であり、つまるところ貴重な時間と投資資産を何処に置いておくのが一番良いかということに尽きると思います。

長期投資 

最近、投資を考えるうえでホールドを絶対視しなくなったことを受けて、損切りする場合について考えを整理してみた次第です。その基準は各々が持てばよいかと考えます。

それでも当初銘柄を持ち続けるのが最良のリターンを生むことも分かってはいるので、損切りをすることは断腸の思いであることは変わりません。

それでは☆彡
 
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