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2018
11.01

エヌ・ビディア続伸~半導体が米中対立の新たな標的に

2018年10月31日
ゆきだるまです。

ここ数日売られまくっていたハイテク株に買い戻りが入ってきました。一時は1500ドル割れまでいったアマゾンも1600ドルまで値を戻し、アルファベット、ネットフリックスなどいずれも急速に株価を回復中です。

一昨日決算があったコカ・コーラも地味に増進中でありまして、グロースもディフェンシブも一斉に上がり、自分のポートフォリオの含み損が減ってきていてうれしい限りです。

10月も終わりましたが、この一か月間はハイテク受難な月でありグロース株投資家にとっては正念場となりました。そのような中で保守本流のゆきだるまが手を出したグロース株がコレ、

NVDA:エヌビディア

米国の画像処理系半導体メーカーで、高速グラフィックはこれまで3Dゲームの世界で脚光を浴びていましたが、これからはAI技術の分野でも活躍が期待されています。

株価が一時は292ドルから176ドルまで下がりましたが、昨日は210ドル台まで回復。初めてのグロース株で強烈な上下動体験をしています。このまま保有株価の233ドルまで値を戻してもらいたいところです。

【NVDA株価】
NVDA20181031.png 

さてエヌ・ビディアを含む半導体をめぐる動きがきな臭くなってきました。

原因は米中摩擦、半導体は主要な対中輸出製品であり高関税率化の応報の中で揺れ動く銘柄でもあります。しかし、今回生じた新たなリスクは輸出制限。つまり税金の問題ではなくてそもそも売るなということ。

10月29日に、米商務省は中国の半導体メーカー、JHICC(福建省晋華集成電路)が米国の安全保障上の重大なリスクとなっており、半導体などの輸出を規制すると発表。同社は知的財産権の侵害を巡って米半導体大手のマイクロン・テクノロジーが提訴中です。

中国は国家戦略「中国製造2025」で半導体の国産化推進を掲げJHICCを重点支援しています。昨今では中国の技術革新には先進技術の盗用が横行しているとされ、国家の関与も指摘をされています。

半導体業界はハイテク商業系FANG~FAGAの動きと呼応して米国市場を牽引してきました。

【半導体とナスダック指数の動き・5年間】 SMH:半導体セクターETF
半導体2018103101 
しかし、昨今では半導体セクター自体の不調と相まって、今年に入ってからは米中貿易戦争の激化とともに半導体も大きく揺れ動いています。

【米中貿易摩擦と株価の動き・年初来】
半導体2018103102

上のチャートは米中摩擦と株価の動きですが、半導体とナスダック指数に航空機のボーイングBAを加えています。対中輸出が主力のボーイングは米中摩擦で常に株価が翻弄されているところ、半導体も米政府の関税発動の時期に呼応して株価の変動がみられます。(政府発表は実発動日よりも数週間前)

【対中関税の流れ】 対中貿易総額5670億ドル
 第1弾 340億ドル:産業機械・電子部品など(7月6日25%追加関税発動)
 第2弾 160億ドル:プラスチック製品・半導体など(8月23日25%追加関税発動)
 第3弾 2000億ドル:食料品・かばんなど(9月24日追加関税発動)
 第4弾 2670億ドル:残り全て(拡大示唆)

米トランプ政権は対中政策として貿易関税以上に、知的財産権の侵害には徹底的に闘う姿勢をみせており、4月にも中国の通信機器大手ZTE(中興通訊)に対しても半導体の輸出制限を行いました。ZTE社は米国製品の調達ができなくなったことから生産停止に追い込まれています。今回のJHICCに対する制裁は今後の半導体業界の行く末に大きな影響を及ぼしそうです。

米中の動きはとかく株価に影響を与えるので要注目ですね。

それでは☆彡
 
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